ファッション通販マルイウェブチャネル > コラムからさがす > おしゃれで人気のネクタイピン!正しい付け方・位置とブランド別おすすめ
2022/4/2
プレゼントとしても喜ばれるネクタイピン。さりげないおしゃれを楽しむのにもピッタリのアイテムですが、実はどのように使用したら良いのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。今回はネクタイピンの正しい付け方や位置まで紹介します。ブランド別のおすすめもピックアップしたので参考にしてください。
ネクタイピンは、ネクタイを固定させるアイテムのことです。
ネクタイをブラブラしないように留めるという実用性の他にも、おしゃれを楽しむ男性には欠かせないアクセサリーとしての役割もあります。ここでは、ネクタイピンの使い方や意味を詳しく紹介します。
そもそも、ネクタイを固定することにはどのような意味があるのでしょうか。
まず、ワイシャツとネクタイをネクタイピンによって固定することで、生地同士の摩擦を軽減することができるため、ネクタイの傷みを少なくして長持ちさせてくれます。
そして、ネクタイピンを使用しない場合、ネクタイがずれたり揺れたりして動いてしまい邪魔だと感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
特に、食事や手洗いの際にネクタイピンを付けずにいると、ネクタイの先がお皿や洗面台に入ってしまい、ネクタイが汚れてしまうこともあります。
また、ネクタイピンを付けることで胸元に視線がいきやすくなり、印象を引き締めることもできます。
最近の就活用のスーツはジャケットのボタンが上の方にあるため、ネクタイピンが必要だと感じない方や、就職後はスーツ不要の仕事という方も多いためネクタイピンに馴染みがないこともあるでしょう。
しかし、ビジネスマナーとして「ジャケットを着ないときは、ネクタイをネクタイピンで留める」というものがあります。スーツ不要の仕事の人でも冠婚葬祭などでスーツを着用することがあるので、覚えておくと良いでしょう。
ネクタイピンには、いくつか種類や呼び方があります。
「タイピン」「タイバー」「タイ留め」「タイタック」などと呼ばれることがあります。
比較的ポピュラーな形のものに、ワニロ式のタイクリップやクリップ式のタイバーなどがあります。
特に、「タイクリップ」というワニロ式のものはネクタイピンの中でも最もよく目にするものではないでしょうか。バネの力でワイシャツとネクタイの大剣と小剣を挟むように使用します。ネクタイに厚みがあっても使用でき落ちにくく扱いやすいのが特徴です。
クリップ式の「タイバー」のデザインはシンプルなものが多く、金属そのものの力で挟むように使用し、バネは使われていません。
他にも、ネクタイピンにはピンで留めるタイプのものやチェーンが付いたデザインのネクタイピンなどもあり、好みやシーンに合わせて使用できます。
ネクタイピンの付け方の基本は、ネクタイの大剣と小剣の2枚とシャツの合計3枚の生地を一度に挟んで付けます。男性のワイシャツは、左側が上になるので、右から左へネクタイピンを差して付けましょう。
ネクタイピンは使い方だけでなく、ワイシャツのみのときやベストを着ているとき、ジャケットを着ているときなど、付ける位置もシーンによって違いがあります。詳しく紹介します。
スーツでジャケットを着用するとき、ネクタイピンの位置が低過ぎると、ジャケットに隠れて見えなくなってしまいます。 せっかくのネクタイピンが全く見えないのではもったいないので、ワイシャツの第3〜4ボタンの間の位置に付けると良いでしょう。
特に、出張や商談など相手に与える印象が大切なシーンでネクタイピンを付ける場合は、ジャケットからさりげなく見える位置がおすすめです。
最近はおしゃれとしてネクタイピンを主張させるために、あえて高めの位置に付ける傾向もあるようですよ。
ワイシャツのみを着用しているときには、ネクタイピンを付ける位置が少し違ってきます。
ネクタイピンはネクタイをブラブラさせないようにするためのもの。つまり、ジャケットを着ないときにあまり上の位置にネクタイピンを付けてしまうと結局上手く固定されずにブラブラとしてしまうのです。
そのため、ワイシャツのみの場合のネクタイピンは、ジャケットを羽織ったらギリギリ隠れてしまうくらいの、ワイシャツの第4ボタンと第5ボタンの中間の位置に付けるのが一般的です。
カーディガンやベストを着ているときは、ネクタイピンは必ずしも必要ではありません。
カーディガンやベストを着ることで、ネクタイが固定されるのでネクタイピンは基本的に必要がないのです。さらに、ネクタイの露出面も少なくなるので、ネクタイピンを無理矢理付けていると窮屈な印象にもなってしまうでしょう。
ただし、ネクタイに立体感を出しそれをキープしたいという場合は、ネクタイピンはカーディガンやべストに隠れる部分にうまく仕込むのがおすすめです。
結婚式のような華やかなパーティーシーンでスーツを着用することがあるでしょう。そのような場面では、ワイシャツの第3ボタンのすぐ下の位置にネクタイピンを付けると胸元をよりドレッシーにできます。
普段は控えめに付けているネクタイピンもパーティーシーンでは、胸の真ん中の目立つ位置に付けることで、より華やかで魅力的に演出できますよ。
ネクタイピンのデザインも、ビジネスシーンで使用するプレーンなデザインではなくいつもより目立つ華やかな装飾のものを選ぶと良いですね。
カフスボタンもセットで付けることで、よりおしゃれにスーツを着こなせるでしょう。
ネクタイピンにはシンプルなものから華やかなもの、こだわりを感じるものなどさまざまなデザインがあります。ここでは、年代ごとのおすすめのネクタイピンを紹介します。ギフト選びの際には参考にしてください。
「オロビアンコ(Orobianco)」はイタリアのミラノ近郊が発祥のブランド。バッグがメインのブランドでしたが、現在は衣食住の各分野で活躍する総合ライフスタイルブランドとして幅広い展開をしています。
オロビアンコのネクタイピンは、どのようなネクタイにも合わせやすくシンプルなデザインのものが多く、20〜30代の若い世代でもビジネスシーンでおしゃれに使いこなせるはずです。
V型にマット調の溝を施したシンプルなシルバーのネクタイピンは、さりげないおしゃれを楽しめます。
タイピン/オロビアンコ(Orobianco)
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちら「ポール・スチュアート」は1938年にニューヨークで事業を開始し、「自分らしさ」を表現するスタイルを提案する紳士服ブランド。ブランド自体がおすすめの年代を設定しているわけではありませんが、特に30代後半頃の男性に人気があるブランドです。
「コンテンポラリー・クラシック」と洗練されたエレガンスをキーワードとしたスタイルは、30〜40代の大人の男性に贈るのにおすすめのおしゃれなネクタイピンやタイバーが揃っています。
ポールスチュアートタイバー/ポール・スチュアート
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちら自分でネクタイピンを購入して使用しているという方も多いでしょうが、ビジネスシーンにおいて使用頻度が高いアイテムなので、プレゼントとしても喜ばれるものです。どのようなネクタイピンがプレゼントにぴったりなのか、おすすめを紹介します。
時計やベルトの金具をゴールドに揃えている人へネクタイピンをプレゼントするなら、金色のアイテムがおすすめです。ゴールドカラーで揃えることで、コーディネート全体に統一感が生まれます。
また、暖色系のネクタイやブラウンのスーツにもゴールドのネクタイピンはおすすめです。色のトーンが合うので、ネクタイピンだけ浮くことなくおしゃれに決まりますよ。
ナノ・ユニバースのワンポイントタイバーは、コーディネートの邪魔をせずにこなれた雰囲気を演出してくれます。シンプルなので、さまざまなシーンで活躍すること間違いなしです。
ワンポイントタイバー/ナノ・ユニバース
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちらネクタイピンをプレゼントするときにおすすめなのが、ネクタイとネクタイピンがセットになっているもの。
贈る相手が持っているネクタイに合わせてネクタイピンを選ぶ必要がなく、ネクタイとのセットで販売されているため組み合わせもバッチリです。
タケオキクチの「ネクタイピン アーガイル柄ネクタイ BOXセット」は、高級感がありながらもシンプルなデザインのネクタイにシーンを選ばず使いやすいタイバーがセットになったもの。上品なボックスに入っているので、プレゼントに最適です。
ネクタイピン アーガイル柄ネクタイ BOXセット/タケオキクチ
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちらネクタイピンの付け方や、付ける位置などを紹介しました。
ビジネスシーンではマストアイテムであるネクタイピンですが、シンプルなものからパーティーシーンに使える華やかなものまでデザインはさまざまです。使用するシーンに合わせて好みのものを選び、おしゃれを楽しんでくださいね。
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