ファッション通販マルイウェブチャネル > コラムからさがす > 結婚式の男性ゲストの服装は?やってはいけないコーデやスーツの選び方などを解説
BY マルイ編集部
最終更新日:2024/09/10
男性が結婚式のゲストとして参加する時、どんな服装をすれば良いのか迷う方は多いかもしれません。新郎新婦を祝福する場である結婚式は、晴れ舞台にふさわしい服装で参加したいものです。
この記事では、失敗を避けるために知っておきたい、結婚式で男性ゲストがやってはいけないコーディネートの例をわかりやすく解説します。さらに、どんな服装がふさわしいのかを知るために、スーツ・シャツ・小物・靴の選び方を紹介します。
はじめて結婚式に参加する方はもちろん、すでに参加経験がある方にも役立つ知識をお届けするのでぜひ参考にしてください。
まず、結婚式で男性ゲストが避けるべきコーディネートについて解説します。マナー違反にならないように気をつけましょう。
最近ではカジュアルなコンセプトの結婚式もありますが、新郎新婦から指定されない限りTシャツやデニム、スニーカーなどは避けましょう。結婚式は特別な場であり、カジュアルすぎる服装はふさわしくありません。
またジャケットを着用していても、チェック柄やボタンダウンのシャツはカジュアルすぎる服装に当てはまるので注意しましょう。
白いスーツは新郎が着用する衣装です。新郎と似た印象になる白いスーツや光沢のあるグレー、シルバーなどの色は避けましょう。
また、白以外にも、白に近い色や派手すぎる色、明るすぎる色、柄物のスーツなど、目立ちすぎる衣装は結婚式に適していません。
結婚式では、カジュアルすぎる短パンは避けましょう。リゾート地やビーチでの結婚式では許容されることがあるかもしれませんが、一般的な結婚式には適していません。
フォーマルな印象の丈の長いパンツを選びましょう。
結婚式のフォーマルな場にふさわしくない、奇抜なデザインのアクセサリーや派手すぎる時計などの装飾品は着用しないようにしましょう。
アクセサリーをジャラジャラとたくさん付けることは避け、シンプルな装いを心がけることをおすすめします。
サンダル・ブーツ・スニーカーなどのカジュアルなシューズは、結婚式には向いていません。
特にヘビ革・ワニ革・スエードなど動物殺生を思わせるアイテムは縁起が悪いとされている素材です。本物の革を使用していなくても、動物の革をモチーフにしたデザインの靴は避けるのが賢明です。
紺やグレーなどのビジネススーツは、仕事帰りを連想させるため、できるだけ避けた方が無難です。フォーマルなシーンに合ったコーディネートなら問題ないケースもありますが、マナーが良くない印象を与えることがあるので注意しましょう。
結婚式に着用できる礼服の種類は、格式によって3種類に分かれています。ここでは正礼装・準礼装・略礼装について解説します。
正礼装は、最も格式の高いドレスコードです。昼の正礼装はモーニングコート、夜の正礼装はタキシードとされています。ただし、最近は昼間にタキシードを着用することもあります。日本では昼夜の区別があいまいなことも多いようです。いずれの正礼装でも、細部まで気を配ることで洗練された印象になります。例えば、シャツはウィングカラーシャツ、ネクタイはアスコットタイや蝶ネクタイを合わせるのが一般的。靴は黒の革靴で、紐を結ぶタイプを選びましょう。
正礼装は、新郎新婦の父親や主賓、仲人が着用することが多いです。結婚式では新郎が主役なので、父親や主賓、仲人は新郎に服装の格を合わせるか、一つ格を下げた準礼装(セミフォーマル)を選ぶのも問題ありません。
準礼装は、正礼装よりも格が下のドレスコードで、ディレクターズスーツやブラックスーツが該当します。ディレクターズスーツは主賓や親族、ブラックスーツは一般のゲストが着用するのが一般的です。ディレクターズスーツは、ベストにブラックジャケット、ストライプのグレーやブラックのパンツスタイルとなります。
日本の結婚式では、ゲストがブラックスーツで参列をするのが一般的ですが、黒であれば何でも良いという訳ではありません。準礼装とされる礼服のブラックスーツと、ビジネス要のブラックスーツでは素材や色味、デザインなどが大きく異なります。結婚式はお祝いの場なので、TPOに合わせたコーディネートを意識しましょう。
一般ゲストとして招待された場合は、ほとんどの場合略礼装になります。披露宴や二次会のゲストもこちらを着用します。略礼装は、比較的カジュアルなドレスコードで、友人や同僚、知人として出席する時にダークスーツを着用するのが一般的です。ビジネススーツとは異なるので注意しましょう。略礼装には昼夜の区別がないため、時間帯を気にする必要はありません。
ここからは、結婚式にゲストとして参加する時のスーツの選び方を紹介します。フォーマルな場にふさわしい色とデザインを選びましょう。
結婚式に着用するスーツの色は、黒がおすすめです。最もポピュラーな色のため、格式が高い結婚式にも対応できます。
ややカジュアルな雰囲気の結婚式には、黒以外に紺やグレーでも良いでしょう。ビジネススーツにみえないように上質な素材を選ぶことが大切です。
シルク混ウール レギュラーフィット 2ボタン3ピーススーツ 組織紺
ジャケットのデザインは、すっきりと若々しくみせたい方はシングル、貫禄を出したい方はダブルを選びましょう。
フォーマルなシーンでは、パンツの裾は折り返しのないシングルが基本です。
タカキュー レーヨン混ツイル ダブルジャケット(セットアップ可能) / タカキュー
結婚式では、ベストを着用するかどうか決まりはありませんが、ベストを着るとよりフォーマルな印象に。ベストを着用する事で、ウエスト部分が絞られスリムに見えスタイリッシュな装いになります。ベストの素材は、基本的にスーツと同生地に。事前に結婚式の雰囲気を聞いてセレクトしても良いでしょう。
シャドーチェックスーツベスト/別売りスーツあり/クラウデッドクローゼット
スーツに合わせるシャツも、フォーマルなシーンに合ったものを選びましょう。色・柄とデザインから選ぶポイントを紹介します。
結婚式で着用するシャツは、白の無地が基本です。目立つ色や派手な柄のシャツは避けましょう。カジュアルな結婚式で色付きのシャツを着る場合は、淡いピンクやブルーなどの明るい色がおすすめです。
タカキュー 綿100% ノーアイロン ボタンダウン ビジネスドレス長袖シャツ/タカキュー
シャツの襟の形は、スタンダードなデザインのレギュラーがおすすめです。あるいは、襟が広く開いているワイドカラーでも良いでしょう。
夏でも半袖のシャツは避け、長袖のシャツを着用するのが基本です。
フォーマルなスーツとシャツに合わせる小物類も、フォーマルなものを揃える必要があります。ここでは、ネクタイ・アクセサリー・ベルト・バッグの選び方を紹介します。
結婚式でのネクタイは、華やかなシルバーグレーや光沢のある白がおすすめです。
カジュアルな結婚式の場合は、淡いピンクやブルー、ストライプでも良いでしょう。シルクなど、上質な素材のものを選ぶと格式高くみえます。
タカキュー シルク フォーマルネクタイ 8.0cm幅 銀繻子
スーティスト セッテピエゲ シルク小柄 ネクタイ 8.5cm幅
男性のアクセサリーには、ネクタイピンとシャツの袖口のカフスリングをおすすめします。シルバー系のシンプルなデザインを選び、派手なデザインは避けましょう。
また、胸ポケットにポケットチーフを入れると華やかになります。おすすめの素材はシルクかリネンで、白無地かネクタイと合った色を選びましょう。
ベルトはみえにくいアイテムですが、派手なデザインを避け、シンプルで上品なデザインのものを選びましょう。スーツの色に合わせて選ぶと目立ちにくくなります。
バッグは、最低限のものが入るコンパクトなサイズを用意しましょう。黒、またはスーツと調和した色なら目立ちにくく、レザー調のシンプルなデザインがおすすめです。
スーツとの相性やはきやすさなどを考慮しながら、フォーマルな靴を選びましょう。色とデザインから選ぶポイントを紹介します。
フォーマルなシーンでは、靴は黒の牛革が基本です。黒以外の色や柄物、素材がスエードのものは避けましょう。
デザインは、飾りのないプレーントゥ、またはつま先に切り替えのラインが入ったストレートチップを選びましょう。フォーマルなシーンでは、ひもがあるデザインがおすすめです。
結婚式には、ブーツやローファーなど、カジュアルなデザインは不向きです。
結婚式に参加する時の服装は難しく思われやすいですが、ポイントをおさえれば特に難しいものではありません。
カジュアルすぎる服装や白いスーツは避けて、ドレスコードに応じた適切な服装を選ぶことが大切です。新郎新婦を祝福する特別な日にふさわしい、スタイリッシュな服装をめざしましょう。
フォーマルな服装に役立つ知識は、以下の記事でも紹介しています。ぜひチェックしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます!
(マルイ編集部)