高身長さん向けのドレス選びのコツとは?選び方や気を付けたいポイントを解説!
パーティーや結婚式へのお呼ばれなどに出かける機会があり、着ていくドレスを選ぶことになったとき、背の高い人はドレスの丈感やデザインについて悩んでしまいがちです。背の高い人に似合うドレスはどのようなものなのかを知っていれば、ドレス選びで迷うこともありませんし、見栄え良く着こなすこともできるでしょう。この記事では、背の高い人のドレス選びのコツや着こなし方を紹介します。
まずは正しい寸法を知ろう
自分にぴったり合うドレスを見つけるためには、自分の正しい寸法を知っておくことが必要です。ドレスを選ぶとき、S、M、Lサイズなどと表記されている場合やバスト、ウエスト、ヒップなどのサイズが表記されている場合があります。S、M、Lサイズという表記の仕方の場合は、それぞれのサイズの目安となるバストやウエスト、ヒップなどのサイズが書かれているはずです。
ドレスの場合、バスト、ウエスト、ヒップのいずれかが既製服のサイズと合わない場合、そのサイズのドレスが入らないことがあります。ドレスを手に入れたものの着られなかったという事態を避けるためには、きちんと採寸をして自分に合うドレスを選びましょう。サイズを測る場所は、肩幅、バスト、ウエスト、ヒップです。肩幅は、袖がついている位置から反対の袖がついている位置までを測ります。バストは、脇の下から反対の脇の下まで、胸回りの一番高いところを測りましょう。ウエストは、胴回りの一番細いところを測ります。
ヒップは、腰回りの一番突き出しているところを測りましょう。サイズの計測は、下着を着用した状態で行います。自分で測る場合は、鏡などの前に立ち、メジャーが水平になっているかを確認しましょう。測る際に、メジャーを締めすぎないこともポイントです。また、サイズ計測は食後30分を避け、できるだけ通常の状態のときにリラックスして行いましょう。
背が高い人がドレス選びで気を付けたいポイント
ここからは、背が高い人がドレスを選ぶときに気を付けたいポイントを紹介します。
スカートの丈感に注意
高身長の人がドレス選びで悩むことが多いのは、スカートの丈感です。一般的な身長の人ならちょうど良い丈でも、高身長の人が同じものを着ると丈が短くなってしまうことも少なくありません。特に、結婚式に出席する場合は、短すぎるスカート丈など露出が多い服装はマナー違反になってしまいます。結婚式に出席するときのスカート丈は、膝丈か膝より少し下に裾が来る長さが無難です。膝丈かそれより少し長めの丈のスカートは、上品に見えるだけでなく華やかな印象があります。スカート丈が膝よりもかなり上に来るドレスは、結婚式に着ていくにはふさわしいとはいえません。
しかし、高身長であれば普通の人が着たときよりもスカート丈が短くなってしまうことは避けられないため、そのドレスをどうしても気に入って着たいと思う場合も出てくるでしょう。そうしたときには、膝丈程度の長さがあるスカートならば、さほど問題ではありません。あくまでマナー違反として他の人に不快感を与えてしまうのは、膝上10cmなど、明らかに誰が見ても短いスカートと感じられる場合です。高身長の人がドレスを選ぶ際に思っていたよりも着丈が短くなってしまったという失敗を減らすには、自分に合う着丈を知っておくとよいでしょう。身長170cmの人が膝丈のドレスを着ると、着丈は約100cmになります。ドレスを選ぶ際には、このサイズ感を目安にすると良いです。
選ぶ柄に注意
柄の入ったドレスは華やかで見栄えがするものですが、高身長の人が大きな模様や柄の入った生地を選んでしまうと、身体が膨張してより大柄に見えてしまいます。
これは、高身長の人が着るドレスは普通の人が着るドレスと比べて使われている生地の量が多く面積が広くなるため、柄のインパクトがより強くなってしまうからです。同じ柄を選ぶ場合でも、柄の大きさや太さによって印象は変わります。
たとえば、ボーダーなら幅の太いボーダーではなく細いボーダーを選ぶと、すっきりした印象になり細く見えるのです。高身長の人の場合、柄のない無地のドレスが最もすっきりとしてきれいに見えます。
選ぶ色に注意
パステルピンクやパステルイエロー、パステルブルーなどの淡い色合いは膨張色のため、身体をより大きく見せてしまいます。高身長の人が着るなら、ブラックやネイビー、濃いグリーンなどはっきりした濃いめの色を選ぶと身体が引き締まった印象になり着やせして見え、シックに着こなすことができます。
白や生成りなどもオーソドックスで着こなしやすい色ですが、結婚式に出席する場合には白を着ていくとマナー違反になってしまいます。結婚式において、白は花嫁が着る色だからです。他の色のワンピースに差し色として一部白が使われているようなデザインであれば、着ていくことに問題はありません。
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背が高い人におすすめのドレスデザイン
高身長の人が着こなしやすいドレスデザインはロングドレスです。身長の低い人がロングドレスを着ると、ドレスに着られている感が出てしまいますが、高身長の人なら丈が長すぎることもなく、きれいに着こなすことができます。アンダーバストの位置で切り替えになっているロングドレスは、脚が長く見えるのが嬉しいポイントです。身長が高い人は脚が長いことが長所であるため、切り替え位置が高いドレスは長所を活かせるデザインだといえます。
スカートにプリーツが入っているデザインなら、裾に向かって柔らかいひだが出るため、丈があまり気になりません。スカートの左右が非対称なアシンメトリーや裾が不規則なラインになっているイレギュラーヘムのドレスは、縦長のラインを美しく見せつつも、スカートが適度に広がってボリュームを出してくれるので、脚がきれいに見えることが魅力です。高身長の女性が着ると裾のデザインが映えるため、素敵な着こなしができます。裾の長さが一定ではないため、丈がやや短いドレスであっても、さほどラインが気になりません。
歩くたびに裾が揺れて女性らしいフェミニンな表情を醸し出します。膝からふくらはぎの中程が隠れるミモレ丈のドレスは、脚の太い部分を隠してくれるため脚が細く見えるものの、中途半端な長さなのでバランスが取りにくいデザインです。しかし、高身長の人が着るとバランスが良く、見栄えもします。身長が高いことでスカート丈が長くなりすぎず、膝が隠れる長さなので大人っぽく上品に着こなすことが可能です。
靴選びのポイント
結婚式に参列する場合、基本的にはエナメル素材のパンプスを履きます。この他、シルクサテンやスエード素材のパンプスも結婚式の靴としてふさわしいです。結婚式では革製品を避けることがマナーといわれていますが、ヌメ革のパンプスなら履いても問題ありません。結婚式のようにフォーマルな装いをするときに履くパンプスは、3~5cmの高さの細いヒールを選びます。ヒールのない靴は、カジュアルな印象になるため、結婚式に履く靴としてふさわしくありません。
ただし、妊婦さんの場合や怪我をしてパンプスが履けない場合はこの限りではないです。妊娠中のためヒールのない靴を履く場合は、ポインテッドトゥなどフォーマルな場にふさわしいデザインの靴を選びましょう。
結婚式に履く靴にもマナーがあります。つま先が出るオープントゥの靴は、つま先という言葉が「妻が先立つ」を連想させることからご法度とされています。また、2色使いのバイカラーの靴は、色が2色に分かれていることが別れを連想させ、縁起が悪いといわれており、結婚式にはふさわしくありません。
背が高い人のためのヘアアレンジ
高身長の人でも、背の高さを活かしたい場合と背の高さを目立たせたくない場合でヘアアレンジのポイントが異なります。次は、それぞれの希望に応じたヘアアレンジの仕方を紹介しましょう。
背の高さを活かしたい
背の高さを活かしたい場合、 ボリュームのある髪型にして実際の身長よりも高く見せる方法が効果的です。アップスタイルの定番であるお団子を作るときに、ポニーテールを頭の上のほうで作りましょう。毛束をポニーテールの根本に沿わせるように上のほうに向かって緩く巻き付けていき、毛先のふわふわした感じを出しながらピンで留め、ヘアアクセサリーなどでアレンジをします。
ヘアアクセサリーも頭の中心よりも上に持ってくるようにするとより効果的です。このヘアスタイルの場合、自分の身長よりもかなり背が高いイメージになります。お団子にせずポニーテールのままのスタイルにする場合も、頭の上のほうで髪を結び、トップの毛を膨らませるようにすると、よりボリュームを出すことが可能です。大人っぽい雰囲気のアレンジにしたいなら、夜会巻きにすると見た目がすっきりしてスタイルが良く見えます。髪をまとめる位置を高めにするだけで、人の視線を上げる効果が抜群です。
背の高さを強調させたくない
背の高さを目立たせたくない場合、髪をまとめる位置をできるだけ下のほうにすることで、重心が下になります。人の視線も下のほうに集まるため、背が高いことが目立ちにくくなるのです。パーティーのヘアスタイルとして定番であるシニヨンの場合も、ポニーテールを可能な限り下のほうで作りましょう。トップの毛をあえて膨らませないようにしてストレート気味にすると、頭が小さく見えて小顔効果も期待できます。
ポニーテールの場合も、結び目を下のほうで作り、頭の半分よりも下側を膨らませるようにすると、適度なふわふわ感や柔らかさを出すことが可能です。膨らみを出したい場合は、縦ではなく横方向にボリュームを出すようにしましょう。人の視線は下ろしている毛先に集まりやすいという習性を利用して、ポニーテールに長めのリボンを結ぶと重心を下げる効果が期待できます。まとめ髪にしたときのヘアアクセサリーも、頭の半分より下の位置につけるようにすると良いです。
ドレス選びに迷ったらレンタルがおすすめ!
高身長の人は、普通の身長の人や背が低い人が着こなしにくいロングドレスを素敵に着こなすことができます。これまで紹介したポイントを踏まえて自分に似合うドレスを選びましょう。DRENiでは、クリーニング代と配送料込で税込7,700円~3泊4日でドレスレンタルを行っています。背の高い人向けのドレスも多数あるので、ドレス選びの選択肢として検討してはいかがでしょうか。