1.フェイスパウダーとは？

フェイスパウダーは油分が含まれていないサラサラとした粉で、ファンデーションなどのベースメイクの仕上げをするものです。
仕上げに使うことで皮脂と汗を抑え、化粧崩れを防ぎます。顔に余分な皮脂が出てきたときに、フェイスパウダーをつけていれば皮脂を吸着してテカリを抑えるのでメイク直しとしても使用可能です。また、くすみや赤味などの肌悩みをカバーしたり、艶肌に仕上げたりします。

フェイスパウダーをつけることで肌がカバーされているので、外部刺激となる花粉やホコリなどが直接肌につくことを防ぐのもひとつの役割です。
日焼けが気になる人はベースメイクの前に日焼け止めを使うか、UV対策ができるファンデーションを使っておくほうがよいでしょう。ただ、フェイスパウダーのなかにもUV対策ができるタイプはあるので、Wで対策しておくのもおすすめです。
フェイスパウダーはさまざまなカラーがあるほか、パールやラメが入っているものと入っていないものがあります。

3.韓国のフェイスパウダーが人気なのはどうして？

韓国のフェイスパウダーは1000円前後とリーズナブルな価格のものが多いので気軽に手に入れやすく、コストパフォーマンスが高いです。しかも、種類が豊富なので、自分の肌に合ったものを見つけやすいのも人気の理由となっています。
ベースメイク後にフェイスパウダーをのせるだけで余分な皮脂を抑えるなど機能面も高いです。

また、韓国コスメ全体にもいえることですが、フェイスパウダーも例にもれず、パッケージがおしゃれな点も理由として挙げられるでしょう。パッケージがおしゃれなものは、持っているだけでも毎日のメイクをする際にテンションが上がるという人が多いようです。
実際、パケ買い（パッケージ買い）という言葉も生まれているほどで、フェイスパウダーも韓国製のものは見た目が人気となっています。

3.韓国のフェイスパウダーの選び方の5つのポイント

3-1.用途や肌質に適したタイプで選ぶ

フェイスパウダーには「ルースパウダー」「プレストパウダー」の2種類あります。こちらでは、それぞれについて解説します。

3-1-1.薄づきでふんわり仕上がる「ルースパウダー」

「ルースパウダー」はさらさらとした質感です。パフあるいはブラシなどで薄づきにできるため、ナチュラルな素肌感を残せます。肌が乾燥しやすいときや明るい肌の印象に仕上げたいときにはおすすめです。皮脂をしっかり抑えつつ、艶肌に仕上げられるタイプもあります。毛穴が気になるときにも、肌になじみやすいルースパウダーであればカバーしやすいです。
ただ、さらさらとしたパウダー状であるだけに、持ち運びの際にはパウダーがこぼれてしまう場合もあります。容器の蓋がしっかり閉まっていることを確認したうえで、ほかのメイク用品とは別のポーチに入れるなど工夫をするほうがよいでしょう。

3-1-2.カバー力が高い「プレストパウダー」

プレストパウダーはパウダーを固めたもので、ルースパウダーと同様にパフやブラシを使って顔にのせます。しっかりと肌に密着するのでカバー力が高く、マットな質感を作りたいときにぴったりです。なめらかな陶器肌に仕上がりますが、ムラにならないようにするためには慣れが必要でしょう。プレストパウダーもさらさらとした手触りで、余分な皮脂を吸着してメイク崩れを防ぐ役割をします。

プレストパウダーはカバー力の高さから、ファンデーションなしで使うことも可能です。ただ、その場合は下地クリームを塗ってからプレストパウダーをつけるという順にするほうがよいでしょう。下地クリームは肌色を調整できますし、保湿やメイク崩れを防ぐ役割をするからです。下地クリームをつけてから余分なクリームをティッシュオフし、それからプレストパウダーをのせていくとよりメイク崩れしにくくなります。

3-2.仕上がりの好みで色を選ぶ

フェイスパウダーの主な色には「ルーセント」「ラベンダー」「ナチュラルベージュ」「ピンク」の4色が挙げられます。

「ルーセント」:クリアに発色する明るい肌に

ルーセントはフェイスパウダーの色のなかで最もオーソドックスで、見た目はホワイト系です。しかし、肌にのせるとクリアに発色するので明るい肌に仕上がります。そのため、厚塗り感が出にくく、ファンデーションや元々の肌の色を問わず使用可能です。

「ナチュラルベージュ:自然に馴染むヘルシーな肌に」

ナチュラルベージュは自分の肌色にできるだけ近い色を選ぶことで、自然になじみやすい色です。その分カバーしやすいですし、ヘルシーな印象にもなります。フェイスパウダーの初心者さんには、この色がおすすめです。

　　　　　

「ラベンダー：透明感がプラスされた肌に」

ラベンダーは肌の黄ぐすみが気になっているときに透明感を出したい場合、部分的にハイライトとして使いたい場合に向いています。ラベンダーの良いところは、肌の血色はほどよく残しながらも透明感が出せる点といえるでしょう。

「ピンク：くすみをとばして血色感のある肌に」

ピンクは肌のくすみが気になるとき、顔色が青白く見られてしまうときにおすすめの色です。やさしいピンク色は肌に血色感を与えます。

3-3人気のブランドで選ぶ

韓国のフェイスパウダーもさまざまなメーカーがありますが、なかでも有名なのが「イニスフリー」。リーズナブルでハイクオリティなので、韓国の芸能界だけではなく、日本でも人気があります。皮脂を抑え、ナチュラルできれいな仕上がりをキープしてくれるフェイスパウダーです。
ほかにも「スキンフード」「エチュード」「ペリペラ」なども人気があります。たとえば、スキンフードは毛穴カバー向け、ペリペラは皮脂崩れを防ぎたい人向けの商品が好評です。エチュードも化粧品を取り扱っているショップでよく見かけるメーカーで、特に10～20代の若い世代に人気となっています。

3-4.パッケージで選ぶ

韓国コスメといえば可愛らしかったり、高級感があったりとおしゃれで有名です。メイクの際に毎回使うフェイスパウダーは、パッケージのデザインで気に入ったものを選ぶのもひとつの方法といえます。見た目が気に入ったものであれば気分も上がり、お出かけもさらに楽しくなるでしょう。
外出時に持ち歩くのであれば、固形タイプのプレストパウダーがおすすめです。粉が飛び散らないのでメイク直しのときに重宝します。また、コンパクトなのでポーチの中に入れても場所をとりません。
自宅であれば、パウダー状のルースパウダーが使いやすいです。

4.【韓国式】フェイスパウダーはパフとブラシのどっちでつける？

フェイスパウダーをつける際にはパフやブラシを使います。それぞれで仕上がりが異なるので、どのような仕上がりにしたいのかで使い分けましょう。
パフでつけると、よりパウダーが密着するのでマットな肌に仕上がります。ただ、つけすぎてしまうこともあるので、手の甲などにぬって量を調整したり、皮脂が出やすいポイントからつけていくのがおすすめです。
ブラシでつけるとふんわり感や艶感が増し、磨くように仕上げるとさらにきれいな仕上がりになります。
韓国式メイクは肌の艶感がポイントになるため、ブラシでつけるのがよいでしょう。