ファッション通販マルイウェブチャネル > コラムからさがす > 9月の服装は難しい?初旬・中旬・下旬のコーディネートポイント&具体例を紹介
BY マルイ編集部
最終更新日:2024/02/23
9月というと季節は秋ですが、初旬は夏と変わらない暑い日が続きます。中旬、下旬にかけて少しずつ暑さは和らいでいきますが、日中はまだまだ暑い日が多いでしょう。下旬ごろになると、今度は朝晩と日中の寒暖差に悩む日が出てきます。
このように1ヵ月の中で気温の変化がある9月に、何を着たら良いのか迷う方も多いでしょう。この記事では、9月の初旬・中旬・下旬の服装選びのポイントと、それぞれの時期にピッタリのコーディネート例を紹介します。
この記事を読めば、秋を先取りしつつも厳しい残暑を乗り切れる、ベストなコーディネートが見つけられるはず。9月の服装がわからない方は、ぜひ参考にしてくださいね。
まだまだ暑いイメージがある9月ですが、ここではまず日本の主要都市である東京・大阪・福岡の9月上旬・中旬・下旬の日中の平均気温を紹介します。
都市 | 9月上旬 | 9月中旬 | 9月下旬 |
---|---|---|---|
東京 | 約25℃ | 約23℃ | 約21℃ |
大阪 | 約27℃ | 約25℃ | 約23℃ |
福岡 | 約26℃ | 約25℃ | 約23℃ |
平均気温を比較してみると、どの都市でも初旬から下旬にかけて4℃ほど低くなっています。一方で、8月の上旬から下旬にかけては、東京の平均気温は1℃程度しか変化しません。
9月は、1ヵ月の中でも大きな気温の変化がある月と言って良いでしょう。
出典:国土交通省 気象庁「過去の気象データ検索」
9月は気温の変化が激しい時期なので、この服装が良いと一口には言えません。そこで、ここでは上旬・中旬・下旬の順で、それぞれの時期に適した服装選びのポイントを解説します。
大事なのは、夏素材と秋素材のバランスです。いきなり秋のファッションに切り替えるのではなく、少しずつ気温に合わせて秋素材を増やしていきましょう。
9月初旬の東京の平均気温は約25℃。最高気温は約30℃、最低気温は約22℃です。8月の気温とあまり変わらず、厳しい暑さが続く時期です。
そのような時期には、夏に適した涼しい素材や風通しの良いデザインの服を選ぶのがおすすめ。服の色にはブラウンやマスタード、ボルドーなど秋らしい色を取り入れると良いでしょう。
デニムなら、インディゴブルーやブラックデニムなどの濃い色がおすすめです。バッグなどの小物にも深めの色を選ぶと良いですね。足元は、8月に続きサンダルやパンプスで問題ありません。
9月中旬の東京の平均気温は約23℃。最高気温は約27℃、最低気温は約20℃です。20℃というと、少し肌寒さを感じる気温です。これくらいの時期になったら、朝晩に備えて薄手の羽織りを常備しましょう。
とはいえ、日中はまだまだ汗ばむことの多い時期です。快適に過ごせるよう、適度な露出のあるアイテムや、涼しさを感じられる素材をチョイスすると良いですね。
しかし、真夏に着るような大胆な露出はおすすめしません。5分袖やシアー素材、メッシュ素材など適度な肌見せができるアイテムを取り入れましょう。
9月下旬の東京の平均気温は約21℃。最高気温は約25℃、最低気温は約18℃です。日中は暑くも寒くもないちょうど良い陽気ですが、朝晩は本格的な秋の訪れを感じるようになるでしょう。
このような9月下旬には、気温に合わせて風を通さない素材や温かさを感じられる素材を徐々に増やしていきましょう。
足元は、暖かい日はサンダルでも良いですが、パンプスやローファー、ブーティなどの秋物を取り入れるのもおすすめです。
夏の名残りが強い9月上旬には、秋色と夏素材を組み合わせたコーディネートがおすすめです。ここでは、9月上旬に適した具体的なコーディネートを紹介します。
おすすめアイテムのランキングもチェックできるので、ぜひ参考にしてください。
涼しげなインド綿のブラウスと、麻混素材のワイドパンツを組み合わせた、着心地の良さがポイントのナチュラルなコーディネートです。
シャツにはレースがふんだんにあしらわれており、全体のシンプルなイメージに華をそえています。シャツは今回のように羽織りとして着るのも良いですが、フロントのボタンをしめてトップスとして着るのもおすすめ。
リラックス感のあるワイドパンツは、夏から初秋までの間活躍します。ロゴTシャツやボーダーTシャツなどとの相性も抜群です。
さわやかな、短めのフレンチスリーブのブラウスとキレイめのフレアパンツを組み合わせた上品なコーディネートです。全体的に抑えた色から秋らしさが感じられますね。それでいて、足元の華奢なサンダルから出る涼しげな印象が魅力的です。
ブラウスは、両サイドにプリーツが入っており、1枚で着ても着映えするデザイン。少し長めの丈でヒップラインが隠せるのもポイントです。
フレアパンツは、スタイルアップが期待できるキレイなシルエットにくわえて、裾にスリットが入っているのが特徴的。ブラウスだけでなく、オーバーサイズのシャツやスウェットなどのトップスとの相性も良いですよ。
脚長効果のあるキャミロンパースと、大人ガーリーブラウスを合わせたコーディネートです。全体に秋らしい色合いですが、ブラウスの素材にはさわやかな清涼感と軽やかさがあります。
キャミロンパースは、ハイウエストシルエットが魅力。足のラインを隠しつつ、脚長効果も期待できます。キャミワンピースと同色の、華奢で上品なサンダルも秋らしさと涼やかさを演出しています。
甘めのフリルTシャツとカジュアルなインディゴのデニムを合わせたコーディネートです。フェミニンなトップスには、カジュアルなデニムをセレクトすることでバランスよくまとまります。
カジュアルな印象のボーダーTシャツには、きれいめのブラックデニムを合わせるのがおすすめです。腰回りはほどよくゆとり感を持たせ、すっきりとしたデザインを選ぶとスタイル良く見せてくれます。
トレンド感のあるシアーシャツに、脚長効果のあるワイドスラックスを合わせたコーディネートです。シアーシャツは羽織りとしてもアレンジができ、着回しにもぴったり。コーディネートはシンプルに、サンダルなどの小物でアクセントを入れるのがおすすめです。
朝晩の肌寒さを感じ始める9月中旬の服装には、温度を調節できるコーディネートがおすすめです。薄手の上着やカーディガンなどをうまく活用し、レイヤードスタイルを楽しみましょう。
日中はまだまだ暑い日が続きますが肌を出しすぎず、素材やデザインで暑さをカバーするのがポイントです。
サラッとした生地が涼やかなシアーニットプルオーバーと、リネン混のワイドパンツを組み合わせたコーディネート。トップスはたっぷりとした長袖ですが、風を通す素材なので9月中旬の暑さが残る気候にピッタリです。
履いていて楽な軽い素材のワイドパンツはたっぷりとシャーリングが入っており、ウエストのラインをカバーします。短めのトップスと合わせるのもおすすめですよ。
腰からヒップ上のラインが隠れるくらいの丈がポイントのカーディガンと、足首までの長さのロングスカートを組み合わせたコーディネートです。トップスが白、ベージュと淡い色でまとめられているのと、スカートにインしていることで、スッキリとあか抜けた印象に。
ロングスカートにやわらかいリネン混の素材を使っているため、重くみえません。シンプルなオープントゥのサンダルも、足元をすっきりとまとめるのに一役買っています。
カーディガンはサラッとした手触りが特徴で羽織っても暑すぎず、エアコン対策にも活躍する便利な1枚です。
たっぷりとした上品でナチュラルなロングワンピースと、ざっくりとした透かし編みのカーディガンの組み合わせは、程良い脱力感が感じられるコーディネート。休日のおでかけにおすすめです。
ワンピースは透けづらく、ちょうど良い長さの袖があるデザインなので、気軽に1枚で着るのも良いでしょう。楽ちんだけど、きちんと感や上品さがあるのが大きな魅力です。
サンダルは、華奢なストラップと親指のリングが特徴のフラットサンダル。シンプルなのに存在感がありますよ。
ヘルシーな肌見せコーディネートが楽しめるメッシュのトップス。インディゴデニムと合わせるとさらに爽やかな印象に。ヒールが高めのパンプスを足元に合わせることで、大人な夏コーデに仕上がります。
シルエットと揺れ感がポイントのプリーツスカートには、メッシュトップスで抜け感をプラス。ぴったりめのサイズ感をえらぶことですっきりとしたコーディネートになります。シルバーアクセサリーでクールにまとめるのもおすすめです。
爽やかなシアーカーディガンには、シンプルなTシャツとインディゴデニムでまとまりのあるコーディネートに。少し丈の短いデニムを合わせることでスタイルアップも!シンプルなコーディネートなので小物でアクセントを加えるのがおすすめです。
本格的な秋を感じ始めるこの季節には、気温に合わせて徐々に温かさを感じる秋らしい素材をプラスしていきましょう。朝晩の冷え込みにしっかり対応できるかがポイントです。
肌寒さを感じる日には、サンダルをパンプスやローファー、ブーティなどに切り替えるのもおすすめ。それだけでも、ぐっと秋らしさが深まります。
スタイルアップが期待できるジレとタックワイドパンツの組み合わせでクールにまとめ、シャーリングブラウスで甘さをプラス。足元のローファーが、より深く秋らしさを演出します。
ジレとして着用しているアイテムは、実はジャンバースカート。フロントを閉じれば、スッキリとしたシルエットが特徴で、使い方次第で印象がガラリと変わります。
ワイドパンツは、センタープレスを施した上品なアイテムで、体型カバーもしてくれる便利な1枚です。
濃いめの色のTシャツとテーパードパンツに、接触冷感の淡い色のカーディガンをコーディネート。淡い色のカーディガンのおかげで、全体が暗くなりすぎません。
すっきりとしたテーパードパンツから見える、足首からのラインが魅力的で、気負わず、シンプルに決めたい日におすすめのコーディネートです。普段着にもオフィスにも適しています。
Iラインのワンピースには、ショートカーディガンを合わせるとキレイなバランスに。カーディガンの丈が短いとウエストの位置が高く見えるので、脚長効果も期待できますよ。
ショートカーディガンは、ハイウエストのパンツやスカートとの相性も抜群。Tシャツ、キャミソール、タンクトップなどさまざまなアイテムと合わせられます。気温が変わりやすい9月には、非常に重宝するでしょう。
足元に合わせたぽってりとした丸ひもが特徴のサンダルも注目ポイント。カジュアルでもキレイめスタイルでも活躍します。
レイヤードスタイルに欠かせないニットベストは、襟つきシャツとの相性抜群!シャツとワイドパンツは明るめの同系色でまとめ、ニットベストを主役のコーデにまとめるのがポイントです。
シンプルで大人っぽいデザインのニットには、ネイビーのデニムを合わせると大人っぽいコーディネートになります。暗めのカラーのパンツは、一本もっておくと長いシーズン着回せるので便利です。
トレンド感のある着こなしが楽しめるオーバーサイズのビッグパーカー。カジュアルな印象になりがちなので、フレアのロングスカートを合わせることでフェミニンなコーデに。デイリーから休日スタイルにも幅広く活躍します。
ゆったりしたカジュアルコーデがお好みの方は、スウェットとワイドパンツの組み合わせがおすすめです。ゆったりとしたシルエットなので、トップスは明るいカラーをセレクトすると良いでしょう。バッグやメガネなど小物でアクセントを加えるのもおすすめです。
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9月は、初旬から下旬にかけて大きく気温が変化します。まだまだ暑い日もあれば、ふいに肌寒さを感じる日もあるでしょう。さらに一日の寒暖差も激しいので、どのような服装を選んだら良いかわからなくなりがちです。
そんな9月の服装には、夏アイテムと秋アイテムを上手に組み合わせましょう。夏向けのデザインや素材を使ったアイテムでも、秋色を選べばぐっと秋らしくなります。トップスかボトムスのどちらかに秋アイテムを取り入れるのもおすすめです。
9月には、軽めの上着やカーディガンなどの便利なアイテムを活用して、変わりやすい気候に対応しましょう。コーディネートを考える際には、上着を着た場合と着ていない場合、どちらでもバランスがとれるかをチェックすると良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございます!
(マルイ編集部)