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【ブーツのお手入れ方法】素材別の簡単ケア用品やキットも紹介!

BY マルイ編集部

最終更新日:2022/8/20

ブーツは冬のファッションに欠かせない存在ですが、一方でお手入れが面倒なイメージがあるかもしれません。ブーツはカビが繁殖しやすく、放置しておくと翌年にははけなくなってしまうことも。お気に入りのブーツをはき続けるためにも適切なお手入れが必要です。この記事では基本のお手入れ方法から素材別の簡単ケア用品に加え、必要な用具がすべて揃うキットまでまとめてご紹介します。

1 レザー(本革)ブーツの基本のお手入れ

季節を問わず合わせやすいレザーブーツ。レザーはお手入れが難しいイメージがあるかもしれませんが、きちんとお手入れすれば長くはき続けられます。

ツヤのないヨレヨレのレザーだと、せっかくのおしゃれも台無しです。どうせなら足元まで気を配ってみませんか?まずはレザーブーツの基本のお手入れ方法を紹介します。

1-1 ブラシで埃や泥よごれを落とす

まずはブーツの表面を綺麗にするところから始めます。靴磨き用のブラシを使って丁寧にブラッシングし、埃や泥汚れを落としていきましょう。全体的に満遍なく磨いてください。ただし、強く擦りすぎると傷になるのでご注意ください

靴底やタン(ベロ部)など細かい部分は、使い終わった歯ブラシなど細いものを使うと便利です。

なお、ブラシはブーツの素材ごとに種類があるので、素材に合ったものを用意しておくといいですよ。

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1-2 クリーナーで汚れを落とす

ブラッシングで浮き出た汚れや、目立つ汚れをなくすために、革用クリーナーで汚れを落としていきます。

やわらかい布にクリーナーを適量ふくませ、ブーツ全体に伸ばしてください。

汚れが目立つ部分は少し力を入れながら擦るといいでしょう。

革に染み込んだ汚れが取れたら、丁寧に乾拭きして完了です。

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1-3 革専用クリーム(オイル)を布で塗る

汚れがしっかり落ちたら、革専用クリーム(オイル)を塗っていきます。

やわらかい布にクリームをふくませ、全体に薄くなくなじませましょう。クリームの量は多すぎると革が柔らかくなりすぎてしまうので、少量で十分です。

クリームを塗ることで、革にツヤが出て、シワやひび割れを防ぎます。傷ができてしまっても、目立ちにくくなりますよ。

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1-4 表面を磨いた後、全体を乾拭きし、消臭スプレーをかける

仕上げに再度全体をブラッシングしていきます。これによって、クリームを革の奥までなじませることができます。終わったら全体を乾拭きしてください。

最後に消臭スプレーをかけるのもお忘れなく。靴の内側だけでなく全体に吹きかけ、風通しのよい日陰で乾かしましょう。

直射日光を当てると革が傷んでしまうのでご注意ください。

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2 レザー(本革)ブーツのお手入れの注意事項

レザーブーツをお手入れする際にはいくつか注意点があります。間違った方法で行うと、レザーが傷付いてしまったり、色落ちしてしまったりと劣化につながるので、気を付けて行いましょう。

2-1 買ったらまずは防水スプレーを

レザーブーツははく前のお手入れも重要です。購入後は注意書きを読んでお手入れ方法を確認したら、防水スプレーをかけましょう。

革は水に弱く、濡れるとシミになったり傷ができやすくなったりします。防水スプレーをかけておけば、水だけでなく汚れも防ぐことができます。

スプレーをする際は必ず屋外で行うように気を付けてください。

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2-2 お手入れの頻度は?

お手入れの頻度はブーツの素材やはく頻度によって異なりますが、数カ月に1度はクリーナーやクリームを使ってメンテナンスするのをおすすめします。

ただし、頻繁に使うと劣化の原因になるので、はく頻度によって調整が必要です。

また、雨や雪に濡れた場合は型崩れや傷ができてしまうので、都度お手入れが必要です。

2-3 カビが生えてしまったら

カビが生えてしまったら、カビの程度によっては革用のクリーナーで除去できる場合もあります。水洗いやキッチン用のクリーナーを使うのは絶対にやめましょう。

ただし、カビの程度が大きいと自分でできるお手入れにも限界があります。できるだけ長くはくためにも、なるべく日頃からカビ予防をしておくことをおすすめします。

トーエー スペシャルクリーナー 220g/トーエー

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3 ブーツの保管・収納はどうする?

せっかくお手入れしたのだから、次のシーズンもはきたいですよね。できるだけ長くはき続けるためにはブーツの保管方法や収納場所にも注意が必要です。ここからはブーツの保管・収納時の注意点をご紹介します。ブーツの出番が少なくなってきたら、ぜひこちらを参考にしてください。

3-1 除湿剤・消臭剤を入れる

しばらくブーツをはかないうちに、気付いたらカビが生えていたという経験のある人も多いのではないでしょうか?特にレザー素材は湿気に弱く、湿度が高い夏の時期にはカビが生えやすい状態です。

保管するときは除湿剤を入れて、カビ対策を万全にしておきましょう。同時に消臭剤も入れておくと、臭いも防げます。

おすすめの除湿剤・消臭剤は以下の通りです。

3-1-1 DRY NOW ドライナウ

DRY NOW ドライナウ

DRY NOW(ドライナウ)は、調湿効果に優れた特殊なシリカゲルと活性炭を配合した靴専用の乾燥・脱臭剤です。湿気や臭いを吸収し、快適なはき心地を実現します。

湿気を吸収してもベタつかないので安心です。

効き目が弱くなったと感じたら、天日に半日以上あてて干すことで繰り返し利用できます。

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3-1-2 脱臭・調湿できる珪藻土スティック

脱臭・調湿できる珪藻土スティック2P/like-it ライクイット

天然素材の珪藻土で作られた脱臭・調湿スティックです。臭い成分を吸着し、湿度を調整するため、靴を快適な状態に保ちます。

シリコンカバーが付いているので、靴に傷が付く心配はありません。カバーには穴が空いており、クローゼットなどで吊り下げて使うことも可能です。

脱臭・調湿力が弱まった時は、通気性の良い場所で5時間程度天日干しすることで繰り返し使えます。

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3-2 シューキーパーを入れる

ブーツを良い状態のまま保存するには、臭いやカビだけでなく、シワや型崩れの対策も必要です。型崩れを防止するために、シューキーパーを入れて内側から形を保ちましょう。

シューキーパーは靴の種類によって素材や形が異なるので、なるべくブーツ用を選ぶようにしましょう。種類によっては消臭・除湿効果があるものもあります。

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4 ブーツの素材別お手入れ方法

レザーブーツだけでなく、ブーツにはいろいろな素材のものがあります。お手入れも素材によって異なるので、それぞれに合わせた方法で行うようにしましょう。

ここではムートンブーツとスエードブーツのお手入れについて、それぞれの専用のケア用品とともにご紹介します。

4-1 ムートンブーツのお手入れ方法

ムートンブーツははく前に防水スプレーを全体にかけておきましょう。ムートンを痛めないために、専用のものを使うのがおすすめです。ものによってはスエード対応のケア用品も使える場合があります。

4-1-1 コロニル(Collonil)ムートンブーツ専用スプレー

コロニル collonil ムートンブーツ専用スプレー

ムートンブーツのために開発された専用の防水・防汚スプレーです。フッ化炭素樹脂によって通気性を保ちながら防水効果を与え、なおかつムートン本来の柔軟性と風合いを維持してくれます。

使用の際は、表面をブラッシングし、汚れやホコリを落としてからスプレーしてください。スプレーが乾いたら、仕上げにブラッシングして毛並を整えましょう。

ムートンブーツ以外には使用できないのでご注意ください。

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4-2 スエード(起毛)ブーツお手入れ方法

スエード素材は傷や汚れがつきやすいのが難点です。綺麗な状態を保つためにはスエードブーツ専用品を使ったお手入れが欠かせません。注意書きで「スエード対応」と明記してあるものを使用するようにしましょう。

4-2-1 スエード・ヌバック用の汚れ落としシャンプー

サフィール オムニローション サフ ヌバック 定番 スエード 皮革ケア用品

スエードやヌバック(牛革を使用した起毛革)専用の汚れ落としシャンプーです。レザーの本場ヨーロッパで誕生し、選りすぐりの天然素材で作られています。

使用の際は表面の汚れを落とし、別の皿に移したローションを含ませながら丸洗いしてください。界面活性剤によって、汚れをしっかりと落とせます。

付属の天然豚毛製ミニブラシを使用すれば、靴を傷めることはありません。

洗い終わったらブラッシングし、水分をタオルオフして6時間ほど乾かしましょう。仕上げにブラッシングして完成です。

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5 おすすめのブーツケア用品や道具、便利なセット

ブラシやクリーナーなど、いろいろなブーツのケア用品がありますが、1つ1つ揃えるのは少々面倒に感じるかもしれません。

そんな方はシューズケアキットを用意しておくと便利です。必要なものがまとまっているので、安心です。

ここではおすすめのブーツケア用品や便利なセットをご紹介します。

5-1 サフィール ノワールのデラックスハイシャインセット

デラックスハイシャインセット/SaphirNoir

フランスの老舗シューケアブランド、SaphirNoir(サフィール ノワール)の靴磨きセットです。保湿クリームやツヤ出しワックスに加え、ブラシやポリッシュクロスといった日常の靴のお手入れに必要なアイテムが揃っています。

お手入れガイドがあるので初めて使用する方でも安心です。

カラーバリエーションはブラックとニュートラルがあるので、手持ちの靴に合わせてお選びください。高級感があるのでプレゼントにもおすすめです。

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5-2 CREP PROTECTのシューケアキット

シューケアキット/CREP PROTECT

イギリス発のシューケアブランド、Crep Protect(クレッププロテクト)のシューケアキットです。

シュークリーナー液、マイクロファイバークリーニングクロス、ブラシがデザイン性のあるキャリーケースに入っています。

シュークリーナーは強力な洗浄力ながらも天然由来成分が配合されているので靴にも肌にもやさしいですよ。世界で話題のシューケアブランドの製品をセットでおトクに試せるのでおすすめです。

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5-3 コロニルのスターターキット

スターターキット/Collonil

ドイツの老舗シューケアメーカー、Collonil(コロニル)のスターターキットです。

Collonilの中でもっとも持続力があり、なおかつ強力なカーボンテクノロジーを活用した防水スプレーとクリーナー、ブラシ、クリーニンググローブがセットになってクリアポーチに入っています。

付属のリーフレットを見ながら、初心者でもきちんとお手入れできるようになっているので安心です。まだお手入れセットを持っていない人におすすめです。

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まとめ 困ったら店に相談するのも◎

今回はブーツの基本的なお手入れ方法や、素材別の簡単ケア用品、すべてが揃うキットまでまとめてご紹介しました。

お手入れ方法を知って、必要な道具も購入できるので便利ですよね。

ただし、わからないことがあったら購入店舗や靴屋でプロに相談するのもおすすめです。

きちんとお手入れすればブーツの寿命も伸びるので、ぜひケアを続けて大事にはいてくださいね。マルイウェブチャネルでは、多数のケア商品をご用意しておりますので、是非チェックしてみてください。

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