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眉メイク初心者でも簡単にできる!描き方の基本やおすすめのアイテムを紹介

眉メイク初心者でも簡単にできる!描き方の基本やおすすめのアイテムを紹介

BY マルイ編集部

最終更新日:2025/01/29

眉メイクは、顔の印象を決める大切な要素です。この記事では、眉メイクの基本事項や眉メイクに必要なアイテム、初心者でも簡単にできる方法とコツを解説します。また、おすすめの眉毛デザインも紹介します。

眉メイクがうまくいかない、眉の形に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

眉メイクの基本

眉メイクは、顔の印象を決定づける重要な部分といわれます。しかし実際に眉メイクをしてみると、「左右のバランスが取れない」「デザインが決まらない」「顔立ちに合っているのか不安」と感じる方も少なくありません。

納得がいく眉メイクを実現するには、まずは眉メイクの基本を押さえておく必要があります。ここでは、眉メイクの基本事項を解説します。

美眉をめざせる「黄金バランス」とは?


美眉をめざすのであれば、「黄金バランス」を押さえておきましょう。眉毛の黄金バランスは、眉頭の位置と眉尻の位置、眉山の位置、眉頭と眉尻の高さ、眉の下側の角度、眉尻の長さで決まっています。黄金バランスを作るための6つのポイントは、以下のとおりです。


ポイント 詳細
眉頭の位置 目頭から少し内側。小鼻のくぼみの真上
眉尻の位置 小鼻と目尻をつないだ延長線上
眉山の位置 黒目の外側から目尻までの間
眉頭と眉尻の高さ 一直線上に置く
眉の下側の角度 10度が標準。それよりも小さければ眉山が低め、大きければ眉山が高めな印象になる
眉頭から眉尻の長さ 眉全体の3分の1

眉毛の太さは一般的に、細眉を希望するのであれば目の縦幅の半分、太眉が良いのであれば目の縦幅の3分の2程度を目安にすると良いといわれます。美眉をめざすのであれば、まずはセルフチェックで自分の眉毛の黄金バランスを確認しましょう。

眉メイクはアイメイクの前にしよう


眉メイクはベースメイク完成後、アイメイクの前に行うのがおすすめです。顔の印象は、目元のメイクにより大きく左右されます。中でも眉毛は顔のフレームとしての役割を持つため、先にメイクを完成させることで、アイメイクやチークなどとのバランスを取りやすくなります。

すべてのメイクが終わったら顔全体でメイクを確認し、最後に眉毛の濃淡を調整しましょう。

似合う眉毛の色を確認


眉メイクをするのであれば、形やデザインと同じくらい色も重要です。眉毛の色は、肌や目の色といったパーソナルカラーをベースに決定すると良いといわれます。

パーソナルカラーは、イエベとブルベに大別されます。生まれ持った肌の色が黄みがかっている方はイエベ(イエローベース)、青みがかっている方はブルべ(ブルーベース)です。イエベおよびブルベに似合うとされる、眉毛の色を以下で確認しましょう。


イエベ ブルべ
ブラウン
ベージュ
オリーブ
カーキ
オーカー
オレンジ系ブラウン
ピンク系ブラウン
ダークブラウン
グレー
アッシュ系ブラウン
ピンク系ブラウン
ローズ系ブラウン
パープル系ブラウン

肌の色は、季節やコンディションによっても変化します。定期的に肌の色をチェックし、自分のパーソナルカラーを把握しましょう。そのうえで、自分に合った眉毛の色を選んでください。

眉毛を整えるために必要なアイテム

眉メイクを始めるのにあたっては、まずは自分の眉毛を整える必要があります。ここでは、眉毛を整えるために必要なアイテムを3つ紹介します。

アイブロウコーム・スクリューブラシ


アイブロウコームとスクリューブラシは、おもに眉毛の毛流れを整え、毛量を調節するためのアイテムです。

アイブロウコームは、コームとブラシが一体型になったアイテムです。プラスチック製のものが一般的で、アイブロウパウダーやアイブロウマスカラが付着しても手入れがしやすく、扱いやすい点が特徴といえます。

プラスチック以外には、ステンレスなどの金属でできたものもあります。金属製のコームは目が細かいため、より毛流れをしっかり整えたい方におすすめです。

アイブロウコームはコームとブラシが一体型のものが多いですが、中にはコームとはさみやコームとシェーバーが一体になっているものもあります。眉毛を整える際は片手にコーム、もう片方の手にはさみを持って作業をすることが一般的ですが、片手で作業したい、化粧ポーチの中身を減らしたいと考える方は、はさみやシェーバーとの一体型も選択肢となるでしょう。

スクリューブラシは、柔らかい毛がらせん状に細かく配置されており、眉の毛流れを整えるのに使用します。アイブロウコームとの違いは、毛流れを整えるだけでなくアイブロウパウダーやアイブロウマスカラをぼかせる点です。

スクリューブラシは眉毛を整えるために必須ではありませんが、1本持っておくとメイクの仕上がりをアップさせられるでしょう。

眉はさみ


眉はさみは、眉毛をカットするための小型のはさみです。眉はさみには、おもに以下の3種類があります。それぞれの特徴を確認し、用途に合ったものを用意しましょう。

  • ・おしゃれはさみ
  • ・カットはさみ
  • ・セーフティはさみ

おしゃれはさみは、刃先が曲線になったカーブ刃のはさみです。カーブで膨らんだ面を肌側に向ければ肌に当てやすく、多くの毛をまとめてカットする際に向いています。

カットはさみは、刃先が直線のストレート刃のはさみです。細かい処理をしたい時は、カットはさみが向いています。根元からのカットなど、よりピンポイントな作業をしたい方は、刃が薄いものを選びましょう。

セーフティはさみは、刃先を丸く加工したはさみです。肌を傷つける心配が少ないため、眉メイク初心者や手先が不器用な方、敏感肌の方に向いているはさみといえます。

毛抜き(トゥイザー)


毛抜き(トゥイザー)とは、不要な眉毛を抜くためのアイテムです。毛抜きは先が斜めになっているものと、平のものがあります。

先が斜めになっているアイテムは手元が良く見え肌に当てやすいため、細く細かい毛を抜くのに向いています。ただし、使い方によっては肌を傷つけやすい点には注意が必要です。

先が平のものは複数の毛をまとめて抜ける一方で、細かい毛や細い毛は抜きにくいといった注意点があります。毛抜きを用意する際は、用途や自分の眉毛に合ったものを選ぶことが肝心です。

眉毛メイクに必要なアイテム

自分の眉毛が整ったら、次はいよいよ眉毛のメイクです。ここでは、眉毛メイクに必要なアイテムを紹介します。

アイブロウペンシル


アイブロウペンシルは眉毛を描くためのペンシルタイプのアイテムで、鉛筆型と繰り出し式のものがあります。アイブロウペンシルは、シャープな仕上がりが特徴です。

1本1本すき間を埋めるように毛を書き足せる点が魅力ですが、より自然な仕上がりをめざすのであればアイブロウペンシルを使用した後に、スクリューブラシでぼかすと良いでしょう。アイブロウペンシルの芯には、おもに以下の3種類があります。


  • ・丸芯
  • ・扁平芯
  • ・しずく芯

丸芯は、細い線は比較的描きやすいものの、どの角度で使用しても太い線が描きにくい点が特徴です。扁平芯は幅広で先が斜めにカットされているため、細い線と太い線のどちらにも対応できます。しずく芯は扁平芯と同様に幅広ですが、先が平です。そのため太い線は描きやすいものの、細い線は描きづらいと感じるかもしれません。

アイブロウペンシルは、商品によって芯の硬さが異なります。一般的に硬い芯は肌あたりが悪く、軟らかい芯は折れやすいといわれます。いくつかの商品を比較検討し、自分に合った硬さのアイブロウペンシルを見つけましょう。

アイブロウパウダー


アイブロウパウダーは、アイブロウペンシルよりもふんわりと柔らかい雰囲気に仕上げたい方に向いているアイテムです。一般的に自眉が薄い方は、広範囲に粉を乗せられるアイブロウパウダーがおすすめとされます。一方、自眉が濃い方はアイブロウペンシルですき間を埋めれば仕上がります。なお、アイブロウパウダーはアイブロウペンシルと比べて皮脂に弱く、崩れやすい点には注意しましょう。

アイブロウパウダーは、ブラシでパウダーを乗せます。そのため、使用するブラシの形にも気を配りたいところです。丸筆はふわっとした線を引いたり、ぼかしたりが得意なため、眉頭のメイクに向いています。一方、斜めカットの筆は細かい線を引きやすいことから、眉山や眉尻を仕上げる際に使用しましょう。

アイブロウマスカラ


アイブロウマスカラは、眉毛の色を簡単に変えられるアイテムです。髪の毛を染めたことで眉毛の色と合わなくなった時などは、アイブロウマスカラで調整すると良いでしょう。

また、毛流れをワックスのように整えられるといった特徴もあります。アイブロウペンシルやアイブロウパウダーと比較し、汗や皮脂に強くメイク崩れがしにくい点も魅力の1つです。

アイブロウマスカラは商品によって、ブラシの幅が異なります。ブラシの幅が狭い(細い)方が、ダマにならず自然な仕上がりを実現できるでしょう。

また、持ち手からブラシまでの長さにも違いがあります。一般的に持ち手からブラシまでの長さが長い方が、地肌にマスカラが付着することを防げるといわれます。

アイブロウマスカラを選ぶ際は、カラーに加えブラシの形状にもぜひ注目してください。

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初心者でも簡単にできる眉メイク方法

眉メイクに必要なアイテムを揃えたら、メイクに挑戦しましょう。ここでは、自眉の整え方と眉メイクの描き方をそれぞれ解説します。

自眉の整え方


自眉を整える手順は、以下の通りです。

  • 1.眉毛を下描きする
  • 2.明らかに不要な毛を毛抜きで抜く
  • 3.はさみで眉毛の長さや毛の量を調節する
  • 4.眉尻の角度や形を整える

眉毛を整えるにあたっては、まずは目標とする眉毛を下描きしましょう。この時、左右対称になっているか、黄金バランスになっているかをしっかりと確認します。

下描きをしたら不要な毛を毛抜きで抜いた後、コームとはさみを使って毛の長さや量を調整します。まずはアイブロウコームを眉頭に向けて下から当て、コームからはみ出た眉毛をはさみでカットしましょう。

次に、アイブロウコームを眉山から下に向けて当て、はみ出た眉毛をカットします。自然な仕上がりをめざすには、はさみを縦に入れ少しずつカットすることが重要です。

眉毛のカットが終わったら、眉尻の角度や形を整えます。小さな鏡を使用すると全体のバランスが取りにくいため、できれば大きな鏡で最終チェックをしましょう。

眉メイクの描き方


眉メイクの手順は、以下のとおりです。

  • 1.眉ブラシやスクリューブラシで毛流れを整える
  • 2.アイブロウペンシルで、眉下から眉の輪郭を描く
  • 3.アイブローパウダーで輪郭の中を埋める
  • 4.髪色にあったアイブロウマスカラで眉全体を塗る

まずは、眉ブラシで自眉の毛流れを整えます。次に、アイブロウペンシルでガイドラインとなる輪郭を描き、アイブローパウダーで中を埋めましょう。必要に応じてスクリューブラシでぼかしながら進めると、自然な仕上がりをめざせます。

最後に眉毛の色を調整したい場合は、アイブロウマスカラで眉全体を塗れば眉メイクは完成です。

おすすめの眉毛デザイン4選

ここでは、おすすめの眉毛デザインを4つ紹介します。黄金比に沿って眉メイクをしてもいまいち仕上がりに納得がいかないと感じる時は、デザインが合っていないのかもしれません。ここで紹介するデザインを参考に、自分に合った眉毛デザインをめざしましょう。

1.ナチュラルで大人っぽい細眉


おすすめの眉毛デザインの1つめは、ナチュラルで大人っぽい細眉です。緩やかなアーチ状でスッキリとした細眉は、ナチュラルで大人っぽく女性らしい印象を与えます。自眉をいかしたメイクをすることで、細さを強調することのない自然な仕上がりをめざせるでしょう。

自眉をいかした細眉を作るポイントは、自眉を軸としてまわりは少しぼかすことです。周囲をぼかすことで一番濃い自眉の部分が目立ち、自然と眉毛を細く見せられます。またぼかしがあることでグラデーションが生まれ、立体感のある眉毛を実現できます。

2.かわいく優しい雰囲気の平行眉


おすすめ眉毛デザインの2つめは、かわいく優しい雰囲気の平行眉です。並行眉は韓国メイクでもよく見られる、人気のデザインの1つです。

平行眉を描くポイントには、眉毛の下のラインどりからスタートすることが挙げられます。眉の下のラインが決まったら毛流れに合わせて、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーで眉毛の中を埋めましょう。

また、眉頭の描き方にもコツがあります。並行眉をめざすのであれば、眉頭もしっかりと描きましょう。眉頭が描かれていないと、アーチ型に見えてしまうためです。眉頭は薄く、眉尻を濃く描くことで自然な平行眉を作れます。

3.ふんわりとした印象の太め眉


おすすめ眉毛デザインの3つめは、ふんわりとした印象の太め眉です。もともとの眉毛が太く濃い方は、アイブロウパウダーを使いふんわりとした印象の太めデザインに仕上げましょう。

ふんわりとした太め眉を作るポイントは、眉毛の全体に明るい色のアイブロウパウダーをなじませることです。そのうえで、眉山から眉尻にかけて少し暗めの色を足せば、眉毛に立体感を持たせられます。

4.クールで知的な上がり眉


おすすめ眉毛デザインの4つめは、クールで知的な上がり眉です。かわいいよりもキリっとした印象を与えたい方は、ぜひ上がり眉を試してください。

きれいな上がり眉を作るポイントは、眉山の位置です。上がり眉における眉山は「目尻側の白目の終わりの直上あたり」かつ「眉頭の高さからやや上」にくるのが理想とされます。

眉山の位置が低いと、上がり眉になりません。上がり眉を描く際には、まずは眉山の位置にアイブロウペンシルやアイブロウパウダーで印をつけ、そのほかのラインを描き足しましょう。

眉メイクを成功させる4つのコツ

ここでは、眉メイクを成功させる4つのコツを解説します。眉毛メイクの仕上がりをさらに良いものにしたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.眉毛の上側はできるだけ剃ったり抜いたりしない


コツの1つめは、眉毛の上側はできるだけ剃ったり抜いたりしないことです。眉毛は通常、眉丘筋の上に生えています。

眉丘筋の上に眉毛があれば、筋肉が動いてもそれほど目立つことはありません。しかし眉毛を眉丘筋から外れたところに作ってしまうと、筋肉の動きが目立つようになってしまいます。眉丘筋から眉毛が大きく外れないようにするには、眉毛の上側を剃ったり抜いたりしないほうが良いといわれるのです。

ただし、眉毛の上の処理は禁止というわけではありません。もし眉毛の上を剃ったり抜いたりする時には、以下を考慮することが肝心です。


  • ・黄金比から外れた眉にしない
  • ・眉上を剃るのは2〜3mmまで
  • ・眉上の産毛も一緒に処理する

なお、眉毛の上を剃ると、青白くなるケースもあります。青白くなった部分をカバーするには、オレンジ系のコンシーラーを使ってみましょう。

2.髪の毛の色に合わせたアイブロウカラーを選ぶ


コツの2つめは、髪の毛の色に合わせたアイブロウカラーを選ぶことです。眉毛の色は、ブルべやイエベといったパーソナルカラーに合わせて選びます。さらに髪の毛の色にも合わせると、より自然な眉メイクを実現できるでしょう。

髪の毛の色に合わせるのであれば、アイブロウマスカラが便利です。眉メイクを成功させるには、ぜひ自分の髪色に合った1本を見つけてください。

3.輪郭に合ったデザインを選ぶ


コツの3つめは、輪郭に合ったデザインを選ぶことです。輪郭によって似合う眉メイクの一例を、以下で確認しましょう。


輪郭 眉毛の形 詳細
丸顔 アーチ形 眉尻を長くすることで、顔全体が締まり小顔効果が期待できる
面長 平行眉 眉尻は短めにし、眉尻が口角と目尻の延長線上になるようにする
横への広がりが感じられるようになり、顔の縦の長さが目立たなくなる
逆三角形 平行とアーチのミックス シャープなフェイスラインがマイルドになる
眉頭~眉山までは角度をつけず平行、眉山~眉尻にかけてなだらかなアーチ
ベース型 なだらかなアーチ 眉山をなだらかにすることで、骨ばったフェイスラインが柔らかな印象になる

眉毛の形次第で、顔の印象が大きく変わる可能性があります。特に輪郭が気になる方は、一度眉毛の形を変えてみるのもいいかもしれません。

4.眼鏡の形やデザインに合わせる


コツの4つめは、眉毛を眼鏡の形やデザインに合わせる点です。眼鏡をかけていると、フレームと眉毛が重なることがあります。

眼鏡をかけていても違和感がない眉メイクをするには、メガネフレームとのバランスの取り方を知っておくことが重要です。眼鏡に合わせた眉メイクの例には、以下が挙げられます。


  • ・フレームの上部と眉のシェイプが平行になるようデザインする
  • ・フレームが太い眼鏡の時は、眉毛は薄めの色を選びソフトに仕上げる
  • ・フレームが華奢な場合は、眉毛をやや太めに仕上げる

眼鏡と眉毛のバランスが取れたデザインを実現できれば、ワンランク上のおしゃれな眉メイクをめざせます。

眉メイクの方法やコツを押さえ、理想の眉毛を手に入れよう

眉メイクは、顔の印象を決める重要な部分です。そのためメイク初心者の中には、左右のバランスを取るのが難しい、似合うデザインがわからないと悩む方もいるでしょう。

黄金バランスや代表的なデザイン、眉メイクを成功させるコツを押さえていれば、初心者でも簡単に眉毛メイクができます。まずはパーソナルカラーや髪色、自眉の生え方や輪郭などを確認し、自分に合ったデザインを見つけて理想の眉毛を手に入れましょう。

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