ファッション通販マルイウェブチャネル > カットソーはどんな服のこと?シャツ・ブラウスとの違いやコーデ術を紹介
BY マルイ編集部
最終更新日:2023/11/04
「カットソー」と言っても、実際にどういう服だかよくわからない…という人は意外に多いのではないでしょうか?ネットショッピングをする度に「カットソー」という言葉が登場し、なんとなく「こういう形の服」というイメージはあるものの、あまりにも種類が多くて混乱してしまいます。今回は、そんなもやもやしたイメージを払拭!カットソーの定義や、シャツ・ブラウスとの違いを解説していきます。コーディネート術や人気のカットソーも紹介しますよ!
「カットソー」というのは一体どんな服なのか?その意味や定義、そして他の服との違いを解説していきます。知ってみると案外、どれもこれもがカットソーだったりすることに驚いてしまうかもしれません。
では早速みていきましょう!
カットソーという名前の由来は、「cut(裁断)」と「 sewn(縫製)」という英語からきています。
一般的に、洋服は編み物生地と織物生地の主に2種類を使用して作られるのですが、カットソーは編み物生地を裁断して縫製して作られたものです。編み物生地が裁断、縫製された洋服と言ってもうまくイメージできないかもしれません。たとえば、Tシャツやスウェット、ポロシャツなどの全部が「カットソー」になります。そうすると、かなり多くの洋服がカットソーだと分かるでしょう。
一方、シャツなどは織物生地で作られており、カットソーではありません。柔らかく肌触りの良いカットソーと違い、織物生地はハリがあって伸縮性がなく、フォーマルな洋服に使用されることが多いのが特徴です。
シャツやブラウスは織機で縦糸と横糸を直角に組み合わせて作られています。
生地に伸縮性がなく、通気性にも欠け、硬さのある生地ですが、シワになりやすい分アイロンをかければパリッとハリが出るのがカットソーとの大きな違いです。型崩れしづらく、丈夫で、フォーマルな場で着る洋服素材に適しています。
綾織、平織、朱子織などさまざまな織り方が存在し、それぞれ特徴のある織り目は、よく見ると美しく、手にしてみたくなるほどです。丈夫で長持ちするものが多く、伝統的な洋服や織物などに使用されることが多いです。デニムやコーデュロイなども織物にあたります。
ニットをセーターと思う人もいるのですが、実はニットは編み物生地、という意味なので、セーターではありません。では、編み物生地のセーターは、カットソーとは呼ばないのでしょうか?
セーターは確かに編み物生地で間違いありませんが、カットしないまま生地を編みながら作られているため、カットソーとは違います。もしかしたらニットと表記されているカットソーも存在するかもしれませんが、ニットはあくまでも素材名です。カットソーであるかどうかは「裁断」され「縫製」されているかを判断基準にしましょう。中には、「ニットソー」と呼ばれる、生地を裁断して縫製したカットソーに近いアイテムもあります。
カットソーがどんな洋服かわかったところで、実際にどんなコーディネートに適しているか見ていきましょう。自由に着回しが効き、オールシーズン大活躍するカットソー。コーディネート術を身につけて、色々な着回しを楽しみましょう。
カットソーを上手に着回す1番の方法は、なんと言ってもジャケットのインナー使いでしょう。カットソーは1枚で着るとカジュアルでラフな印象を与えがちですが、ジャケットを羽織るだけでグッとフォーマルな印象になります。
ジャケットがシックな色だったら、差し色として派手目な色のカットソーも添えるのもおしゃれ。また、パンツと同系色のカットソーをインナーに、別系色のジャケットを羽織って華やかなコーディネートを楽しむのも良いでしょう。
靴とカットソーの色を合わせて、そのほかを同系色にするのも上級者な着こなしです。自分が持っているアイテムとカットソーの色を合わせて選ぶと間違いありません。
ローゲージのニット素材のカットソーは、ゆったりとリラックスした雰囲気を印象づけます。特にゲージが低いカットソーの場合は、自分のサイズより、やや大きめのサイズを着るのがおすすめ。コーデュロイ素材など、やや細身化ストレートのキレイめパンツと合わせると相性抜群です。太めのパンツだと、ややもっさりした印象になるので気をつけましょう。
また、色選びも重要です。ローゲージのニット素材は、ふっくら柔らかい印象を与えるので、ナチュラル系や白など爽やかな色がおすすめ。ボトムスもアースカラーでまとめると、おしゃれ度もup。ゴテゴテさせず、すっきりした色合いでまとめると良いでしょう。
カットソーの定義や、どんなバリエーションがあるかわかってきたところで、秋と冬に大活躍しそうな人気の長袖カットソーを5つ紹介します。お気に入りのデザインのものを見つけて、いろんなコーディネートに挑戦してみましょう。
オンライン限定 フレンチテリー ロゴ ロングスリーブスウェット/トミー ヒルフィガー
クラシック・アメリカン・クールなスタイルを進化させたライフスタイルブランドのトミー ヒルフィガー。国内外で大人気のブランドから今回紹介するのは、生地の裏側をループ状にしたテリー生地、いわゆる「裏毛」のロングスリーブスウェットです。着心地が良く、吸水性にも優れていて、カジュアルウェアとして大活躍すること間違いありません。
トミー ヒルフィガーのロゴが肩、胸にしっかりプリントされているので、カットソーといえどもカジュアルダウンし過ぎず、高級感を保ったコーディネートになるでしょう。
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちら《WEB限定》ワイドテレコモックネックカットソー 長袖/ナノ・ユニバース
時代を読み解き、感度の高いトレンドを創造しながら、トラッドなファッションを提唱するナノ・ユニバース。クラシックな展開を得意とするブランドがプロデュースする、こちらのワイドテレコのカットソーはWEB限定商品です。
ボディラインに程よくフィットする、凸凹のあるワイドテレコ素材はシックな印象を与えます。浅めのハイネックなので、これ1枚で着ても上品に、またジャケットのインナーとしても大活躍しそうです。カットソーを大人っぽく着こなしたいときに、カジュアルになり過ぎない1枚として重宝するでしょう。
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちらプチプラ価格の洋服が揃うブランドとして、20代後半から40代の女性に大人気のブランドコカ。そのコカからメンズラインが登場しました。こちらはコカらしく、スタンダードな形で、着回しがきくカットソーになっています。
長袖ボーダーTシャツは数々のブランドから出ていますが、意外に理想通りの形、ボーダー幅のものを見つけられず苦労することありますよね。けれどこのTシャツはザ・定番とも言えるボーダー幅と形で、1枚あればたくさん着回しができるはずです。裏地もポケットもロゴもなく、シンプルに着こなせます。
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちらKOSHU×COENコラボプリント裏毛クルーネックスウェット/コーエン
コーエンはアメカジを元にした定番の形を追求し、トレンドを意識しながらさまざまなデザインをリーズナブルな価格で展開しているブランドです。一見普通でもひと味違うデザインを目指しており、こちらのスウェットも、一見シンプルながら小さく入ったロゴが特徴となっています。
KOSHU氏が描いたキャンプやフェスなどをモチーフとした、キャッチーで温かみのあるイラストをフロントに大きくプリントした、魅力あふれるアイテムとなります。
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちらメンズビギは、洋服作りの原点とされるイギリストラッドを意識して、常に斬新でかつ完成度の高さにこだわった服をプロデュースしてきました。今回紹介するのは、メンズビギらしい、大人っぽくシックな見た目のカットソーです。
ポリエステル100%の柔らかな素材には、ニットのような表面感のカットモールを使用しています。柔らかな手触りが魅力で、着心地、肌触りともに抜群。思わず触りたくなってしまうでしょう。シンプルな形にストライプが映えるおしゃれな1枚です。
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちらインナーに着てるものをおざなりにしてしまい、コートが脱げない…という苦い経験をした人も多くいるはず。けれど、ふんわりと肌触りの良いおしゃれなカットソーが1枚あるだけで、そんなストレスからも解放されるでしょう。特に今回紹介したのは、カジュアルでありながら、シックにも見える長袖カットソーなので、コートを脱ぎたくなってしまうかもしれません。
見栄えだけでなく、暖かさも着心地も重視しながら選ぶことができれば一石二鳥。マルイウェブチャネルでお気に入りの1枚を見つけましょう!
この記事で紹介した「カットソー」(メンズ)の一覧はこちら最後までお読みいただきありがとうございます!
(マルイ編集部)