パーティードレスの種類や選び方を体型別・悩み別に紹介!魅力的に着こなすコツを徹底解説

パーティードレスを選ぶ際、カラーやデザイン、素材など色々なことが気になりますよね。自分の体形に合ったパーティードレスを選ぶと、より素敵に着こなせるでしょう。この記事では、お悩み別のパーティードレスの選び方や、魅力的に着こなすコツなどについて詳しく解説していきます。

パーティードレスとは?

パーティードレスという名称は、実はパーティーなどで着る女性用の装飾服の総称です。

結婚式でゲストが着るワンピースも、演奏会などで着られるゴージャスなロングドレスも、カジュアルなミニ丈のドレスも、すべて“パーティードレス”と呼ばれています。

ドレスは着ていく場所や時間帯、どんな立場で参加するかによって気を付けるべきマナーがあります。ドレス選びをする際は、TOPを確認した上で自分に似合うドレスを選びましょう。

パーティードレス選びのコツは「自分のからだの特徴を知ること」

自分のからだの特徴を知る上でポイントになるのは、「骨格タイプ」とカバーしたい「体型」です。 この2つが分かると自分に似合うドレス選びが簡単にできるようになります。

この記事では、骨格タイプと体型に分けて、自分に似合うドレスの選び方をお伝えします。

ドレススタイル

骨格タイプでパーティードレスを選ぶ

1人ひとりの顔立ちが違うように骨格もそれぞれ異なります。関節が大きい、筋肉が付きやすい、手足が小さいなど、骨格の特徴は年齢を重ねても、体重が増減しても変わることはありません。

骨格にマッチした形のドレスを選ぶとスタイルアップして見えます。また、似合う素材や柄を身に着けることによっておしゃれで洗練された印象になったり、写真写りが良くなったりなどメリットがたくさんあります。 ご自身の骨格の特徴を知って、それぞれの骨格タイプの魅力を最大限に活かしたドレス選びをしてみましょう。

骨格ストレートタイプにおすすめのパーティードレス

骨格ストレートさんは、筋肉がつきやすく肌にハリと弾力があることが特徴です。身体にメリハリがあるので、装飾が少なめでシンプル・フラットなデザイン、ジャストサイズでIラインのシルエットのパーティードレスがおすすめです。直線的な柄、ハリのある素材感などが似合います。

骨格ウェーブタイプにおすすめのパーティードレス

骨格ウェーブさんは、骨が小さく華奢で胸元が薄く、肌の質感がふわふわ柔らかいのが特徴です。 フリルやタックなど立体感のある装飾や、肌に沿うような柔らかい素材がおすすめです。Xラインのシルエットや細かめの柄が似合います。

骨格ナチュラルタイプにおすすめのパーティードレス

骨格ナチュラルさんは、骨格が強く骨1つ1つのパーツが大きいのが特徴です。肌質はマットで引き締まっています。ざっくりした風合いや固めの自然素材、ゆったりしたシルエット、大柄なデザインなどが似合います。

お悩み別!パーティードレスの選び方【上半身編】

体型のお悩みは人それぞれあると思います。まずは、バスト周りや肩幅、二の腕など上半身のお悩みに関して、最適なパーティードレス選びのコツをお伝えします。

お悩み:バスト(大きい/小さい)

人によって、バストの大きさは異なります。そのため、ドレス選びをする際、胸元のデザインなどは特に気になる要素の一つといえるでしょう。まず、大きいバストの女性の場合は、Vネックになっているドレスを選ぶと、胸元がすっきりとした印象になります。

「バストが大きくて胸元から視線を逸らしたい」と考えている場合には、スカートやボトムスが特徴的なデザインのものを選ぶことがポイントです。 胸元に華美なアクセントがあるものや、バストを小さく見せようと窮屈に締め上げるようなデザインのパーティードレスは、逆に胸元を目立たせてしまうおそれがあるため、注意が必要です。

バストが小さいという悩みがある場合は、胸元の開きが少ないデザインのパーティードレスがおすすめです。襟の部分が詰まっているデザインや、胸元にいフリルや飾りなどのアクセントがあるデザインを選ぶと、上半身がさみしく見える心配もありません。
上半身にデザインがあると、結婚式やお食事会など座っている時間が長いパーティーでも華やかに見えます。

お悩み:肩幅

肩幅の広さが気になる方は、袖なしのノースリーブドレスや肩周りのデザインがシンプルなドレスがおすすめです。ノースリーブのパーティードレスに柔らかい素材のボレロやショールを羽織れば、肩幅が強調される心配はありません。肩周りにデザインがあるものを選んでしまうと、実際よりも肩幅が大きく見えてしまう可能性があります。パフスリーブや袖にギャザーが入っているパーティードレスは注意が必要です。

なで肩でお悩みの場合は、デコルテの開きが少ないデザインのものを選ぶとよいでしょう。肩にボリュームがあるドレスを選ぶと、バランスが良く見えるのでおすすめです。 逆に、ノースリーブや袖の切りかえしデザインがあるものはなで肩をより強調してしまうおそれがあります。

お悩み:二の腕

二の腕を隠したいと思う方も少なくないはず。しかし、袖付きのドレスで二の腕を全体的を隠そうとすると、逆に二の腕が目立ってしまうこともあります。特に、薄い生地の長袖レースは注意が必要です。

二の腕をすっきり見せるには、フレア袖や7分袖、シフォン生地などふんわりとした素材のパーティードレスがおすすめです。それでも二の腕が気になる場合は、ノースリーブのドレスを選んで羽織でカバーするのも一つの手です。二の腕を出すことですっきりした印象になり、さらに上からショールを羽織れば二の腕を完全にカバーすることができます。

お悩み:顔周り

顔周りが気になる方は、Vラインネックやオフショルダーなど、首とデコルテの部分がすっきりと見えるようなデザインのパーティードレスがおすすめです。「顔周りを目立たせたくない」という理由でネックラインが詰まったものを選んでしまうと、逆に顔周りが強調される可能性があります。加えて、ダーク色など、肌色が目立つような色物のドレスを選ぶと、顔周りが大きく見えてしまうおそれがあるので注意が必要です。

女性の首とデコルテ部分

お悩み別!パーティードレスの選び方【下半身編】

おしりや脚など、下半身にお悩みがある人も少なくないはず。 ここからは下半身のお悩み別におすすめのパーティードレスを紹介します。

お悩み:ヒップ(お尻)

パーティードレスを選ぶ際、お腹やヒップが目立たないようにしたいと考える女性は多いでしょう。まず、お腹の部分を目立たせないようにしたいなら、ハイウエスト切り替えで、裾に広がりがあるデザインのスカートを選ぶことがポイントです。シンプルすぎるデザインやウエストマークがないもの、タイトすぎるパーティードレスはぽっこりお腹が目立ってしまう可能性が高いため注意が必要です。

また、ヒップが大きいなどの悩みがあるのであれば、フレアスカートやコクーンスカートなど、ボディラインが強調されないデザインのドレスを選ぶ必要があります。ただし、タイトなものやダーク系の色を選ぶと、体のラインがより強調されるため控えるようにしましょう。ヒップの悩みがあるのなら、ハイウエスト切り替えで、色味が濃くないパーティードレスなら、くびれが出てすっきりとした印象になります。

お悩み:脚(太もも・ふくらはぎ)

スカートタイプのパーティードレスを選んだとき、選ぶ種類によっては特に脚の太さが強調されます。太もも・ふくらはぎが太いという悩みを抱えている人の場合は、同時に「足が短く見える」という悩みを抱えている方も少なくない為、ドレス選びには十分配慮する必要があります。

脚の太さが気になるのであれば、シルエットを拾わないようなデザインのパーティードレスを選ぶと脚に視線が集中するのを防ぐとともに、脚長効果が期待できるでしょう。たとえば、フレアスカートやハイウエストドレス、ワイドパンツ、ミディ丈ドレスなどを選ぶと、脚ではなく、上半身やドレス自体に視線が集中するといえます。

お悩み別!パーティードレスの選び方【全身編】

身長や体型など、全体的な悩みを抱えている人も少なくありません。ここからは、全身(身長)の悩みと、悩みをカバーするのに適したドレスについて見ていきましょう。

お悩み:ぽっちゃり

全体的にぽっちゃりとした体形が気になる場合は、まず、首・手首・足首の3つの部分が出るデザインのパーティードレスを選ぶのがおすすめです。身体の細い部分が見えるドレスを選ぶことで、スタイルアップして見える効果があります。

ぽっちゃりとした体形の場合には、ボディラインが強調されすぎないシルエットのドレスを選ぶのが良いでしょう。たとえば、ピッタリとした細身のドレスよりもフレアワンピースなどを選ぶと、体形を上手くカバーできるでしょう。

すっきりとした印象に近付くために、ウエストマークがあるパーティードレスを選ぶという方法もあります。ウエストマークがあるドレスを着用するとウエストラインが強調されるため、ずん胴体形のカバーにもなります。ウエストベルトを用いるのであればハイウエストを意識してベルトを締めると、脚長効果が期待できます。

また、ぽっちゃり体形をカバーするためには、ドレスの色選びも重要です。たとえば、単色でシンプルなデザインのドレスをぽっちゃり体形の女性が着用した場合はすっきりとした印象ではなく、どっしり感が出てしまうおそれがあります。着用したときの重厚感を控えめにしたいなら、ドレス選びの段階で素材やデザインに配慮することによって、ぽっちゃり体形特有の重さを軽減することは十分可能です。

さらに、高身長でぽっちゃり体形という悩みを抱えている場合です。このケースでは、スカート部分にボリュームがあるものや、上半身がすっきりとした印象になるドレスを選ぶようにしましょう。高身長の女性がハイウエスト切り替えのドレスを選んでしまうと、余計に背が高く見える可能性が高いので注意が必要です。

一方、低身長でぽっちゃり体形の女性の場合は、着丈が短めなもので、スピンドルでウエストが調整できるタイプのパーティードレスを選んでみましょう。ウエストの調整ができれば、その分全体的なメリハリが生まれるというメリットがあります。

加えて、上半身はできる限りすっきりとしたデザインを意識することがポイントです。低身長でぽっちゃり体形の場合、体形をカバーしたいからといって大きすぎるサイズのドレスを選ばないように気を付けることはとても大切です。たとえば、下半身をカバーする目的でボリュームのあるデザインのバルーンドレスなどを選んでしまうと、かえって下半身が強調されてしまいます。

お悩み:華奢

高身長で華奢な体形の場合は、ミディ丈ラインのパーティードレスを選ぶことがポイントです。高身長の女性の場合、この程度の丈ならひざ丈で着こなせる可能性が高いので、Iラインが強調される心配がありません。加えて、華奢という悩みがある場合は、できるだけボディラインを拾わない素材・フレアなどのデザインのものを選ぶことがポイントです。自身の身長に合わせて着丈が長めのパーティードレスを選んでしまうと、全体的にぶかぶかな見た目になることがあります。

一方、低身長かつ華奢な女性の場合は、着丈は短めでウエストマークができるドレスを選ぶと、脚長効果が生まれて全体的にすっきりとした印象になります。低身長の場合は、ロングドレスなど引きずるような丈のドレスではなく、ミディ丈を選ぶことがポイントです。ミディ丈のパーティードレスなら、重たすぎる雰囲気になるのを防ぐ効果があります。パーティードレスを選ぶ際には、パーツごとに太っている、または痩せているという点ばかりに目が行きがちですが、身長によって選ぶべきドレスも変わってくるといえるでしょう。

【シーン別】パーティードレスの選び方

挙式・披露宴に参加する場合

挙式・披露宴に参加する時は、服装にもマナーがあるのでしっかりと確認してドレス選びをしていきましょう。
結婚式のお呼ばれでNGなドレスは、白系のドレスや光の当たり具合で白に見えてしまうベージュやグレーのドレス、全身黒のコーディネート、露出が多すぎたりカジュアルすぎる服装です。

また、開催される場所によっても周囲の雰囲気に合う服装は異なります。格式が高いホテルや神前式では、露出を控えたきちんと感が出るドレスが良いでしょう。ガーデンウェディングやレストランウェディングの場合は少しカジュアルなドレスでも良いですが、露出が多すぎたり普段着のようにカジュアルすぎる服装は選ばないように注意しましょう。

結婚式二次会に参加する場合

結婚式の二次会から参加する場合、どんな会場で行われるかによって服装の選び方は異なります。
ホテルや高級レストランの場合は、挙式や披露宴に参加するときと同じフォーマル感があるドレスやワンピースが適しています。カジュアルなレストランや居酒屋などの場合は、綺麗めのワンピースなどが良いでしょう。

挙式や披露宴とは異なり、親や親族はいないことが多いのでそれほど厳しいマナーはありませんが、挙式から参加したゲストはフォーマル感がある服装の場合が多いので、周囲から浮いてしまわないような服装選びをするのがおすすめです。

卒業パーティーに参加する場合

卒業シーズンになると、謝恩会や卒業パーティーなどが増えてきます。 卒業パーティーの形式は様々ですが、開催する場所や出席するメンバーに合わせて服装選びをするのが良いでしょう。
開催場所が、学校やホールの場合は露出が少ないワンピースがおすすめです。ホテルなど少しかしこまった場所で開催する場合には、少しフォーマルな雰囲気のドレスを選ぶことをおすすめします。レストランなどカジュアルな場所の場合は、少しカジュアルなドレスや綺麗めのワンピースがおすすめです。

また、先生や保護者の方なども参加されるような謝恩会や卒業パーティーの場合は、露出を控えたドレスが無難です。ノースリーブのドレスを選ぶ場合は、羽織もので露出しすぎないよう注意をしましょう。
卒業パーティーの主役は卒業生の皆さんなので、好きな色、好きなデザインのドレスを選んで、ぜひ最後のパーティーを楽しんでください。

自分に合ったドレス選びでもっと魅力的なあなたに!

パーティードレスはハレの日に着用することが多い為、その都度ドレスを着ていくシーンに合ったものを選ぶことが大切です。自分自身の身体の特徴を知って、その時々の体型にぴったりなドレスを選べばより美しく魅力的な着こなしができるでしょう。

ドレスを着る機会がたまにしかないという方には、パーティードレスのレンタルサービスもおすすめです。前に着たドレスを着ようと思ったら体型が変わってしまい似合わなくなっていた…なんて心配もなく、その都度自分にぴったりなドレスを選ぶことができます。しばらくドレスを着る予定がない方や、ドレスを着る機会が多すぎて同じものを着ていけないという方はぜひレンタルも検討してみてください。

この記事の著者

  • DRENiコラム編集部​

レンタルドレス「DRENi」を運営。公式インスタグラムにてドレス​のコーディネートや結婚式にお呼ばれされた時のドレスアップマナーなどを配信中。

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