結婚式の髪型に迷ってない?セルフでも十分可愛くアレンジできます!
更新日:2024/10/5

遠方から結婚式に来るゲストの気になるお車代や必要な事前準備について解説!

遠方の結婚式に招待されたものの、地域の風習やマナーなどがわからない、どのくらいお金がかかるのか不安という方もいることでしょう。また、ヘアメイクやドレスについても、どのように準備すればいいのか気になるでしょう。この記事では、地域ごとの結婚式のマナーやお車代事情、安心して参加するための事前準備について紹介します。

まずは地域ごとの結婚式マナーを押さえておこう!

結婚式のマナーや風習は、地域によって差があるものです。慣れない遠方での結婚式に参加する際には、まずはその地域の結婚式のマナーや風習を事前に確認しておきましょう。招かれた先の雰囲気を崩さないか、ゲストのなかで浮かないかという点は非常に大事です。

たとえば、北海道の結婚式では会費制が主流です。会費の相場は、1万5000~2万円ほどで、案内状に金額が明記されています。会費制なので、ご祝儀袋は不要です。親族や仲のいい友人に限っては、別途祝儀を用意することもあります。友人であれば、連名でお祝いのプレゼントを贈るほうが多いでしょう。

沖縄の結婚式では、ゲスト全員で「縁起の良い」とされている「かりゆし」を着るスタイルが定番です。かりゆしは、沖縄の伝統染織物で、ハワイのアロハシャツによく似たデザイン、鮮やかなカラーが特徴的です。暑い沖縄でも快適に過ごせるようにとの配慮から、新郎新婦がドレスコードに指定することも珍しくありません。

海外のリゾート挙式であれば、女性のゲストはサマードレスを着用することが多いでしょう。サマードレスは、鮮やかなイエローや明るいグリーン、袖なしタイプなどが多く、日本の結婚式では目立ってしまうようなデザインでもリゾート挙式では大丈夫です。海外における結婚式の服装マナーは、日本のそれとは異なる点が多々あることを知っておきましょう。

結婚式の風景

遠方での結婚式の気になるお車代事情

遠方での結婚式となると、わざわざ招待されたことへの喜びの一方で、どのくらいの出費となるのか心配なものです。ここからは、気になるお車代事情について、ケース別に説明していきます。

お車代

日帰りで行ける距離の場合

遠方からのゲストには、感謝の気持ちを込めて新郎新婦側がお車代を用意するのが基本マナーです。明確な境界線はありませんが、一般的に新幹線や飛行機を使う必要がある場合は、日帰りでも遠方とされ、お車代が支払われます。ただし、必ずしも新郎新婦側で全額負担する必要はないとされています。日帰りで行ける距離の場合、もっとも多いのは「半額をお車代として新郎新婦が負担してくれる」パターンです。

新郎新婦と親しい関係であれば、もっと合理的に判断するケースもあります。たとえば、お互いの結婚式の予定があり、さらに「お互い遠方の式に参列する」ことが確定していれば、あえてお車代を出さないというパターンも少なくありません。ただし、お互いが「確実に日帰りが可能かどうか」がポイントとなります。

飛行機+宿泊が必要な距離の場合

さらに距離が遠くなると、交通費に加えて宿泊費も発生します。このケースにおいて、もっとも多いのは「かかった金額の半分、もしくは交通費か宿泊費どちらかを新郎新婦が負担してくれる」パターンです。

その次に多いのは「全額を新郎新婦が負担してくれる」パターンです。ただし、全額負担してもらう場合においては、ご祝儀を多めに包むのがマナーとされています。一般相場に加えて、2~3万ほど多めに包むという気遣いが必要です。

なかには、お車代が出ないパターンもあります。ゲストが交通費も宿泊費も全額自己負担となるケースにおいては、その代わりに新郎新婦側でご祝儀を辞退するのが一般的です。ご祝儀を辞退された場合は、別途お祝いのプレゼントを用意するなどして、上手にバランスを取りましょう。交通費に宿泊費がかかるケースは、さまざまなパターンがあり得るため、状況に応じて臨機応変に対応することが大切です。

ご祝儀

海外の場合

海外の結婚式に招かれた場合、一番多いのは「お車代なし」のパターンです。経済的に余裕があれば、すべてのゲストの旅費を全額負担することも可能ですが、新郎新婦の年齢などによっては現実的に難しい場合が多いでしょう。旅費や宿泊費などがすべてゲストの自己負担となる場合、一般的にご祝儀は必要ありません。半額を負担してくれるなど、なにかしら新郎新婦が負担してくれる場合は、通常通り3万程度のご祝儀を渡すのがマナーです。

仮に全額負担してくれる場合は、ご祝儀は相場よりも多めに包む必要があります。友人の場合は、5万円以上を包み、さらに後日お祝いのプレゼントも用意するほうがいいでしょう。金銭的な事情や仕事の都合で出席できない場合は、現地に電報を送り、お祝いの気持ちを形に残すことをおすすめします。

その他お車代で知っておきたい知識

遠方から結婚式に参列する場合の負担割合について理解したところで、ここからはお車代について知っておきたいその他の知識について紹介します。

お車代は当日渡される

お車代は、当日受付の担当者、もしくは親族から渡されるのが一般的です。本来であれば、感謝の気持ちを込めて新郎新婦から直接渡したいところかもしれません。しかし、当日はとにかく慌ただしい新郎新婦がそのような機会を設けるのは難しいものです。

そのため、ゲストの名前を確認できる受付での記帳時に手渡されることが多いでしょう。次に多いのは、新郎新婦の両親から手渡されるパターンです。披露宴の最中や歓談の時間などに、お礼のあいさつを兼ねて手渡される場合もあります。

交通手段・宿泊の手配はさまざま

交通手段や宿泊の手配についても、さまざまなパターンが考えられます。「全額を新郎新婦が負担」というケースにおいては、交通手段や宿泊の手配も新郎新婦側で行うことが多いでしょう。事前に「手配が必要かどうか」を確認されますので、希望を伝えましょう。

土地勘がない地域であれば、新郎新婦に任せるほうが安心です。事前準備で何かと忙しい新郎新婦の手を煩わせたくない、旅行も兼ねていく場合は、自分で手配してもかまいません。ただし、宿泊費に関しては、負担してもらえるとしても、あくまでも結婚式当日のホテル代のみです。当然ですが、旅行を兼ねて連泊する費用については自己負担になります。

遠方の結婚式に安心して参加するための事前準備

女性の場合、結婚式に参列にするにあたっては、さまざまな身支度が必要です。特に、遠方の結婚式となると、前もって手配しておくべきことが多々あります。ここからは、遠方の結婚式に安心して参加するための事前準備について紹介します。

ドレス

地域の風習やマナー、式場の雰囲気に合わせた服装を選ぶことが大切です。招待状に明記されたドレスコードを確認し、招かれた場にふさわしい華やかな装いを心がけましょう。ただし、遠方の式となると、交通費や宿泊費が一部持ち出しになる可能性も多く、何かと費用がかさみがちです。自己負担を抑えたい場合、ドレスはレンタルにすることもおすすめします。

家から持参しなくても、直接現地に届けてくれるサービスもあります。着用後もそのままホテルのフロントなどに返却すればよいので、持ち運びの手間もかかりません。ドレスにシワがつく、汚れるといった心配もないので、移動中も気楽に過ごせます。

また、ドレスでなければ、足元も楽ちんなスニーカーでかまいません。宿泊を伴う場合には、ただでさえ荷物が増えるものです。さらに、帰路には引き出物やお土産が加わることが多いため、かさばるドレスはレンタルにして、できるだけ身軽にしておくのが賢明でしょう。

結婚式のドレスは、式場の雰囲気によってマッチするものが変わるため、その後の着用機会に恵まれにくいものです。特に、招待される機会が少ない地域用の服装となると、購入してもその後まるで出番がないという可能性が高いでしょう。加えて、年齢や体型の変化に応じて、似合うドレスも変わってきます。レンタルにすれば、費用を抑えられるだけでなく、そのときの自分にもっともふさわしい一着を選べます。

結婚式の風景

ヘアメイク・着付け

ヘアスタイルや着付けは、長時間の移動中に崩れてしまうおそれが高いため、できるだけ現地でセットすることをおすすめします。多くの場合、ホテルなど結婚式の会場でヘアメイクや着付けのサービスを行っています。時間効率を考えると、それらを利用するのがもっとも便利です。へアメイクや着付けについては、招待状と一緒に、会場の美容室などの案内が入っていることが多いでしょう。

利用する場合は、早めに予約を取りましょう。大安の土日などは、同会場で複数の結婚式が予定されている可能性が高く、予約客以外は受け付けてもらえないことも少なくありません。混み合っていると待ち時間も発生しやすいため、余裕を持たせておくことも必要です。

基本的には、会場に着替えやお化粧直し用のスペースが用意されているものです。念のため、ゲストでも利用可能かどうか、利用可能時間などについて事前に確認しておきましょう。

会場までのアクセス

結婚式では、遅刻は厳禁です。また、ギリギリに到着し、お化粧直しをする時間もないという状況も避けたいものです。慣れない土地の場合は、開始時間に遅れないように、会場までのアクセスや所要時間を下調べしておきましょう。

特に、地方は都心部のように公共交通機関が発達しているとは限りません。思った以上に、電車の本数が少ない、乗り換えの待ち時間が長い地域もありますので、注意が必要です。

地方の場合、ゲスト用に最寄り駅から会場までのシャトルバスを手配してくれる場合もあります。念のため、新郎新婦にも確認しておきましょう。シャトルバスがない場合にも、もっとも便利なアクセス方法を教えてくれるはずです。当日は、招待状も必ず持参しましょう。会場名や住所がわかるものを持っておけば、タクシーの運転手に行き先を伝える際にもスムーズです。

しっかりと準備して遠方の結婚式に参加しよう!

遠方の式は、新郎新婦がお車代などを用意してくれるケースもありますが、何かと費用がかさむものです。特に、女性の場合はヘアメイク代もかかります。手間や費用の負担を軽減するために、レンタルドレスを活用してみてはいかがでしょうか。豊富なラインナップからとっておきの一着を選び、結婚式というかけがえのない場を心から楽しみましょう。

この記事の著者

  • DRENiコラム編集部​

レンタルドレス「DRENi」を運営。公式インスタグラムにてドレス​のコーディネートや結婚式にお呼ばれされた時のドレスアップマナーなどを配信中。

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