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乾燥肌の原因や対処法・対策は?顔の乾燥が気になる方におすすめの韓国コスメ

著者名:KOREAJU編集部

作成日:2021/06/08

更新日:2022/09/29

空気が乾燥する冬場はもちろんのこと、夏でもエアコンによって肌の乾燥が引き起こされ、肌荒れに悩まされている人は少なくないでしょう。肌の乾燥は放っておくと肌荒れだけでなくかゆみや炎症も引き起こしかねませんから、適切な対処をするべきと言えます。そこで今回の記事では、乾燥肌の原因やそれに合わせた対処法など、詳しく解説します。

1.そもそも乾燥肌はなぜ起こる?

肌は表皮、真皮、皮下組織の3つの層で構成されており、それぞれの層に水分が蓄えられています。特に、一番外側の表皮には水分だけでなく皮脂もあり、水分と皮脂が皮脂膜を形成して肌内部の水分を逃さないようにバリア機能を果たしています。それだけでなく、アレルゲンの侵入など外部刺激からも肌を守る役割があり、肌の健康を守るのに非常に重要な層です。この表皮のバリア機能が何らかの原因でうまく働かなくなると、外部からの刺激に耐えられなくなり、内部の水分や脂質が失われていきます。これが、乾燥肌と呼ばれる状態です。

バリア機能が乱れる原因はいろいろあります。空気の乾燥もそのひとつで、冬になると肌が乾燥しやすくなるのはそのためです。ほかにも、肌のターンオーバーの乱れも主な原因のひとつといわれています。通常、肌は新陳代謝によって一定のサイクルで新しい肌へと生まれ変わっており、この仕組みのことをターンオーバーといいます。ターンオーバーが乱れると、肌にダメージが蓄積されやすくなり、バリア機能が低下して乾燥を招くことがあるのです。ターンオーバーの乱れは、偏った食生活や寝不足といった生活習慣の乱れ、ストレスなどによって引き起こされます。肌の健康のためにも、規則正しい生活は非常に重要なことと言えるでしょう。

2.乾燥肌の原因と考えられる要因

空気の乾燥による乾燥肌は冬場だけの問題ではありません。オフィスや電車内、家の中などクーラーの効いた室内で過ごすことが多い夏にも注意が必要です。クーラーは熱い空気をその内部に取り込み、熱のみを外に逃がすことで室内を冷却していますが、空気を取り込むときに実は水分も一緒に取り込んでいます。そのため、長時間使用していると空気が乾燥してしまい、肌にもダメージを与えてしまうのです。

また、紫外線も乾燥肌の原因になることがあります。紫外線はシミやシワなどの原因になることはよく知られていますが、そのダメージは肌の奥、真皮にまで到達して肌のバリア機能を低下させてしまうことがあるのです。摩擦もまた肌のバリア機能を低下させる原因のひとつです。洗顔時にゴシゴシと顔をこすっていると、その刺激によって肌がダメージを負うことがあります。加えて、熱いお湯で洗顔する、洗浄力の強いせっけんを使うなどの間違ったスキンケアによって引き起こされる乾燥もあります。こういったスキンケアは肌表面の必要な脂質まで流してしまい、肌を無防備な状態にしてしまうおそれがあるのです。

ほかにも、食生活が乱れると肌の健康を保つために必要な栄養素が足りなくなったり、睡眠不足が続くと自律神経が乱れてターンオーバーが滞るようになったり、乾燥肌の原因はいろいろとあります。加齢によって潤い成分が分泌されづらくなることでも乾燥は進みますから、その原因をひとつに絞ることはなかなか難しいことです。生活全体を見直し、肌に負担をかけているのは何なのかを丁寧に分析する必要があると言えるでしょう。

3.乾燥肌の症状は?

皮膚のつっぱり感やかさつき(カサカサしたり、ピリピリする感じ)が現れます。白く粉が吹いたようになることもあります。

皮膚のバリア機能が低下することで、刺激物質が容易に入り込みやすくなり、しばしばかゆみを伴います。特に乾燥しやすいのは、もともと皮脂の分泌が少ないすねや膝、肘、手の甲、角層の厚いかかとなどです。顔では頬や目の周り、口の周り、くちびるなどです。

皮膚の乾燥は、アトピー性皮膚炎をはじめとした様々な皮膚の病気を悪化させる要因にもなります。

4.乾燥肌の対処方法

乾燥肌が進むと、洗顔後や入浴後に肌がつっぱったように感じたり、カサカサしたりするようになります。特に肘やかかとといった普段から摩擦の多い箇所は乾燥が進みやすく、白っぽくなったり粉をふいたりすることがあります。さらに乾燥が進むと、表面がゴワゴワとしてめくれてきたり、かゆみを伴ったりするようになるのが乾燥肌の特徴です。こういった症状に対処するには、失われた水分を補ってあげることが重要です。保湿クリームやジェルを使って、肌表面に潤いを与えてあげるようにしましょう。特に、ヘパリン類似物質などが配合されている商品なら、乾燥肌への効果が期待できます。

ただし、そういった商品であっても自分の肌に合わないものを選んでしまうと肌に負担をかけてしまいます。まずは少量を使ってみて、異常がないことを確認してから全体に使うようにしましょう。このように肌の保湿をしていても、なかなか症状が治まらない場合には皮膚科の受診も検討する必要があります。実は、単なる肌のトラブルではなく、ほかの疾患が隠れていることもあるからです。まずは皮膚科医に見てもらい、必要に応じて専門医に見てもらいましょう。仮に、そういった問題が見つからなくても専門家から乾燥肌に対する適切なアドバイスがもらえるはずです。セルフケアで症状が改善しない人は、ぜひ皮膚科の受診を検討してみてください。

5.乾燥肌の予防方法

乾燥肌に適切な対処をすることも大切ですが、そもそも乾燥肌にならないように気をつけることも重要です。日々の生活のなかで、どんなことが乾燥肌の予防につながるのかを見ていきましょう。

5-1.生活習慣

乾燥肌予防としては、まずはなるべく乾燥した環境に身を置かないことがポイントです。冬場には暖房と一緒に加湿器を使うなどして、室内の湿度をなるべく60%ほどにキープするようにします。加湿器がない場合は、濡れタオルを干したり入浴後に浴室のドアを開けっぱなしにしたりするのも乾燥対策として有効です。また、バランスのとれた食事も乾燥肌予防に役立ちます。暴飲暴食は避ける、無理なダイエットはしないなど、基本的なことではありますが、ぜひ日々の生活を見直してみてください。特に、肌を作る成分であるたんぱく質、新陳代謝を助けるビタミンやミネラルを積極的に摂るように心がけましょう。新陳代謝は夜間に活発になりますから、十分な睡眠をとることも重要です。

5-2.スキンケア

自分に合ったスキンケアをすることも肌を健康に保つには大事なポイントです。特に敏感肌の人は、ちょっとした刺激で肌が荒れてしまうことがあるため、注意して選ぶ必要があります。安全性が高く、敏感肌でも使えるものを選ぶようにしましょう。顔を洗うときには、たっぷりの泡で包み込むように洗います。手でゴシゴシこすってしまうと摩擦によるダメージが蓄積するおそれがあるため“手で洗う”のではなく“泡で洗う”ようにしましょう。余分な皮脂まで落とさないように時間をかけすぎず、ぬるま湯で洗い流します。洗顔後にはすぐ保湿をします。化粧水、パック、美容液、乳液など複数のアイテムを使って肌に潤いを与えてあげましょう。

6.スキンケアの順番

毎日のスキンケアでは、クレンジングと洗顔で肌の負担となる汚れをしっかり落とした後に、保湿ケアとして栄養やうるおいをたっぷり与えることが大切です。
基本的なスキンケアの順番は、クレンジング→洗顔→化粧水→美容液またはパック→乳液→クリーム になります。

その他にも、化粧水が馴染みにくい方や、お肌のざらつきなどが気になる方は、洗顔後に導入美容液の使用がおすすめです。導入美容液とは、化粧水などを肌に浸透しやすくするスキンケアアイテムで、ブースターなどとも呼ばれます。余分な皮脂や角質などを取り除き、その後のスキンケアがより浸透しやすくなります。うるおいのあるお肌を目指すためにも、ぜひ普段のスキンケアにプラスして取り入れてみましょう。

7.乾燥肌の正しいスキンケア方法

乾燥肌になると、肌のつっぱりやヒリヒリ感といった不快な感覚はもちろん、シワっぽさや化粧ノリの悪さなど、見た目にも悪影響が出てしまいます。これらを緩和するには、日々の丁寧なスキンケアが大切です。これから、乾燥肌の正しいスキンケア方法をご紹介します。

7-1.クレンジング

メイクを落とすクレンジング剤は、洗浄力や使用法によって、さまざまなタイプがあります。例えば、オイルタイプは洗浄力が強く、スッキリと洗い上がるものの、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性があるため、乾燥肌には不向きと考えられています。乾燥肌の人は、適度な洗浄力を備えつつも肌への負担が少ないミルクタイプ、クリームタイプ、バームタイプから、好みのものを選ぶとよいでしょう。

洗い流す時は、摩擦でお肌に負担がかからないよう、優しくマッサージするように洗い流しましょう。お風呂の中でメイクを落とす場合、つい熱いシャワーと強い水圧で洗い流しがちですが油分まで奪われてしまうので、人肌程度の「温度」と肌負担にならない「水圧」で洗い流すことがポイントです。

7-2.洗顔

乾燥肌は皮脂量が少ないため、洗顔で皮脂を落としすぎないようにしましょう。洗いあがりにしっとり感のあるタイプのものがおすすめです。また、摩擦は乾燥の原因にもなぬので、ゴシゴシとこすらずに、泡で優しくマッサージするように洗い流しましょう。

7-3.化粧水・乳液

化粧水は肌に水分を与え、乳液は化粧水を蒸発させにくくし、肌をやわらかくする役割があります。化粧水や乳液をなじませる際は、「コットン」または「手」で、顔全体にムラなく均一になじませましょう。また、スキンケアを行う際は、「正しい使用量」でお手入れすることが大切です。使用量が少ないと肌を摩擦して刺激を与えるうえ、うるおいが十分に行きわたらず乾燥してしまうことも…。

特に乾燥が気になる時は、スペシャルケアをプラスしましょう。化粧水&乳液の基本ケアを行っても、肌が乾いたりカサカサしたりする時は、さらにしっかりうるおいを閉じ込めてくれる保湿クリームやシートマスクがおすすめです。また、顔の中でも乾燥しやすい目元&口元には、専用のアイテムを使って保湿するのもおすすめです。

7-4.クリーム

乾燥肌の方は、最後にクリームを塗ってしっかり保湿しましょう。乾燥が特に気になる季節はこってりとした重めのテクスチャーのクリームを選ぶなど、外的環境に応じて選ぶのもおすすめです。
クリームは、額、鼻、両頬、あごの5カ所におき、中心から外側にやさしく伸ばしましょう。つけすぎるとニキビの原因になるので、つけた後にべたべたする部分はティッシュで優しくおさえて調節します。

8.乾燥肌スキンケアに使うアイテムの選び方

乾燥肌の方は保湿成分がしっかり含まれたスキンケアアイテムを選びましょう。商品を選ぶ際に注目したい5つの成分を以下で紹介します。

8-1.ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はとても保水力が高い美容成分です。アルロン酸はヒトの体の中にも存在し、皮膚や関節、目などのうるおいを保っています。しかし、ヒアルロン酸は30代から減少傾向にあるため、肌表面に対してはスキンケアアイテムで補うと良いでしょう。

8-2.セラミド

セラミドは、角質層に含まれるうるおい成分です。肌自身がもっているうるおいを蒸発しないように防ぎ、さらに外界から病原体や異物が侵入しないためのバリア機能を担っています。セラミドが不足すると肌が乾燥してしまうため、しっかりと日々のスキンケアで補っていきましょう。

8-2.コラーゲン

コラーゲンは皮膚を構成するタンパク質の一種で、肌のハリや弾力を与える効果や、水分の蒸発を防いで保水する働きがあります。

8-3.グリセリン

グリセリンは吸湿力に優れた成分で、水分を外から取り込んで保湿効果を発揮します。アルコールの一種で、さまざまな化粧品の保湿成分として使用されています。

9.乾燥肌の人におすすめの韓国コスメ

ドラッグストアや化粧品専門店に行けば、保湿に特化したアイテムがいろいろと販売されており、そこから自分に合ったものを探すことができます。特に、美容大国である韓国のコスメには注目すべきアイテムがいろいろとあります。

VT Cosmetics
シカクリーム
¥2,730(税込)

大人気のシカクリーム!乾燥で荒れた肌を保湿し、すこやかな肌へと導きます。馴染みがよく、ベタつく感じが少ないため朝晩のスキンケアにお使いいただけます。

この商品の詳細はこちら

VT Cosmetics
スーパーヒアルロンスリーピングマスク (20個入り)
¥2,530(税込)

ジェルのような水分感のあるクリームで、乾燥した肌の表面に潤いを与えます。面倒くさがりな方でも楽チンに、寝ながらケアして肌の保湿ができます。

この商品の詳細はこちら

習慣とスキンケアの両面を見直そう

乾燥肌は、肌のバリア機能が低下したときに引き起こされます。その原因は、乾燥や摩擦といった外部からの刺激に加え、生活習慣の乱れや間違ったスキンケアにもあります。日々の生活を振り返り、肌のバリア機能を低下させるようなことをしていないか見直してみましょう。また、スキンケアアイテムはぜひ韓国コスメに注目してみてください。美容大国、韓国のコスメなら、きっとあなたに合ったアイテムが見つかるはずです。

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