更新日:2023/10/28

結婚式のご祝儀袋の書き方は?選び方や渡し方のマナーを解説!

友人や職場の人などの結婚式に参列するときは、ご祝儀の用意が必要になります。ただ、結婚式は改まった場だけに、ご祝儀袋の書き方やお札の入れ方などに戸惑うこともあるでしょう。実は、それらにはきちんとしたマナーがあるのです。結婚する相手を思いやりながらスマートにお祝いの気持ちを伝えるためにも、マナーをしっかり押さえておくことが大切です。ここでは、ご祝儀袋の選び方や渡し方も含めて解説していきます。

結婚式にふさわしいご祝儀袋の選び方は?

ご祝儀袋の種類が多いので迷う人もいるでしょう。ご祝儀袋であれば、どのようなタイプでもよいのではありません。ここでは、結婚式にふさわしいご祝儀袋の選び方について紹介します。

ご祝儀袋

水引は「あわじ結び」か「輪結び」にする

ご祝儀袋を選ぶとき、水引が大きなポイントになります。水引とは、ご祝儀袋についている飾り紐のことをいい、赤白や金銀が使われておりデザインも豊富です。それらのなかから、結婚式のご祝儀袋には「あわじ結び」か「輪結び」の水引を選びます。いずれも水引が上を向いているのが大きな特徴といえます。しかも、固く結ばれていてほどくのが難しいので、結婚のお祝いにふさわしい結び方です。これらは「結び切り」をアレンジしたものですが、シンプルな結び切りを選んでもよいでしょう。

水引は結び方だけでなく、本数も意識する必要があります。結婚式のご祝儀袋には10本の水引が使われている点にも注目です。こちらは一般的なお祝いに使われる5本の2倍になり、両家の結びつきや、喜びが重なることなどを意味しています。また、結婚式のご祝儀袋には、右上に「熨斗」が付いているタイプを選ぶこともポイントです。

ご祝儀袋の水引には「蝶結び」もありますが、結婚式用にはふさわしくないので注意しましょう。こちらのタイプは簡単にほどけてしまい、何度でも結び直せるからです。縁起を担ぐという意味もあり、蝶結びのご祝儀袋は結婚式にはふさわしくありません。結婚式用に購入するときは、蝶結びを選んでいないかどうかの確認が必要です。蝶結びのご祝儀袋を持っている人は出産や入学祝いなどに使いましょう。

フォーマルな場では白を選ぶ

ご祝儀袋を選ぶとき、水引だけでなく袋の色や柄などで迷うかもしれません。ご祝儀袋といえば「白」のイメージが大きいでしょう。しかし、お店に並ぶご祝儀袋に目移りしてしまい、ご祝儀袋選びに時間が掛かることも少なくありません。もし、迷ったときは白にしておくと当たり障りがありません。実際、フォーマルな場においてご祝儀袋の色は白が定番となっています。特に、贈る相手が上司や先輩など目上にあたる場合は、白のご祝儀袋を用意することが重要です。

結婚祝いのご祝儀袋にはカラフルなものや柄が入ったものもありますが、こちらはカジュアルなタイプです。もし、これらのなかから選ぶ場合は、親しい友人や同世代の親戚などへのお祝いに留める必要があります。いろいろな種類のご祝儀袋があるので、自分の気持ちを表現するのに一役買うでしょう。また、かわいい袋に入れて贈ることにより、相手に喜んでもらうことも期待できます。

包む金額に見合ったものがよい

ご祝儀袋を選ぶときは、包む金額に見合うかどうかも考えることが大切です。華やかなデザインが気に入って購入する人もいるでしょう。しかし、ご祝儀袋だけが豪華なのはいただけません。やはり、ご祝儀袋と中身のバランスが重要なのです。包む金額に比例してご祝儀袋のグレードを上げるように意識しましょう。

結婚式を欠席してお祝いだけ渡したい場合、ご祝儀の相場は出席する予定だった金額の1/3から1/2程度とされています。このようなケースでは、水引や赤の帯紙が印刷されたシンプルな袋で差し支えありません。3万円を包むときはスタンダードなデザインのものから選びます。こちらの金額に該当するのは、新郎新婦と対等な立場にあるケースです。兄弟姉妹や親戚の結婚式に参列するときは、5万円以上のご祝儀を用意しましょう。その際、ご祝儀袋は金額に見合った華やかなデザインがおすすめです。上質の和紙を使用したものや、水引が華やかにアレンジされたものなどから選ぶとよいでしょう。

なお、包む金額にもマナーがあります。お札の数は奇数にしましょう。ご祝儀の金額は割れない「奇数」がよいからです。ただし、苦を連想させる「9万円」はよくありません。死のイメージがある「4万円」も避けることが重要です。

ご祝儀袋の書き方とお金の包み方を解説!

ご祝儀を渡すときは、ご祝儀袋選びだけでなく書き方やお金の包み方も意識しなければなりません。ここでは、それらに求められるマナーについて解説していきます。

【筆記用具】筆ペンを用意しよう

ご祝儀袋の筆記具には濃い黒の筆ペンを用意しましょう。もし、筆ペンがない場合は太字の黒ペンでもよいとされています。ご祝儀袋には名目をはじめ、自分の名前や金額、住所なども書く必要がでてきます。書く場所によって文字の大きさや数も異なるため、筆記具に迷うこともあるかもしれません。また、使い慣れているボールペンや万年筆で書きたい人もいるでしょう。しかし、ボールペンなどはご祝儀袋の筆記具には適していないため、くれぐれも注意が必要です。

ご祝儀袋に文字を書くときは「楷書」で丁寧に書きます。その際、文字の上手下手よりも読みやすさを意識することが大切です。文字を潰れにくくするためには、ペンを少し立てるとよいでしょう。なお、筆ペンには薄墨タイプもありますが、こちらはお悔やみの場で使うもの です。結婚祝いなどの慶事には使えないものだと認識しておきましょう。

ご祝儀袋の書き方

【表書きの書き方】上段と下段に分けて書こう

こちらはご祝儀袋の表に当たる部分であり、よく目立つ場所でもあります。表書きを書くときは、水引のデザインも含め、ご祝儀袋全体とのバランスを考えることが大切です。そのうえで、上段と下段に分けて書くことも意識しましょう。

上段には「寿」「御結婚御祝」などの名目を書きますが、あらかじめ印刷されているものが多いです。もし、名目が印刷されていない場合は自分で書く必要がでてきます。その際、「祝御結婚」などの4文字を避けて「御結婚御祝」の5文字にします。ご祝儀の金額を決めるときと同じく「4」は縁起が悪いとされているからです。

一方、下段には自分の名前をフルネームで記入します。下段は水引の下にあり、書き方のポイントは上段の字よりもやや小さめにすることです。なお、ご祝儀袋には新郎新婦の名前を書く必要がありません。次にお話する中袋も含め、ご祝儀袋を書くときはその点についてもしっかり把握することが重要です。

【中袋の書き方】金額・名前・住所をしっかり書こう

中袋とは、ご祝儀袋の中に入っているお札を包む袋のことをいいます。また、中袋を書くときは、表面と裏面の両方に書く必要があります。表面にはご祝儀として包む金額を「金〇萬円」と書きます。その際、中袋の真ん中にバランスよく書き、数字の上に「金」を付けるようにしましょう。また、数字に旧字体を使うのが正式なルールです。金額の改ざん防止のために難しい旧字体を使用するのが習わしとされています。

一方、中袋の裏面に書くのは自分の住所と名前です。これらは縦書きで、中袋の左下に収まるように配置していきます。すでに中袋に郵便マークが入っているものは意識しながら書きしましょう。中袋の表面と裏面を書くことで、新郎新婦がご祝儀の中身を確認するときに役立ちます。また、親しい間柄なので住所まで書かなくてもよいと考えるかもしれません。しかし、ご祝儀を受取った側がスムーズに整理するためにも、郵便番号も含めた住所まできちんと書いておくことがマナーです。

【お金の包み方】新札の表を上にして入れよう

ご祝儀に使うお金には新札を用意することがマナーです。結婚式を楽しみにしていたことや、きちんと準備していたとの思いを伝えるためにも、新札の準備が望まれます。もし、手持ちがない場合は、早めに銀行の窓口に出向いて用意しておくとよいでしょう。中袋に入れる際には、お札の表を上側にして、なおかつ肖像画が上に来るようにします。さらに、すべての紙幣を同じ向きに揃えることも大事なポイントです。

ご祝儀袋の渡し方は?マナーをチェックしよう!

ご祝儀の準備には細心の注意が必要ですが、ご祝儀袋の渡し方にもマナーがあります。ここでは、ご祝儀を渡すときのマナーについて紹介します。

ふくさに入れて持ち運ぶ

ご祝儀袋を持ち運ぶときは、ふくさに入れることがマナーです。何にも包まないままで持って行ったり、ご祝儀袋が入っていた袋に包んだりするのは慎みましょう。ふくさは、ご祝儀やご香典などの金封を包むための布です。大切なご祝儀を汚したり、折り目をつけたりしないためにも、ふくさに包んで持っていくことが礼儀といえます。ふくさを使うことにより、大切な贈り物を大事にしている気持ちを伝えることもできます。

ふくさには包むタイプと挟むタイプがあります。包むタイプには風呂敷タイプなどがあり、挟むタイプには長財布のような形をした開け閉めが簡単なタイプがあります。また、カラーバリエーションも豊富ですが、暖色系の明るい色が結婚式向きなので購入時の目安にするとよいでしょう。

両手でお祝いの言葉を添えて手渡す

ご祝儀は、結婚式当日に会場で渡すことが一般的です。受付では、バッグからふくさを出しておき、まずは一礼してお祝いの言葉を述べましょう。挨拶を済ませてからご祝儀袋を取り出し、畳んだふくさの上にご祝儀袋を置きます。その後、受付側から名前が読めるように向きを変えたうえで、両手を添えてご祝儀袋を渡します。

会場内は混雑することが多いので、スムーズに渡せるように手順を確認しておくことが大切です。ご祝儀袋を取り出すときやふくさを畳むときは右手を使うこと、ご祝儀袋の取り出しに際してふくさを押さえるときは左手を使うことがポイントになるので、こちらも把握しておきましょう。

ご祝儀とふくさ

ご祝儀袋の書き方についてのQ&A!

これまで、ご祝儀袋の選び方や書き方などをお話しましたが、まだまだ分からない点もあるでしょう。ここでは、ご祝儀袋の書き方についてのQ&Aを紹介します。

連名で渡すときはどう書いたらいい?

ご祝儀を連名で渡すとき、ご祝儀袋には人数分の行が必要です。そのうえで、地位や年齢の高い順になるように氏名を書いていきます。もし、地位などに差がない場合は五十音順にするとよいでしょう。いずれのケースでも右側から書き始めることがマナーです。また、スペースの関係もあり、3名までに留めることも大切です。

一方、4名以上でお祝いする場合は、ご祝儀袋には代表者の氏名だけを書き、その左横に小さめの字で「外一同」と付記します。また、別紙に全員分の住所と氏名を書いて中袋に入れるようにします。職場などの団体でまとめて渡す場合は、中央に「営業部一同」などと書くとよいでしょう。

手書きでうまく書けないときは印刷してもいいの?

ご祝儀袋を手書きすることで、個性があって温かみを出すことができます。しかし、パソコンが普及している時代にあって、ご祝儀袋の文字を印刷しても失礼には当たりません。事務的でやや冷たい印象がありますが、見映えがよくて読みやすいメリットも多いからです。ただし、印刷する場合のフォントは「毛筆書体」を選びましょう。

ご祝儀袋

お祝いの気持ちを込めてご祝儀袋を用意しよう!

結婚式に参列する際には、ご祝儀袋の用意が大きな課題になります。ご祝儀には、新しい門出を迎える2人を祝福する気持ちを込めること、相手との関係を考えて金額を決めることも大切です。そのうえで、結婚式に適した服装の準備も必要ですが、購入を負担に感じる人がいるかもしれません。服装選びに悩んだときは、DRENiのレンタルドレスを検討してはいかがでしょうか。

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この記事の著者

  • DRENiコラム編集部​

レンタルドレス「DRENi」を運営。公式インスタグラムにてドレス​のコーディネートや結婚式にお呼ばれされた時のドレスアップマナーなどを配信中。

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