ファッション通販マルイウェブチャネル > コラムからさがす > ローファー【メンズ&レディース】人気の種類や選び方、おすすめコーデまで
2022/4/1
学生の制服に合わせるというイメージが強いローファーですが、実はビジネスシーンでもファッションアイテムとしても人気。特にシンプルなローファーはどんなコーデにも合わせやすい万能アイテムなんです。メンズからレディースまで、ローファーの種類や選び方、ローファーに合うおすすめファッションコーディネートや着こなしについて詳しく解説します。
高校生から社会人まで、幅広いシーンで着用できるローファー。脱ぎはきがとても楽で、カジュアルなファッションスタイルでも人気ですね。ここでは、ローファーの種類や特徴、選び方のポイントをご紹介します。
ローファーとは、靴紐を結ばない革靴の一種です。1920年代に英国王室の室内ばきとして生まれ、そのデザインと便利さから流行したという歴史があります。
脱ぎはきが楽なことから「loafer」、英語でいう「怠け者」と呼ばれるようになったようです。
ローファーと混同されやすいのがスリッポンとモカシン。ローファーもジャンルとしては、足を滑り込ませてはくスリッポンに分類されます。
ただし、スリッポンとは、足の甲部分に装飾がないシンプルなデザインで、ヒールがなく、キャンパス地など布製も多いタイプの靴のことを指すことが多いですが、ローファーは基本的に革製となります。
モカシンは甲部分がU字型に縫合されていて、靴紐があるのが特徴です。ローファーは靴紐がないため、その点が大きな違い。また、モカシンにはスエード素材のものが多く出回っています。
脱ぎはきが楽でカジュアルなアイテムのローファーは、結婚式や葬祭などのフォーマルなシーンではNGとされています。特に男性の正装が必要なシーンでは、靴紐のついた革靴がおすすめです。
また、オフィシャルなビジネスシーンでも原則ローファーはNG。特に、就職活動や重要な会議などではマナー違反と取られることもあるので注意が必要です。
とはいえ、クールビズが普及したことでよりカジュアルな服装をOKとする職場も増えています。職場の状況に合わせてローファーを取り入れるとよいでしょう。
ローファーに合わせる靴下を選ぶ際、ポイントとなるのが素肌を見せるか見せないか。足元にほどよい抜け感&こなれ感を出したいなら、素足ばきのように見える丈の短い靴下がおすすめです。春から秋口にかけて挑戦したいスタイルですね。
男性がビジネスカジュアルでローファーにあわせて靴下をはくならなら、シックな色味のロングホーズソックスでまとめましょう。着席時にも足が露出せず、よりスマートな着こなしになります。
レディースのローファーはメンズのものに比べて幅が狭く、細いデザインが多く見られます。ヒールが高いタイプも多く出回っています。今季は厚底ローファーが人気で、メンズの靴にも厚底タイプのものが見られますが、レディースの方が高さがあるのが特徴です。
ただし、それ以外にはそれほど大きな違いはないので、メンズでサイズがない方がレディースを試してみるのもありでしょう。
ローファーを選ぶ際には、素材や色、デザインなどに注目しましょう。素材は本革・合成皮革・スエードなど、色は定番の黒や茶だけでなく、白やベージュなどもあります。
デザインについては後ほど詳しく解説しますが、コインローファー・ペニーローファー・タッセルローファーなどが主流です。
スーツもしくは学生の制服に合わせるのか、カジュアルシーンではくのかによっても選び方は変わります。使うシーンに合わせた上で、好みのテイストやはきやすいものを選ぶとよいでしょう。
ローファーにはさまざまな種類があり、種類によって受ける印象も変わります。ここでは、3種類のローファーの代表的なデザインをご紹介します。
学生がはく印象の強い定番の「コインローファー」は、別名「ペニーローファー」とも呼ばれています。足の甲のベルトのような部分に切れ込みがあり、そこにコイン(1ペニー硬貨)を差し込めることが名前の由来だそう。
汎用性が高く、デニムやチノパンなどと合わせてカジュアルスタイルに、またスーツに合わせてビジネスシーンまで幅広く活躍する万能アイテムです。
このアイテムの一覧はこちら足の甲部分にタッセル飾りがついている「タッセルローファー」。海外では弁護士やビジネスマンに愛用されているローファーで、オフィスカジュアルやスーツスタイルに合わせるのもOKとされています。
一般的なローファーとは一味違う上品さがあるものの、堅苦しい印象は受けません。ドレッシーに仕上げたいときにおすすめです。
このアイテムの一覧はこちら「ビットローファー」とは、足の甲部分に金属光沢のあるパーツを加えたもの。パーツは馬具を模したデザインとなっていて、「ホースビット」とも呼ばれています。
とてもエレガントで個性的な印象を受けるので、かっちりとしたスーツで決めつつも足元に遊びを加えたいときなどに便利なアイテムです。
実はこのビットローファー、イタリアのブランド「GUCCI(グッチ)」が発祥といわれています。かつてGUCCIは馬具を含めた革製品を生産していて、それを革靴にも採用したそうですよ。
このアイテムの一覧はこちらローファーの人気のブランドや、素材や注目のデザインごとにおすすめのローファーをご紹介します。
日本の靴メーカー「ハルタ」といえば、ローファーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ハルタは大正6年創業の老舗靴メーカーで、特に学校指定靴のローファーで人気を誇っています。
そんなローファーが大人にも注目されるようになり、2010年代以降は他ブランドとのコラボ商品も発売して、さらに人気を集めています。
このアイテムの一覧はこちらスエード素材とは、子牛や子羊などの革裏面を毛羽立てたものを指します。起毛感があることで温かみを感じられ、特に秋冬に人気。そんなスエードを使用したローファーは柔らかいはき心地が特徴です。
一般的なローファーと比べて抜け感&こなれ感が出やすいので、カジュアルコーデにぴったり!すぐに売り切れることも多いので、欲しいものがあったら早めにチェックしましょう。
このアイテムの一覧はこちらかかとを潰してはくサンダル仕様のローファーや、かかとのないミュールタイプのローファーも人気!さっと脱ぎはきしやすいのに、きちんと見える優秀アイテムです。足にフィットするものを選べば、歩き安さも抜群です。春夏で少し暑い、素足の時期に活躍するでしょう。
このアイテムの一覧はこちらローファーをカジュアルに着こなしたいという人におすすめのおしゃれメンズコーデを2つご紹介します。
風合いが柔らかくフィット感抜群のトリコットコーデュロイのセットアップに、同色のタートルとコインローファーを合わせたスタイル。タートルとローファーの色を黒に統一することで、全体がすっきりと引き締まります。
着丈がやや短めのパンツは、裾から覗く靴下もポイントに。ローファーと同色で合わせるのはもちろん、あえてポイントとなる色を持ってくるのもおすすめです。
このコーディネートの詳細はこちらこのブランドのローファー一覧はこちらこのブランドのセットアップ一覧はこちら抜け感のある今季らしいトレンドスタイルコーデをつくりたいなら、ローファーにチェックパンツを合わせましょう。裾に向かって細くなるテーパードシルエットのラフなパンツなら、崩しすぎずにきれいにまとまります。
さらにフェイクスエードのパーカーを合わせたら大人カジュアルの完成です。
このコーディネートの詳細はこちらこのブランドのローファー一覧はこちらこのブランドのスラックス一覧はこちらカジュアルスタイルにぴったりのおしゃれなローファーのレディースコーディネートを2つご紹介します。
ニットとゆるデニムのデイリーコーディネート。クロコ風型押しレザーのヒールローファーとミニボストンバッグを合わせることでカジュアルながらもエレガントな装いになります。
ゆったりサイズのニットにスリムシルエットのパンツを合わせるのがおすすめです。
このコーディネートの詳細はこちらこのブランドのローファー一覧はこちらこのブランドのバッグ一覧はこちらはき心地はもちろん、デザイン性の高いおしゃれなローファーを手に入れたいならマルイウェブチャネルがおすすめ。選べる種類やサイズ展開も多いので、お気に入りの1足が見つかるはずです。
ローファーの素材や色などによっても印象は変わるので、お気に入りコーデにぴったりのローファーを探してみてはいかがでしょうか。
この記事で紹介した(メンズ)アイテムの一覧はこちらこの記事で紹介した(レディース)アイテムの一覧はこちら