ファッション通販マルイウェブチャネル > コラムからさがす > アウターにはどんな種類がある?名前やそれぞれの意味、選び方を解説
BY マルイ編集部
最終更新日:2024/11/28
寒い季節に備えて、アウターの購入を考えている方もいるでしょう。ひと口にアウターといっても、生地の種類や裾の長さ、形などによってさまざまな種類があります。
この記事では、アウターの5つの種類と、おすすめアイテム、アウターの選び方を解説します。アウターの新調を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
アウターには大きく分けて、5つの種類があります。アウターを購入しようと思っても、自分が欲しいアウターの種類がわかっていないと、上手に商品を見つけられないかもしれません。
ここで解説するそれぞれのアウターの特徴や想定される着用シーンを確認し、自身にぴったりのアウターを見つけましょう。
パーカーとは、フード付きの上着や防寒着です。パーカーにはいろいろな種類がありますが、全般的にカジュアルな着こなしを得意とするアイテムの1つです。
ナイロンやゴアテックスといった素材で作られたマウンテンパーカーは防寒や防水性に優れており、アウトドア全般で着用できます。一方フリースやニット、スウェットなどで作られたパーカーは、ちょっとした外出や部屋着としても着回せます。パーカーを購入するときは、どのような場面で着るかを想定したうえで選ぶと良いでしょう。
パーカーのうち、フード付きのスウェットシャツやジャケットは「フーディー」と呼ばれることがあります。海外ではパーカーとフーディーを使い分けることが多いため、海外メーカーの商品を見る場合は注意してください。
カーディガンは、前開きのトップスです。ボタン付きのものであれば、前を閉じることもできます。トップスとしての着用もできますが、腰丈のタイプやヒップをカバーするロング丈タイプなど、デザインによってはアウターとしても活躍してくれそうです。
ウールで作られた暖かいカーディガンは、秋冬のアウターとして着用可能です。一方、コットンやリネンで作られたものは、夏場の紫外線や冷房対策としても使用できます。
ジャケットは、腰部分までの丈のアウターです。丈が短いため防寒性はそれほど高くありませんが、動きやすい点が大きな特徴といえるでしょう。
ジャケットには、さまざまなデザインがあります。どれを選ぶかによりビジネスシーンからカジュアルシーンまで幅広く利用できるのも、ジャケットの魅力です。
通勤での着用やきれい目なスタイリングに合わせるのであれば、テーラードジャケットやノーカラージャケット、ツイードジャケットを検討しましょう。カジュアルな着こなしをしたい方は、ダウンジャケットやミリタリージャケットが選択肢となりそうです。
ブルゾンは丈が短いアウターのことで、ジャンパーとも呼ばれます。裾や袖口にリブやゴムが施されているため、カジュアルなスタイリングと相性が良いアウターです。
ブルゾンにはレザーブルゾンやボアブルゾン、中綿ブルゾン、MA-1(アメリカ空軍の「フライトジャケット」から生まれたアウター)等の種類があります。中には、フード付きやジップアップ、リバーシブルなど特徴的なデザインのものもあるため、ぜひお気に入りの1着を見つけてください。
コートは一般的に着丈が長く、腰部分から足首まで覆うアウターをいいます。ビジネスシーンからタウンユースまで幅広く着用できますが、着丈が長いため比較的落ち着いた印象の着こなしになります。
秋から初冬にかけては、生地が薄めのトレンチコートやモッズコートが活躍するでしょう。真冬の寒い時期は、ウール素材のチェスターコートやノーカラーコート、ダッフルコートがおすすめです。暖かな着心地を求めるのであれば、ムートンコートやボアコートも選択肢となります。
ここからは、アウターの種類別におすすめのアイテムを紹介します。ぜひ自身が着用した姿をイメージしながら、読み進めてください。
おすすめの1つめは、オーバーサイズパーカーです。ゆるっとしたシルエットのパーカーなら、デイリーの着回しから休日スタイルまで幅広く着用できます。パーカーを1枚羽織るだけで、抜け感のあるおしゃれなスタイリングを実現できるでしょう。
パンツにスニーカーといったカジュアルコーデはもちろん、スカートやきれい目のトップス、ブーツなどと合わせることで、甘辛ミックスコーデにも活躍してくれます。
2つめのおすすめは、ふわふわで暖かいニットカーディガンです。保温性が高いニットカーディガンは、秋から冬にかけてのアウターとして重宝します。
もこもこしたデザインのカーディガンは、Tシャツやデニム地のボトムスなどと合わせるカジュアルコーデにもぴったりです。ブラウスやスカートと合わせると、きれいめなコーディネートにも活用できるでしょう。
着回し力を上げたいのであれば、ベージュやグレーなどのカーディガンがおすすめです。さし色として着用するのであれば、マスタードやブルーといった明るいカラーも選択肢となります。
おすすめの3つめは、大人カジュアルな着回しに活躍するブルゾンです。ミリタリー要素があり、辛口アイテムなMA-1ブルゾンは、デザインによってはフレアスカートやワンピース、ブーツなどフェミニンなアイテムとの相性も抜群です。パールのアクセサリーなどを合わせれば、クールフェミニンな装いに仕上げられるでしょう。
定番のオリーブカラーのMA-1ブルゾンは、カジュアルコーデに人気です。ブラックカラーは、よりモードなスタイリングを実現します。優しい印象のコーデを希望するのであれば、ライトグレーやベージュを検討してください。
4つめのおすすめは、オフィスウェアに最適なノーカラージャケットです。出社時はもちろん、テレワークによるオンライン会議などでも活躍するでしょう。インナーにカットソーやボウタイブラウスを合わせれば、華やかな着こなしができます。
合わせるインナーのデザインや色によっては、カジュアルコーデにも着回せます。カジュアルなTシャツの上に羽織るのであれば、カラーパンツや柄物のボトムスにもチャレンジしてみてください。これにより、カジュアル過ぎない華やかなコーデを実現できるでしょう。
また、フェミニンになりがちなフレアスカートなどのアイテムも、ノーカラージャケットを羽織ることで大人っぽい着回しができます。
おすすめの5つめは、肌寒い季節にさっと羽織れるトレンチコートです。ウールコートと比較すると保温性は高くありませんが、インナーに厚手のアイテムを合わせれば長い期間着ることもできるでしょう。
トレンチコートは、フロントボタンの開閉により着用時の雰囲気が大きく変わります。ボタンを閉じたときはかっちりとした印象になるため、通勤やビジネスシーンでの着用が可能です。
一方フロントボタンを開けると、カジュアルな装いを楽しめます。デニムやTシャツと合わせれば、簡単にこなれ感のあるコーデが完成します。トレンチコートはオンオフを問わず幅広く着回せるため、ぜひ1枚は持っておきたいアイテムの1つです。
6つめのおすすめは、通勤はもちろん休日のお出かけにもぴったりのチェスターコートです。チェスターコートも、きれい目からカジュアルまで幅広く対応できる着回し力が高いアイテムの1つです。
ベージュやグレー、ホワイトなどモノトーンでまとめたコーデであれば、落ち着いた大人の印象になります。コートがベージュやグレーなどの場合、トップスやボトムスにピンクなどのカラーを取り入れれば、華やかなスタイリングになるでしょう。
首元が広く開いているチェスターコートは、ボウタイブラウスやハイネックなどの着こなしがしやすいアウターです。合わせるネックレスやスカーフ、マフラーなどによって、その日の気分に合ったスタイリングができます。
アウターは価格が高いものが多く、毎年買い替えることは少ないアイテムの1つです。そのためアウターを購入するのであれば、長く着られるものを選べるかがポイントとなります。
ここでは、アウター選びのポイントを3つ解説します。
アウターを選ぶ際は、軽さや保温力といった機能性をしっかりと確認しましょう。気に入ったデザインだとしても、重く暖かさが足りないアウターでは出番が少なくなる可能性があります。
どのような機能性が必要かは、着用する場所によって異なります。たとえば真冬の営業で着用するのであれば、何よりも暖かさが重視されるでしょう。一方、車通勤で着るのであれば、保温性はそれほど高くなくても良いかもしれません。
アウターを選ぶ際には、自身が着る場所とシチュエーションをしっかりとイメージして購入することが肝心です。
アウターを選ぶときには、手持ちの洋服とのマッチングも考慮しなければなりません。着回し力の高さを重視するのであれば、グレーやブラックといったベーシックなカラーがおすすめです。少し明るい印象にしたいのであれば、ベージュやライトグレー、アイボリーなどを検討してください。
アウターでコーデにアクセントを付けたい場合や、2着目以降のアウターを購入するときには、赤やミントグリーン、ブルーなどのカラーものや、チェックなどの柄物も選択肢になるでしょう。
着用シーンに合っているかも、アウターを購入するうえで重要なポイントです。たとえば通勤で使いたいと考えているのであれば、カジュアルなアイテムは避けるべきでしょう。また、アウトドアで使用するのであれば、デザイン性よりも機能性が重視されます。
着用シーンをしっかりとイメージして購入することで、せっかく購入したアウターがタンスの肥やしになることを防げます。
アウターにはパーカーやカーディガン、ジャケット、ブルゾン、コートなどさまざまな種類があります。アウターによって生地の厚さや着丈、デザインなどが異なるため、それぞれの特徴をしっかりと押さえることが肝心です。
後悔しないアウター選びをするには、機能性や手持ちの洋服とのマッチング、着用シーンを十分に考慮したうえで購入しましょう。
アウターは合わせるインナーや小物、シューズによって、さまざまな着回しができるアイテムでもあります。手持ちの洋服と上手に組み合わせて、ぜひいろいろなコーデを楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございます!
(マルイ編集部)