パーティードレスに最適なインナーの選び方【透けて見えない・ラインがひびかない】
パーティードレスを着るにあたり、ふとした瞬間に下着が見えたり、下着のラインが透けたりしないか不安という方もいるでしょう。パーティードレスのなかには、肩まわりがレースで透けるデザインや、胸元や背中が大きく開いたデザインのものも多く、下着選びが肝心です。この記事では、ドレスのタイプ別のおすすめインナーや悩みを解決するためのポイントについて解説します。
パーティードレスの下着選びで失敗しやすいのはどんな時?
ドレスを美しく着こなすうえで、無視できないのが下着選びです。ドレスに合う下着選びができていないと、次の3つのような失敗が起きやすくなります。まず、ドレスから下着やブラジャーのストラップが見えているというパターンです。肩まわりやデコルテ部分がレースのドレスだと、どうしてもストラップが透けて見えてしまうことがあります。
次に、ブラジャーやショーツのラインが透けているということもよくあります。特に、体にフィットするデザインのものを着用しているときに起こりやすく、自分では気づきにくく、他人に目立ちやすいのが難点です。
そして、ちょっとした瞬間に、隙間から下着が露呈するというハプニングも少なくありません。たとえば、お辞儀したときの胸元や腕を上げたときの脇などから、下着が見えてしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか。
たとえ一瞬のことでも、見えてはいけない下着が見えたとなると、強い印象を残してしまいます。下着関連の失敗では、自分が恥ずかしいのはもちろん、相手にも気まずい思いをさせてしまうので十分注意しましょう。
パーティードレスのタイプ別!おすすめのインナーを紹介
タイプ1:デコルテ部分が透けているデザインやオフショルダーのパーティードレス
オフショルダーやデコルテ部分が透けているドレスの場合は「ストラップをつけない」または「ストラップの部分を取り替える」ことをおすすめします。ストラップを取り外せるタイプやチューブトップタイプにすれば、ストラップが露呈する心配はありません。ストラップがないと不安という場合は、透明のストラップや見えても良いデザインのストラップに取り替えましょう。
デコルテ部分がレースになっているドレスであれば、透明のストラップならあまり目立ちません。オフショルダーのドレスには、あえて上品なパールやラインストーンがあしらわれたおしゃれストラップを合わせて、女性らしい華やかさを演出するのも手です。いずれにしても、何の意図もなくストラップが見えてしまうのはフォーマルな場ではふさわしくありません。「きちんと隠す」あるいは「堂々と見せる」のどちらかを意識しましょう。
タイプ2:胸元が大きくあいているドレス
胸元が大きくあいているドレスの場合、通常のブラジャーをつけるのはおすすめできません。ドレスからはみ出しやすく、うまく隠していても、お辞儀をしたときの隙間から下着や胸元が見えてしまいやすいためです。下着のはみ出しが気になる場合は、ヌーブラにしましょう。ヌーブラは、直接バストに貼り付けて使うタイプのシリコン製のブラジャーです。ストラップがなく、通常の下着よりも面積が少ないので、露出が高めのドレスを着るときに便利です。
ヌーブラでは心もとない、お辞儀のときに下着が見えそうで不安という場合は、見えてもいいチューブトップやキャミソールなどを着用しましょう。見える部分にレースやスパンコールがあしらわれていたり、ラメなど華やかに見える素材が使用されていたりするものを選ぶと、ゴージャス感がプラスされます。さらに、ドレスと同系色のものにすれば、色味の境目がなくなり「インナーを着ている」感が薄くなるのでおすすめです。
タイプ3:シルエットが強調されるデザインのドレス・パンツスタイル
身体のシルエットが強調されるタイトなドレスやパンツスタイルのときに、パンティーラインが透けてしまうこともよくあります。このケースでは、継ぎ目や縫い目がほとんどないシームレスインナーを着用して、透け見えを回避しましょう。
シームレスインナーは、シンプルな設計のものが多く、レースなどの装飾も基本的についていません。固い縫い目などが肌にあたる煩わしさがなく、着心地の良さにも定評があります。シームレスインナーにしておけば、下着の上に直接ドレスを着た場合にも、装飾や縫い目が表面に浮き出るといった心配もありません。
タイプ4:背中が大きくあいているドレス
背中が大きくあいているドレスのときは、インナーが見えないヌーブラがおすすめです。すっきりと背中を見せてこそ、ドレスのデザインが生きてきます。ただし、ヌーブラでは不安という方は、バッククロスデザインやバックレースなどの背中見せ用のインナーを選ぶといいでしょう。こうしたインナーは、背中の露出を控えめにしたいときにも便利です。
背中見せはおしゃれのトレンドになっており、専用のインナーも数多く登場しています。存在感のあるインナーを選び、あえて背中に視線を集めるという大胆なコーディネートを楽しんでみるのも素敵です。
タイプ5:アームホール(袖ぐり)が広めのドレス
ノースリーブや脇の開きが大きめなパーティードレスも、腕を上げたときに脇の部分から下着が見えてしまっていることが多いので注意が必要です。正面からは気づきにくく、自分では見落としがちですので、しっかりチェックしておきましょう。着用したときに横から見えないか、腕を動かしたときに見えないかという点がポイントです。>br>
見えてしまう場合は、ほかのケースと同様に、見えない下着か、もしくは見えても良いデザインのものに変更しましょう。下着を見せたくない場合には、チューブトップやキャミソール、タンクトップ、ヌーブラなどがおすすめです。
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お悩み別のおすすめパーティードレス用インナー
汗が気になる夏のインナー
暑さが気になる季節には、
冷感インナーや1枚で着られるブラトップがおすすめです。シームレスインナーも肌なじみが良く快適に過ごせます。
袖ありタイプのパーティードレスをきる場合は、汗取りパット付きのインナーを選ぶと暑い夏に特に気になる脇汗をしっかりガードできて安心です。
寒さが気になる冬のインナー
寒い季節でも会場は空調が効いていて暖かいことが多いので、インナーの着こみすぎには注意が必要です。
屋外でのパーティーや、ガーデンウエディングなどで外にいる時間が長い場合は、ヒートテックインナーや裏起毛のインナーを着ていくと暖かく過ごせます。
室内でのパーティーの際には、コートやジャケットを羽織ったり、取り外しができるカイロを貼って、調整できるようにすると良いでしょう。
バストのボリュームを抑えたい場合
バストにボリュームがあると、実際よりも太って見えてしまったり、ドレスを着たときに身体のラインが目立ってしまったりと、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。 大きな胸を小さく見せてくれるブラのような、ボリュームダウンができるタイプのインナーがおすすめです。
バストのボリュームをアップさせたい場合
バストのボリュームアップをしたいという方には、シリコンブラもおすすめです。胸を大きく美しく見せることはもちろん、ドレスを着るときに気になる下着のラインも見えにくい為、シルエットが出やすいドレスにも最適です。
お腹周りや下半身をすっきり見せたい場合
お腹周りやヒップををスッキリ見せたい時には、 矯正下着がおすすめです。自身の体型のお悩みをカバーして、ウエストやヒップのシルエットを整えてくれます。シルエットが強調されるドレスを着るときは矯正下着を取り入れてみるのもいいでしょう。
淡い色・生地の薄いパーティードレスには下着の色も気を付けて
淡い色や生地の薄いドレスの場合は、下着の色も気を付けなくてはなりません。パステルカラーなどの淡い色のドレスや生地の薄いドレスを着ているときに、肌の色と大きく異なる色の下着をつけていると透けてしまいます。案外、失敗しやすいのは白い下着です。また、ふわっとしたシルエットでも、薄手の生地の場合は、お辞儀をしたときなど体にフィットしたときに透けて見えることもあります。透けにくいのは、ベージュやヌーディーなピンク、モカなどのように、肌の色に近い下着です。
インナーを選ばず着こなせるパーティードレスはある?
下着を気にせず着こなせるドレスもあります。どんなドレスであれば下着の心配がないのか、具体的な例を挙げて紹介していきます。
総レースやチュール素材のドレス
総レースのドレスは、裏地とレース生地の2層構造になっているものが多く、こうしたタイプを選べばインナーラインを気にせずに着こなせます。総レースのドレスは、女性らしい華やかさと優美な印象も演出してくれるので、パーティーシーン用に一枚持っておくといいでしょう。
スカート部分がチュール素材で、ふわっと広がるシルエットになっているものも、パンティーラインが出にくいのでおすすめです。ただし、どちらのドレスも色によっては下着が透けて見えてしまうことがあるので過信は禁物です。下着が透けにくい黒系や濃い色のドレスにするか、あるいは下着の色に注意しましょう。
袖ありタイプのドレス
袖付きタイプのものや、首がつまったデザインのものも、アームホールや胸元のあきに気を使わなくて良いのでおすすめです。肌の露出を抑えたデザインのドレスは、ノーブルな雰囲気も醸し出してくれます。
ただし、長袖タイプはカジュアルに見えやすいため、きちんと感があるデザインのものを選んでバランスを取ることが大切です。たとえば、袖がレース仕様になっているものや、襟元にビジューがあしらわれたものなどは、フォーマルかつ華やかな印象を与えてくれます。髪型や合わせる小物なども工夫して、招かれた場のTPOに合う着こなしを心がけましょう。
インナーを気にせず着れるその他おすすめドレス
お呼ばれパーティードレスの下着の悩みを解決するポイント
お呼ばれドレスの下着の悩みは、普段からそのシチュエーションに慣れていないために起きやすいのも事実です。最後に、いざというときに悩まなくて済むためのポイントを2つ紹介します。
ヌーブラは1つ持っておくと安心
どんなデザインのドレスでもひびきにくいヌーブラは、ひとつ持っておくと重宝します。ただし、肌に直接貼り付けて使うものなので、普段から使い慣れていないと、いざというときには少し不安かもしれません。
しかし、ヌーブラの汎用性の高さは、いざというときの強い味方になります。正しい付け方を覚え、自分のサイズに合うヌーブラを選べば、トラブルが起きる心配はありません。ストラップがないぶん、肩や腕の窮屈感もなく、長時間の外出でも快適に過ごせるのも大きな魅力です。
また、しっかりと密着して胸を寄せられるので、バストラインをきれいに見せる効果も期待できます。ヌーブラの難点は、汗に弱いことです。汗をかくと粘着性が弱まるおそれがあるため、夏場の着用は避けたほうが無難かもしれません。加えて、バストが豊満な方の場合は、ヌーブラだけではバストを支えきれない可能性があります。
ドレスにひびかない下着は普段使いもできる
ドレスを着用するときのためだけに、下着を買うのはもったいないと感じる人もいるかもしれません。しかし、下着の心配があるのは、ドレススタイルのときだけとは限りません。夏場のキャミソールやオフショルダー、薄地のブラウスのときに、下着が透けて見えているということも案外よくあるものです。
普段使いのデニムやシフォンパンツなどでも、後ろから見ると下着の線がくっきり透けている場合もあります。ドレスにひびかない下着は、こうしたカジュアルな装いのときにも実は必要です。
普段からこうした下着を取り入れて、気づかないうちに下着が透けているといった失敗の予防線を張っておくことが大切です。また、ひびかない下着は、おしゃれの幅も広げてくれます。特に、背中があいたデザインの洋服は、カジュアルでもトレンドです。洋服にひびかないインナーや見せる用のインナーをいくつか持っておけば、今までに挑戦したことがないタイプの洋服も着こなせます。
インナーについてのよくある質問
Q ドレスを着るときにインナー(肌着)は着ないとダメですか?
A インナーは、ブラなどの下着のラインが見えないようにしてくれます。汗を吸収する役割もあるので、基本的にはキャミソールやチューブトップなどを着用します。 ドレスのデザインによってはどうしてもインナーが見えてしまうこともあるので、その場合は肌着を着ない場合もあります。
Q デコルテ部分が透けているドレスの場合、ドレスと同じ色のインナーなら透けて見えても問題ないですか?
A デコルテ部分が透けるデザインのパーティードレスの場合、同じ色のブラやキャミソールだったとしても肩ひもは透けない方がベターです。ドレスのデザインが損なわれてしまったり、後ろから見たときに下着の金具部分が見えてしまう可能性がある為同じ色のインナーでも注意が必要です。
Q 肩ひもが透けてしまう場合は、肩ひもなしのインナーを買わないとダメですか?
A ショールやジャケットを羽織って隠してしまう方法もあります。もし、ドレスアップ間近でインナーが予想以上に透けてしまっていた時などは、羽織ものでカバーすることもできます。
下着にも気を使っておしゃれにドレスを着こなそう!
パーティードレスのタイプによって着用するインナーも異なります。ドレスをおしゃれに着こなすためには、下着にも気を使いましょう。下着の対策が万全であれば、堂々と振舞うことができ、パーティーシーンでの姿も優雅に見えるはずです。今までに着たことがないタイプのドレスにも目が向くようになるかもしれません。これを機に種類の異なる下着をそろえ、ドレスのおしゃれを楽しみましょう。