アジリティーアッファのペール(栃木ヌメ)/レンガ
AGILITYの人気型アルジャンに、
鍵を入れたいというお客様の声から生まれました。
単純にL字ファスナーを2個つけるだけだと分量も増えて重くなってしまいます。
そこで考えられたのが本体外側は1枚の革にして中央に仕切りを通すことです。
こうすることでかさばらずすっきりと2つの部屋にわけることができました。
ファスナーに向かって右側の部屋は財布スペースです。
コイン・カード・札が入ります。
中央にある口の空いた小銭入れは、小銭が飛び出さないよう設計してあります。
左脇の広いスペースにはカードが10枚程度入り、
右脇のスペースにはお札を3つ折りの状態で数枚収められます。
もう一方の部屋はキーリングがある鍵用スペースです。
チェーンの先端には22mmと20mmのキーリングがついています。
普通サイズの鍵が2〜3本、
車のスマートキー(リモコンキー)がつけることができます。
キーチェーンは着脱可能で、キーチェーンを外せば
10枚程度のカードが収納できます。
栃木のタンナー「栃木レザー」が誇る、厚手のアメリカ産原皮をミモザ等から抽出されるタンニンで何十もの工程を経て鞣される
メイドインジャパンの最高級ベジタブルタンニンレザーです。
「植物タンニン鞣し」とは、太古の昔から行われていた伝統的な製法で、
ミモザをチェストナットといった植物の樹皮などから抽出した
”タンニン(渋)”を含んだ溶液で、
約1〜2か月の歳月をかけてじっくりと鞣す製法です。
鞣された革は、伸縮が少なく美しく堅牢で使うほどになじみ
深い色合いに変化していくのが特徴です。
「植物タンニン鞣し」といってもドラムを使用し
半強制的にタンニンを叩き込む方法と、
タンニン溶液の入った槽に漬け込む方法があります。
栃木レザーでは後者の製法を採用しています。
この製法には、高い技術力と気の遠くなるような時間と手間が必要になり、
レザーの産地である本場イタリアでも、
僅か3社程度しかできないといわれています。
1ヵ月という長い期間をかけ、
160ものピット槽で濃度の薄いタンニン槽から段階を経て
濃度の高いタンニン槽へ、順次付け込みます。
高い技術力、手間も時間もかかる上広大な敷地を要するため、
国内外をとおしても希少な製法となってきました。
レンガ(8621)
レンガ(8621)
レビュー・口コミ