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スーツの正しい着方ガイド|初めてのスーツをかっこよく着こなそう

2022/3/17

初めてスーツを購入すると、スーツにあわせるアイテムの選びかたや正しい着方がわからないという人も多いのです。スーツは正しく着てこそ、スマートでかっこいいという印象を与えることができます。そこで今回は、スーツの着用マナーやスーツにあわせるアイテムの選びかたを紹介します。スーツを購入する際にはぜひ参考にしてください。

1.面接や入社式に向けて。スーツ選びの基礎知識

スーツはサイズがあっていることはもちろん、TPOをわきまえて着る必要があるものです。就職活動中はリクルートスーツ、入社式はダークスーツを着用するのがマナーとなっています。

ただそのスーツがあれば大丈夫というわけではなく、着用マナーやあわせるアイテム(ワイシャツやネクタイ、ベルトなど)にも気を遣う必要があるので、注意が必要です。スーツの選び方とともに、小物の選び方も覚えてワンランク上の社会人を目指しましょう。

2.覚えておきたいスーツの着用マナー

では、まず覚えておきたいスーツ着用のマナーについて解説します。ボタンのかけ方、ポケットの扱い方といった細かい部分は知識が必要なので気を付けたいですね。知っているつもりでスーツを着ていた人もぜひ確認してみましょう。

2-1 ボタンの掛け方

学生服はボタンをすべて掛けるのが正しい着方でしたが、スーツの場合は違います。一番下のボタンは留めずに外しておくのが正しい着方のマナーです。

スーツの種類によってボタンの数は様々ですが、いずれの場合も一番下のボタンは着用した時のシルエットを美しく見せるために作られた「捨てボタン」であり、留めるためのものではありません。

2つボタンのスーツの場合は上の1つだけ、3つボタンの場合は1つめと2つめだけを留めると、見栄え良く着用できます。

2-2 ポケットの使い方

ジャケットの外側についているポケットには蓋のような布があり、これをフラップと呼びます。フラップはポケットの中に雨やほこりが入らないようにするためのもので、屋外ではポケットの外に出し、室内ではポケットの中に入れるのがマナーとされていました。

現代ではデザイン性のためだけに残されているフラップですが、冠婚葬祭や就活ではしまったまま、ビジネスでは出したままが理想的です。

またスーツの型崩れを防ぐため、ポケットの中にはものを入れないようにしましょう。

3.スーツにあわせるアイテムの選びかた

スーツにあわせるアイテムには、ワイシャツ、ネクタイ、ベルトなどがあります。ここではスーツにあわせるアイテムの選び方を紹介します。ビジネスマナーとして選び方が決まっているものもあるので、ぜひ小物選びの参考にしてください。

3-1 ワイシャツ

ワイシャツは、レギュラーやワイドカラーシャツがおすすめです。これらの他に、襟をボタンで前身頃の部分に留めるボタンダウンタイプのワイシャツもありますが、カジュアルな印象を与えますので、ビジネスでは避けたほうが良いでしょう。

また首回りと裄丈(袖丈)が分かれば、自分の体にフィットする最適なサイズのワイシャツを選ぶことができます。専門店では測ってもらうことができますが、サイズを覚えておけば次からは通販でも購入できるのでおすすめです。

3-2 インナー

ワイシャツは素肌に着るのが正しい着方ですが、もしインナーを着用したいときは、白やベージュなど色柄が透けないものを選びましょう。本来の欧米マナーではインナー不要ですが、日本は欧米に比べて高温多湿なので、汗による不快感を避けるためにもインナーを着用するのはマナー違反ではありません。

ただしビジネスシーンでインナーを着用する場合は、色と同様に、ワイシャツの外側から見えない、首元からインナーがはみ出さない形も意識しましょう。

3-3 ネクタイ

ネクタイは人によってこだわりが出るところですが、太さや長さには一定のルールがあります。

まずネクタイの大剣巾(一番幅が広い部分)は、ジャケットのラペル幅(襟部分、下側のとがった場所の幅)と同じ太さであればバランスが良く見えるので、手持ちのジャケットのラペル幅を見てみましょう。

さらにネクタイを締めるときは、ベルトのバックルに剣先がかかる程度の長さにするのがマナーとなっています。締めたときに丁度良い長さになるネクタイを選びましょう。

3-4 ベルト

ベルトを選ぶ時はシューズの色と揃えると良いでしょう。また単に「シューズがブラウンならベルトもブラウン」ということではなく、色のトーン(色調、明るさ)も合わせるとスマートな着こなしになります。

ベルトは、パンツ(スラックス)を適正な位置で保つのが主な役割ですが、ビジネスシーンにおいて「なくても良い」というものではないので必ず着用しましょう。デザインはシンプルなものがおすすめ。毎日使用していると急に壊れることもあるので、複数持っておくと安心です。

3-5 ソックス

ソックスはパンツかシューズの色にあわせ、同系色のものを着用しましょう。たとえばネイビーのスーツなら靴下も紺系、グレーのスーツなら靴下もグレー系や黒にします。スーツより若干ダークな色を選ぶとオシャレに見えるでしょう。

また、長さについては座ってもスネが見えない長さのソックスを選ぶのがマナーです。座るとパンツは思ったより上に上がってしまいますから、実際座ってみて確認すると安心ですね。ゴムが緩んで履けなくなることも多いので、まとめ買いがおすすめです。

4.ビジネススーツにあわせやすいおすすめアイテム

ビジネススーツにあわせやすいアイテムはどれだろう、と迷ってしまうことも多いものです。ここでは、ビジネススーツにおすすめのアイテムを、種類ごとに紹介します。厳選のアイテムで、信頼を勝ち取れる印象をつくりましょう。

4-1 ワイシャツ

ワイシャツのおすすめブランドはビサルノです。ビサルノはマルイのオリジナルメンズファッションブランド。首都圏を中心に複数店舗も構えるマルイがプロデュースする品質や形態なので、安心してビジネスシーンに活用できるでしょう。

「【アウトレット】形態安定加工生地Yシャツ」は、セミワイドの襟がおしゃれなワイシャツです。色も形もシンプルなので、どのようなシチュエーションでも清潔感のあるスーツ姿を簡単に作れる優れものと言えますね! 形態安定で扱いが楽なのもいいところです。

【アウトレット】形態安定加工生地Yシャツ/ビサルノ

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4-2 ネクタイ

コムサイズムは、シンプルで洗練されたデザインを好む人から支持率の高い、人気のブランドです。服のラインナップは無地やロゴのみの、きわめてシンプルなものが多いですが、ネクタイではハイセンスな幾何学模様のものも多く、気に入ったものを何本も揃える人もいるでしょう。

おすすめは「スクエアパターン パネルネクタイ」。地の色はブラックとネイビーが選べるので、手持ちのスーツ色に合わせて2色を使い回すこともできるでしょう。

スクエアパターン パネルネクタイ/コムサイズム

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4-3 ベルト

ベルトのおすすめブランド、ポロ ラルフ ローレンは、クラシックで堅実な印象を与えてくれる、年配の方にも馴染みが深い好印象のブランドです。アイテムはもちろんベルトだけではなく、幅広くビジネス小物からカジュアルな品まで手に入ります。ベルトはカジュアルにも使い回せて便利!

中でもおすすめの「ベルト」はしっかりした牛革製で、長持ちが期待できるでしょう。バックル部分にポロ ラルフ ローレンの型押しがあるのにも、さりげないおしゃれさを感じます。

ベルト/ポロ ラルフ ローレン

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4-4 靴

クインクラシコはヨーロッパ直輸入靴の取り扱いもあるドレスシューズの専門ブランドです。ビジネスマンにとって靴は商売を左右するアイテムでもあることから、良い靴にこだわる人も多く、そのような人たちから注目を浴びています。

特におすすめしたいのは「外羽根キャップトゥ」です。すっきりとした靴先に対して、流れるような縫い目のラインが特徴的で、ちょっと差の付くビジネスシーンを演出したい方にはぴったりの高級感が、ひと目で見てとれるでしょう。

外羽根キャップトゥ /クインクラシコ

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まとめ 基本ルールを守ってスーツを正しく着こなそう

スーツをかっこよく着こなすためには着用マナーを守ることが大切です。特にスーツはマナーにあわせた作り方をされている部分もあり、ボタンの掛け方やネクタイ選びなどマナーを守らないと、バランスが崩れてしまうのが難点です。

これから面接や就職、新卒で入社式を控えている方は特に、基本のマナーを知った上でかっこいい社会人としての一歩を踏み出してください。スーツにあうアイテムもルールを守ったものを選び、自信を持ってスーツデビューをしましょう。

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