結婚式に呼ばれたら絶対に必要な持ち物・あると便利な持ち物を解説!
結婚式に招待されたとき、持ち物や服装など、当日に向けて具体的にどのような準備をしておけばよいか悩んだことはないでしょうか。マナーを守りつつ結婚を祝福するために、持ち物などは忘れずに準備しておきましょう。この記事では、結婚式のために準備しておきたい持ち物や、持っておくと便利な物などについて解説していきます。
結婚式にお呼ばれしたらどんな準備が必要?
親族や友人などから結婚式の招待状を受け取って式に出席する場合、準備しなければならない物は複数挙げられます。ここでは、結婚式にお呼ばれした場合の準備物について大きく2点紹介します。
マナーに合わせた服装の用意
結婚式で着用する服には、マナーがあります。この点を把握している人はたくさんいますが、出席する人の立場や年齢によってドレスコードが変わるので注意が必要です。まず、一般のゲストの場合は、華やかで上品な服装で出席するのが望まれます。これは新郎新婦を引き立て、ふたりを祝福する気持ちがドレスコードに反映されていることが主な理由といえるでしょう。具体的に、女性の場合はドレスや振袖・留袖、男性はブラックスーツやディレクターズスーツの着用が一般的といわれています。
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一方、親族として結婚式に出席するのであれば、兄弟や姉妹、従妹など、立場によって服装の格式が異なります。そのため、服装にまつわる心配事がある場合は、あらかじめ親族内で相談して確認しておくことが大切です。いずれの場合も、ゲストが白や奇抜すぎる服装、肌の露出が多い服、カジュアルすぎる服などで結婚式に出席するのはマナー違反と理解しておきましょう。
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お祝いの用意
結婚式に出席する際にはご祝儀を前もって用意しておき、当日持参することが欠かせません。ただし、ご祝儀の金額に関しては、出席するゲストの立場や年齢などによって変わってきます。一般的なゲストの場合は3万円が相場とされているので、覚えておくと良いでしょう。また、ご祝儀を用意する際はあらかじめ銀行などで両替して、新札を用意することがポイントです。
加えて、お札を包むときにはご祝儀袋を使用します。ご祝儀袋はコンビニなどでも購入できますが、祝福の気持ちを込めてデザインなど納得できるものを購入しておきましょう。ご祝儀袋を用意する場合は、のしが付いているもので、水引があわじ結びか結びきりのものを購入します。
ほかに、水引が紅白、または金銀で10本のもので、白地のご祝儀袋が正式とされています。雑貨店などには、カラフルなデザインのご祝儀袋も販売されているので、「カラフルなご祝儀袋でも良いだろうか」と迷う方も多いでしょう。カラフルなご祝儀袋については、ゲストが友人の立場なら使用しても特に問題はありません。
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これだけは忘れずに!結婚式の持ち物
結婚式当日、忘れずに持参したい持ち物は必ず把握しておく必要があります。ここからは、結婚式に出席する際に忘れてはいけない持ち物について4点見ていきましょう。
ご祝儀・袱紗(ふくさ)
結婚式に出席する際の最低限のマナーとして、ご祝儀を持参することが挙げられます。ご祝儀を持って行くときには必ず袱紗に包んで持って行き、受付で袱紗からご祝儀袋を出して両手で手渡すようにしましょう。袱紗を持っていないのであれば、ハンカチでも構いません。袱紗やハンカチがなかったからといって、受付でカバンからそのままご祝儀袋を取り出すことのないように必ず準備しておきましょう。
招待状
結婚式の招待状を持っていなくても、当日結婚式に出席することは可能です。しかし、招待状には結婚式が行われる場所や日時など重要な情報が記載されているので、忘れずに持って行くのが無難です。たとえば、結婚式当日、万が一交通機関のトラブルなどが起こって式に遅れる場合や、道に迷って受付時間までに式場に到着しない場合でも、招待状を持っておけば式場の電話番号が記載されているので速やかに連絡することができるでしょう。
お財布やスマートフォン
お財布やスマートフォンも、忘れたら困るアイテムです。お財布はクロークに預けられない可能性が高いので、普段サイズが大きい長財布などを使用している人は特に、手持ちのバッグに入るサイズのものを用意するようにしましょう。また、スマートフォンは写真撮影や連絡先交換のときに重宝します。結婚式の間は式の雰囲気を壊さないためにも、忘れずにマナーモードにしておきましょう。
ハンカチ・ティッシュ
結婚式では感動的な場面も多いので、涙がこぼれてしまうこともあります。そのときにさっとバッグからハンカチやティッシュを取り出して涙が拭けるように、これらのアイテムは当日忘れないよう持参しましょう。ただし、ハンカチを準備する場合はタオル地のものは避け、丁寧にアイロンがけをしたコットン素材のものなどが適しています。派手すぎるものやキャラクターもののハンカチも避けるようにしましょう。
結婚式のときにあると便利な持ち物
結婚式当日の持ち物のなかには、「持って行かなければ困る物」と「持っておくと便利な物」の2種類があります。ここからは、結婚式で持っておくと便利な持ち物について紹介します。
折りたためるサブバッグ
披露宴では引き出物をいただきますが、そのほかにもプチギフトやお花などを受け取ることもあります。このような場合に、きれいな状態で持ち帰ることができるように、折りたためるタイプのサブバッグがあると便利です。また、結婚式によっては引き出物が配送になっていることもあります。後日引き出物が自宅に届く場合には、結婚式では大きな紙袋が用意されていない場合もあります。あらゆる状況を想定したうえで、サブバッグは持参しておくと良いでしょう。
化粧道具
女性が結婚式に出席する場合は、メイクをするのがマナーです。ただし、結婚式の後には二次会が予定されていることも多いので、長時間メイクが崩れないよう気を付けることが欠かせません。ただし、結婚式では感動して涙を流したり、時間が長いため化粧が崩れたりすることもめずらしくないのです。当日すっぴんで出席するのはマナー違反とされているので、時間が空いたときには手早くメイク直しができるように、最小限の化粧道具は持ち歩いておくと便利です。
また、結婚式では写真を撮影することも多くあります。そのため、身だしなみを整えるアイテムは持っておくと安心です。ただし、化粧道具の数が多すぎるとバッグに入りきらなくなるので、アイテムは厳選することがポイントです。「リップとファンデーションだけあればメイク直しができる」という人は、アイテムをこの2点に絞るなどして、極力荷物が減らせるようにしましょう。
予備のストッキング
たとえば、女性が結婚式にドレスで出席する場合には、生足は厳禁とされています。ドレスを着る際には、ストッキングの着用がマナーです。ただし、ストッキングはもともと破れやすいので、ストッキングが伝線してしまったときのために、予備のストッキングを持っておくと安心です。ストッキングはコンビニなどで購入できますが、式場の近くにコンビニがなかったり、途中で買いに出ることが難しかったりするので、自宅から持参するようにしましょう。
行き帰りで履く靴と絆創膏
結婚式に出席する際には、衣装とのバランスを考えながらヒールや革靴を履くのが一般的です。しかし、ヒールがあるパンプスなどは普段履き慣れていないことが多いので、靴擦れを起こしたり、足を痛めたりする女性も少なくありません。そのため、行き帰りには履き慣れたローヒールなどの靴を用意しておけば、ケガを防ぐことができるでしょう。万が一靴擦れしたときのために、絆創膏も持っておくと便利です。
カメラ
気軽な写真を撮りたいだけであればスマートフォンで十分ですが、本格的な写真を撮りたい場合はカメラを持参することをおすすめします。一眼レフカメラなどで撮った写真は解像度が高く、スマートフォンの写真とは異なる雰囲気が備わっています。新郎新婦の記念になるような写真を撮ってプレゼントすれば、きっと喜んでもらえるでしょう。なお、撮影が禁止されている結婚式場などもあるので注意が必要です。また、撮影に夢中になるあまり、式の進行を妨害したり、他のゲストの邪魔をしたりしないよう気を付けましょう。
筆記用具
記用具も持っていくと意外に役立つアイテムの一つです。ゲストブックに新郎新婦へのメッセージを記入するときなど、自分のペンがあればスマートに書けるでしょう。また、個人的に新郎新婦へメッセージを残したいと思うときもあるでしょう。メモ帳やペンを持っていれば、メッセージを書きつけた紙を見送りのときなどに渡すことができます。
充電器
結婚式では、スマートフォンで写真を撮ったり、ビデオを撮影したりするうちに、充電がなくなってしまうことがあります。大切な友人の晴れの舞台を記録に残せなくなってしまうので、万が一に備えて充電器を持っていくとよいでしょう。充電器があれば、バッテリーの残量を気にせずに思う存分撮影ができます。ただし、コンパクトなパーティバッグに収められる荷物の量は限られるので、小さめの充電器を事前に入手しておくことをおすすめします。
マウスケア用品
#スプレーやタブレットなどのマウスケア用品を持参することも大切です。食事の後などにマウスケアをすることで、結婚式が終わるまで気持ちよく過ごせるでしょう。
常備薬
普段から薬を服用している人は、結婚式にも忘れずに持っていく必要があります。また、結婚式や二次会ではつい羽目を外してお酒を飲み過ぎてしまうことがあります。翌日の仕事などに影響を与えないためにも、二日酔い防止剤などを持っていくと安心です。その他、普段食べ慣れない食事をすることもあり、お腹の調子が悪くなるケースもあります。スピーチなどの緊張で下痢を起こす可能性もあるため、胃腸薬や下痢止めを用意しておくとよいでしょう。
バッグハンガー
バッグハンガーは、机の縁などに引っかけてバッグを吊るせるようにするアイテムです。結婚式において、バッグは椅子の背もたれの手前、自分の背中の後ろに置くのが基本的なマナーとされています。しかし、中には背中の後ろにバッグを置くのが落ち着かないと感じる人もいるでしょう。バッグハンガーを用意しておけば、目立たないところにバッグを保管できるので安心です。普通のものであれば、バッグハンガーは1000円程度で購入できます。
ヘアメイク用品
結婚式に参加しているときの身だしなみを整えるのもゲストの心得るべきマナーです。髪型が崩れてしまったときに備えて、ヘアピンなどの簡単なアイテムをバッグに入れておくとよいでしょう。
防寒グッズ
結婚式ではおしゃれにこだわるあまり、寒さにまで気が回らないこともあります。場所移動のときに寒暖差で体調を崩すこともあるので、カイロなどの防寒グッズを用意しておきましょう。その他、ドレスに合う羽織物を着るのも寒さを防ぐ方法の一つです。
マスクの替え
コロナ禍で行われる結婚式ではマスクの着用が求められます。長時間にわたる結婚式の中で、マスクが汚れたり、ゴム紐がちぎれたりする場合もあるため、必ずマスクの替えを用意しておきましょう。念のために2~3枚の予備をバッグに入れておくことをおすすめします。同時にマスクケースも用意しておけば清潔な状態に保てるでしょう。
覚えておきたい結婚式の持ち物にまつわるマナー
結婚式に持って行くべき持ち物や、持っておくと便利なアイテムは意外とたくさんあります。ただし、新郎新婦をスマートにお祝いするためには、結婚式に荷物を持って行くときの正しいマナーを理解しておく必要があります。ここでは、結婚式の持ち物にまつわるマナーを見ていきましょう。
女性はクラッチバッグ、男性は手ぶらが基本
女性の場合、特に意識をしなければ、結婚式に出席する際の荷物が増えてしまいがちです。披露宴会場には、大きなバッグや荷物は持ち込まないのがマナーです。女性は服装に合わせて、小さめのサイズのバッグを持つようにすると良いでしょう。 たとえば、クラッチバッグやポーチなど、服装のデザインやカラーに合わせたバッグを用意しておくのがポイントです。
男性の場合はスーツのポケットに財布やスマートフォンを入れて、手ぶらの状態で出席するのが基本です。ただし、結婚式でクラッチバッグを利用する男性も増えつつあります。スーツのポケットに財布やスマートフォンなどを詰め込んでしまうと全体的なシルエットが崩れてしまい、不格好な印象になります。そのため、男性でも荷物が多くなりそうなら、クラッチバッグを利用したほうがスマートです。
また、女性もA4程度のサイズのフォーマルなサブバッグを用意しておくと、カメラや袱紗などのアイテムも入れることができとても便利です。A4くらいの大きさのバッグなら結婚式の最中に邪魔になることもないので、あらかじめ用意しておくと良いでしょう。
大きな荷物はクロークに預けて
会場内に持ち込むバッグについては、椅子の背もたれと背中の間のスペースに置いておくのが基本です。ただし、荷物が多い人は、ここに置くのが難しい場合もあるでしょう。荷物のサイズが大きすぎるときには、必ずクロークに預けるようにしましょう。
たとえば、遠方から結婚式に出席する場合には、スーツケースなど大きい荷物を持っていることもめずらしくありません。加えて、秋や冬の結婚式に出席する場合、多くの人がコートを着用します。これらはすべてクロークに預けることができるので、式場には必要なアイテムだけを小さめのバッグに入れて持参しましょう。
結婚式に持っていくバッグの選び方
結婚式に持っていくパーティーバッグを選ぶときは、いくつかのポイントに注意する必要があります。まず、衣装のデザインに合うバッグを選ぶことが大切です。バッグは結婚式のコーディネートの一部になるので、ドレスの華やかさを引き立てるようなものを選びましょう。パーティーバッグのオーソドックスな色は、ブラックやシルバー、ベージュなどです。ドレスと合わせたときの雰囲気を確かめながら、ぴったりのものを探すとよいでしょう。
ダークトーンのドレスを着用する場合、明るい色のバッグを選ぶことでおしゃれな差し色になります。パンプスなどの他の小物とバッグの色を合わせて統一感を演出しましょう。夜の結婚式の場合、スパンコールなどが付いた華やかなバッグがよく映えます。きらびやかなバッグを用意して、結婚式のドレススタイルのアクセントにしてみてください。
気に入ったバッグが見つかったら、結婚式で必要になる持ち物が実際に収納できるかどうか確かめてみましょう。結婚式のバッグはコンパクトで上品なサイズ感が推奨されますが、必要最低限の持ち物が入る大きさは欲しいところです。
なお、結婚式にはふさわしくないとされるバッグのデザインもあります。例えば、ファーの使われたバッグは殺生をイメージさせるのでNGです。同様に、アニマル柄のバッグや革製のバッグも結婚式で使うのはよくないとされています。その他、ビニールや布などのカジュアルな印象が強いバッグも結婚式では避けましょう。
結婚式の持ち物は事前にしっかり準備をしておこう!
結婚式への持ち物は最小限にする必要がありますが、必要な物や持っておくと便利なアイテムは、当日までにしっかりと準備しておくことが欠かせません。結婚式にゲストとして出席する場合は、マナーを守ってバッグや服装を選ぶことも大切です。レンタルドレスを専門に扱う「DRENi」ではドレスはもちろんのこと、結婚式にふさわしいバッグやアクセサリーなどの小物も借りることができるので、利用を検討してみましょう。