ファッション通販マルイウェブチャネル > 韓国コスメのセレクトショップKOREAJU(コリアージュ) > 韓国コスメ コラム一覧 > 顔の角質を取るには?角質を放置すると起こる問題やケア方法について!
2022/3/18
角質ケアと聞くと膝やひじ、かかとの悩み対策というイメージですが、角質のケアが必要なのは顔も同じです。なぜなら、顔の角質によってさまざまな肌トラブルが発生する可能性があるからです。この記事では、顔の角質が及ぼす悪影響や正しいケア方法について解説していきます。もしかすると、気になっていた肌トラブルは角質が影響しているかもしれません。
そもそも「角質」とは何なのでしょうか。一言で表すと、肌の表面を覆っている皮膚細胞のことです。角質がたくさん集まっている層を「角質層」といい、肌の水分を保つ役割があります。また、角質層は新しい皮膚細胞が生まれる真皮層という肌の奥の部分を守る役割もあり、美肌を守るためにも重要な部分です。皮膚のバリア機能の要とも言える角質層が乱れると、バリア機能が低下して肌トラブルが発生してしまいます。
皮膚細胞は真皮層で生まれ、次に生まれてくる皮膚細胞に押し上げられて、最終的に角質層の一番外側まで運ばれます。一番外側の細胞は死んだ細胞で、垢として剥がれ落ちていくのが自然な流れです。この一連のサイクルをターンオーバーと言い、健康な肌はターンオーバーが正常に働いています。ところが、ターンオーバーが乱れると一番外側まで運ばれた皮膚細胞が正常に剥がれ落ちず、角質としてそのまま残り分厚く硬くなってしまうのです。
角質ができやすい人の特徴としては、ターンオーバーが乱れている人・皮脂の分泌が多い人が 挙げられます。ターンオーバーのサイクルが乱れていると、肌の新陳代謝がうまくいかなくなります。角質細胞が未完成なため、はがれ落ちることができずに毛穴にたまり、角栓の原因となります。また肌の上に残った古い角質は、顔色をくすんで見せることになります。 また、肌がベタベタしやすいオイリー肌の方は、毛穴が開きやすく、皮脂が詰まりやすいため角質ができやすくなってしまいます。肌を守るために必要な皮脂ですが、スキンケアでしっかりとコントロールしていきましょう。
顔の角質をそのまま放置しているとさまざまな問題が生じます。ここからは、顔の角質を放置することで発生する問題について解説します。
顔の角質を放置すると、肌触りが悪くなってしまいます。角質層の一番外側まで運ばれた角質が剥がれ落ちるのは、保水やバリア機能を失ったからです。剥がれ落ちる角質はいわゆる「垢」のことで、皮膚には必要のないもの。必要のない角質が剥がれ落ちずに肌の表面に残ったまま放置すると、余分な皮脂と混ざり合い毛穴を塞ぐ「角栓」と呼ばれるものになります。スムーズにケアできれば良いのですが、鼻の周辺やあごなど皮脂分泌が盛んな部位にできた角栓を放置していると、どんどん大きくなってしまいます。大きくなってから取り除くと、角栓のあった毛穴が開いたままになり、ボツボツとした印象の肌になるので注意が必要です。
また、放置した角栓は酸化して硬く黒ずみ、ここまで進むと肌自体が硬くゴワゴワした手触りになってしまいます。さらに、正常に剥がれ落ちなかった角質は、保水機能も失っているため水分が少なく乾燥してしまい、肌荒れの状態になるのです。
顔の角質を放置していると肌がくすんで見えるようになります。肌の表面に残っている古い角質は保水機能を失い水分が少ないうえに、きめが乱れて細胞の隙間から水分が蒸発しやすい状態です。保水できずに水分が蒸発すると肌はますます乾燥します。すると、ターンオーバーも正常に働かなくなり、角質が残って厚くなった部分と、角質が剥がれて薄くなった部分とで表面がでこぼこになります。
通常、肌は光をきれいに反射することで透明感が生まれるのですが、表面がでこぼこの状態では光をきれいに反射しません。そのため、透明感がなく肌がくすんで見えてしまうのです。熱心に美白対策に取り組んでも、肌の表面がでこぼこしたままでは満足できる成果が感じられなくなってしまいます。
顔の角質を放置すると、化粧のりが悪くなってしまうこともあります。なぜなら、肌の表面が乱れた角質によってでこぼこしているため、ファンデーションがきれいにのらないからです。また、均一にのっていないので、せっかくファンデーションを塗ってもよれやすくなってしまいます。
さらに、表面に余分な角質が残っていることで化粧水や美容液がきちんと浸透しません。いくら水分や栄養を補充しようとしても、浸透しないうえに保水できないため、お手入れの手ごたえも感じにくくなるでしょう。ファンデーションは潤いのある均一な肌にのせてこそ力を発揮できるので、高価なファンデーションを使っても満足できる仕上がりにならないことがあるのです。
顔の角質ケアには3つの方法があります。ここからは、顔の角質ケアの方法を1つずつ解説します。
顔の角質ケア方法1つ目はクレンジングや洗顔で古い角質を取ることです。古い角質をケアするために使うのは、通常のクレンジング剤や洗顔料ではありません。特別な成分を含んだ角質ケアができるタイプを使用します。たとえば、酵素を含んだクレンジング剤や洗顔料です。酵素にはタンパク質の結合を緩める働きがあり、タンパク質である古い角質が取れやすくなります。角質だけでなく角栓や黒ずみのケアもできるので、気になる人は試してみましょう。
ただし、酵素を含んだクレンジング剤や洗顔料は、頻繁に使うと肌にピリピリとした痛みを感じることがあります。これは、酵素の洗浄力が強いからで、酵素は強い洗浄力があるからこそ角質ケアが可能です。無理に使うと肌に刺激を与えてしまうため、乾燥しているときや肌に炎症が起きているときは使用してはいけません。また、酵素を含んだクレンジング剤や洗顔料は、毎日使わず週に1~2回のスペシャルケアとして使用します。クレンジングや洗顔後は水や熱いお湯ではなく、ぬるま湯で洗い流しましょう。クレンジング剤や洗顔料が顔に残らないよう、しっかりすすぐこともポイントです。
まず毛穴を開かせるために、35~40度のぬるま湯で顔を洗い流します。また、蒸しタオルで数分顔を蒸すことも、毛穴を開かせるのに有効です。続いて、洗顔料をよく泡立てて、なるべくふわふわしたきめの細かい泡を多めに作るようにします。泡立てネットを使うのもよいでしょう。十分に立てた泡を顔の上にのせ、優しく肌に馴染ませます。最後にぬるま湯で丁寧に洗い流します。小鼻の際や、顎などは洗い残しが多い部分なので、しっかりと鏡で洗い残しがないかをチェックしましょう。
顔の角質ケア方法の2つ目はピーリングです。ピーリングは古くなった角質の結合を緩めて剥がすケア方法で、酸が主成分のタイプと酵素が主成分のタイプがあります。酸が主成分のタイプで使用されているのはAHA(フルーツ酸)や乳酸などさまざまで、主にクリニックでのピーリングに使われています。酸の種類によって働きや刺激の強さが異なるのが特徴です。一方、酵素が主成分のタイプは、市販のピーリング剤に多いタイプです。タンパク質の結びつきを緩めて、古い角質を剥がれやすくします。ピーリングをすることで肌のゴワつきがなくなり、毛穴も目立ちにくくなります。
顔の角質ケア方法3つ目は、硬くなった角質をスクラブでケアすることです。スクラブとは、砂糖や塩などの小さな粒状のものが入った洗顔剤のことで、肌にのせて皮膚の上を転がすようにマッサージすることで古い角質をケアします。小さな粒が肌の上にある溝に入り込むため、角質ででこぼこした肌や黒ずみ、ざらつきが目立つ肌にぴったりです。ただし、小さな粒を肌に擦りつけることになるので、肌への刺激が強いケア方法になります。スクラブでケアする場合は週に1~2回程度に抑え、鼻や眉間など気になる部分のみ使用しても良いでしょう。
角質ケアは美しい肌を手に入れるために必要ではありますが、肌に刺激を与えすぎるのは逆効果です。早く角質を何とかしたいからといって、1日に何回も行うと肌に負担を与えてしまいます。また、刺激が強すぎる薬剤を使用してもいけません。たとえば、刺激が強い本格的なピーリングを行いたい場合は、専門の知識があるクリニックでお願いしましょう。
自分でケアするのであれば、刺激の少ない薬剤を使用して、なるべく肌に刺激を与えないように意識します。ケアする際は肌を擦り過ぎたり、長時間肌の上に放置したりしないように気をつけてみてください。それから、角質ケアのためとはいえ、物理的な刺激を与えることも逆効果です。垢すりのように肌を強く擦る、爪を立てる、テープやワックスを貼って一気に剥がすなどは正しい角質ケアではありません。お手入れで気をつけたいのは「やりすぎないこと」。肌の角質層を傷つけてトラブルの原因になっていることも。剥がすタイプの毛穴パックを頻繁に使ったり、ピンセットなどで角栓など毛穴の詰まりを抜き取るのはNGです。くれぐれもスキンケアのやりすぎには注意しましょう。
化粧のりや顔の印象を良くするためにも顔の角質ケアは定期的に必要です。とはいえ、刺激が強すぎるものは逆効果になってしまうため、自分の肌に合ったアイテムを使用しましょう。目的や肌悩みに合った角質ケアアイテムを探すなら、数多くの韓国コスメを取り扱っている「KOREAJU」があります。美容大国韓国ならではのアイテムが豊富に揃うKOREAJUで顔の角質ケアアイテムを探してみてはいかがでしょうか。
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いかがでしたか?角質ケアを日々のスキンケアに取り入れて、なめらかな美肌を目指していきましょう!
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