1.「トレンチコート」の由来について

ビジネスから日常生活まで幅広くコーディネートに活躍するトレンチコート。まずは、トレンチコートの由来について解説します。「トレンチ」という名前の意味や歴史だけでなく、ほかの種類のコートとの違いなどもあわせて解説しましょう。

1-1 「トレンチ」の意味とトレンチコートの歴史

「トレンチ」には、もともと塹壕（ざんごう）という意味があります。トレンチコートは、戦地で兵士が着用していたコートです。第一次世界大戦中に、イギリス陸軍が塹壕のような厳しい環境の戦地で着るために開発したコートが起源となっています。その後、一般にもファッションアイテムの定番として定着しました。

1-2 トレンチコートの特徴は機能性を追求した形

トレンチコートは、戦地で防水や防寒のために着用されていたレインコートが起源になっています。そのため、フラップ付きのポケットやバックル付きのベルトなどが備わり、機能性が高いのが特徴です。現在では男性だけでなく、女性のコートとしても定番になっています。

1-3 チェスターコートとの違い

続いてトレンチコートの特徴とあわせて、チェスターコートとの違いも解説します。

まず、チェスターコートとはテーラードジャケットよりも裾を長く伸ばしたような形が特徴です。由来は初めてこのデザインを着用した、チェスター伯爵の名前にちなんでいると言われています。チェスターコートよりも装飾が少なく、シンプルでコーディネートを選びません。

一方トレンチコートはベルトやボタンなどの装飾が多いのが特徴。フォーマルなアイテムで、きちんと感を出したいときにおすすめです。

2.【季節別】トレンチコートの今っぽい着こなし方

冬はもちろん、インナー次第で肌寒い春や秋にも合わせられるトレンチコートは1枚持っておくと重宝するアイテム。そのため季節によってコーディネートのコツも異なります。そこでトレンチコートの今っぽい着こなし方を季節別に解説します。

2-1 春：ミディ丈トレンチコート×テーパードパンツ

春にトレンチコートを着るなら、定番のベージュがおすすめです。春らしく軽やかに着こなしましょう。

こちらは定番のベージュのトレンチコートに、ターコイズのパンツを効かせたコーディネート。シルエットにこだわったコートとパンツで美シルエットをかなえてくれます。ミディ丈のトレンチコートなので、小柄な方も着やすいコートです。

2-2 夏：ステンカラートレンチコート×カットソー

夏にトレンチコートを着るなら、さらっとした生地のアイテムが人気です。とくに気軽に羽織れる裏地なしのものなら、快適に着こなせるでしょう。

夏らしいコーディネートでは、鮮やかなオレンジのトレンチコートがぴったり。1枚でコーディネートの主役になるような、インパクトのあるカラーを選ぶとおしゃれです。ステンカラーのトレンチコートと、ドット柄のカットソーを合わせたコーディネートなら上品にまとまります。

2-3 秋：オーバーサイジングのトレンチ×ワイドパンツ

オーバーサイジングのトレンチコートに、ワイドパンツを合わせたコーディネートからはモードな雰囲気が漂います。このトレンチコートは、プリーツとマトンスリーブを取り入れたシルエットが魅力です。

だんだんと肌寒くなってくる秋は、インナーにニットなどを組み合わせるのもおすすめ。季節感を出すために、紺などダークな色合いのトレンチコートを選んでも良いでしょう。

2-4 冬：ロングトレンチコート×カラーパンツ

冬にはゆったりと羽織れる、オーバーサイズのトレンチコートを取り入れたコーディネートをピックアップ。合わせたのは、ロング丈でハリ感がおしゃれなトレンチコートです。長めの着丈は旬なデザインになっており、冬のコーディネートにトレンド感をプラスします。

またカラーパンツで暗くなりがちな冬のコーディネートを華やかに演出してくれます。

3.レディースでおすすめのトレンチコート

季節別のコーディネートのコツを解説した後は、おすすめのトレンチコートを紹介しましょう。まずはレディースでトレンド感たっぷりなロング丈やあたたかいライナー付きのアイテムなど、さまざまなデザインのトレンチコートをピックアップしています。

3-1 今年らしい雰囲気のライナー付きトレンチコート

トレンチコートをまだ持っていないなら、ベーシックなシルエットのものから挑戦するのがおすすめです。ライナーの取り外しができるタイプなら、季節を問わず役立つでしょう。

たとえばルージュ・ヴィフ ラクレの「ライナー付きトレンチコート」は王道デザインで、長く愛用できます。しかもウール100％のライナーは取り外し可能になっており、秋・冬・春と使い回せて便利です。

ライナー付きトレンチコート／ルージュ・ヴィフ ラクレ

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3-2 長い着丈でトレンド感のあるトレンチコート

ICBの「【マガジン掲載】ウールリバー　ロングトレンチコート（番号ＣＪ３２）」はトレンド感のあるオーバーサイズとロング丈が魅力のトレンチコート。大きめの襟は小顔効果が狙えます。

素材は軽くてあたたかいウールリバー仕立てで、上品な光沢感としっとりとした肌触りが魅力です。さらっと羽織るのはもちろん、ベルトでウエストマークして着てもおしゃれです。

【マガジン掲載】ウールリバー　ロングトレンチコート（番号ＣＪ３２）／ICB

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3-3 着こなし方は自由自在！カラーブロッキングトレンチコート

着こなし方で周りと差をつけるなら、カラーブロッキングトレンチコートがおすすめ。個性的でコーディネートの幅が広がりますよ。

ラブレスの「ブロッキング　トレンチコート」は3WAYでの着こなしが楽しめるトレンチコート。キャメル、ボルドーと異なる色の生地を組み合わせており、どちらを前にして着てもおしゃれです。

また首元には防寒性の高いチンウォーマーとエポレット付き。表と裏で配色が異なり、デザインのポイントになっています。

ブロッキング　トレンチコート／ラブレス

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4.メンズでおすすめのトレンチコート

男女問わず、アウターとして人気の高いトレンチコート。レディースの次は、メンズでおすすめのトレンチコートを紹介します。機能性の高いものから、フォーマルからカジュアルまで幅広く対応できるトレンチコートまで、３つピックアップしました。

4-1 機能性にこだわったアラエルトレンチコート

ベルトやポケットなど、トレンチコートはその機能性の高さが魅力ともいえるでしょう。

とくに417 エディフィスの「【WWS / ワークウェアスーツ】 アラエルトレンチコート」は、作業着生まれで機能性に優れた1着。作業着生まれならではのタフさがあり、洗濯機で洗えます。そのうえ、アイロンいらずで綺麗なシルエットを保てます。

シルエットはベーシックですが、大小さまざまなジッパーポケットがあり便利です。おしゃれさと機能性を兼ね備えた1着になっています。

【WWS / ワークウェアスーツ】 アラエルトレンチコート／417 エディフィス

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4-2 ベーシックウェアに合わせやすい黒のダブルトレンチコート

ジャーナルスタンダードの「【blurhms / ブラームス】Gabardine Double Belt TrenchCoat」はAラインシルエットのゆったりとしたボリュームのあるシルエット。装飾が少なくオーセンティックなデザインで、ベーシックウェアをはじめとしたさまざまなスタイリングに活躍します。

肌触りの良い高密度なギャバジン素材を使用しているため、快適な着心地を実感できるでしょう。

【blurhms / ブラームス】Gabardine Double Belt TrenchCoat／ジャーナルスタンダード

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4-3 フード付きカットソーとも合う撥水ダブルトレンチコート

タケオキクチの「クラシック 撥水 ダブル トレンチ コート」はコットン100％で撥水加工が施されており、雨の日の通勤にも安心です。また、ほどよくゆとりのあるシルエットと、ラグランスリーブの動きやすいデザインが特徴。襟はボリューム感のあるダブルタイプです。

ビジネスシーンではジャケットの上に羽織り、また日常使いにはカジュアルなカットソーに合わせるのも良いでしょう。フード付きカットソーに組み合わせてもおしゃれに決まります。

クラシック 撥水 ダブル トレンチ コート／タケオキクチ

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まとめ 季節に合わせてトレンチコートを着こなそう

取り外し可能なライナーや合わせるインナーによって、秋・冬・春と使い回しがきくトレンチコート。由来はイギリス陸軍が戦地で来ていたコートにありますが、今では男女問わず人気のあるファッションアイテムです。お気に入りのトレンチコートを見つけて、季節に合わせて着こなしましょう。ぜひ、マルイウェブチャネルでも気になるアイテムをチェックしてみてください！

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