1.スーツの選び方

まずは、スーツの選び方の基本を解説していきます。スーツ選びでは、自分に合ったサイズを選ぶことはもちろん、使われている生地やカラーにも注目したいところです。どんなシチュエーションで着るか考えながら、スーツを選びましょう。

スーツ選びでどんなポイントに着目すべきか、詳しくまとめました。

1-1 サイズや体型に合っている

スーツは、自分の体型に合ったサイズのものを選びましょう。スーツのジャケットやパンツには、それぞれ適正サイズの選び方があります。

ジャケットのサイズ判断には、肩幅・ウエスト・バスト・袖丈・着丈をチェックすることが大切。とくに肩幅は着崩れしないよう、ぴったり合ったものを選びましょう。袖や着丈も適正サイズかどうかチェックしましょう。

パンツ丈は、パンプスや革靴とのバランスを考えて選ぶのが大切。少しくるぶしが見える程度がベストです。

1-2 色柄によって変わるフォーマル度合い

スーツは色柄によってフォーマルな度合いががらりと変わるアイテムです。その中でも、基本や定番の色柄をベースに紹介します。

定番はやはりブラックやネイビー。誠実で洗練された印象で、フォーマルな場には無難でしょう。グレーは濃淡によって印象が変わる色。薄いグレーならこなれた印象を与えます。やわらかい印象にまとめるなら、ベージュがおすすめです。

また、スーツの柄にはストライプやグレンチェック、ウィンドウペーンなどの種類があります。たとえば、ストライプ柄は色・幅によって印象を変えることができます。

1-3 ビジネスシーンのTPOに合った生地

スーツは生地選びで、仕立てたときの雰囲気が変化するアイテムです。ナイロンは丈夫でストレッチ性が高く、動き回ることが多い人におすすめ。レーヨンはシルクに似た質感で、フォーマルな場におすすめです。素材にこだわるなら天然繊維にも注目です。コットンはシワになりやすい素材ですが、カジュアルな場ではおしゃれなコーディネートができると人気です。

また、使われている生地によって、季節ごとに使い分けるのもおすすめ。たとえば、天然繊維のウールやカシミヤは暖かく、秋冬のおしゃれにおすすめです。

2.スーツのシルエットは3種類

スーツ選びではシルエットにも注目しましょう。なぜならスーツのデザインはシルエットに左右されます。

ここでは、スーツのシルエットについてそれぞれ解説します。スーツのシルエットで代表的なブリティッシュ、イタリアンクラシコ、アメリカントラッドの3種類を紹介していくので、参考にしてくださいね。

2-1 ブリティッシュ

ブリティッシュスタイルは重厚感のある雰囲気が特徴。クラシックなスタイルに仕上がるシルエットです。名前のとおり、イギリスで1930～1940年代に流行ったイングリッシュ・ドレープと呼ばれるシルエットが元になっています。

肩には分厚い肩パットが入り、かっちりとした印象に。胸元は立体的で、ウエストはタイトに絞ってつくられています。フォーマルなシチュエーションにぴったりなタイプのシルエットです。

2-2 イタリアンクラシコ

イタリアンクラシコスタイルは、ソフトな雰囲気のスタイル。クラシコイタリアと呼ばれることもあります。1950年より前のローマ発祥のスタイルがはじまりと言われています。

肩回りは幅広で、身体のラインに自然につながるような、ゆるやかな丸みを帯びています。襟の幅が狭いのも特徴です。ウエストの位置はブリティッシュより低く、やや緩めに絞られているため、柔らかい印象に仕上がるでしょう。素材も柔らかくドレープ感のあるものが多い傾向です。

2-3 アメリカントラッド

アメリカントラッドは、アメリカ東部が発祥といわれるスタイルの種類。アメトラと略されることもあります。

肩にはパッドが入らないか、あっても薄いもの。ウエストはI型と呼ばれる絞りのないストレートなシルエットです。ややカジュアルな印象のあるスタイルです。胸元のVゾーンは狭く、3つボタンが基本。見た目だけでなく、動きやすさも兼ね備えたスタイルです。デスクワークにも着心地が良く、おすすめです。

3.おすすめのレディーススーツ

ここからは、おすすめのレディーススーツを紹介します。どの季節にも使い回せるアンサンブルスーツや、ジャケット・パンツ・ブラウスがセットで使い勝手の良いスーツなど、持っておくと重宝するアイテムをピックアップしました。

スーツ選びに迷ったら、お気に入りのブランドから選ぶのもおすすめです。

3-1 春夏秋冬オールシーズン対応のアンサンブルスーツ

ルイルエプティックの「プリーツパンツ　アンサンブルスーツ」はパンツとジャケットの2点セット。直線的になりすぎず、エレガントなデザインが特徴のスーツです。裏地はさらりとした薄手タイプで、オールシーズンで活躍するアイテムです。

パンツはふんわりとしたプリーツ仕様のワイドタイプ。一見スカートのようにも見える、華やかなデザインのパンツです。ジャケットなしでトップスにこだわって着こなすのもおすすめです。

プリーツパンツ　アンサンブルスーツ ／ルイルエブティック

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3-2 ジャケット・パンツ・ブラウスがセットの定番3ピース

フォーマルな場にかっちりとしたスーツを合わせるなら、レリアンの「【ブラックフォーマル】スリーピース」がおすすめ。これひとつでフォーマルなコーディネートが完成します。

ポイントはインナーのブラウス。ブラックの上下スーツに、繊細なレースを取り入れたエレガントなブラウスがセットになった3ピースです。全体のコーディネートが引き締まり、きりりとした印象に仕上がります。手持ちのブラウスに変えても、また違った印象が楽しめますよ。

【ブラックフォーマル】スリーピース ／レリアン

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3-3 【ブラックフォーマル】ツーピース

大人の女性向けにフォーマルなアイテムを多く取り扱うブランド、自由区　フォーマル（ＪＩＹＵＫＵ　ＦＯＲＭＡＬ）が販売する「【お受験／セレモニーに】濃紺　洗える／日本製　ワンピース＋ジャケット」。裾がフレアなワンピースと丸みのあるテーラードジャケットがセットになった、上品でやさしい印象のスーツです。

ワンピースは襟の取り外しが可能なタイプなので、シチュエーションに合わせてワンピースのみでコーディネートするのも良いでしょう。

【お受験／セレモニーに】濃紺　洗える／日本製　ワンピース＋ジャケット ／自由区　フォーマル（ＪＩＹＵＫＵ　ＦＯＲＭＡＬ）

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4.おすすめのメンズスーツ

次に紹介するのは、メンズにおすすめのスーツ。普段スーツを着る機会が少なくても、ここぞというときに持っておきたいものですよね。

ストレッチ素材を使っていて身体を動かす場面でも着やすいものや、モダンでおしゃれなトラッドスーツなど、幅広い種類のスーツをピックアップしました。お気に入りのスーツをかっこよく着こなしましょう。

4-1 ストレッチ素材を採用したフィット感のあるスーツ

営業などで外回りの機会が多いなら、ストレッチ素材を採用したスーツがおすすめです。五大陸の「【ＤＯＲＭＥＵＩＬ】ＥＸＥＬ　ＢＬＵＥ　スーツ」は、ストレッチ性を加えた光沢感のある生地を使ったスーツ。腰裏部分はマーベルト仕様で、フィット感と耐久性の高いアイテムです。

ストレッチ性とフィット感に優れたスーツですが、デザインにこだわっているのも特徴。襟周りにはアイリッシュリネンを使い、立体感のあるデザインです。

【ＤＯＲＭＥＵＩＬ】ＥＸＥＬ　ＢＬＵＥ　スーツ ／五大陸

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4-2 グレンチェック柄のモダントラッドスーツ

スタンダードな無地のスーツをすでに持っていれば、次は柄物にチャレンジするのも良いでしょう。

Jプレスの「【ＰＩＡＣＥＮＺＡ】Ｓｕｐｅｒ１４０ｓグレンチェック　スーツ　／　総裏」はイタリアのファブリックメーカーの上質な生地を使ったスーツ。グレンチェック柄がモダンな雰囲気で、上品さの中にこなれ感もあるトラッドスタイルがおしゃれです。

【ＰＩＡＣＥＮＺＡ】Ｓｕｐｅｒ１４０ｓグレンチェック　スーツ　／　総裏 ／Ｊプレス

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4-3 ネクタイの織り方「霞」をスーツの生地で表現

会話の糸口にもなるような、こだわりの生地を使ったスーツもあります。タケオキクチの「霞(カスミ)スーツ」は、ネクタイの織りの手法である霞を表現したスーツです。日本の美意識を見事に表現した、個性の光る1着と言えるでしょう。

縦と横の色糸がお互いを引き立てつつ、霞んでいるように見えるのがデザインのポイントです。ネクタイにも霞の手法を使ったものを合わせるとおしゃれに仕上がりますよ。着心地は軽くソフトなのも人気の理由です。

霞(カスミ)スーツ ／タケオキクチ

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まとめ 選び方のポイントを押さえてお気に入りのスーツを見つけよう！

スーツの選び方で押さえておきたいのは、サイズ感や色柄、使われている生地。これらに気をつけて選びましょう。人によって好みが分かれるシルエットの特徴も押さえて選ぶと、お気に入りの1着が見つかるはずです。

シチュエーションに合わせて、おしゃれにスーツを着こなしてくださいね。ぜひ、マルイウェブチャネルでも気になるアイテムをチェックしてみてください！

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