ファッション通販マルイウェブチャネル  >  コラムからさがす  >  ビジネスカジュアルとは?アイテムの選び方やおすすめコーディネート例を紹介

前のページへ

ビジネスカジュアルとは?アイテムの選び方やおすすめコーディネート例を紹介

BY マルイ編集部

最終更新日:2024/02/13

近年、多くの会社で取り入れられている「ビジネスカジュアル」。正統派な上下かっちりスーツという服装と比べて、ビジネスカジュアルは軽装化され自由度も感じられるスタイルです。

しかし、ビジネスカジュアルは定義がしっかりと決まっていないため、「どのくらいのカジュアルが許されるのか」「どのようなアイテムを選べば良いのか」と、ビジネスカジュアルに疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?

この記事では、ビジネスカジュアルのポイントやアイテムの選び方を解説します。おすすめのビジネスカジュアルコーディネートも紹介するので、ぜひ毎日のお仕事服選びの参考にしてくださいね。

1.ビジネスカジュアルとは?

そもそも、ビジネスカジュアルは明確に定義されていないものの、広く「社外の方に会っても問題のない、清潔感があるカジュアルスタイル」のことを指します。

もともとは、地球温暖化対策・ビジネスシーンでの衣類軽量化を目的とした「クールビズ」から派生したファッション。カジュアルと名前がついていますが、あくまでオフィスに着ていく服なので、品のある着こなしが大切です。

1-1 オフィスカジュアルとの違い

ビジネスカジュアルとよく似た言葉に「オフィスカジュアル」があります。ビジネスカジュアルが、社外の人と会う場合や社外訪問にも適した服装である一方、オフィスカジュアルは社内で過ごすことを想定しています。

例えばオフィスカジュアルでは、襟なしのトップスやカーディガンでも問題ない場合があります。どちらもビジネススタイルに変わりありませんが、ビジネスカジュアルの方がよりスーツに近い着こなしが求められます。

2.ビジネスカジュアルコーディネートのポイントと注意点

ビジネスカジュアルの服装には、いくつか注意点があります。以下のような点に注意して、コーディネートを組みましょう。

  • ・着崩しはNG!清潔感のある着こなしを
  • ・派手な色使いや柄物は避ける
  • ・スーツのジャケットをそのまま使用しない

それぞれの注意点について、詳しく解説します。

2-1 ビジネスカジュアルのポイント

ビジネスカジュアルのポイントは、「清潔感」と「信頼感」です。社外の方と会った際に信頼感を得られるような、上品な着こなしを心がけましょう。

たとえば、襟付きのシャツやジャケット、センターラインが入ったパンツを着用すると、簡単にきちんと感が出るためおすすめです。また、通常のオフィスファッションと同様、ビジネスカジュアルでもシャツのシワや汚れがないようにするなどの清潔感が求められます。

ビジネスカジュアルの定義は曖昧で、ネクタイが必要かどうか、緩めシルエットのパンツは着用しても良いかなど、会社ごとに異なる場合もあります。そのため、会社でビジネスカジュアルが指定された場合、まわりの先輩たちの着こなしや服装規定を確認しましょう。

・職場の雰囲気に合わせる

オフィスカジュアルといっても、業界や会社、内勤か外勤かによって基準はさまざまです。職場の先輩を参考に、雰囲気に合わせた服装を考えるのがおすすめです。職場の方のコーディネートを観察して、職場の雰囲気を確認してみましょう。

・清潔感、サイズ感、色彩感

「清潔感」「サイズ感」「色彩感」の3つをまずは意識してみましょう。

ビジネスの場では、清潔感がマスト。派手なデザインのTシャツやダメージの入ったジーンズなど、派手すぎるスタイルはだらしない印象を与えてしまいます。

また、サイズはジャストサイズを選びましょう。

色はネイビー、グレー、白黒などの落ち着いた色がベター。冒険して派手な色を選ぶ場合はさし色程度で控えたほうがよいでしょう。

「清潔感」「サイズ感」「色彩感」の3つを意識すれば、オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルのどちらにも対応できます。

・お手入れしやすいアイテムを選ぶ

ビジネスで使用する服装は、定期的にお手入れをし、清潔感を保つことが大切です。しかし、忙しい日々のなかで毎回クリーニングに出すのはなかなか大変ですよね。そんな悩みを解決できるのは、自宅で手入れができるイージーケア商品を活用することです。洗濯機で洗えるジャケットやパンツなどを右松活用してみてください。

2-2 着崩しはNG!清潔感のある着こなしを

ビジネスカジュアルは、プライベートのカジュアルファッションとは異なります。カジュアルだからといって、ダボっとしたアイテムを選ぶことや着崩すことはやめましょう。

常に清潔感を意識し、汚れやしわがあるアイテムは着用を避けるようにしましょう。シャツにはアイロンをしっかりとかけ、ジャケットやシャツの袖のボタンが取れていないかなど、細部にまで気を配ることが大切です。

仕事のしやすい快適さは大切ですが、取引先や会社の上司などからどう見えているのかを意識することも大切です。

2-3 派手な色使いや柄物は避ける

ビジネスシーンにおいて、浮いてしまうような派手な色や柄は避けた方が良いでしょう。ネクタイに少し柄や色が入っている程度であれば基本的に問題ありませんが、シャツやジャケット、パンツに派手な色を取り入れるのは、あまり良い印象ではありません。

基本的には、ベージュやネイビー、ブラックなどの落ち着いた色を取り入れるのがおすすめです。加えて、ブルーやブラウンなどの色味であれば、フォーマル感を崩さずに着用できるでしょう。

2-4 スーツのジャケットをそのまま使用しない

今持っているスーツを、ビジネスカジュアルのコーディネートに取り入れたいと考える方もいるかもしれませんが、スーツの素材は光沢感があり、着丈が長くなるためフォーマル感が強いです。

チノパンなどのカジュアルなアイテムとスーツのジャケットを合わせようとすると、どうしてもチグハグ感が出てしまうため、おすすめはできません。同じような色味だとしても、ちょっとした素材感の違いが違和感につながります。

ビジネスカジュアルのコーディネートを組む際は、思い切って、新しくアイテムを揃えた方が統一感のあるコーディネートになります。

3.メンズのビジネスカジュアルなアイテムの選び方

ビジネスカジュアルで大切なのがアイテム選び。清潔感を意識しながら、程よくカジュアルな着こなしを取り入れましょう。

続いて、ビジネスカジュアルに適したアイテムの選び方を、アイテムごとに分けて解説します。

  • ・ジャケット
  • ・シャツ
  • ・パンツ
  • ・シューズ

3-1 ジャケット

ビジネスカジュアルでも、ジャケットは必須アイテム。肩幅にしっかりと合ったテーラードジャケットがおすすめです。襟付きのものが基本であり、丈が短すぎない・肩幅が合っているなど、自分に合ったサイズのものを選びましょう。

色はネイビーやグレーが定番色。どちらもビジネスシーンにおいて清潔感のある鉄板の色であり、ビジネスカジュアル初心者の方でも取り入れやすいです。チャコールグレーやブルーも上品に見える色です。

比較的ラフなビジネスカジュアルなら、ジャケットに柄が入ったものを選ぶのもおすすめ。デニムジャケットなど、素材で遊び心を加えるのも良いでしょう。

【ウォッシャブル】ノルマンディーリネン カーディガンジャケット/五大陸

ストレッチウォッシャブル シャツジャケット/ドレステリア

【ウォッシャブル】ジャージー カーディガン/コムサイズム

ジャケットのランキング

    3-2 シャツ

    ビジネスカジュアルのインナーは、襟付きのシャツが定番です。取り入れる際に注意したい点は、ノーネクタイでもきちんと感が出るデザインであるか否か。ボタンダウンなど、首元がきれいにまとまるシャツを選ぶと、コーディネートを組みやすいです。

    白色が定番ですが、水色・ラベンダー・薄いピンクなど色付きのシャツも爽やかな印象に。ジャケットに合わせて、ストライプやチェックなど柄入りのシャツを選んでもおしゃれな着こなしになります。

    よりラフな雰囲気にしたい場合は、襟なしのシャツもおすすめ。会社によってはTシャツでも問題ないケースもありますが、いずれにしても清潔感のある色やデザインを意識して選ぶことが大切です。

    日本製ワイドスプレットボタンダウン七分袖シャツ/スプートニクス

    【シワ軽減/吸水速乾】イージーケアオックスボタンダウンシャツ/イッカ

    シャツのランキング

      3-3 パンツ

      ビジネスカジュアルのパンツは、スラックスかチノパンが定番です。スラックスを選ぶ際は、ジャケットと違う色を選び、スーツスタイルと差別化を図ることで、ビジネスカジュアルらしい着こなしになります。

      その際、暗い色のジャケットには明るい色のスラックス、明るい色のジャケットには暗い色のスラックスを組み合わせると、簡単にビジネスカジュアルコーディネートが完成します。加えて、センターラインが入っているものを選ぶと良いでしょう。

      スラックスよりもカジュアル感が強いのが、チノパンです。チノパンはサイズと丈がジャストサイズのものを選ぶと、だらしない印象にならずフォーマルに着こなせます。

      綿素材のチノパンは、カジュアル感が強いため、取り入れる際の色はネイビーやベージュ、ブラックを選ぶことをおすすめします。

      CAVE 吸水速乾タイプライターパンツ/ニコルクラブフォーメン

      【ON⇔OFF対応360°ストレッチ】7DAYSへリンボンテーパードパンツ/THE SHOP TK

      パンツのランキング

        3-4 シューズ

        スラックスにジャケットなど、比較的フォーマルなビジネスカジュアルコーディネートには、革靴を合わせるのが無難です。ブラックやダークブラウンなど、濃い色のシューズを合わせると、足元が引き締まりカチッとした雰囲気になりますよ。

        つま先に横一直線のラインが入ったデザインのストレートチップやつま先にU字の縫い目が入ったデザインのUチップの革靴は、一足持っているとさまざまなシーンで活用できます。

        靴ひもの代わりにベルトとバックルのついたモンクストラップや、つま先にW字のデザインがあるウィングチップの革靴は、よりカジュアルでおしゃれな印象に。すでにスーツに合わせた革靴をお持ちの方は、それをそのまま使用しても問題ありません。

        中にはチノパンにスニーカーでも良いという会社もありますが、その場合もスポーティーすぎるスニーカーは避けましょう。レザー素材を使用したスニーカーなら、スニーカーの中でもフォーマルな印象になります。

        フレキシブルドレス/テクシーリュクス

        ハイパフォーマンスウォームイージースラックス/アーバンリサーチロッソ

        シューズのランキング

          4.【ジャケット×ノーネクタイ】メンズのビジネスカジュアルコーデ

          4-1 カジュアル見えする素材のジャケットできっちりしすぎないスタイルに

          ジャケットはこちら

          基本の色であるグレーのジャケットも、薄手のカノコジャージー素材のものを選べば一気にキレイめな印象に。シンプルなVネックの黒Tシャツを合わせて、柔らかい雰囲気を演出しましょう。ボトムにホワイトのパンツを選べば、良いアクセントになります。

          4-2 きっちりセットアップにはTシャツを合わせてきめすぎない

          セットアップはこちら Tシャツはこちら

          フォーマルな雰囲気が強いブラックのセットアップには、ラフなTシャツを合わせてカジュアルダウン。ニュートラルなノーカラージャケットは、カーディガンのような着心地でありながら、きちんと感のある着こなしが叶います。

          4-3 重く見えがちなスーツスタイルも色合わせ一つでカジュアル見え

          カラートップスはこちら

          爽やかなベージュ色のテーラードジャケットには、グレーのパンツを合わせて大人っぽく仕上げましょう。程よくテーパードしたシルエットのパンツは、ビジネスカジュアルにぴったりです。インナーにはネイビーを選び、色のバランスを楽しむのも良いですね。

          4-4 白のロンTとグレーのジャケットで爽やかなラフスタイルに

          4-5 暗めのジャケパンにはトーンアップした同系色のインナーをレイヤードして軽やかに

          4-6 きっちりスタイルにポップなドットシャツを忍ばせて遊び心をプラス

          4-7 3色のベーシックカラーでバランスのとれたきれいめカジュアル

          5.【ジャケットなし】メンズのビジネスカジュアルコーデ

          従来のスーツスタイルをカジュアルダウンさせたようなファッションである「ビジネスカジュアル」。カジュアルと名前がついていても、あくまで会社で着用するファッションであるため、清潔感やきちんと感が大切です。

          ジャケットにシャツ、スラックスやチノパンなどの組み合わせを基本に、ネクタイやシューズでおしゃれさを演出するのもおすすめ。難しそうに思えるかもしれませんが、ラフになりすぎないように気をつければ、簡単に着こなすことができます。

          ぜひこの記事で紹介したアイテムの選び方やコーディネート例を参考に、自分に合ったビジネスカジュアルのコーディネートを見つけてください。

          5-1 ポロシャツとドレススニーカーでほどよくカジュアル感をプラス

          ポロシャツはこちら ドレススニーカーはこちら

          ブルー系の色のポロシャツとスラックスのコーディネートは、ビジネスカジュアルの定番。細めのシルエットにセンタープレスが入ったパンツは、スタイルアップにもぴったりです。おしゃれなドレススニーカーを組み合わせると、簡単にきちんと感がでます。

          5-2 オンオフ兼用できるポロシャツが◎キレイめカジュアルスタイル

          ポロシャツはこちら

          ネイビーのポロシャツにテーパードパンツをプラスして、夏場でも快適なビジネススタイルに。ポロシャツと同系色のトートバッグを組み合わせれば、おしゃれで統一感のあるコーディネートに仕上がります。

          5-3 白シャツ×スラックスのシンプルスタイルで爽やかに

          5-4 ラフなモノトーンにはコインローファーを合わせてONスタイルに

          5-5 配色ニットをプラスしてビジネスモードからカジュアルダウン

          5-6 ニットにきれい色のシャツをレイヤードして清潔感を演出

          5-7 ブラウントーンでこなれ感のあるオフィススタイルに

          6.ビジネスカジュアルのポイントを押さえておしゃれに着こなそう

          従来のスーツスタイルをカジュアルダウンさせたようなファッションである「ビジネスカジュアル」。カジュアルと名前がついていても、あくまで会社で着用するファッションであるため、清潔感やきちんと感が大切です。

          ジャケットにシャツ、スラックスやチノパンなどの組み合わせを基本に、ネクタイやシューズでおしゃれさを演出するのもおすすめ。難しそうに思えるかもしれませんが、ラフになりすぎないように気をつければ、簡単に着こなすことができます。

          ぜひこの記事で紹介したアイテムの選び方やコーディネート例を参考に、自分に合ったビジネスカジュアルのコーディネートを見つけてください。

          • Twitter
          • LINE
          • Facebook