ファッション通販マルイウェブチャネル > コラムからさがす > 結婚式に参列する際の50代女性の服装は?マナーと立場別の選び方を解説
BY マルイ編集部
最終更新日:2023/09/25
最近では、しきたりや形式にとらわれず、アットホームで自由度の高い結婚式を選ぶ新郎新婦が増えており、参列する方の服装もカジュアル化の傾向があります。
しかし、親族として呼ばれることも多くなる50代の方が結婚式に参列する場合は、大人の女性としてマナーをきちんと押さえた、清潔できちんと感のある服装を心がけなければなりません。加えてお祝いの場にふさわしい、華やかさと上品さも求められます。
しかし、具体的にどのような服装をするべきなのでしょうか。この記事では、50代女性が結婚式に参列する時の服装のマナー、新郎新婦との関係性別の服装の選び方、具体的なコーディネート例を紹介します。
結婚式の服装選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
50代女性が結婚式に参列する際には、以下の5つは控えましょう。
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
結婚式では、過度な肌の露出には配慮する必要があります。胸元が大きく開いていたり、ミニ丈や深いスリットが入ったりしているドレスは避けましょう。
ノースリーブの場合は、ショールやボレロ、ジャケットを合わせると良いですね。特に午前中から夕方の17~18時までの昼の結婚式では、肌の露出を抑えるのがマナーです。
たとえ露出が少なくても、体のラインがくっきりとでるデザインのドレスは結婚式には向きません。自分の体に合っていて、程よくスタイルアップできる上品なデザインのドレスを選びましょう。
白は花嫁の色なので、参列者が白色のドレスを着るのはマナー違反です。ショールやボレロなど羽織物のみでも、着用は避けたほうが無難。座った時にドレスの色よりも白が目についてしまいます。
薄いベージュやピンクも、光の加減によっては白に見えるので注意が必要です。
また、フォーマルなドレスでは、黒を選んでしまいがちですが、黒のみのコーディネートは地味になりがちで華やかさに欠けます。喪服のイメージがあるのもマイナスポイントです。
黒のドレスを選んだ場合には、ボレロやショールを明るい色にしたり、キレイな色のコサージュやパンプスなどを選んだりして華やかさをプラスしましょう。
光沢感のある素材やラメの入った素材のドレス、レースや刺繍を多く使ったドレスもおすすめです。
コットンやリネン(麻)、ビニール素材などのカジュアルな素材を使ったドレスは、結婚式に向いていません。これらの素材が使われていないドレスを選ぶか、使われている場合も面積が小さいものにしましょう。
結婚式に参列する際のドレスに向いている素材は、シルクやポリエステル、レーヨンなどです。これらの素材が使われた、季節感にあった生地を選ぶのがポイントです。
結婚式では、黒に限らず地味すぎる印象のコーディネートや暗い色のみのコーディネート、リクルートスーツは避けましょう。明るい華やかなコーディネートで新郎新婦を祝福する気持ちが大切です。
とはいえ、華やかなコーディネートに苦手意識がある方もいるかもしれません。そのような場合には、バッグや靴、アクセサリーなどで華やかさをプラスするのがおすすめ。控えめでシックな華やかさをめざしましょう。
ファーやレザーを使ったアイテムは殺生をイメージするので、結婚式での着用はマナー違反とされています。合成皮革やフェイクファーの場合も同様です。ワニ革やヘビ柄などの動物の革や毛皮に見立てたものも避けましょう。
これらの素材はバッグや靴に多く使われます。ドレスだけでなく、小物にも気を配りましょう。
新郎新婦との関係性によっても、選ぶべき服装は変わります。自分の子どもや親戚の結婚式の場合は、友だちの式に参列する時よりもフォーマル感の高い服装が求められます。
自分だけの感覚で決めるのではなく、会場の雰囲気や新郎新婦の希望を聞き、適切な服装を選ぶのも大切なポイントです。
子どもの結婚式の場合は、両親はホスト役としての重要な役割があります。両親の服装は結婚式の雰囲気にも影響します。基本的には、フォーマルの中で最も格式の高い正礼装をしましょう。
母親の場合は、黒留袖やアフタヌーンドレス、イブニングドレスが適しています。新郎新婦と相談しながら決めましょう。
両家で和装・洋装を揃えないといけないというマナーはありませんが、どのような服装で式に参列するかを相手方の両親と話しておくのもおすすめです。
姪や甥の結婚式では、叔父・叔母は主催者側の立場になります。近い間柄であることからもフォーマル度の高い服装が適しています。ただし、両親よりも格式の高い服を選んではいけません。
事前に新郎新婦の希望や会場の雰囲気、両親の服装についてもリサーチしましょう。姪や甥の結婚式に参列する時のドレスの色は、ネイビーやベージュ、ブラックといったシックで大人っぽい色がおすすめです。誰がみてもフォーマル感のあるコーディネートを心がけましょう。
友人の結婚式では、ドレスコードを守りつつ、式の華やかさやお祝いの気持ちを表現するのがポイント。トレンドをほどよく取り入れたコーディネートもおすすめです。シックな色合いだけでなく、季節感のある色を取り入れるのも良いでしょう。
受付を頼まれた場合には、ゲストを迎える立場としてふさわしい服装を心がけなければなりません。羽織物には、ボレロやジャケットなど動きやすいアイテムを選ぶのがおすすめです。
職場の方の結婚式に参列する場合には、友人としてではなく会社を代表して出席している意識を持たなくてはなりません。ある程度の華やかさも必要ですが、清潔感やきちんと感が大切です。
後輩の結婚式に参列する場合には、品格のある服装を。先輩の結婚式に参列する場合には、会場に華を添える気持ちを大切に、コーディネートを考えましょう。
ここからは、50代におすすめの結婚式に参列する時の、具体的なコーディネートを紹介していきます。ドレススタイルとパンツスタイルを紹介するので、お好みのスタイルをチェックしてくださいね。
結婚式に参列する際には、基本的にドレススタイルがおすすめです。ここでは、程良い肌見せができる上品で華やかなドレスや、スタイルアップ効果のあるドレスを紹介しています。
ネイビーでシックな色合いですが、レースが施された袖の肌見せや、全体に施されたダマスク柄が大人の色気を感じさせるパーティドレス。
ウエストの切り替えが高めの位置に設定されているのがポイントです。脚長効果やスタイルアップが期待できます。
繊細なレースが美しい、淡いグレーのパーティドレス。スカート部分のプリーツの優雅な雰囲気も大きな魅力です。
7分丈のレース袖は、さりげなく二の腕のラインをカバー。Uネックデザインなので、ネックレスも合わせやすいですよ。
ワンピース ドレス プリーツ Iライン ミモレ丈 チュール袖/ドレススター
パーティドレスはこちら上品なミモレ丈のプリーツワンピース。落ち着いた上品さが特徴です。上下にあしらわれたプリーツが縦長のラインを強調するのに加え、横のシーム線が膨らみを抑えてくれます。細見え効果があるので、体のラインが気になる方にピッタリです。
袖はシアー素材で程良い肌見せができ、年齢を問わず着用できます。
クールな印象のコーディネートをめざしたいなら、パンツスタイルもおすすめ。幼い子どもと共に参列する場合にも、動きやすいパンツスタイルを選ぶと良いですね。
オケージョンシーンでは、パンツよりもドレスのほうが格式は上とされていますが、カジュアルな結婚式や二次会などならパンツスタイルでも問題ありません。
パンツスタイルでありながら、女性らしさが感じられるセットアップ。レースの透け感が華やかさを演出しています。また首元まであしらわれたレースも魅力。首まわりをあまり露出したくない方におすすめです。
パンツのウエスト部分にゴムが入っているので、着ていて締め付けを感じることもありません。結婚式だけでなく、入学式や卒業式などの式典、食事会でも活躍しますよ。
【S~5L】選べるセットアップ【タイプ1】/ルイルエブティック
パーティ向けセットアップはこちら パーティパンツスーツはこちらトップスとボトムが同素材で組み合わせられるセットアップスーツ。トップスは袖と裾にレースが施されており、シンプルながらも華やかさも感じるデザインです。
セットアップでなく、単品でも着まわし可能な便利なアイテムです。
デコルテと袖の透け感がポイントのセットアップ。肩のラインを見せつつ、露出を控えた上品な装いです。
高めに設定されたウエストのリボンは、フロントで結んでもバックで結んでも正解。その日の気分によって変えられます。ウエストの位置を少し高めに設定しているので、スタイルアップ効果も期待できますよ。
結婚式でのコーディネートには、バッグやパンプス、アクセサリーも重要な役割を持っています。ドレスがシンプルでも、小物の使い方次第では、華やかな結婚式にふさわしい装いとなります。
具体的にどのようなアイテムを取り入れたら良いか知りたい方は、ぜひチェックしてください。
星のように散りばめられたビジューが特徴のパーティクラッチバッグ。結婚式にピッタリの小ぶりなサイズですが、スマホやハンカチ、ミニ財布などの必需品はしっかり収納できます。
付属のチェーンを取り付ければ、ショルダーバッグとしても使えます。
女性の足を最もキレイに見せるといわれている、7cmヒールのパンプス。サイドカットにこだわり、はくだけで美脚効果がアップします。
結婚式だけでなく、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。
*定番*[21.5~26cm]ポインテッドトゥ7cmキレイめパンプス/ヴィヴィアン
結婚式では、花嫁以外は白を身につけるべきではないと言われていますが、アクセサリーに使われているパールは別です。
真珠には、健康・長寿・富・純潔・円満などの意味があり、結婚式にピッタリの宝石と言われています。おめでたい結婚式の場には、ぜひパールのアクセサリーをつけていきましょう。
控えめながら、存在感があり華やかさのあるパールの2連ネックレス。シンプルなドレスに合わせたいアクセサリーです。他のアクセサリーと色を合わせてコーディネートすると良いでしょう。
さりげないシンプルさが魅力のパールチェーンイヤリング。ちょっとした体の動きに合わせて揺れるパールが周囲の目を惹きつけます。
華やかなドレスに合わせるアイテムとして優秀で、普段遣いにもピッタリです。
ノースリーブのドレスやワンピースを着る際に活躍するボレロ。7分丈のフレアデザインのボレロは、二の腕のラインをキレイに見せてくれます。
ボレロはオールシーズン着用が可能で、普段使いでも活躍しますよ。
50代の方が結婚式に参列する場合、子ども・親戚関係・友人・会社関係とさまざまなシチュエーションが考えられます。新郎新婦との関係性や、会場の雰囲気を考慮したうえで、適切な服装を選ばなければなりません。
どんなカジュアルな式でも、最低限のマナーを守った、品のある大人の女性を意識した服装をしましょう。
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(マルイ編集部)