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美肌になる方法とは?心がけたい3つの習慣とスキンケアの方法を紹介

美肌になる方法とは?心がけたい3つの習慣とスキンケアの方法を紹介

BY マルイ編集部

最終更新日:2024/8/31

美肌になるためには、毎日の丁寧なスキンケアと規則正しい生活習慣が大切です。クレンジングと洗顔で汚れをしっかり落とし、保湿により水分と油分のバランスを整えましょう。肌質や年齢に合わせたケアを取り入れることも必要です。

本記事では、美肌を目指す方法やスキンケアのポイント、肌質・年齢ごとのお手入れ方法を解説します。

美肌とは?

美肌といえるためには、いくつかの条件があります。美肌とは具体的にどのような状態を指すのか把握しておけば、目指す目的が明確になるでしょう。

ここでは、肌の仕組みや美肌の条件を解説します。

肌の仕組み

肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からなり、それぞれに役割があります。

  • 表皮: 肌の一番外側にあり、厚さが0.2mm程度で4層から成り立っている層です。外からの刺激から皮膚を守るバリアとしての働きを担っており、水分を保持して肌の潤いを保っています。バリア機能は乾燥や紫外線などの影響で低下しやすく、さまざまな肌トラブルが起こる原因になりえます。
  • 真皮: 表皮の下にあり、コラーゲンやエラスチンなどの繊維群からなり、肌のハリや弾力を保つ源となっています。繊維群と細胞の間には水分やタンパク質、水分をたくわえるヒアルロン酸などがあり、これらが減少するとシワやたるみといった肌の老化が起こります。
  • 皮下組織: 肌の構造のうち最も内側にあり、表皮と真皮を支えている部分です。皮下組織のほとんどは皮下脂肪であり、外部からの刺激を和らげるクッションの役割を果たしています。

美肌の条件

次のような条件を満たしている肌が、美肌と呼ばれます。

  • ・キメが細かく、整っている
  • ・肌にざらつきがなく、すべすべしてなめらか
  • ・ハリ、ツヤがある
  • ・指で押すと弾力がある
  • ・血色が良く透明感があり、肌の印象が明るい
  • ・毛穴が目立たない
  • ・肌にくすみや色ムラがない
  • ・小ジワやシミがない
  • ・ニキビなど肌トラブルがない

この条件をすべてそろえた肌が美肌とされていますが、とくに重要なのは「潤い」です。

肌の水分バランスが整っていて十分な潤いがあることで、肌は健康な状態が保たれます。あらゆる肌トラブルを防止でき、美肌を維持できるでしょう。

毎日のスキンケアでしっかりと保湿を行うことが、美肌になる秘訣です。

美肌になる3つの方法

美肌になるためには、次のような3つの方法・習慣が大切です。

  1. ・紫外線対策をする
  2. ・丁寧なスキンケアをする
  3. ・規則正しい生活習慣を心がける

詳しくみていきましょう。

紫外線対策をする

美肌になるためには、紫外線対策が欠かせません。紫外線を長く浴びると、肌の乾燥やシミ、シワなど、さまざまな肌トラブルが起きやすくなります。

日差しが強くなる6月から8月の時期だけでなく、冬の寒い時期も紫外線が注いでいるため、紫外線対策は1年中必要です。十分な対策を行わなければ、肌がダメージを受け肌トラブルにつながります。

毎日意識したい紫外線対策は、次のとおりです。

  • ・朝のスキンケアが完了したら日焼け止めを塗る習慣をつける
  • ・紫外線量がピークになる正午ごろの外出は避ける
  • ・日傘・帽子・サングラスなど、紫外線にあたらない複数の対策を行う
  • ・日陰を歩くようにする
  • ・日焼け止めを定期的に塗り直す

紫外線を多く浴びて日焼けしてしまったときは、濡らしたタオルや保冷剤などを使って、肌をクールダウンしてください。

丁寧なスキンケアをする

美肌を保つためには特別なスキンケアは必要なく、日々のスキンケアを丁寧に行うことが大切です。正しいスキンケアのポイントは「汚れを残さないこと」と「十分に保湿すること」の2つです。

メイクは、その日のうちに必ずクレンジングで落としましょう。皮脂の分泌が多い場合は、メイクをしていなくても皮脂汚れを落とすために、クレンジングを行うことをおすすめします。

洗顔後の肌は、肌を守る皮脂膜が洗い流された状態で、肌のバリア機能が一時的に低下しています。そのまま放置していると乾燥しやすいため、すぐに保湿ケアを行いましょう。

規則正しい生活習慣を心がける

美肌は外側からのケアだけでなく、内側のケアも大切です。十分な睡眠と適度な運動、バランスのとれた食事など、規則正しい生活習慣によって健康な肌がつくられます。

睡眠時には成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーを促します。ターンオーバーとは、新しい皮膚が生まれて古い皮膚がはがれ落ちるサイクルのことです。ターンオーバーが正常に働くことで、健康な肌が保たれます。

睡眠不足や睡眠の質が下がるとターンオーバーが乱れ、バリア機能の低下や肌トラブルにつながります。必要な睡眠時間は人によって異なるため、自分自身が「気持ち良く起きられた」と感じる睡眠時間はどのくらいかを知ることが大切です。

睡眠の質を高めるためには、睡眠時間を確保するだけでなく「寝るべき時間に寝る」ことも重要です。太陽の光を浴びて体内時計を整えて「夜になったら眠くなる」という自然なリズムをつくりましょう。

適度な運動の実施も、美肌のために大切な生活習慣です。運動をすると全身の血流が良くなり、肌のターンオーバーが整いやすくなると考えられています。日ごろから体を動かす習慣を身につけましょう。

タンパク質や野菜などに含まれるビタミン類が欠かせません。一日の食事を通して、これらを積極的に摂ることを心がけましょう。外食などで栄養をうまく摂れないときは、サプリメントの活用もおすすめです。

美肌になるためのスキンケアのポイント

美肌になるためには、正しい手順でスキンケアを行いましょう。ここでは、アイテム別にスキンケアのポイントを解説します。

クレンジング・洗顔

メイクや皮脂、外気による肌の汚れは、必ずその日のうちにクレンジングしましょう。そのままにしていると、毛穴つまりなどの肌トラブルにつながります。

クレンジングにはミルクやローション、オイルなど、さまざまな種類があります。汚れの落ちやすさや肌への負担がタイプごとに異なるため、メイクの濃さや自分の肌質に合わせて適切なものを選びましょう。

皮脂の分泌が多い方は、過剰な皮脂を落とすため、メイクをしていない日でもクレンジングをすることをおすすめします。

クレンジングの際は、肌に摩擦が起こらないように規定量よりもやや多めにクレンジング剤を手にとり、肌にしっかりなじませて汚れを落としましょう。

洗顔時は手で顔をこするのではなく、洗顔料をしっかり泡立て、たっぷりの泡で優しくなでるように洗います。きめ細かい泡で皮脂やホコリなどの汚れをつつみ、からめとるイメージです。

洗い流すときは、35度前後のぬるま湯を使ってください。すすぎ残しがないよう、フェイスラインも念入りに洗い流しましょう。

洗顔料・クレンジング

導入液

洗顔後、化粧水をつける前に導入液を使うことで、肌をやわらかくし、化粧水の浸透をサポートする効果が期待できます。保湿成分や美容成分を効果的に補えるため、おすすめのアイテムです。

スキンケアをしているのに乾燥しやすい、肌トラブルが改善しないという方は、毎日のスキンケアに導入液を加えるとよいでしょう。導入液はおもに、余分な角質をふきとるタイプと、角質に潤いを与えてスキンケア成分を浸透しやすくするタイプの2つに分けられます。

肌が固くごわつくときは、角質をふきとる導入液を使うことで、美容成分が浸透しやすい肌に整える効果が期待できます。また、肌の乾燥がひどくて美容成分が浸透しにくいときは、肌を潤して柔らかくする導入液を選ぶと、スキンケアの効果をより高められるでしょう。

導入美容液

化粧水

洗顔後は、すぐに化粧水をつけましょう。素早く化粧水をつけることで、肌のバリア機能を正常に保ちます。

化粧水には、肌のキメを整えて乳液や美容液の浸透を助ける役割もあります。つけるときはコットンでも手でも問題ありませんが、肌を叩くようにつけたり、こすったりするのはやめましょう。優しくおさえるようにして、丁寧になじませてください。

化粧水は手のひらで温めてからゆっくり肌に浸透させると、肌になじみやすく、そのあとのスキンケアの効果を高められます。

化粧水

乳液・クリーム

化粧水で補った潤いを閉じ込めるために、乳液やクリームを使いましょう。肌の水分が蒸発するのを防ぎ、潤いのある肌を保てます。皮脂が多いからといって、化粧水のみでスキンケアを終わるのはおすすめできません。

乳液とクリームはどちらも、化粧水で与えた水分が蒸発しないようにフタをする役割がありますが、配合成分のバランスが異なります。

それぞれに配合されている潤い成分には、油溶性の成分(エモリエント成分)と水溶性の成分(保湿成分)があります。クリームのほうが乳液よりもエモリエント成分の配合量が多く、乳液のほうが保湿成分が多いです。

肌が必要とする油分量は人によって異なるため、自分の肌質に合わせて乳液・クリームを使い分けてください。より保湿を高めたい方は、乳液とクリームの両方を使うのも良いでしょう。

乳液・ジェル・クリーム

美容液

肌の悩みがあるときは、美容液を取り入れましょう。美容液は肌の乾燥や毛穴の開き、シミ、シワなど特定の悩みに対して、ピンポイントでアプローチします。

美容液は化粧水のあと、乳液の前に使用するのが一般的です。導入液と兼ねた導入美容液は、洗顔後、化粧水の前に使用します。

美容液の正しい塗り方は、次のとおりです。

  1. ・美容液を適量手のひらにとり、人肌程度に温める
  2. ・顔全体に美容液を塗る
  3. ・包み込むように軽くおさえる
  4. ・特に効果を出したい部分に重ねてつける

美容液は基本的に、他のスキンケアと同じく毎日使用するアイテムです。製品によっては使用回数に制限がある場合もありますが、それ以外は毎日のスキンケアに取り入れましょう。

美容液・オイル

パック

スペシャルケアとして、週に1〜2回程度のパックもおすすめです。パックは毎日のスキンケアで足りない部分を補い、即効性を感じやすいアイテムです。ただし使いすぎると、肌のバリア機能が低下して肌トラブルを招く可能性があるため、過度な使用は控えましょう。

パックには、次のようなタイプがあります。

  • ・シートタイプ:美容成分を含んだシートを直接顔にのせる
  • ・洗い流すタイプ:ジェルやクリーム、クレイなどを肌に塗り、少し置いてから洗い流す
  • ・ピールオフタイプ:シート状やペースト状で、肌につけて乾いてから剥がす
  • ・スリーピングタイプ:夜のスキンケアの最後に塗り、寝ている間に有効成分を浸透させる

パックは時間を長く置くほど効果が得られるわけではありません。むしろ必要以上に長く使用すると、肌に負担をかけてトラブルの原因になります。製品に記載された時間を守ることが大切です。

朝は保湿力があるものを選べば、1日中肌の潤いを保てます。夜は入浴で温まった肌に栄養を補給し、睡眠中のターンオーバー促進を助ける役割を期待できるものがよいでしょう。

パック・フェイスパック

年齢別・美肌になるスキンケアのコツ

美肌になるために効果的なスキンケアは、年齢ごとに異なります。ここでは、年齢別に、美肌になるお手入れ方法を紹介します。

20代

20代前半は皮脂の分泌量が多いため、毛穴のトラブルやニキビを防ぐためには念入りなクレンジングと洗顔が必要です。洗顔後は、化粧水や乳液を使った保湿をしっかり行いましょう。

また20代後半は、早い人でエイジングサインが現れ始めるころです。小ジワやシミ、くすみなど肌に変化が現れたときは、肌の悩みに合わせたエイジングケアを早めに行うことが重要です。

30代

30代は肌の水分量や皮脂量が減少し、乾燥やシミ、毛穴の開きなど肌のトラブルが起こりやすくなる時期です。これまで使っているアイテムを見直し、エイジングケアを意識したスキンケアを行いましょう。

肌の悩みにアプローチできる成分が配合されたものを取り入れるだけでなく、エイジングケアラインとして打ち出されているアイテムを選ぶ方法もあります。

各アイテムの効果を十分に発揮させるためにも、推奨されている適量を守って使いましょう。

40代

40代は水分や油分だけでなく、真皮層のコラーゲンやエラスチンなどが減少し、肌のハリや弾力が失われやすい時期です。肌のターンオーバー周期は年齢とともに遅くなり、肌の乾燥やくすみなどの肌トラブルが起こりやすくなります。

高保湿成分配合のアイテムで保湿を徹底し、肌悩みに合わせたアイテムを選んだケアを行うことが大切です。悩みに対応する美容液やパックを使い、スペシャルケアも取り入れましょう。

50代

50代は加齢とともに、閉経による女性ホルモンの減少によって、ホルモンバランスが乱れやすい年代です。乾燥やシワ、たるみなどの肌トラブルも、40代よりさらに増えてくるでしょう。

スキンケアアイテムは、保湿効果の高い成分が配合されたものを選び、肌悩みに特化したスペシャルケアを取り入れましょう。さらにインナーケアのため、食事バランスや適度な運動を意識した生活も心がけてください。

肌質別・お手入れとおすすめの化粧品

美肌を目指すには、肌質に合ったスキンケアとアイテム選びが重要です。

肌質別に必要なお手入れ方法と、適した化粧品についてみていきましょう。

乾燥肌

乾燥肌は、水分と油分がどちらも不足した状態です。水分の少ない肌はバリア機能が低下しているため、肌に刺激を与えないスキンケアを行ってください。

洗浄力の強いクレンジングや洗顔料は避け、できるだけ添加物の少ないアイテムを使うようにしましょう。

とくにお風呂上がりは乾燥しやすいため、入浴後はしっかり保湿するようにしてください。

乾燥肌におすすめのクレンジング

脂性肌

皮脂の分泌が多い脂性肌は、過剰な皮脂が毛穴につまりやすいため、毎日のクレンジングと洗顔でしっかり落とすことが大切です。メイクをしない日も、クレンジングを行いましょう。

皮脂が過剰に分泌されるのは、肌のバリア機能の低下が原因になっている場合もあります。バリア機能が低下すると、肌が防衛反応で皮脂を過剰に分泌させることがあるためです。クレンジングや洗顔でゴシゴシこするなど、必要以上の刺激を与えるのは避けましょう。

脂性肌の方は、テカリやベタつきを抑えるため、油分のある乳液を控えたくなるかもしれません。しかし、水分不足が皮脂の過剰分泌の原因になる可能性もあるため、化粧水のあとは乳液を使って水分の蒸発を防ぐようにしてください。

皮脂におすすめのクレンジング

混合肌

混合肌はインナードライとも呼ばれ、皮脂と水分のバランスが乱れている肌を指します。肌表面はベタつくけれど、肌の内部は水分不足という状態です。Tゾーンを中心にべたつき、ニキビができやすいものの、それ以外の部分は乾燥しているという場合は混合肌といえるでしょう。

混合肌の原因は、肌の乾燥です。水分が不足すると、肌のバリア機能が低下して外部刺激を受けやすくなります。すると肌は刺激から守ろうとして、必要以上に皮脂を分泌してしまいます。

混合肌のスキンケアは、皮脂と水分のバランスが大切です。クレンジング・洗顔は、皮脂分泌の多いTゾーンから洗い始め、そのあとに皮脂量が少ない頬や目もと、口もとを洗いましょう。

混合肌の方は肌のバリア機能が低下しているため、肌をこすらずに丁寧に洗うことが大切です。洗顔後の保湿は念入りに行いましょう。皮脂の分泌が多い部分にも、乳液の使用は忘れずに行ってください。

皮脂テカリ防止下地

敏感肌

敏感肌は刺激に弱く、肌に炎症が起きやすいため、刺激の少ないアイテムを使った丁寧なスキンケアが欠かせません。アイテムを選ぶときは成分表を確認し、刺激の強い成分が使われていないかを確認してください。

敏感肌向けに開発された低刺激のアイテムも多いため、試してみるとよいでしょう。敏感肌は肌の水分が不足してバリア機能が低く、外部からの刺激を受けやすい状態です。

セラミドなど肌の保湿因子を補う成分が配合されたアイテムであれば、バリア機能を整え、より刺激に強い肌にできます。抗炎症作用のある成分が配合されているアイテムもあるため、肌の状態に合わせて使用しましょう。

敏感肌 スキンケア

肌質に合わせて自分に合ったお手入れ方法で美肌を目指そう!

美肌とは、肌の健康が保たれ、キメが細かく弾力があるなどの条件にあてはまる肌のことです。美肌を目指すには、紫外線対策や毎日の丁寧なスキンケアを行うとともに、規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。

アイテムごとにスキンケアのポイントがあるため、正しい手順を覚えて実践しましょう。スキンケアは、肌質や年齢に合わせて行うことも必要です。

この記事を参考に、自分に合ったお手入れ方法で美肌を手に入れましょう。

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