1.そもそも乾燥肌とは？

乾燥肌とは、本来ヒトの皮膚が保っている水分量と皮脂量が低下して、肌にうるおいがなく乾燥している状態を指します。乾燥した肌は、つっぱったりかさついたりするだけでなく、皮むけやかゆみが生じて悩んでいる人も少なくありません。乾燥肌の人がメイクをすると、ファンデーションのひび割れやヨレなどの化粧崩れが起きやすく、目元やほうれい線などのシワが目立つ原因にもなってしまいます。

2.乾燥肌に合う下地の選び方とは?3つのチェックポイント

ベースメイク前の肌を整えてくれる化粧下地。肌のコンディションや色味を補正してくれる優れた機能を持つものが多種類あります。その中から、乾燥肌に合う下地を選ぶためにはどこを重視すべきでしょうか。ここでは、下地選びの3つのチェックポイントを紹介します。

2-1.保湿成分

乾燥肌の人が特に重視したいのは「保湿力」。メイクしている間、保湿感をキープしてくれる化粧下地を選ぶのが基本です。オイルインの下地や高保湿を謳った保湿成分が多い下地を選ぶと良いでしょう。成分表示を確認し、ヒアルロン酸Na、セラミド、植物オイルなどが含まれているものがおすすめです。サラサラしたテクスチャーはさっぱりタイプに多く、蒸発しやすいため、乾燥肌には不向きです。乾燥を防ぐなら、油分の配合量が多く重めのテクスチャーのしっとりタイプが向いています。

2-2.UVカット機能

紫外線は暑い夏だけでなく年間を通して曇り空でも地上に降り注いでいるため、季節を問わずいつでもUV対策は欠かせません。紫外線を浴びると肌がダメージを受け、乾燥しやすい状態になるため、乾燥肌の人は特に注意が必要です。化粧下地もUVケア効果のあるものがおすすめです。日常生活では、SPF20・PA++のUVカット機能があれば安心できるでしょう。炎天下の屋外や真夏に使うなら、SPF50・PA++++など高いUVカット効果がついているものを選ぶなど、季節やシーンに応じて使い分けるのがおすすめです。

2-3.色の補正機能

みずみずしく張りのある肌は明るく見えて透明感もアップしやすいですが、乾燥した肌はトーンが落ちくすんで見えがちです。肌のくすみは疲れたイメージがあり老けて見えるため、下地で肌色をコントロールしてくすみを解消しましょう。化粧下地の色補正効果で、気になる肌の色ムラやくすみなどをカバーできます。肌の赤みが気になる人はグリーン、クマやシミを隠したい人はイエロー、くすみをカバーしてトーンアップしたい人はピンクやラベンダーなどがおすすめです。特にカバーしたい悩みがない人は、ベージュやカラーレスの下地を選ぶと良いでしょう。

3.乾燥肌におすすめの下地の使い方・手順

ここでは、乾燥肌の人におすすめの下地の使い方と塗るときの手順を解説します。正しく塗ることで、より保湿力を引き出しうるおいアップにつながるでしょう。

3-1.下地を手に取り肌に乗せる

化粧下地は、少なすぎたり多すぎたりすることなく説明書きの使用量を守りましょう。まず適量の下地を手に取り、少量ずつ指先で、額→両頬→あごの順番で肌に乗せます。厚塗りにならないよう量に注意し、肌に点置きすることがポイントです。

3-2.下地を顔全体に広げる

化粧下地は、頬など面積が広い部分から手早く塗りひろげます。指やスポンジなどで内側から外側に向けて下地を伸ばしていきます。乾燥肌の人でも、おでこから鼻のTゾーンは皮脂で化粧崩れが起きやすい部分です。その場合は、Tゾーンには少量のみ薄く伸ばす程度で十分です。乾燥しやすくファンデーションがヨレやすい口元や目元は、保湿のため下地を塗ったあとに肌に密着するようにスポンジなどで押さえるのがコツです。

3-3.気になる部分に重ね付けする

顔全体に下地を伸ばしたら、乾燥しやすい部分や気になる部分にだけ重ね付けすると良いでしょう。重ねることで密着力が高まり、色の補正や保湿に有効です。ファンデーションを塗る前に下地で肌悩みをしっかりカバーしておくと、次に使うコンシーラーやファンデーションの量を減らし、厚塗りになることを避けられます。下地をつけすぎた場合は、軽くスポンジで押さえると余分をオフでき、きれいになじみます。

4.乾燥肌の人は要チェック！下地を塗るときの注意点

乾燥肌の人は、下地を塗る前のスキンケアや、下地の塗り方にもコツがあります。ここでは、乾燥肌の人が化粧下地を塗るときの注意点を解説します。

4-1.メイク前にしっかりと肌を保湿する

いくら保湿力の高い下地を使っても、その前のスキンケアが適切でないと効果が不十分です。水分量が低下している乾燥肌の状態で下地を塗ってもメイクのなじみが悪くなり、浮いてしまうおそれがあります。下地を塗る前は、基礎化粧品を使って丁寧なスキンケアを心がけましょう。乾燥肌の人は、化粧水で肌に水分を補給した後は、うるおいが逃げないよう乳液やクリーム、美容液などの油分で肌を保護してしっかりと保湿をすることが大切です。肌の乾燥がひどく化粧のりが悪い場合は、スキンオイルを肌に数滴なじませると下地が塗りやすくなります。テクスチャーが重めの下地でも、オイルで伸びが良くなるため肌に負担をかけません。

4-2.下地を塗るときに肌をこすらない

乾燥肌は下地を塗るときの摩擦が肌への刺激や負担となるおそれがあります。肌をこする刺激がダメージになり、乾燥や肌荒れの原因になるのを避けるため、力をいれずに優しく下地を伸ばすことが重要です。前述しましたが、伸びが悪いテクスチャーの下地なら、スキンオイルなどを先に塗って滑りを良くしておくのも効果的です。メイクスポンジやブラシなどを使った場合は、雑菌の繁殖を防ぐため、使用後はきちんと洗浄しましょう。柔らかな質感が変わって固くなったスポンジは交換してください。あるいは、使い捨てのスポンジを使っても良いでしょう。

5.乾燥肌におすすめの下地

ここでは、乾燥肌におすすめの化粧下地を紹介します。

5-1.エスポア デューイフェイスグロウ

espoir
エスポア デューイフェイスグロウ
¥3,300(税込)

「espoir エスポア デューイフェイスグロウ」は、若い女性に大人気の韓国コスメの化粧下地です。美容大国の韓国コスメが支持される理由は、そのコスパの高さ。リーズナブルな価格ながら、美容成分へのこだわりでデパコスのような満足感が得られるという声が多いのも納得です。「espoir エスポア デューイフェイスグロウ」は、なめらかなテクスチャーと淡いピンクの上品さが魅力。水分粒子を閉じ込めるヒアルロン酸Na、植物オイルなどの保湿成分配合で、高い保湿力が期待できます。ベタつかずに密着し、しっとりとした自然な血色のあるツヤ肌に見せてくれます。

5-2.アクトレスバックステージクリーム スペシャルセット

KLAVUU
アクトレスバックステージクリーム スペシャルセット
¥1,980(税込)

「KLAVUU アクトレスバックステージクリーム スペシャルセット」も人気の韓国コスメの化粧下地です。こちらは、カラーがローズ、ラベンダー、ミントの3色セット。その日の肌コンディションに合わせて、色補正効果のあるカラーを使い分けられるのがポイントです。パールエキス、海藻エキスなどの海由来の保湿成分を配合し、肌にうるおいを与えてくれます。パールパウダーよりも微細なマイクロオイル粒子を配合することで、高い保湿効果を保ちながら、自然な肌色をコントロールし、均一に整えてくれます。SPF30、PA++の日やけを防ぐ効果もあるお買い得なセットです。

高保湿下地を選んで肌の乾燥をカバーしよう

化粧下地はメイクの仕上がりを左右する重要なアイテムです。乾燥肌でお悩みの人は、肌の乾燥をカバーして化粧のりを良くするためにも、高保湿のアイテムを選ぶことをおすすめします。マルイが運営している韓国コスメのECサイト「KOREAJU（コリアージュ）」では、乾燥肌向けの下地を厳選して販売しています。InstagramやTwitterなどのSNSで話題になった人気の韓国コスメもたくさん出品しているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。