毛穴の黒ずみやつまりなど、毛穴が目立つトラブルに悩む方は多いのではないでしょうか。毛穴トラブルは、メイクが崩れる原因にもなります。

正しい毛穴ケアを行うために、まずはよくある毛穴トラブルの種類を把握しておきましょう。

毛穴の黒ずみ

毛穴の黒ずみは、毛穴につまった皮脂が酸化して黒くなることで起こります。酸化した角栓は硬くなり、除去しにくいのも特徴です。

紫外線による色素沈着で毛穴が黒ずむ場合もあります。メラニン毛穴とも呼ばれ、毛穴に角栓などがつまっているわけではありません。毛穴つまりのケアをしても改善がみられない場合、メラニン毛穴の可能性があります。

毛穴のつまり

過剰に分泌された皮脂や古い角質が混ざり合ってできる「角栓」により、毛穴をつまらせることで毛穴が目立つこともあります。

毛穴のつまりは白いものと黒いものがあり、酸化して黒くなったものが黒ずみです。角栓ができる原因には、皮脂の過剰分泌や肌に残った汚れ、肌の弾力低下、ターンオーバーの乱れなどが挙げられます。

毛穴を目立たなくするためには、正しい毛穴ケアが大切です。

ここでは、毛穴ケアの方法と手順を解説します。

クレンジングと洗顔で毛穴の汚れをしっかり落とす

毛穴トラブルは、過剰な皮脂が汚れや古い角質と混じり合ってしまうことが大きな原因です。過剰な皮脂や毛穴の汚れを落とすためには、クレンジングと洗顔が大切です。

クレンジングは、次の手順で行いましょう。

①手を石鹸で洗って汚れを落とし、よく乾かす

②クレンジングの適量を手に取り、Tゾーンにのせてなじませる

③口周りと頬に向かって伸ばす

④30〜36度程度のぬるま湯で優しく洗い流す

クレンジングを伸ばすときは、肌を強く擦らないようにしましょう。クレンジングは1～2分以内で終わらせることが、肌に負担をかけないポイントです。

クレンジングをする前、毛穴の気になる部分に蒸しタオルを約2分程度あてると、毛穴を広げて汚れが落ちやすくなります。

クレンジング洗顔

クレンジグ洗顔は、次の手順で行います。

①洗顔料をしっかり泡立てる

②手が顔にふれないように泡を顔全体になじませる

③ぬるま湯で丁寧にすすぐ

顔に摩擦を与えないよう、洗顔料をよく泡立てることが大切です。泡はTゾーンなどの皮脂が多いところからなじませ、デリケートな目もとや口もとは最後に軽くなじませるようにしてください。

すすぐときは、熱いお湯ではなく人肌くらいのぬるま湯を使います。フェイスラインなどの洗い残しのないよう、しっかりと洗い流しましょう。

おすすめ商品

洗顔後は丁寧に保湿する

洗顔後は、水分バランスが崩れやすい状態です。そのまま放置せず、化粧水や乳液でしっかり保湿しましょう。

化粧水は手のひらやコットンに出し、叩かずに優しく押さえるようにつけてください。Tゾーンなど毛穴の目立つ部分には、化粧水を含ませたコットンを数分おいておくコットンパックもおすすめです。

水分を閉じ込めるために、化粧水のあとは乳液を適量つけて保湿しましょう。毛穴ケアには、水分と油分のバランスが大切です。

おすすめ商品

スペシャルケアを取り入れる

毛穴の状態をみながら、毛穴パックを使った週に1～2回程度のスペシャルケアをするのもおすすめです。毛穴パックを上手に利用することで、洗顔では落とせない毛穴汚れや角栓を取り除くことができます。

シートタイプや洗い流すタイプなどの種類があり、できるだけ肌に負担のかけないタイプを選びましょう。

あくまでも週に数回のスペシャルケアにとどめ、やりすぎには注意してください。

おすすめ商品