ファッション通販マルイウェブチャネル > コラムからさがす > フェイスパックの正しい使用頻度とは?種類ごとの特徴や使う時の注意点を紹介
BY マルイ編集部
最終更新日:2024/08/06
スキンケアに気軽に取り入れられるフェイスパック。デイリーケアにはもちろん、特別な時にちょっとお高いパックを使っている方も多いのではないでしょうか?
フェイスパックはシートや泡タイプなどさまざまな種類があり、それぞれ使用方法は異なります。正しい頻度・方法で使用しないと、かえって乾燥してしまうなど逆効果な場合もあるため、正しい使い方を心がけることが大切です。
この記事では、フェイスパックの種類と特徴、推奨される使用頻度を紹介します。シートタイプのパックを使う時の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
パックにはさまざまな種類があり、それぞれ使用頻度や特徴が異なります。同じシートタイプでも、商品によって使い方が決まっている場合も多いため、基本的にはメーカーが推奨する使い方・使用頻度を守るようにしましょう。
本来、週に1回使用するスペシャルケア用のパックを毎日使ってしまうと、かえって肌に負担がかかり、本来期待される効果が得られないケースもあります。
また、長時間つけていればより肌がうるおうように感じるかもしれませんが、記載されている時間よりも長く使用していると、肌の水分がシートに奪われてしまい、肌が乾燥する原因になります。使用する時の目安時間もしっかりと守って、正しくパックを使用しましょう。
続いて、パックの種類と特徴を解説します。まずは、以下のデイリー使いできるパックから紹介します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
フェイスパックの中でも定番なのがシートタイプ。シートを広げて顔に貼るだけで簡単に保湿ができるため、デイリーケアにぴったりです。
シートが肌に密着し、美容成分を効率的に塗布することが可能です。保湿成分のほか、コラーゲンやシカ成分など、お悩みに合わせて成分を選べます。
シートタイプのパックの中には、50枚セットなど大容量なものもあります。コスパよくパックをスキンケアに取り入れたい方におすすめですよ。
VT シカ デイリースージングマスク (30枚入り) (韓国コスメ)/ブイティーコスメティクス
シートタイプ(デイリー)のパックはこちらモコモコとした泡が、毛穴汚れや皮脂を洗い流す効果が期待できる泡タイプのパック。炭酸泡でケアできるものもあり、より毛穴悩みにアプローチできます。
泡タイプのパックは、洗い流す・洗い流さない・シートタイプなど種類があります。どれも肌に塗布すると、濃密な泡が発生し、シュワシュワと気持ち良くケアできます。
泡タイプのパックはこちらクレイタイプのパックにはミネラルを多く含む泥の成分が配合されており、毛穴汚れや保湿をはじめ、さまざまな効果が期待できます。
ペースト状のパックを顔全体に広げ、しばらく時間を置いた後に洗い流します。シートタイプのパックと比べてやや手間はかかるものの、保湿をしながらしっかりと汚れを落とすことができます。
ゴー ディーパー<パック>/マリークヮント(MARY QUANT)
クレイタイプのパックはこちら特別なイベントの前や肌の乾燥やくすみなど日々のダメージが蓄積した時には、週1〜2回使用のスペシャルケア用パックがおすすめです。スペシャルケアにおすすめのパックには、以下のような種類があります。
それぞれの特徴について、詳しく解説します。
デートや特別なイベントの前には、シートタイプのパックがおすすめ。デイリーケアと同じような手軽さで、美容成分をたっぷりと取り入れることができます。
「エスケーツー」や「クラランス」「アユーラ」などデパコスのシートパックは、特別感もありスペシャルケアにぴったり。いくつかストックしていけば、その日の気分や肌の調子に合わせて選べるでしょう。
シートタイプのパックはこちら柔らかいクリームを顔に塗布するクリームタイプのパック。自分で量が調節できるため、気になる部分には重点的に塗ることもできる点が魅力です。
乾燥が気になる方や、マッサージしながらパックを楽しみたい方は、クリームタイプのパックをご褒美ケアに取り入れてみてください。
ナイトタイムパック酵美人2023 60g (夜用高保湿パック)/オルビス
クリームタイプのパックはこちら粒々としたスクラブ剤が入っており、肌の上でマッサージするように塗布すると、古い角質や汚れを取り除くことができるタイプです。
程良いスクラブの刺激で、血行が促進される効果も期待できます。スクラブタイプのパックは、やりすぎると肌に負担がかかってしまうため商品のパッケージに書かれている使用方法や頻度を必ず守るようにしましょう。
SKINFOOD ブラックシュガー パーフェクト エッセンシャル スクラブ 2X/スキンフード
スクラブタイプのパックはこちらデイリーケアでも取り入れやすいクレイタイプですが、汚れの除去や血行促進、保湿などさまざまな効果が期待できるため、特別ケアにも向いています。
通常パックは化粧水を塗布した後に使用しますが、クレイパックは吸着する効果があるため、クレンジング・洗顔の後に使用します。肌のざらつきが気になった時や、毛穴ケアとして、スペシャルケアに取り入れてみてくださいね。
クレイタイプのパックはこちらシミが気になる、乾燥肌がつらい、肌のお悩みは人によって様々。自分にどんな商品が合うのか分からない方も多いでしょう。自分の肌に必要な美容成分をチェックして商品を選ぶことが大切です。
ここでは、肌悩み別にどんな商品を選べばいいのか、フェイスパックの選び方のポイントを紹介します。
季節や空調設備、紫外線などにより、お悩みの方も多い“乾燥肌”。フェイスパックには、乾燥しがちな肌にうるおいをプラスしてくれる保湿成分が含まれたものもあります。
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど保湿効果の高い成分をチェックしてみましょう。
JM solution H9ヒアルロニックアンプルマスク/ジェイエムソリューション
気温が上がるにつれて、気になってくる毛穴の開き。特に気温の高い夏には、ベースメイクで完璧にカバーしても、日中の暑さで毛穴が開いてしまうお悩みも。
毛穴や皮脂汚れが気になる方は効果的なビタミンCが含まれているかを意識してみましょう。
NATURE REPUBLIC グリーンダーマCICAエッセンシャルパッド (韓国コスメ)/ネイチャーリパブリック
SKINFOOD レモンディルバター フードマスク 120g/スキンフード
最近では美白ケアに特化したパックも増えてきています。
シミやそばかすに対応したパックでハリのある肌を目指しましょう。
オーバーナイト ブライトニング ジェル ボトル入り 30g 医薬部外品/オルビス
美珀女子ホワイトマスク/ビューティネット(BEAUTY NET)
年齢が上がるごとに気になるのが、肌のたるみやハリのなさではないでしょうか?
お肌のハリがたりないなと感じる方は、コラーゲンやレチノールなどの成分に意識してフェイスパックを選んでみましょう。
JM solution P9ペプチドアンプルマスク/ジェイエムソリューション
ジルスチュアート ドリーミング スターリーグロウ マスク/ジルスチュアート(ビューティー)(JILLSTUART beauty)
せっかくパックを使うなら、効果がしっかり出るように使用したいですよね。とくに、朝と夜で肌に必要な効果は異なるため、朝と夜でパックの使い方も変えると良いでしょう。
ここでは、朝と夜それぞれに使う場合の効果的なパックの使い方、一般的なパック使用時のスキンケアを紹介します。
睡眠中に乾燥した肌には、保湿メインのパックがおすすめです。朝パックをするとスキンケアを手軽に済ませることもできるため、忙しい方にも向いていますよ。
ただし、あまりしっとりしすぎるパックだとメイクのりに影響が出る可能性があるため、さっぱりとした使用感の商品が良いでしょう。
夜に使用するパックは、保湿力の高いしっとりタイプや、美容成分が豊富なものがおすすめです。毛穴やニキビ、くすみなど、肌悩みに合わせてパックを選んでください。
お風呂上がりの肌は毛穴が開いている状態なため、よりパックの成分を効果的に塗布し、肌を整えることができると言われています。ラベンダーやフローラルなど香りつきのものなら、パック時間もリラックスして過ごせるでしょう。
パックを使用する時の、一般的なスキンケアの流れは以下のとおりです。
パックを使用した後は、すぐに美容液や乳液、クリームなどを塗布し、素早くスキンケアを済ませましょう。
基本的にはローション(化粧水)を塗布した後にパックを使用しますが、商品によっては、洗顔の後に使用するものもあります。メーカーが推奨する使用順を守ってくださいね。
手軽なシートタイプのパックを使用する際は、以下のポイントに注意しましょう。
それぞれ詳しく解説します。
シートパックはしっかりと肌に密着していないと、パックの効果が半減してしまいます。肌からシートが浮かないように注意しながら、密着させるようにしましょう。
シートをのせる際、鼻・目のまわり・口のまわりという順番で合わせると、キレイに貼ることが可能です。頬のあたりに切れ込みが入っているタイプは、フェイスラインをリフトアップさせるように貼るとより密着させられます。
パックのパッケージにはそれぞれ、使用の目安時間が書かれています。使用時間を守らず、長時間肌にシートをのせ続けると、かえって肌が乾燥してしまいます。長時間放置するのではなく、使用時間を守って使用することが大切です。
一般的には10〜15分程度が目安時間となっているものが多いですが、使用中に乾燥を感じたり、肌の不快感を覚えたりした場合は、目安時間前でもシートをはがすようにしましょう。
お風呂でクレンジングと洗顔をして、湯船に使いながらシートパックをすれば時短になると感じるかもしれませんが、入浴中にパックを使うことは推奨されていません。
長時間湯船に浸かりながらパックをすると、汗と一緒にパックの成分が流れて、効果が薄れてしまいます。入浴中に使うことは避け、お風呂を上がって化粧水で肌を整えてから使用しましょう。
ニキビが多い時や肌荒れがひどい時は、バリア機能が低下していて肌がデリケートな状態と言われています。シートが摩擦になったり、かえって乾燥したりすることも考えられるため、ニキビや肌荒れがひどい時には使わない方が良いでしょう。
ニキビや肌荒れが少し落ち着いてきたら、保湿効果が高いパックや肌に優しい成分を配合したパックを選んでスキンケアしてくださいね。
夏場には、冷蔵庫でパックを冷やして使用しているという方もいるかもしれません。ひんやりとして気持ちが良いですが、常温での保存を前提に作られているシートパックは、急激に冷やされることで品質が低下する可能性があります。
また、冷やされたパックを肌に乗せると、せっかくお風呂に入って開いた毛穴が引き締まるため、成分の浸透が妨げられることも考えられます。使用方法だけでなく保管方法もメーカーが推奨する方法を守るようにしてくださいね。
パックを使用する際は、基本的にはメーカーが推奨する使用頻度・使用時間を守り、正しく使用するようにしましょう。
シートやクレイ、泡タイプなど、パックの種類ごとに効果や特徴は異なります。肌の状況に合わせて使い分けることで、より効果的にパックを活用できます。
この記事で紹介したパックの種類やランキングを参考に、自分にぴったりのパックを見つけ、スキンケアに取り入れてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます!
(マルイ編集部)