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パンプスの『お手入れ』ってどうやるの?基本から時短の方法までご紹介!【まとめ版】

BY マルイ編集部

最終更新日:2024/1/6

パンプスのお手入れ方法

せっかく買った靴は、できるだけ長く履きたいですよね。
でも靴のお手入れには、色々な道具や薬品を用意したり、結構、手間が面倒だったり…そんなイメージありませんか?

今回は、素材別にレディースパンプスの基本的なお手入れ方法から、最低限これだけやっておけば大丈夫!という簡単・時短な方法までご紹介します。

1.買ったらまずやっておきたいこと

1-1 防水スプレーをかける

靴に防水スプレーをかける

▲30cmくらい離して吹きかけましょう!

新品を買ったら早速履いてお出かけ…の前に是非やっていただきたいことが「防水スプレーをかける」ことです。
防水スプレーをかけることで、靴全体をコーティングし、雨から守ってくれることはもちろん、汚れがつきにくくなります!
ただし効果はずっと続く訳ではないので、お手入れ後、定期的にコーティングしてあげましょう。

1-2 履いた後はシューキーパ―で靴を休めて

履きシワを伸ばしたり形を整えるために、シューキーパ―があると◎です。
木製の方が吸湿性が高くて良いのですが、パンプス用のシューキーパ―はプラスチック製が多く、靴屋さんに行ってもなかなか見つからない、なんてことも・・・。

・新聞紙 or 乾燥剤でもOK

シューキーパ―がなくても、新聞紙をつま先部分に入れ、形を整えるだけでもよいのです! また、乾燥剤を入れると臭いや湿気を吸い取り、靴をより長く履き続けることができます。

靴に乾燥剤を入れる

▲こちらは100均で買ったものです!

ここからは、靴のお手入れ方法を素材別にご紹介していきます♪

2.基本のお手入れ -本革編ー

本革の靴

足なじみの良い革靴は、お手入れの仕方によっては十年以上履けることも。
日々のお手入れでは軽くホコリや汚れを落とすようにして、週末などお休みの日にしっかりお手入れをしましょう!

2-1 ブラシ(やわらかめ)でホコリ、汚れを落とす

ブラシで靴の汚れを落とす

ブラシ(馬毛の柔らかいものがおすすめ)で靴全体に付着した汚れを落としていきます。
ブラシがない!という方は、ストッキングや綺麗な布で汚れをふき取るだけでもOK!

2-2 靴クリームをクロスで塗りこむ

靴クリームを布で塗り込む

本革用の靴クリーム(乳化性のもの)を円を描くように布で塗り込んでいきます。
肌に化粧水を浸透させるのと同じように、革に栄養を与えてあげる工程になるので、優しく塗り込んでいきましょう!

2-3 ブラシ(硬め)でツヤ出し

ある程度クリームを塗りこんだら、汚れを落としたブラシとは違うブラシ(硬めの豚毛ブラシがおすすめ)をかけてツヤ出しをしていきます。
傷が付かないよう、程よい力で行いましょう。

2-4 防水スプレーでコーティング

すべて仕上げたら、最後は防水スプレーを吹きかけます。30cmほど離れてから吹きかけるようにしましょう!

3.基本のお手入れ -スエード編ー

スエードの靴

スエードは秋冬の出番が多いと思われがちですが、実は年中履ける優れもの。
気をつけたいのは、スムースレザーに比べて毛足が長いため、汚れが毛に詰まってシミっぽくなってしまうこともあったり・・・。
日々のケアをしっかりして、汚れが付きにくい靴にしましょう!

3-1 ブラシでホコリ、汚れを落とす

ブラシで靴の汚れを落とす

本革と同様、ブラシで全体と、埋もれている汚れをかき出します。
靴屋さんや通販では、スエード専用のブラシ(硬めタイプ)もあるのでチェックしてみてください!

3-2 スエード用のスプレーで栄養補給

スエード用の栄養剤を靴に吹きかける

ある程度汚れが落とせたら、スプレータイプの栄養剤を靴に吹きかけていきます。
吹きかけた後はスポンジやブラシで全体に栄養が行きわたるようになじませてください。

▼ちなみに栄養剤はこんなタイプのもの。お持ちでない方にはオススメです♪

スプレータイプのスエード用栄養剤

・落ちにくい汚れは消しゴムの出番!

落ちにくい汚れは、スエード専用の消しゴムで直接こすりおとしてあげましょう。
専用の消しゴムがない場合、100均でも売っている「砂消しゴム」でもOK!

<ポイント>
汚れをかきだすように軽く擦るのがコツ!摩擦が強いと汚れが奥に入り込んでしまい、シミの原因になることも…。落ちない汚れはプロにお任せするようにしてくださいね。

3-3 防水スプレーでコーティング

靴に防水スプレーをかける

本革と同様、すべて仕上げたら最後は防水スプレーを吹きかけます。30cmほど離れてから吹きかけるようにしましょう!

4.基本のお手入れ -合成皮革・エナメル編ー

合成皮革・エナメルの靴

合成皮革は本革ではなく「化学製品」なので、いくらクリームを塗りこんでも浸透しないのです。
また、エナメル素材は専用クリームなどもありますが、日々のお手入れは合成皮革と同じ工程でも問題ないので、合わせてご紹介していきます。

・乾いた布で汚れをふき取り、乾燥剤を入れるだけでOK

靴の汚れをふき取る

靴クリームが浸透しない合成皮革やエナメルは、汚れを軽くブラシで落とし、シューキーパーや乾燥剤を入れて保管するだけでOKなのです。

靴に乾燥剤を入れる

ただし、化学繊維である合成皮革の場合、素材によっては水分が入ることで加水分解を起こしてしまい、ひび割れや劣化の原因になってしまうことがあるので注意です。
雨に濡れた日は必ず乾拭きしましょう!
お手入れだけでなく、連続して同じ靴を履き続けたりしないよう、しっかり靴を休めることも重要です。

・【汚れが気になる場合】固く絞った濡れ布でふき取る→必ず乾拭きを!

汚れ落としやクリーム等はなるべく使わず(使っても少量にしましょう)、できれば濡れ布で汚れをふきとる程度がおすすめです。
そして、ひび割れや劣化を防ぐために、最後は必ず乾拭きで仕上げてください。

5.忙しい人におすすめのお手入れ方法

ここまで、素材別に日々のお手入れをご紹介してきましたが、忙しくてクリーム塗ったり備品を買いに行く暇がない…という方にお勧めな方法はこちら。

5-1 履く前には、防水スプレーをかける

5-2 汚れは、使わなくなったクロスか不要なストッキングなどでふき取る

週末か、気になったタイミングでやっておくだけで十分です。
ただ、長期間履いていると色褪せやキズはどうしても起こってしまうので、自分でやらずプロにお任せするという選択肢もありますよ。

6.長く履き続けるための豆知識

最後に、より靴を長く履き続けるためのちょっとした豆知識をご紹介します♪

・靴のカビには、中性洗剤がおすすめ!

靴の収納

靴箱に入れて保管し、シーズンになったので履こうとしたら靴にカビが生えていた…!なんて経験ありませんか?
そんなときは、中性洗剤を20倍に薄め、コットンで優しく拭ってみると取れることがあります。

靴へのダメージが心配なら、修理屋さんなどプロにご相談してみることをお勧めします。

・脱臭剤には「コーヒー」が使える!

コーヒーかすを脱臭剤に

靴は一日中履いていることが多いため、ムレや臭いがこもりやすいもの。特にパンプスの臭いは気になりますよね…。
乾燥剤で湿気や臭いを吸い取る方法をご紹介しましたが、実は、コーヒーの抽出後のカスを袋に入れて靴の中に入れておくと、脱臭剤の代わりになるんです!
コーヒーを挽いたらカスは捨てずに、天日干しで乾燥させたものをぜひ使ってみてください♪

・靴は3足を履きまわしましょう!

パンプス

足は1日にコップ1杯分の汗をかくとも言われているのです。
湿気や水分が靴に残ると劣化の原因になるため、同じ靴を毎日履き続けるのではなく、3足をローテーションして履くことが推奨されています。

好きな靴はたくさん履きたいと思いますが、長く履き続けるためにも靴は履きまわしましょう!

今回ご紹介した靴のお手入れをぜひ実践して、お気に入りのパンプスを長持ちさせてくださいね。
ぜひ、マルイウェブチャネルでも気になるシューケアアイテムをチェックしてみてください♪

シューケアアイテムの一覧はこちら

最後までお読みいただきありがとうございます!
(マルイ編集部)

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