更新日:2024/3/22

大学の謝恩会・卒業パーティーにおすすめなドレスは?マナーや選び方のポイントを徹底解説!

卒業式を控えており、謝恩会の日が近づいている人のなかには、「当日何を着ていたら良いだろう」と悩んでいる人も多いでしょう。謝恩会を楽しむためにも、ドレス選びのマナーなどはしっかりと理解しておくことが大切です。この記事では、謝恩会や卒業パーティーにふさわしいドレスのポイントやマナーなどについて解説していきます。謝恩会の服装で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

学生

そもそも謝恩会とは

そもそも謝恩会とは、大学や専門学校などの卒業時に、在学中にお世話になった恩師に感謝の意を込めて開かれるカジュアルなパーティーのことをいいます。そのため、大学などの謝恩会に関しては、学生が主体となって企画するのが一般的です。規模は学校によってさまざまで、学年全体で行われるところもあれば、ゼミごとなど小規模で集まってパーティーをするケースもあります。

また、子どもが幼稚園や保育園を卒業するときに、お世話になった先生に感謝の気持ちを伝えるために、保護者が集まって謝恩会を企画することも増えつつあります。幼稚園などの謝恩会では、先生や子どもたちが一緒に歌を歌ったり、簡単なゲームをしたりするなどして、みんなで楽しい時間を過ごすのが一般的です。

謝恩会が行われる会場としては、ホテルやおしゃれなレストランの個室などが選ばれることが多くあります。ただし、大学の卒業式の後に謝恩会を予定している場合は、卒業式が執り行われた学内の体育館や多目的ホールなどが会場となることもあります。

卒業パーティーを開催するという学校も多いと思いますが、卒業パーティーと謝恩会との大きな違いは、先生が参加するか、しないかという点です。謝恩会はお世話になった先生方を招待して行われる場のため、フォーマルでかしこまった雰囲気となります。それに対して卒業パーティーは先生が参加せず卒業生のみ行われる場合が多く、謝恩会に比べるとややカジュアルな雰囲気になります。

謝恩会のドレス選びのマナー

謝恩会のドレスを選ぶ場合、結婚式や式典などに参加するときのような厳密なルールはありません。しかし、恩師への感謝も伝えるためにも、TPOを踏まえたうえでマナーを守ることが求められます。ここからは、謝恩会のドレス選びのマナーについて見ていきましょう。

大学の卒業式では袴を着る方も多いと思いますが、謝恩会の場が学校外の場合、袴のままで謝恩会に出席することのはおすすめしません。 謝恩会では立食形式で食事をすることが多く、慣れない袴では食事がしにくく、汚してしまう可能性があります。 袴はレンタルする方が大半のため汚してしまうと追加料金が発生する可能性もあります。 卒業式が終わったら謝恩会に向けてドレスやワンピースに着替えた方が動きやすく、写真映えも楽しめます。

謝恩会ドレス選び

露出度が高いデザインは避ける

謝恩会では、学生という立場をわきまえたうえで服装を選ぶことも大切です。謝恩会に参加するなら、ノースリーブやミニ丈、胸元が大きく開いたデザインなど、肌の露出が高すぎるファッションは避けた方がよいでしょう。また、謝恩会はたった1回しかないため、手持ちのワンピースで代用したいという人もいるでしょう。手元にあるワンピースがノースリーブなら、ジャケットやボレロ、ショールなどを羽織るようにすることがポイントです。

謝恩会とは、あくまでも在学中にお世話になった先生に感謝の気持ちを伝える場です。謝恩会のファッションで悩んでいるなら、目上の人へどのような印象を与えるかをしっかりと考えたうえで、上品なコーデを意識することが大切です。

ヌーディなストッキングを履く

謝恩会でドレスを着用する場合、肌色で薄いヌーディなタイプのストッキングを合わせる必要があります。3月になり少しずつ寒さが和らいできたからといって、生足で会場に行くのは厳禁です。また、黒いストッキングは縁起が悪いと感じる人も多く、フォーマルな場にふさわしくないので控えるようにしましょう。

加えて、地域などによっては3月でもまだ寒い場合もあるので、保温性に優れたタイツで出席したいという人もいるでしょう。しかし、タイツではカジュアル感が強くなってしまうので、当日はタイツも控えるのが無難です。薄いストッキングは伝線しやすいので、万が一に備えて予備を持って出かけると安心です。

ヒールのあるパンプスを合わせる

謝恩会でドレスを着る場合は特に、ヒールがあって、つま先が見えないパンプスを合わせるようにしましょう。 パーティーでは3cm以上ヒールがあるものを合わせるのがマナーであるため、持っていない人は用意しておくことが欠かせません。パンプスを選ぶときには、パーティーシーンにふさわしい華やかなデザインのものを選ぶことがポイントです。

たとえば、光沢があるサテン素材やレース素材、ビジュー、ストーンがあるものなど、ドレスとのバランスを見ながら華やかなものを選んでおくと良いでしょう。ただし、謝恩会が立食パーティーの場合、ヒールが高すぎるパンプスを選んでしまうと足が疲れてしまいます。普段あまりヒールがある靴を履かない人は特に、ストラップ付きのパンプスで、歩きやすく安定感があるものを選ぶと足への負担が軽減します。

謝恩会のドレス選びのポイント

謝恩会のドレスを選ぶときには、複数のポイントを押さえておきましょう。ここでは、ドレス選びのポイントを3点紹介します。

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学生らしい清楚さと上品さを意識する

大学生などが謝恩会のドレスを選ぶ場合は、学生らしい清楚さを意識しながらも、上品なかわいらしさのあるものを選ぶことがポイントです。ただし、謝恩会で着用可能なドレスにはたくさんの種類があるので、決めかねている人も多いでしょう。ドレスのデザインで悩んだ場合は、卒業シーズンである点を考慮して、春らしい明るいイメージで選んでみるという方法があります。

たとえば、ドレスのカラーは薄いピンクやシャンパンベージュ、素材はシフォンなど、柔らかい印象を与えるものは学生に特に人気があります。加えて、半袖や長袖など、袖のあるドレスを選ぶことによって羽織り物の着用が不要になり、学生らしい爽やかさも演出できるという点はメリットといえるでしょう。

着替えやすさも意識する

卒業式の後に謝恩会が予定されている場合は、ヘアメイクや服装などを変更する時間がそれほどないことも予想されます。たとえば、卒業式で袴を着用する人が袴用のヘアメイクをしているのであれば、そのヘアメイクに似合うデザインやカラーのドレスを選んでおくという方法も検討してみましょう。

また、ヘアスタイルが崩れるのが気になるなら、頭からかぶるタイプのドレスは避けるのが無難です。ドレスの背中の部分にファスナーが付いており、大きく開くものを選んでおけば、ヘアメイクを崩さずにドレスを着用することができるでしょう。謝恩会当日にバタバタしないためにも、ドレスは前もって試着してみるなどして、着替えやすいかどうかを確かめておくことが大切です。

長く使えるデザインを選ぶ

謝恩会のドレスを選ぶときには、できるだけ長く使えそうなデザインのものを選びましょう。大学や専門学校を卒業した後、20代後半くらいになると、結婚式や披露宴に招待される機会が増える人もいます。結婚式などに招待された際に着用できるドレスを選んでおけば、費用の節約にもなります。ただし、結婚式では花嫁が純白のドレスを着用するので、ゲストが白いドレスを着るのは厳禁 です。

また、黒いドレスではお祝いの雰囲気を演出するのが難しいという側面があることから、卒業後の着用を考えているなら控えたほうが良いでしょう。ただし、先々のことを考えすぎてしまい、若々しさのないデザインを選んでしまうのはもったいないので、その点は十分理解しておくことをおすすめします。

謝恩会の会場で選ぶ

謝恩会が行われるのは、「大学構内」「ホテル」「レストラン」であることがほとんどです。 それぞれの会場の雰囲気やグレード感に合わせた装いをご紹介します。

大学構内での謝恩会では、ホテルほどかしこまらず、レストランほどカジュアルすぎないきれい目のワンピーススタイルがおすすめ。卒業式の後、袴から着替えて参加することが多いため、ヘアセットが崩れにくいデザインや、ファスナーが開け閉めしやすいなど、スムーズに着替えられるものを選ぶのもポイントです。

謝恩会がホテルで行われる場合は、華やかかつフォーマルなスタイルを意識するのがおすすめ。明るくきれい目な色や、適度な肌見せができるデザインに、羽織ものを組み合わせるときちんと感も叶えられます。

レストランで行われる場合は、1枚で着られる袖付きのタイプを選ぶなど、あまりフォーマルすぎないドレスを選ぶのがおすすめです。レストランの雰囲気に合わせてアクセサリーや小物選びでフォーマル感を調節するのも良いでしょう。

好みや雰囲気で選ぶ謝恩会おすすめドレス

ここからは、謝恩会にふさわしいドレスの例を好み別に見ていきましょう。

かわいらしく見せたい場合

大学生の謝恩会の場合、かわいらしく見せたいなら、ドレスは春らしい淡いピンクやミントグリーンなどのパステルカラーのものが適しています。加えて、シフォンやレースなどのふんわりと柔らかい素材を使ったドレスを選ぶと、春らしさがよりアップします。ほかに、シルバーカラーのドレスも高級感を演出しやすく、華やかななかにも洗練された印象をプラスするでしょう。

また、ドレスのウエスト部分にリボンがあしらわれたデザインは、かわいらしく上品なイメージを与えるだけでなく、体形カバーにも役立ちます。たとえば、謝恩会の会場が一流ホテルの場合などで、フォーマルなドレスコードが指定されているときには、フィッシュテールや裾がふんわりとした形のデザインになっているドレスを選ぶと、プリンセス感がある着こなしが実現します。

大人っぽく見せたい場合

大人っぽく仕上げたい場合は、ネイビーブルーのドレスを着用してみましょう。ネイビーブルーなら、黒や紺のドレスのように地味になりすぎる心配はありません。また、ネイビーブルーのドレスを着用するのであれば、アクセサリーやバッグなどの小物は白・ベージュなどの明るいカラーを選び、華やかさをプラスすると良いでしょう。

ほかには、キャメルベージュのドレスに黒いジャケットを羽織ってコーデを引き締めるという着こなしも大人っぽく見えます。さらに、ペンシルラインのドレスなら、腰から裾に向かって細いデザインとなっているため、女性特有のボディラインを強調しやすくなります。もし、学内で謝恩会が予定されているなら、カジュアルダウンしたパンツドレスをあえて着用して周りと差を出してみるという選択肢もあるでしょう。

謝恩会のドレスの平均予算

謝恩会で着用できるドレスの価格帯は非常に幅広いという特徴があります。しかし、あまりにも安すぎるものは素材が薄かったり、見た目の高級感に欠けていたりするなどのデメリットがあるものが多いのも事実です。謝恩会のドレスにかける平均予算はおよそ1万5000~2万円といわれています。ただし、ブランドものにこだわるなら3~5万円、ハイブランドのドレスになると10万円以上するものもあります。

また、ドレスのデザインによっては、ボレロやショールなどの羽織り物やパーティーバッグなどの小物を新調しなければならないこともあるでしょう。そのため、謝恩会で着用するドレスを準備するなら、数万円の予算は組んでおきたいところです。

謝恩会の後にドレスを着用する予定がない場合は、「たった1日のために数万円を使うのはもったいない」と感じる人もいるでしょう。そうはいっても、謝恩会では恩師や同級生と記念撮影をする可能性も高いですし、思い出に残るせっかくの機会。できる限り満足度の高いドレスを用意しておくのが理想的です。予算の都合から無理に安いドレスで我慢するなら、同じ予算で自分が満足いくドレスをレンタルして、笑顔で謝恩会に参加しましょう。

ドレスアップ

後悔しないドレス選びで謝恩会を楽しもう

予算の都合や今後の使いまわしの事を考えてドレス選びを妥協してしまい、自分が納得していないものを選んでしまうと、せっかくの謝恩会を心から楽しむことは難しくなってしまうかもしれません。もし謝恩会のためだけに高いドレスを購入するのがためらわれるなら、レンタルドレスという選択肢もあります。レンタルドレスのDRENiでは、シーンや気分、会場の雰囲気にあわせたバリエーション豊富なドレスをご用意しています。お気に入りの一着を借りて、ぜひ心に残る謝恩会を楽しんでください。


この記事の著者

  • DRENiコラム編集部​

レンタルドレス「DRENi」を運営。公式インスタグラムにてドレス​のコーディネートや結婚式にお呼ばれされた時のドレスアップマナーなどを配信中。

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