ディナーショーに最適な服装とは?年代別のおすすめの着こなしも紹介

ディナーショーと言えば、憧れの芸能人に合う貴重な機会です。どんな服装で行けばよいか悩む人も多いでしょう。会場によってドレスコードが異なるため、場違いな服装で、恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。この記事では、ディナーショーに着て行くべきではない服装と、年代別のふさわしい着こなしについて解説し、おすすめのワンピースやレンタルドレスをご紹介します。

ディナーショーとは

ディナーショーとは、食事とショーを一緒に楽しむことができるコンサートのようなイベントのことをいいます。ディナーショーというと、歌手の歌を聞きながら食事をするというイメージが強いかもしれませんが、種類はさまざまです。歌以外にもマジックやアトラクション、演芸など幅広いジャンルのディナーショーが存在します。年間ベースではたくさんのディナーショーが行われているので、誰もが自分の好みに合ったディナーショー見つけ、楽しむことができるでしょう。

主な会場はホテルや劇場です。会場の規模によって観客数が異なり、小規模なものはチケット代が高額になることもあります。しかし、その分、お目当ての芸能人との距離が近くなるのでその点は魅力的です。一口にディナーショーといっても、食事をしながらショーを楽しむタイプと食事をした後にショーを楽しむタイプがあります。いずれの場合も、時間配分が細かく設定されているため、時間はきちんと守ることが最低限のマナーです。

ディナーショーの服装について

ディナーショーを楽しむにはどのような服装をしていけばよいのでしょうか。場にそぐわない服装で周りから浮いてしまうのは、くれぐれも避けたいところです。ここからは、ディナーショーに行く際の最適な服装について解説します。

ディナーショーのドレスコード

ディナーショーには、ドレスコードが設けられているのが一般的です。全体の雰囲気を損なわないように、あらかじめ服装のレベルを揃えるためにドレスコードを設定します。ディナーショーが行われる場所がホテルや劇場なので、場所の格式に合う服装を選ぶのが基本です。そのため、たいていはフォーマルな服装で行くことになります。しかし、正装のような格式の高さを求められることはまずありません。結婚式に呼ばれたときに着て行く服装をベースに考えても良いでしょう。

女性の場合は、ワンピースやスーツ、セットアップなどが最適です。スーツはパンツスーツでもかまいません。色やデザインは少し華やかさを取り入れたものを選びましょう。あまり地味な色やデザインを選んでしまうとビジネスっぽさが感じられます。色かデザインのいずれかで多少エレガントさを持たせる工夫が必要です。ジーンズやブルゾン、サンダルなど、カジュアル過ぎるアイテムを選んでしまうと、周りから浮いて場の雰囲気を変えてしまいます。お目当ての芸能人にも迷惑をかけてしまうので、カジュアル過ぎるスタイルはくれぐれも避けるようにしましょう。

ディナーショーでのNGな服装

ディナーショーが行われる時間帯はほとんどが夜です。夜の正装では、肌を露出することがマナーの1つ になっています。デコルテや背中が開いたデザインはエレガントとされているので、思い切って肩や背中を出してかまいません。しかし、脚の露出は下品に見えてしまう可能性があります。ディナーショーは着席してショーや食事を楽しむので、適度なスカート丈は短くてもひざ上までです。ひざ上よりもさらに短いスカート丈はマナー違反になるので気を付けましょう。露出がマナーとはいえ部位によります。

また、ミニスカートや短パン、ジーパン、スニーカーなどカジュアルな服装は避けるべきです。ディナーショーが行われる会場の雰囲気に合いません。服に合わせるアクセサリーや小物にも注意しましょう。フォーマルな服装に合わせて、異なるテイストの小物を合わせるとちぐはぐに見えてしまいます。ビジューやパールなど上品で華やかなものを合わせるのがおすすめです。

ディナーショーに最適な年代別の服装

ディナーショーに合う服装は、着る人の年代によっても異なります。具体的にどのようなものを着るべきかを解説するなら、年代別に紹介する必要があるでしょう。ここからは、ディナーショーに着て行くのに最適な服装を年代別に解説していきます。

20代

20代のコーディネートは、華やかさがポイントです。トップスには白やピンクなどの明るい色を持っていくと、顔色が若々しく健康的に見えます。シンプルなデザインのものでも華やかさを演出することができるでしょう。
逆に黒やネイビーなどダーク系の色を選ぶと、落ち着いた雰囲気になります。暗めの色を選んだ場合は、少し華やかなレースやフリルなどを取り入れたデザインを選ぶようにしましょう。

ボトムスには、タイトなものよりもフレアスカートやプリーツスカートなどボリュームがあるものを合わせると華やかさが出ます。スカート丈は短めの方が若々しく見えますが、ディナーショーの雰囲気にはやや長めの丈を選んだ方がよいでしょう。
フレアスカートやプリーツスカートは動くと適度に揺れるのでエレガンスさが出ます。足元にはできればヒールのあるパンプスを合わせましょう。ブーツを履くとカジュアルになり過ぎてしまうこともあるので、履きたいときは事前にドレスコードの確認が必要です。

ディナーショー向けの服装

30代

30代の服装には若々しさと大人らしさの両面が必要です。落ち着きある大人の女性を演出するのであれば、セットアップを選ぶと良いでしょう。全身のコーディネートに統一感が出るので、大人らしい余裕を醸し出すことができます。
ゴージャスなコーディネートにしたいのであれば、上品なブラックのドレスにファーショールを合わせても良いでしょう。落ち着いた色遣いのドレスに、インパクトのある小物をプラスしてゴージャスさを演出します。

スタイリッシュにまとめたいときは、パンツスタイルが最適です。ただし、普段仕事に着て行くようなものではなく、エレガントなデザインのパンツドレスなどを選ぶようにしましょう。
足元には高めのハイヒールを合わせてスタイルよく見せるのが着こなしのポイントです。

40代

40代は、着こなしで上品さと一緒にきちんとした雰囲気も出したい年代です。1つ1つの動作を優雅に見せられるような服装を選びましょう。ドレスのカラーはネイビーやブラウンなどを選ぶと落ち着きある大人の女性に見えます。
生地にも気を配り、上質なものを選ぶことが大事です。デザインにはフリルやプリーツではなく、レースやドレープを取り入れると良いでしょう。若々しさよりも大人のゆとりを演出することに重きを置くようにします。

アクセサリーやバッグなどの小物に光沢のあるものを選ぶと、華やかな雰囲気になります。同じ光沢でもエナメルではなくビジューやパールの光沢がおすすめです。落ち着いた光沢なので、大人らしさを前面に引き出すことができるでしょう。

ディナーショーに行く服装

50代

50代の装いに求められるのは上品な高級感です。単なるゴージャス感ではなく、気品を伴った高級感が求められます。着用したときに上品さが漂うコーディネートを心がけましょう。
50代にふさわしい高級感あふれるアイテムとしておすすめしたいのが総レースのドレスです。品よく着こなすためには、1つ1つの立ち居振る舞いが大事なポイントになります。鏡の前で着用して、動いたときにどのように見えるかをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

体型に不安がある人は、ブラックのパンツドレスが最適です。ウエスト部分がゴムになっているものを選ぶと、動くのが楽なのにエレガントに見せることができます。光沢のあるショールを羽織るようにすると、さらに上品さがアップすることでしょう。

ディナーショーの服装に取り入れたい小物

ディナーショーの服装は、小物選びによっても雰囲気が変わります。どのような雰囲気にしたいのかをよく考えて、適したものを選びましょう。ここからは、ディナーショーの服装に取り入れたい小物について解説します。

アクセサリー

ドレスがシンプルなデザインの場合、アクセサリーで華やかさをプラスします。ピアスやネックレス、コサージュなどを上手に活用するとよいでしょう。ただし、ジャラジャラとアクセサリーをたくさん付けてしまうと逆効果です。下品に見えてしまうので、全体的なバランスを重視したうえで、ポイントを絞ってアクセサリーを使うように心がけましょう。

アクセサリーはハイブランドのものを1つ持っているとさまざまなシーンで活躍してくれます。目に付きやすい部分に高級感あふれるアクセサリーを配置すると、全体の印象がグンと引き立つので、効果的に使うようにしましょう。

ディナーショーに行く服装時の小物

足元はフォーマルに近いヒールのあるパンプスを合わせるのが基本です。結婚式に出席する場合とは違い、つま先があるものでもないものでも特に問題はありません。
ドレスとテイストが合っていることが重要なポイントです。サンダルはカジュアルになり過ぎてしまうので、おしゃれなものでも避けた方が良いでしょう。
色は、トップスやボトムスの同系色の濃淡で選ぶとバランスがよくなります。トップスとボトムスの色が違うなら、ボトムスの色や濃淡に合わせた方が自然に見えます。

ブーツに関しては、マナー違反という意見もあるため、あまり履いていくことはおすすめできません。あえて履くのであれば、ドレスコードをチェックし、問題がないことを確認してから履くようにしましょう。
場の雰囲気を壊さないためには、ドレスだけではなく、靴も含めてしっかりコーディネートすることが大事です。

バッグ

フォーマルな服装のときには、手に持つバッグも上品で小さめのものを選ぶのが基本です。大きな荷物を持っていくと、会場内で置き場所に困るので、できるだけコンパクトにまとめられるようにしておきましょう。
宿泊を伴う場合など、どうしても大きなバッグで荷物を持ち運ぶ必要があるときは、別に会場内に持ち込む小さなバッグを準備しておくようにします。大きなバッグは、クロークへ預けてから会場に入るようにすれば問題ありません。バッグも靴と同様、ドレスとコーディネートして選ぶことが大事です。

ディナーショーの服装はトータルコーディネートが重要

ディナーショーでの服装は、アクセサリーや靴などを含めたトータルコーディネートが重要です。ディナーショーに適した洋服を持っていないなら、ドレスから小物まで借りられるレンタルを利用するのもおすすめです。きちんとした服装でディナーショーを楽しむためにも、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

ディナーショーの服装に迷ったらレンタルサービスも検討しよう!

ディナーショーに出かけるときに何を着れば良いのか迷った場合の選択肢として、レンタルドレスを利用する方法があります。

マルイが運営するレンタルドレス「DRENi」は、候補になるドレスが2着自宅に届き、好みに合うほうをレンタルできるサービスや有楽町マルイのショールームで試着もできます。またドレスはマルイの店舗でも受け取れます。ディナーショー会場の雰囲気に合わせて、毎回違うおしゃれなドレスを選べるのも魅力です。

この記事の著者

  • DRENiコラム編集部​

レンタルドレス「DRENi」を運営。公式インスタグラムにてドレス​のコーディネートや結婚式にお呼ばれされた時のドレスアップマナーなどを配信中。

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