同窓会の服装選びのポイントを年齢別に解説!おしゃれなコーディネートをシーン別にご紹介
同窓会に参加すると返事をしたものの、どのような服装で出かければよいのか悩む人もいるのではないでしょうか。あまりにも気合が入りすぎた格好は恥ずかしいですし、逆に自分一人だけラフな格好だったため浮いてしまうという事態も避けたいものです。この記事では、同窓会にふさわしい服装とはどのようなものか、年齢ごとの注意点、シーン別のおすすめコーディネート例について紹介します。
同窓会の服装選びのポイント
同窓会に着ていく服装を選ぶ際に注意すべきポイントは4つあります。1つ目は、同窓会がどのような場所で開催されるか、です。同窓会の会場として選ばれる場所には居酒屋やレストラン、ホテルなどがあり、それぞれの場所によって適した服装は異なります。会場の雰囲気にそぐわない服装で出かけると浮いてしまうため、会場の雰囲気に合った服装を選びましょう。
2つ目は、同窓会の規模がどれくらいなのか、です。同窓会と一口に言っても、クラス会なのか学年全体が参加する会なのかによって、参加人数や規模は異なります。一般的に、参加人数が多い学年全体を対象とした会のほうがクラス会よりもフォーマル度は高くなるでしょう。
3つ目は、ドレスコードが指定されているか否か、です。同窓会によっては、参加する際のドレスコードが指定されている場合がありますので、指定されたランクに見合った服装を選びましょう。
4つ目は、同窓会の開催時期がいつなのか、です。夏と冬とでは当然選ぶべき服装は異なりますし、会場が屋内なのか屋外なのかによっても違ってきます。
年齢別の注意点
ここからは、同窓会に着ていく服装を選ぶ際にどのようなことを注意すべきかについて年齢別に紹介します。
20代
20代は、まだ体型の崩れもそれほど気になる年齢ではないため、自分の好みに合った服装を選んでも着こなせる年代です。20代は卒業してからもそれほど年月が経っていないため、学生時代の友人と頻繁に連絡を取り合っているという人も少なくないでしょう。年齢的にも若いため、あまり背伸びをしすぎず等身大の自分を出せる服装を選ぶことがポイントです。
同窓会の会場として選ばれるのは居酒屋やカジュアルなレストランなど気軽に参加できる場所であることが多いため、あまりフォーマルな格好に決めすぎると浮いてしまう可能性があります。ハイブランドの服装やバッグは、この年代の人が着こなすのにふさわしいものだとはいえません。また、濃すぎるメイクは避け、ナチュラルメイクを心掛けましょう。
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30代
30代になると、結婚や出産など、人生の転換期を経験した人もいるでしょう。世代としては若い部類に入りますが、若々しさがありながらも大人っぽさや落ち着きが感じられるような服装選びを心掛けるとよいです。若い頃に着ていたミニスカートや肩が出たニット、胸元が大きく開いたデザインのブラウスなど露出度が高い服装は、同性だけでなく異性からも好ましく思われないという事態になりかねません。30代の服装選びは、かわいらしさよりきれいさを目指しましょう。
服装から受ける印象は、デザインだけでなく質感によっても変わります。30代後半からは、素材の品質にもこだわってみましょう。また、同窓会の会場として、ホテルなど格式の高い場所が選ばれる場合があります。会場の雰囲気に合わせて服装を選ぶなら、スーツやワンピースなど、フォーマル寄りのものが無難です。
しかし、だからといって仕事に出かけるときのような地味なスーツを着ていったのでは、落ち着きがあるという以前に華やかさに欠けてしまいます。同窓会という特別なイベントを楽しみに来たという気持ちが表現された、華やぎが感じられるコーディネートを目指しましょう。
40代
40代ともなれば、人生経験をそれなりに積んだ大人の年齢になってきます。若い頃とは体型や見た目が大きく変わってくる年代だといえるでしょう。それだけに、服装選びは30代の頃にも増して工夫が必要です。自分を若く見せようとして若者のファッションをそのまま真似して着てしまう人がいますが、老けて見えることがあり、かえって逆効果です。若い人が着て似合っている格好をそのまま年代の違う自分に当てはめてもしっくりきません。特に、自分の娘と普段から洋服を貸し借りしている人は、注意が必要です。
また、20代の頃に着ていたような肌の露出度が高い服や派手なものを40代の人が着ると、下品に見えてしまうことがあります。子どもがいる場合、入学式や卒業式用にツイードのスーツを持っているという人もいるでしょう。ツイードのスーツはフォーマルな場に着る服装としては適していますが、同窓会に着ていくにはフォーマルすぎるため、あまりふさわしくありません。ツイードのスーツを上下で着ると、場合によっては実年齢よりも老けてみられることがあります。さらに、自分をよく見せようとして全身をブランドもので固めるのも、あまり上品だとはいえません。40代のファッションは、TPOに合ったものであり、年齢に見合ったこなれ感が出せることがポイントです。
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シーン別のおすすめコーディネート例
年代ごとの服装のポイントを押さえたところで、ここからはカジュアルな場所とフォーマルな場所といった会場の雰囲気に合わせた服装のおすすめコーディネート例を紹介します。
ホテルや高級レストラン
ホテルや高級レストランで同窓会が開かれるのであれば、フォーマルな服装を意識して年齢に見合ったドレスアップをして出席することが望ましいです。ただし、披露宴に出席するときに着ていた若い頃のドレスをそのまま着用していくと浮いてしまいます。ホテルや高級レストランでの同窓会といっても、20代の場合はあまり背伸びをした服装を選ばないほうが好印象です。デートに着ていけるようなフェミニンなワンピースやお出かけ着の雰囲気を持つ膝丈スカートなどが向いています。
持っているスカートやワンピースにフォーマルなジャケットを合わせ、スカーフやアクセサリーなどでアクセントをつけたナチュラルなドレスアップを目指しましょう。
総レースのワンピースもおすすめのアイテムです。総レースにはドレッシーな印象があるため、フォーマルな会場にもうまくなじむでしょう。ネイビーやダークグリーンなどの濃い色を選べばシックな雰囲気も加わります。春夏は総レースのワンピースで涼しげにスタイリングするとよいでしょう。
また、秋冬はとろみのある生地のワンピースなどがおすすめです。プリーツやドレープが施された長袖のワンピースで大人っぽい雰囲気を漂わせてみてはいかがでしょうか。カーキやブラウンなどの落ち着いた色が秋冬にはよく合います。全体が地味な印象にならないように、明るいカラーのバッグを加えてアクセントにするとよいでしょう。
30代では、落ち着いた大人っぽさを出すために、スカートの丈は膝丈からロング丈など長めのものを選ぶのが無難です。コーディネートの主役としてシフォンなどの柔らかい素材のワンピースやスカートを選び、丈が短めのジャケットやストールを合わせてドレスアップしていきましょう。
ワンピースやスカートの色合いは、季節に応じて変えるのがおしゃれです。春夏は赤やオレンジのくすみカラーでトレンド感を表現するとよいでしょう。華やかさを残しつつ、落ち着いた雰囲気になるので30代にはぴったりの色味です。パールネックレスやシルバーのクラッチバッグなど、光沢感のある小物を合わせるとよく映えます。
秋冬はベークドカラーのワンピースがおすすめです。落ち感のある素材のものを選び、ラグジュアリーな会場にふさわしい優雅さを漂わせましょう。ウエストマークを高い位置にすれば脚長効果も期待できます。バッグやヒールなどの小物はベージュまたはゴールドがよいでしょう。
40代の服装としては、体型の悩みを上手にカバーしてくれるワンピースに軍配が上がります。ただし、シンプルなフォーマルワンピースは地味な印象になるため、バイカラーなどのデザインワンピースで華やかさを出すとよいでしょう。グレーや茶色、ベージュなどは肌がくすんで見えてしまいやすいため、避けたほうが無難です。
春夏はラベンダー色のワンピースなどに挑戦してみましょう。トレンドのくすみカラーでありながら、適度に華やかさを感じさせてくれる色です。ゆったりとした袖のデザインなら、気になる二の腕もカバーできます。全体がぼやけすぎないように、黒のパンプスやバッグで雰囲気を引き締めましょう。秋冬は深いネイビーの優雅なワンピースがおすすめです。顔の印象を華やかに引き立てつつ、全体も上品に落ち着いて見えます。袖はレース素材のものを選べば、肩や二の腕をすっきりと見せることができるでしょう。
身近なレストランや居酒屋
身近なレストランや居酒屋が会場になっている場合は、きちんとした感じは出しつつも、砕けすぎない程度にカジュアルダウンした服装がふさわしいです。レストランでの同窓会は立食パーティー形式になることも少なくありません。長時間立ちっぱなしになることが予想されるため、高すぎるヒールなど足が疲れやすい靴は履かないようにしましょう。20代は、柄物のワンピースにしたり、ジャケット代わりにカーディガンを羽織ったりすると、カジュアルなこなれ感が出せます。
春夏はノースリーブのブラウスにワイドパンツといったコーディネートもおすすめです。首元のフリルなどで甘さを漂わせつつ、ワイドパンツでクールな雰囲気も演出できます。ブラウスはイエローの小花柄、ワイドパンツはグリーンなどの組み合わせが程よい大人っぽさでおしゃれです。秋冬は花柄のスカートにタイトな黒のセーターなどを合わせるコーディネートがよいでしょう。ボリュームのある派手なスカートを取り入れるだけで、注目を集める華やかさが実現します。
気さくな居酒屋で同窓会が行われるなら、30代はカジュアルなアイテムであるデニムパンツを活用するのも手です。ただし、ボトムスにデニムを選んだ場合、トップスにTシャツを持ってくるとカジュアルになりすぎるため、ジャケットやフェミニンなトップスなどを合わせることで調整しましょう。
春夏はベージュのボウタイブラウスに黒のパンツを合わせるスタイルもおすすめです。幅広のボウタイが上半身にゴージャスなボリュームを与え、タイトなパンツが全体をすっきりと引き締めてくれます。秋冬はバイカラーのワンピースなどを取り入れてみてはいかがでしょうか。ネイビーとパープルなどの上品な色合いを選び、スタイルアップできるリボンベルトなどを活用するとよいでしょう。
40代の場合は、カジュアルなものを着ると普段着のように見えてしまう場合があるため注意が必要です。季節感に合う素材や上質の素材を選ぶようにし、カジュアルなコーディネートでも安っぽく見えないように心掛けましょう。雰囲気を変えるには、ジャケットや小物の選び方もポイントとなります。白やピンクなど、明るめのジャケットは肌をきれいに見せる適役です。きれいめのコーデに辛口のレザージャケットを合わせると、引き締まったシャープな印象になります。
春夏のコーディネートでは、キャメルの上質なニットワンピースにプリーツスカートなどを合わせるのがおすすめです。秋冬はライトブラウンのVネックセーターにシックなプリントスカートを合わせてみましょう。赤のパンプスを履くことで、秋冬らしい上品でエレガントな着こなしが完成します。
仕事帰りに参加する場合のアレンジ法
同窓会が平日の夕方や週末に開催される場合に、仕事を終えてから参加するという人もいるでしょう。仕事着のままで同窓会に出席すると浮いてしまうため、多少の工夫が必要です。たとえば、定番のスーツではなく、シルエットが緩やかなセットアップを選び、透け感のある華やかなブラウスをインナーに着ることでパーティー向きの服装になります。
また、仕事用のスーツにスカーフを巻くのは手間をかけずにできるアレンジ法です。仕事用で持ち歩く大き目のバッグにパーティー用のクラッチバッグやアクセサリーを忍ばせておき、会場に着いたらこれらを身に付け、バッグをクロークに預けると、身軽に参加できます。会場に着いたら化粧直しを行い、明るい色合いの口紅を使うなど仕事のときよりも華やかなメイクを心掛けるとよいでしょう。
同窓会におすすめのアクセサリーやバッグ
同窓会にぴったりのアクセサリーやバッグを知っておくと、当日のコーディネートも決めやすくなります。ここからは同窓会におすすめのアクセサリーやバッグをいくつか紹介します。
最初におすすめするアイテムはゴールドアクセサリーです。同窓会に参加するときはどうしても落ち着いた雰囲気のコーディネートになりがちですが、地味な印象を与えるのはよくありません。着こなしをきれいめに仕上げつつ、華やかさを加えてくれるゴールドアクセサリーを取り入れてみてはいかがでしょうか。例えば、大ぶりのゴールドピアスは存在感があり、顔まわりをぱっと明るく飾ってくれるアイテムです。コーディネートを鏡でチェックしたときに、地味すぎる、もの足りないと感じた場合はぜひゴールドアクセサリーを活用してみましょう。
次に、結婚式などで重宝されるパールアクセサリーは同窓会にもおすすめできるアイテムです。パールアクセサリーは上品で清楚な印象が強く、一つ加えるだけでコーディネート全体を格上げしてくれます。髪をまとめるついでに、ヘアアクセサリーとして何気なく取り入れてもよいでしょう。ピアスやネックレスといった定番の形で取り入れるのもおすすめです。パールの光沢感を避けたい場合はコットンパールなどの模造真珠を使ってみてください。
同窓会におすすめのバッグとしては、ショルダーバッグやクラッチバッグが挙げられます。ショルダーバッグはコンパクトな見た目で、貴重品も便利に持ち運べます。大きすぎるバッグは周囲の人に気を遣わせてしまう恐れがあるため、コンパクトで着こなしのアクセントになるバッグを選びましょう。ブラックやブラウンのスタイリッシュなクラッチバッグを一つ用意しておくと、同窓会以外の場面でも気軽に使えて便利です。
服装以外に準備しておきたい点
最後に、同窓会で再会する友人達に良い印象を与え、自分も同窓会を楽しむために、服装以外に準備しておきたいことを2点紹介します。
旧友の名前を思い出しておく
久々に再会するとなれば、同級生の名前が思い出せないことがあります。相手の名前が思い出せないと失礼にあたるため、事前に卒業アルバムなどを見て恩師や親しくしていた人の名前と顔を思い出しておきましょう。会うのは卒業以来なのに相手が自分のことを記憶してくれていれば、嬉しいものです。思い出話で盛り上がることができれば、同窓会もより楽しい時間になります。
髪や爪の手入れをしておく
髪型も人の印象を決める大きなポイントになります。盛り込んだ髪型にする必要はありませんが、年齢に合った髪型であることが大切です。実年齢よりも老けてみられないように、白髪ケアも忘れずにしておきましょう。また、着席式パーティーの場合、人の手元は意外と目に付きます。剥げかけのネイルは生活感が出てしまい、台無しです。セルフケアでも構わないので、当日までにネイルの塗り直しをしておきましょう。
同窓会の服装選びに迷う場合はレンタルも検討しよう
同窓会の服装は、披露宴に出席するときほどフォーマルなものが必要とされるわけではありませんが、カジュアルすぎても浮いてしまうなど、意外と加減が難しいものです。また、会場や年齢によって合う服装も異なるため、その都度服を新調するのも手間がかかります。使う頻度がそれほど高くない同窓会用の服装を準備するために、レンタルドレスのDRENiを利用してみてはいかがでしょうか。