1.知っておきたい！韓国メイクのトレンドは？

自分が持っているナチュラルな目の形を活かしたメイクが好まれる韓国では、一重まぶたの芸能人が多く活躍しています。そのためまん丸で可愛らしい二重と違った魅力を持つ、クールな印象を与える一重メイクがトレンドとなっているのです。メイクでしっかりと目の横幅を強調して目元の存在感をアップすることで、韓国風な仕上がりになります。下記ではそんな韓国風の一重アイメイクを作る細かなポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

2.韓国風の一重メイクのポイントは「アイライン」と「まつげ」

韓国風の一重メイクを上手に仕上げるコツは、アイシャドウやアイラインで陰影を出し目元を強調させることです。また、ナチュラルなブラウン系コスメを使って、腫れぼったく見えやすい一重まぶたに奥行きを出すということもポイントになります。目元を強調したいからといって、過剰に色を乗せすぎたりまつげを強くカールさせたりすると、不自然なメイクに仕上がる原因になるので注意が必要です。縦に程よくボリュームを出したいときは、マスカラでまつ毛の長さを出して上手にバランスをとりましょう。

3.【韓国風の一重メイクのやり方】アイライン

一重メイクを韓国風に仕上げるカギとなるのが、アイラインの引き方です。一重さんは目元の印象がぼんやりしてしまいやすいので、フレームをはっきりさせるために欠かせません。韓国風アイラインのトレンドライクな引き方には、以下のような4種類があげられます。

・跳ね上げライン
・ナチュラルライン
・グラデーションライン
・カラーライン

それぞれ全く違う目の印象に仕上がるので、メイクの幅を広げるためにもぜひマスターしてみてください。

3-1.跳ね上げライン

1つ目におすすめするアイラインは、クールさに華やかな印象が加わる「跳ね上げライン」です。一重さんは全体にアイラインを引くと派手なイメージになってしまうので、瞳の上はまつげの隙間を埋めるようにさりげなくインラインを引いておきましょう。さらに韓国らしいナチュラルなメイクにブラッシュアップするポイントは、目尻で一度アイラインを下げ、跳ね上げラインは太く引いておくことです。切れ長一重さんと跳ね上げラインの組み合わせで目力が強まり、クールビューティーで凛とした女性らしい目元に仕上げられます。

3-2.ナチュラルライン

かわいい雰囲気がお好きな方には、クールな一重さんに柔らかなイメージが加えられる「ナチュラルライン」がおすすめです。瞳の丸さが強調できるので、幼く愛らしい印象がある目元に見せられます。ナチュラルラインを作るためには、目頭は避けて瞳の中心からまつげの隙間を埋めるようにアイライナーを使いこなすのがポイントです。

そうすると一重さんが悩みがちな、アイラインが隠れたりまぶたについてしまうなどのトラブルを防げます。目尻側は長く引くのではなく、目の幅に合わせて止めておくのがより自然なラインに仕上げるコツです。つり目が気になるときは目尻のラインを少し下に引っ張ってタレ目に寄せる、少しアレンジを効かせたメイク方法もぜひ試してみてください。

3-3.グラデーションライン

最後に、眉毛全体を整えます。まず、スクリューブラシのコームを使って眉毛を下にとかしてみましょう。すると、STEP1で描いたガイドラインからはみ出る毛が出てくるはずです。それらをハサミでカットしますが、カットの仕方に注意してください。眉毛の長さが短すぎても長すぎても不自然な仕上がりとなるため、コームを垂直にしてはみ出た部分だけをカットして眉毛の長さを調整します。全体的にカットするのではなく、眉尻側の半分くらいの長さを整えるのがナチュラルさを出すコツです。

アイシャドウだけではなくアイラインにもグラデーションを加えるのが、目力をアップさせながらクールすぎず奥行きある目元を作り出す方法です。やり方はとても簡単で、まつげの間を埋めるように引いたアイラインの上を同系色の濃いアイシャドウでぼかします。さらに奥行きのある目元に仕上げたいときは、眉毛側に向かってアイホール全体にグラデーションをつけるのがおすすめです。くっきりと線が引けるリキッドのアイライナーはぼかしにくいので、ふんわりと優しい目元を目指すならペンシルタイプを使用してみてください。

3-4.カラーライン

ファッションアイコンとしても人気の高い韓国アイドル風メイクには、カラーライナーを使うのがポイントです。いつものメイクにアクセントとして、目尻に向かって下げ気味にラインを引くと、おしゃれで印象的な目元が完成します。使いこなすのが難しいカラーライナーですが、肌なじみが良い赤み系やブラウン系は初心者さんが使いこなしやすいカラーです。さらに上級者な韓国風メイクを目指したいときは、おしゃれな印象が加えられるグレーや白などの淡い色に挑戦してみてください。

くっきり引きすぎてしまうと全体のバランスが崩れやすいので、他のコスメと色を合わせて統一感を持たせておきましょう。気軽に普段使いしたいなら、黒のアイライナーの上から目尻のみ2重に引いたり、同系色のアイシャドウで全体をぼかしたりとワンポイントとして取り入れるのも素敵です。

4.【韓国風の一重メイクのやり方】アイシャドウ

アイライナーの次に押さえておきたいのが、一重まぶたに奥行きを出すために欠かせないアイシャドウの使い方です。韓国風のメイクでは目頭から目尻に向かって濃く仕上げる、「縦のグラデーション塗り」がポイントになります。まずはアイホール全体に明るいアイシャドウを乗せ、目頭側から半分程度まで中間色を広げます。そして目尻に向かって濃い色をぼかすと、横幅を強調したクールなアイメイクの完成です。目元の印象をより強めたいときは目尻から下まぶたにかけて「く」の字に濃くアイシャドウを入れ、目のフレームを引き締めておきましょう。

5.【韓国風の一重メイクのやり方】涙袋

涙袋メイクは顔に立体感を出し、愛らしい印象を与えるための重要なポイントになります。黒目の下側にハイライトカラーを入れ奥行きを出し、ラメやグリッターは目頭や黒目の下におくのが、ぷっくり涙袋を作る基本の手順です。ザクザクと大きめのラメやグリッターが派手すぎるシーンには、明るい色のアイシャドウをほんのり乗せるとナチュラルな韓国風メイクに仕上がります。陰影が付けづらいためピンクやオレンジなどのカラーアイシャドウが苦手な一重さんですが、下まぶたに乗せると腫れぼったく見えません。メイクに統一感を出したいときは、チークを涙袋に乗せるアレンジ方法もおすすめです。

6.【韓国風の一重メイクのやり方】眉毛

日本では本来の眉毛を剃って修正を加える人が多いですが、韓国のメイクは本来の形を生かすメイク方法が主流です。フォルムは流行していた平行眉から、ナチュラルカーブした「アーチ眉」がトレンドが移り変わっています。顔にマッチした眉毛に仕上げるため、自分の髪の毛や瞳の色に合うコスメを使ってメイクを行いましょう。韓国風のアイブロウメイクは、眉尻の上下をアイブロウペンシルで理想の形を縁取って書き、毛を書き足すようなイメージで内側を埋めるのがポイントです。アイブロウパウダーでさらに毛を埋めるように仕上げてグラデーションをつけると、ふんわりと自然な眉毛が完成します。

7.【韓国風の一重メイクのやり方】まつげ・マスカラ

韓国で活躍する芸能人のメイクを見ると、美しく繊細に仕上げられたまつげがとても印象的です。ですが一重さんのまつげメイクは難易度が高く、苦戦しやすいパーツでもあります。まつげの毛先がまぶたに当たってマスカラがよれてしまうことを防ぐために、自然なカールを意識しながら根元を強くビューラーで上げておくのがポイントです。さらに美しい扇状に広がるように、黒色のマスカラを付けた後はコームでとかしておきましょう。様々なマスカラが販売されていますが、一重さんは長さが出せるロングタイプで目元をはっきりと仕上げるのがおすすめです。

韓国では一本一本付け加える「つけまつげ」に注目が集まっているので、より華やかさを出したいときにぜひ取り入れてみてください。

8.【韓国風】一重メイクをする際のコスメの選び方

上記の韓国風一重メイク方法を踏まえた、コスメの選び方を合わせて紹介します。最初に使うアイシャドウは、肌なじみの良いブラウン系カラーが一重には最適です。さらに複数色が入ったパレットアイシャドウを選ぶと、グラデーションがかった美しい立体まぶたに仕上げられます。ハイライトカラーが入っていると、涙袋までオールインワンでメイクできるのでおすすめです。次に目元の存在感を出すまつげに欠かせないマスカラは、ボリュームタイプでなく長さを出せるカールキープやロングタイプを選んでおきましょう。

先がコームタイプのものであれば、簡単に美しいセパレートまつげが作り出せます。一重さんはまぶたにマスカラがついてしまうことが多いので、落ちにくいウォータープルーフ機能がついているとより安心です。最後に顔の印象を引き締めるアイブロウは、ペンシルとパウダータイプの2種類が必要になります。カラーは髪色よりも少しだけ明るいトーンを選んでおくと、メイクがあか抜けたおしゃれな印象にまとまるのでおすすめです。