レセプションパーティーとは?知っておきたい服装やマナーについて

レセプションパーティーとは?知っておきたい服装やマナーについて

会社の創立記念や新店舗のお披露目などで催されるレセプションパーティーは、出席者のほとんどがビジネス関係の人です。マナーを知らないまま出席すると、恥をかいたり今後のビジネスにも影響が出たりするかもしれません。これまで詳しく知らなかった人はこの機会にきちんと理解しておきましょう。この記事では、レセプションパーティーに出席するときの服装やマナーについて解説します。

レセプションパーティーについて

レセプションとは、公式の歓迎会や招待会という意味をもつ言葉です。レセプションパーティーというときは、ゲストを招待して催す公式なパーティーのことを指します。公式といっても、公的機関が開催するものを意味するのではありません。業界や企業が開催するものもレセプションパーティーに当たります。レセプションパーティーの主な目的は、社会交流です。そのため、多くの場合は主催者が業界関係者を招待して開催します。

レセプションパーティーに参加できるのは、基本的に招待を受けた人物のみです。招待が前提なので、参加したいからといって誰でも参加できるわけではありません。通常のパーティーよりは規模が大きくなるのが通常です。

主催者側に選ばれた人だけが参加できるものなので、格式も高い位置づけになっています。フォーマルなパーティーのため、出席する際には、服装やマナーには十分注意を払わなければなりません。

レセプションパーティーの服装の選び方

レセプションパーティーは公式なパーティーなので、参加するには一定の基準を満たした服装で行くことが求められます。場にそぐわない服装で出席することのないように気を付けましょう。ここからは、レセプションパーティーでの服装の選び方について解説します。

ドレスコードを重視する

レセプションパーティーでは、たいていの場合、参加者に対してドレスコードが指定されます。主催者側の指定したドレスコードに沿った服装で出席することがマナーなので、招待を受けたら、まずはドレスコードについて確認するようにしましょう。

同じレセプションパーティーでも、参加する時間帯によって指定されている装いが異なる場合もあります。必ず自分が参加する時間帯のドレスコードをチェックし、指定に合わせなければなりません。

しかし、ドレスコードは必ず設定されるものなのかというと、実はそうでない場合もあります。ドレスコードの設定がないレセプションパーティーに招待された際には、企業のカラーや会場の雰囲気などに合わせることもマナーの1つとして重要です。

ビジネス関係の人が大勢集まる場なので、さまざまな面で、自らを上手にアピールする必要があります。主催企業のカラーや会場の雰囲気に合わせるということは、主催者に対して細かい配慮ができるというアピールとして評価されるポイントです。

レセプションパーティーの風景

露出を控える

レセプションパーティーはフォーマルなパーティーです。そのため、大胆な露出は避けておいた方が無難といえます。露出が多い服装で出席してしまうと、周囲から浮いてしまう可能性が高いでしょう。胸や背中が大きく開いたものだけでなく、スカート丈が短いものや深いスリットが入ったものも避けた方がよいでしょう。

場合によっては、マナー違反と受け取られてしまう恐れもあります。特に、会社関係のレセプションパーティーでは注意が必要です。スーツなど露出の少ない服装で出席する人が多い分、通常のパーティーよりも悪目立ちしやすくなります。

肌を露出しなくても華やかさの演出は可能です。ドレスの素材や身に付けるアイテムを工夫して華やかさを演出しましょう。レセプションパーティーでは、色の奇抜さや大胆な色使いなどで存在感をアピールする必要はありません。場の雰囲気になじむ抑えた色遣いやデザインを選んでおいた方が、主催者からも周りからも高く評価されるはずです。

主催者の業界に合わせる

レセプションパーティーに出席する際には、事前に主催企業や主催企業が属する業界について調べておく必要があります。可能な限り主催企業や業界に合わせた服装で出席することが大事だからです。服装を企業や業界に合わせることで、パーティーの目的をきちんと理解していることをアピールでき、好印象を持ってもらえます。

特にアパレル関係では、ブランドのコンセプトに合わせて服装を選ぶことが重要なポイントです。主催ブランドのアイテムを身に付けていくなど、細かい心配りを忘れないようにしましょう。

肌を露出しなくても華やかさの演出は可能です。ドレスの素材や身に付けるアイテムを工夫して華やかさを演出しましょう。レセプションパーティーでは、色の奇抜さや大胆な色使いなどで存在感をアピールする必要はありません。場の雰囲気になじむ抑えた色遣いやデザインを選んでおいた方が、主催者からも周りからも高く評価されるはずです。

会社関係での出席なら、ジャケットを着用し、ビジネスライクなきちんとした服装で出席するのが一般的です。エレガントさは欠けますが、かえってビジネスライクな服装で出席した方が好まれるケースも少なくありません。

飲食業界が主催するパーティーでは、料理を食べることがほかの業界よりも多くなります。できるだけ動きやすく汚れが目立たない服装を選ぶようにしましょう。

レセプションパーティーの風景

レセプションパーティーでのおすすめコーディネート

レセプションパーティーに着て行く服装のマナーは理解しても、具体的にどのようなものを着て行けばよいかわからないという人もいるかもしれません。ここからは、レセプションパーティーでおすすめしたいコーディネートについて解説します。

ワンピース

女性がレセプションパーティーに出席する場合、服装に迷ったらワンピーススタイルで出席するのが無難です。デザインにもよりますが、ワンピースには適度な華やかさがあり、きっちりとした雰囲気も併せ持っています。パーティーファッションとしては王道なので、いろいろ考えて服装を選ぶ時間がないときにも最適です。

男性の多い業界では、ほとんどの人がスーツで出席するので、女性がワンピースで出席すると華やかさも演出できます。お祝いの席に花を添えるにはぴったりのアイテムといって良いでしょう。

ただし、スカート丈には注意が必要です。スカート丈があまり短くなると露出が多くなり、下品に見えてしまいます。マナー違反にもなってしまうので、フォーマルな場であることを意識してスカート丈を選びましょう。

カラーは、黒やネイビーなどのダーク系やくすんだピンクやグリーンなどを選ぶと、落ち着いた印象になります。パーティーに花を添えたい場合でも、企業のカラーでない限り原色に近い色は避けましょう。企業や業界関係の人が集まる場にふさわしい、落ち着いた色やデザインを選ぶことが大事です。

セットアップ

主催企業や業界の様子があまりよくわからない場合には、臨機応変に対応できるセットアップがおすすめです。基本的にどのような雰囲気のパーティーでも浮きにくいという点が便利です。とっさの判断でジャケットの脱ぎ着を決めても、場の雰囲気になじめます。

セットアップは、レセプションパーティーに限らず、さまざまなシーンで大活躍するアイテムです。アクセサリーや小物との組み合わせで、雰囲気を変えることもできます。

一着あると着回しが効くので、パーティーに出席する機会が多いなら、ぜひ持っておきたいアイテムです。デザインや素材も比較的豊富なので、体型や肌の色に合うものも見つけやすいでしょう。

レセプションパーティーでのマナー

服装以外にもレセプションパーティー特有のマナーがいくつかあります。場合によっては取引に影響を与えてしまいかねないため、知らなかったでは済まされません。事前にしっかり理解しておきましょう。ここからは、レセプションパーティーのマナーについて解説します。

手土産について

手土産の持参は必ず必要というわけではありませんが、主催者と親しい間柄の場合は、持参することも検討しましょう。お祝いにふさわしいシャンパンや花などを持参するのが一般的です。主催企業に関連したものをプレゼントしても好印象につながります。

お菓子を持参するなら、日持ちするものが好まれます。逆に、数日のうちに賞味期限が来てしまう食べ物はかえって迷惑になるので避けるようにしましょう。造花も日持ちするため好まれます。ただし、遠目にも造花とわかるような安っぽいものは手土産としては向きません。

ご祝儀を持参するのであれば、相場は5千円から1万円程度です。主催者との間柄にもよりますが、あまり高額のご祝儀を渡すと、相手を困らせてしまうので気を付けましょう。ご祝儀は必ず持参しなければならないというわけではありません。会費の有無によって持参するかどうかを決めても良いでしょう。

到着時間について

レセプションパーティーに出席する場合、会場への到着は開始時間の15分前が理想的です。早めに到着することを心がけていれば、遅刻することを防げます。また、早めに到着することで、主催者と直接話したり挨拶したりする時間も持てるでしょう。

主催者はパーティーの間は忙しくてゆっくり話せません。主催者との関係にもよりますが、それ以降の付き合いも考えると、パーティーが始まる前に招待のお礼も兼ねて少し話をできた方が良いでしょう。

ただし、立食形式のレセプションパーティーの場合は、出入り自由なことが多いため、あまり開始時間を気にする必要はありません。それでも、せっかく招待を受けて出席するのですから、主催者の挨拶や乾杯の時間には間に合うように到着するのがマナーです。

食事について

レセプションパーティーのテーブルマナーとして最低限気を付けたいことは、音を立てずきれいに食べることです。立食パーティーの場合、テーブルがないことが多く、慣れていないと食べたり飲んだりしづらいかもしれません。片手で飲み物とお皿を持つのが基本なので、正しい持ち方を覚えておきましょう。

ビュッフェスタイルの場合、自分で好きなものを好きなだけ取ることができますが、欲張って好みの料理だけを皿に取り過ぎると、見栄えも印象も良くありません。一旦お皿に取った料理を残すのは、マナー違反です。食べられる量を少しずつ取るように心がけましょう。

レセプションパーティーの風景

レセプションパーティーのドレスはレンタルがおすすめ

レセプションパーティーでは、会場や業界に合わせて服装を調整する必要があります。着用するドレスに迷ったら、レンタルドレスを利用するのがおすすめです。たとえば、マルイが運営しているレンタルドレスサービス「DRENi」なら、ドレス以外にもバッグやアクセサリーなどの小物までレンタルできます。トータルコーディネートが可能なので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の著者

  • DRENiコラム編集部​

レンタルドレス「DRENi」を運営。公式インスタグラムにてドレス​のコーディネートや結婚式にお呼ばれされた時のドレスアップマナーなどを配信中。

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