ファッション通販マルイウェブチャネル > Kesou 足元の常識が変わるパンプス
女性の足元のおしゃれとして親しまれているパンプス。
おしゃれだけでなく、お仕事や冠婚葬祭など、TPOに合わせてパンプスを選ぶこともありますよね。
春になって新たな門出を迎え、パンプスデビューを経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さまざまなシーンで履くことの多いパンプスですが、かかとが脱げてしまったり、痛い思いをしたり等、サイズ選びに悩むことも多いですよね。
できれば購入する前に、自分に合うパンプスをわかっておきたいものです。
今回は、パンプスの選び方について、みなさまにとって参考にしていただけるようご紹介したいと思います。
そもそもパンプスとは、どのような靴のことを指すのでしょうか。
パンプスは、一般的に甲が広く開いていて、ひもやとめ金などがないデザインの靴を指します。
本来は、そこに追加して「かかととつま先が覆われていること」もパンプスの定義に当てはまるのですが、現代はかかととつま先のどちらかが開いていても、パンプスの一種として区分けされることが多いようです。
たとえば、夏によく登場するオープントゥのパンプスも、つま先が開いていますがパンプスにカテゴリ分けされることが多いです。
パンプスは、もともと今のようにおしゃれのために履かれていたわけではありませんでした。
パンプスの原型が登場したのは中世ヨーロッパ。当時の人々は、用を足すときにお手洗いに行く習慣がなく、建物から投げ捨てたり庭にしみこませたりするのが当たり前でした。
ふわっと膨らみのあるドレスを着ていた当時の女性たちが何も気にせずに歩いてしまうと、当然ドレスの裾がすぐに汚れてしまいます。
汚れることを防止するために、厚底靴やハイヒールが開発されましたが、当時の厚底靴は歩きにくかったようで、ハイヒールが重宝されるようになりました。
その後、ルイ14世が注目したことから、ハイヒールがファッションアイテムとして広がっていったそうです。
ここまで、「パンプスとは」についてご説明してきました。
パンプス、ハイヒールと2つの名称が出てきて、パンプスとハイヒールは同じもの?と疑問をもたれた方もいらっしゃるかもしれません。
「パンプス」と「ハイヒール」の関係は、「柑橘類」と「みかん」の関係と同じです。
つまりハイヒールとは、パンプスのなかのヒールが高い種類のことを指す言葉なのです。
パンプスにはさまざまなカテゴリ分けがあります。
ヒールの高さで区別するのであれば、主に以下の4つに分けられます。
・ハイヒールパンプス
・ミドルヒールパンプス
・ローヒールパンプス
・フラットパンプス
一般的に、7㎝以上のものをハイヒールパンプスと呼ぶことが多いです。
ヒールが高いほうがより脚がきれいに見えると言われており、おしゃれを目的に履く場合やドレスアップする場合はハイヒールパンプスが選ばれることが多いです。
ただし、ヒールの高さが7cm以上になってくると、多少歩きづらくなってくることも事実。
慣れるまでは、少しずつ歩いてみたりストラップ付のものやヒールが太くて安定しやすいかたちのものを選んだりして、歩きやすいパンプスを探してみてくださいね。
Kesou Pumpsは、ヒールが1.5cmほどで「フラットパンプス」にあたります。
フラットパンプスは美脚効果があまりないと言われており、カジュアルスタイルに合わせることも多いです。
しかし、おしゃれをしたくてもたくさん歩く予定がある場合や、足元は歩きやすい靴にしておきたいこともありますよね。
Kesou Pumpsは、フラットパンプスなのに少しヒールがあるかのように見える構造と、足がきれいに見えるカットラインにこだわっています。
パンツスタイルでもかっこよくきまるので、ぜひ試してみてくださいね。
パンプスには本当に多様な分類方法があります。
つま先のかたちで区別するのであれば、「ラウンドトゥパンプス」「ポインテッドトゥパンプス」などに分けられます。
他にも、ヒール自体のかたちや、デザイン性による区分けなど、パンプスの区別の仕方は多種多様です。
ショッピングモール型の通販サイトなどでも、パンプスについては区別の仕方によって様々な検索ができることが多いです。
区別がわかればぐっと自分に合う商品を見つけやすくなるので、なんとなくでも種類を覚えておくと便利ですよ。
次の項目から詳しく解説していきます。
パンプスの区別のなかでもっともわかりやすいのは、つま先のかたちによる区分けです。
近年、さまざまなデザインのパンプスが生まれているため、5~6種類ほどの区分けがあります。
中でも、もっともよく見かけるのはこちらの3種類です。
・先がとがっている「ポインテッドトゥ」
・先が丸いかたちをしている「ラウンドトゥ」
・先が四角いかたちをしている「スクエアトゥ」
他にもこんなかたちがあります。
・ポインテッドトゥよりはシャープさを軽減したアーモンドトゥ
・つま先が開いているオープントゥ
・指先部分が少しななめになっているオブリークトゥ
このあたりまでは、ショッピングモールの検索カテゴリでもよく出てきます。
履いたときの印象がつま先のかたちによって変わることはもちろん、履きやすさや足との相性もつま先のかたちによって変わってきます。
Kesou Pumpsは、ポインテッドトゥのパンプスになります。
ポインテッドトゥは、見た目のシャープさが魅力である一方、つま先が痛くなりやすい方も多い形状です。
Kesou Pumpsの場合は、ポインテッドトゥではあるものの、やわらかいニット編みでできているため多くの方に履いていただきやすいかたちになっています。
実際、「初めてポインテッドトゥを履けた!」とおっしゃる方もいらっしゃるので、なかなかポインテッドトゥを選べない方にもぜひ試していただきたいです。
パンプスは、ヒールの形にもさまざまな種類があります。
デザイン性が変わることはもちろん、ヒールの形によって歩きやすさも変わってきます。
おしゃれを楽しみつつ、安定して歩けるヒールの形を選んでいきましょう。
よく見かけるヒールの形には以下のものがあります。
・ピンヒール
・チャンキーヒール
・コーンヒール
ピンヒールは、ハイヒールパンプスと聞くと連想する方が多いかもしれません。
履くと足がきれいに見えて華やかなピンヒールですが、歩きやすいとは言えないのが難しいところ。
ヒールが細い分体重がかけづらく、慣れていない人は歩く際に注意が必要です。
チャンキーヒールは、太めのヒールのことを指しています。
ヒールの高さは問わず、また太さの定義もなく太めのヒールの総称になっています。
「チャンキー」自体が英語で「ずんぐりとした」という意味があるそうです。
ピンヒールと真逆でしっかり太いので、歩きやすさは抜群。
その分、ピンヒールのような華奢さではなく、カジュアル感がうまれやすいかもしれません。
コーンヒールは、名前として馴染みがある方は少ないかもしれませんが、見たことがある方は多くいらっしゃると思います。
コーンヒールもチャンキーヒールのように太めのヒールですが、チャンキーヒールと違う点は、形がコーンのように円錐形であること。
地面と接する部分はピンヒールのように細く小さくなっています。
ピンヒールよりも安定感があり、チャンキーヒールよりもカジュアル感は薄れるので、使いやすいデザインと言えます。
他にも、近年流行しているヒールの形に、台形ヒールがあります。
こちらは横から見ると地面に向かってすそが広がるような形(台形)をしているヒールです。
チャンキーヒールのようにしっかりした太さがあり、歩きやすさ・安定感は抜群。
また一味違った雰囲気が楽しめます。
パンプスはデザインによってもカテゴリ分けができます。
たとえば、オープントゥパンプスなどは、履いたことがある方も多いかもしれません。
夏場に登場することが多いオープントゥパンプスは、その名前のとおりつま先部分がくりぬかれて開いているデザインです。
フットネイルを見せることができるので、足元のおしゃれをより楽しむことができます。
フォーマルな場所では好まれないこともあるので、着用の際はTPOをきちんと確認することをおすすめします。
他にも夏によく登場するパンプスとして、つま先とかかとの部分だけ覆われているセパレートパンプスがあります。
ホールド力が弱いため、ストラップが追加されているデザインも多く見られます。
エレガントで大人っぽい雰囲気があり、また通気性もよいので夏に履きやすいパンプスです。
オープントゥと違ってつま先が隠れているためカジュアル感が低く、結婚式などにも着用することができます。
ストラップ付きのパンプスは、ストラップが足首についていたり、足の甲にかかるようについていたり、デザインによってさまざま。特に足の甲にかかるタイプは脱げにくさがアップします。
パンプスならではの足がきれいに見えるデザインはそのままに、歩きやすさをプラスしてくれるので、パンプス初心者の方にもおすすめです。
最近よく見かけるようになったデザインのパンプスに、オペラパンプス(オペラシューズ)があります。
もともとは男性がオペラを鑑賞するときなどに履く、ドレスシューズとして広がりました。
ローファーに近いような、通常のパンプスよりも甲を覆う部分が広いデザインになっています。
クラシカルな雰囲気を与えてくれ、また歩きやすいデザインのパンプスです。
Kesou Pumpsをはじめ、多くのパンプスはプレーンパンプスと呼ばれるカテゴリに入ります。
特別な装飾や形状でない、シンプルなデザインのパンプスです。
デザインがシンプルな分、コーディネートに合わせてカラー選びを楽しんでくださいね。
パンプスの履き心地についてよく聞かれるのが「脱げる」というキーワードです。
そもそもパンプスは、スニーカーなどと違って脱げやすい靴です。
スニーカーは、足の甲をすっぽり覆って紐で調節することができますが、パンプスはつま先とかかとだけで足を支えています。
ですので、「足長」「足幅」「足囲」が合っていないと、すぐに脱げてしまいます。
KesouのInstagramで以前、「パンプスを階段に置き去りにしたことはありますか?」というアンケートをとったところ、「置き去りにしたことがある」をお選びいただいた方はなんと97%にのぼりました。
パカパカ脱げやすい靴だと歩きづらいですし、少し怖さも感じますよね。
脱げないように市販のバンドなどで対策されている方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、パンプスで脱げてしまう原因についてもう少し細かくみていきます。
パンプスが脱げてしまう理由のひとつに、「大きすぎるパンプスを履いている」ことがあげられます。
パンプス選びでもっとも難しい「サイズ」。
足の長さが合わないことがあるのはもちろん、足幅が合わないためにサイズをアップし、かかとがパカパカしているという方もいらっしゃるかと思います。
一番よいのはサイズがぴったりのパンプスを選ぶことです。もともとかかとに脱げ防止のクッションがついているタイプのパンプスもあるのでそのようなパンプスを試してみたり、靴下などで合わせてみることもよいと思います。
また、市販のインソール(中敷き)を使うことでもサイズ調整が可能です。
全面に貼るタイプだけでなく、つま先側だけ、かかとだけなど、パーツに分かれているものもあるので、靴と足のすきまを埋めるようなイメージでサイズを調整しましょう。
もともとかかとに脱げ防止のクッションがついているタイプのパンプスもあります。
前に足がすべってしまってかかとが脱げる場合は、前すべり防止のインソールなども試してみるとよいかもしれません。
インソールのオーダーメイドショップもありますので、専門家に相談しながらサイズ調整したい方は、ぜひ探してみてくださいね。
もうひとつ、パンプスが脱げてしまう原因として、「そもそも足のかたちが靴のかたちと合っていない」ことがあげられます。
足長(足の縦の長さ)が合っていないと脱げてしまうことは、想像しやすいかと思います。
しかし、それだけではなく、足の幅や甲の高さが合っていなくても、フィット感がなく脱げやすくなってしまうのです。
足の幅や甲の高さが合っていないと、足がしっかり固定されずにどんどん前にすべっていってしまいます。そうすると、かかと側にすきまができてしまい脱げやすくなるほか、つま先が詰まってしまって指先が痛くなることもあります。
パンプスを買うときは必ず両足で試着して、歩いたときにかかとが脱げないか、必ずチェックしてくださいね。
Kesouでも何度か期間限定POP UP STOREにてみなさまにご試着いただきましたが、ご試着の様子を拝見していると、あまり歩かれない方も多いです。
お店の場合、スタッフが対応可能な範囲であれば、ほかのお客さまにもご配慮いただいたうえでいくらでも歩いてかまわないというところが多いと思いますので、ぜひ歩いてみてください。
通販で買った靴など、ご自宅で試着される際あまり歩けるスペースがない場合は、つま先立ちなどでかかとが脱げないかチェックしてみるとよいと思います。
また、ご試着の際、鏡で見え方を確認される方も多いと思いますが、履き口にすきまがあいてしまっていないかも必ずチェックしてみてくださいね。
サイドにすきまがあいてしまっている場合は横幅が合っていない可能性があります。
また、つま先側の履き口にすきまがあいてしまっている場合は甲の高さが合っていないかもしれないので、別の靴を選ぶかインソールで調節するようにしましょう。
ヒールが高いパンプスを履いている場合、歩き方が原因で脱げやすくなってしまっている可能性があります。
ヒールが高いパンプスで、スニーカーのようにかかとから着地する歩き方をすると、かかとが脱げやすくなってしまいます。
ヒールパンプスの場合は、かかととつま先を同時に着地させるイメージで歩きましょう。
その際、背筋をしっかり伸ばして歩くと、歩き姿もきれいに見えますよ。
また、脱げやすいパンプスを履いていると脱げないようにかばってしまって内またになってしまったり、すり足になってしまったりすることがあります。
つま先は気持ち外側に向けるイメージで、まっすぐ歩くことを意識しましょう。
着地のときに、前足、特に指の付け根にしっかり体重をかけて歩くと、ぐらつきにくくもなって歩きやすくなります。
ここまで、パンプスが脱げてしまう原因についてお話してきました。
脱げないパンプスを選ぶということは、自分の足に合っているパンプスを選ぶということとほとんど同義です。
脱げてしまうパンプスを履いているとそもそも歩きにくいですし、緊急時など急いでいても走ることができません。
また、脱げないようにするために無意識に足をかばうような歩き方をしてしまうので、不自然な力が入ってしまいます。
足の健康のためにも、脱げないパンプスを選ぶようにしましょう。
それでは、脱げないパンプスを選ぶためのポイントをご紹介します。
まず、大きすぎるパンプスを選ぶことは避けましょう。
よく、「きついと痛くなりそうだから大きめのサイズを選ぶ」という方がいらっしゃいます。
しかし、パンプスを選ぶときには特に、きつめのものを選ぶことが鉄則です。
ただでさえ脱げやすい構造の靴なので、サイズが大きければすぐにぱかぱかしてしまいますし、足がパンプスの中で動いてしまって前滑りし、指を痛めてしまう原因にもなります。
足と靴がこすれて靴擦れが起きてしまうのも、足が動いてしまうくらいすきまができてしまっているから。
痛みが出てしまうほど小さい靴は足に合っていませんが、多少圧迫感があるくらいぴったりのパンプスを選びましょう。
本革や、Kesou Pumpsのようなニット素材のパンプスは、履いているとだんだんなじんできてきつさも軽減されていきます。
ただし、パンプスの縦の長さ(足長)は一般的には伸びませんので、しっかり足指が伸ばせてつま先の捨て寸が守られているものを選びましょうね。
かかとは脱げなくてちょうどよいのに、どうしてもつま先が痛い、ということもあるかもしれません。
つま先の痛みをかばうために、1サイズ上げて少しゆるく履いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
脱げずに痛みもなく歩けるパンプスを選ぶためには、パンプス自体のかたちに注目することも重要です。
特に、トゥのかたちによって足のかたちとの相性がありますので、まずは自分の足のかたちを見てみましょう。
親指が一番長い人は「エジプト型」と呼ばれる足のかたちをしており、日本人でもっとも多いかたちです。
この足のかたちの人は、ラウンドトゥやオブリークトゥのパンプスが合いやすいです。
人差し指が一番長い人は、「ギリシャ型」と呼ばれています。
このタイプの人は、ポインテッドトゥやアーモンドトゥのパンプスが合いやすいです。
指の長さがすべて同じくらいの足は「スクエア型」と呼ばれています。
このタイプの人は、スクエアトゥやラウンドトゥが合いやすいです。
また、指が長いと感じる人は、つま先の捨て寸が長めにつくられているパンプスを選ぶことをおすすめします。
指が長い場合、かたちが合っていても捨て寸が足りずに指がきゅうくつになってしまうことが多いのです。
そうすると1サイズ上げざるを得ず、今度はかかとが脱げてしまうということが起こってしまいます。
パンプスを横から見たときに、つま先部分が長く感じるパンプスを試してみてくださいね。
特にフラットシューズを選ぶときには、靴底がやわらかいものを選びましょう。
いくらかたちが足に合っていても、靴底が硬くてまったく曲がらない素材では、かかとが足についてきません。
ヒールが高いパンプスの場合は、最初から靴が曲がった状態で固定されているのであまり影響はないのですが、ヒールが低いパンプスの場合は靴の曲がりやすさが脱げにくさに直結してきます。
Kesou Pumpsは、二つ折りにできてしまえるくらいやわらかいソールが特徴です。
脱げにくいと驚かれる方も多いので、普段パンプスが脱げやすくてお困りの方はぜひ試してみてくださいね。
「脱げないパンプス」をテーマにここまでお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
Kesou PumpsのPOP UP SHOPを開催している中で、「パンプスはいつも脱げてしまうんです」という方が本当に多くいらっしゃいました。
ストラップ付じゃないと脱げてしまうけど、ストラップ付のパンプスはデザインが好みじゃないから履きたくない、という方も。
たしかに、せっかく履くのであれば、自分が気に入ったデザインのパンプスを履きたいですよね。
普段パンプスが脱げてしまうという方も、Kesou Pumpsであれば脱げない!という方も多くいらっしゃったので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。
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