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結婚式の黒ドレスはNG?マナー・着こなしのポイントを紹介!

BY マルイ編集部

最終更新日:2025/8/23

黒ドレスは結婚式でも人気のアイテムです。黒ドレスにはいろいろなデザインがありますが、お祝いの席に出席するには基本的なマナーを把握しておきましょう。さらに、着こなしのコツも押さえれば、ワンランク上のおしゃれを楽しめます。ここでは、結婚式におすすめの黒ドレスのデザインや、コーディネートのポイントなどについて紹介します。

1.リトルブラックドレスの基礎知識

結婚式にもおすすめな黒ドレスに、「リトルブラックドレス」というものがあります。リトルブラックドレスとは、黒一色で装飾が控えめなドレスのことを指します。このドレスは、シンプルなデザインゆえに、コーディネート次第であらゆるシーンにマッチするでしょう。一着もっていれば多種多様にアレンジできるので、リトルブラックドレスは多くの女性に愛されています。

なお、かつては黒一色のドレスというと、喪服のイメージが強かったものです。しかし、そのような暗いイメージを払拭したのが、ココ・シャネル。ココ・シャネルは1900年代に活躍した女性ファッションデザイナーで、革新的なデザインを、数多く世に送り出しました。彼女が1920年代に、パーティにも着ていけるモードな洋装として発表したものこそが、「リトルブラックドレス」です。ココ・シャネルは、黒をエレガントでシックな色と捉えており、自らも黒い服を好んで着ていたとされています。

なお、映画「ティファニーで朝食を」をきっかけに、リトルブラックドレスは一躍有名になりました。人気女優オードリー・ヘプバーンが着用したことで、大いに注目されたのです。現代では、結婚式やパーティなどの賑やかな場所で、多くの女性がリトルブラックドレスを着こなしています。

2.黒ドレスに関する結婚式の基本マナー

黒ドレスは素敵ですが、結婚式に着ていくには基本的なマナーを押さえておく必要があります。なかでも大切なのは、結婚式はお祝いの席ということでしょう。黒はエレガントな色である一方、喪服を想起させる色でもあります。したがって、結婚式で黒ドレスを着るには、他のアイテムやヘアメイクなどで、華やかにコーディネートすることが重要になるのです。仮に、ドレスや靴、バッグ、羽織ものなどをすべて黒で統一してしまうと、暗い雰囲気になってしまうでしょう。

忘れがちなのがストッキングです。結婚式では生足はマナー違反なので、ストッキングを履く必要があります。自然な肌色に近いベージュのストッキングや、ラメ入りなどの華やかな素材を選びましょう。そもそも、黒ドレスでなくても、フォーマルな場では黒いストッキングは敬遠されます。ドレスだけではなく小物にもこだわり、お祝いの席にふさわしい装いに仕上げてください。

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      3.結婚式におすすめの黒ドレスのデザイン

      結婚式におすすめの黒ドレスのデザインについて紹介します。素材と装飾に分けて、それぞれ説明します。

      3-1 素材

      結婚式におすすめな黒ドレスを選ぶときは、素材の上品さにこだわりましょう。特におすすめなのは、女性らしさを演出するレース素材です。繊細なレース素材は上品な雰囲気をかもし出します。仮に、全体をレースで覆ったとしても、派手になりすぎることはないでしょう。もちろん、胸のあたり、スカートの裾などのように、ワンポイントでレースを取り入れても、ほどよく華やぎます。    

      光沢にもこだわりましょう。黒いドレスは地味に見える場合があるので、照明の光で反射して輝く素材を選ぶのがおすすめです。たとえば、高級感があるシルクやサテンなどがよいでしょう。    

      なお、ベロアやベルベットも光沢がありゴージャスな素材ではありますが、着るには季節を選びます。厚手の素材は秋冬の季節感が強いので、春夏の結婚式には不向きです。見た目だけではなく、季節感も意識してこそ大人のマナーといえるでしょう。

      3-2 装飾

      結婚式に向けて黒ドレスを選ぶときは、派手めな装飾を意識しましょう。黒ドレスは色が暗いので、少々派手めな装飾のほうがバランスを取りやすいためです。たとえば、大きめのリボンをあしらったドレスの場合、カラードレスだと幾分派手に感じるケースもあります。一方、黒ドレスならば、リボンが少々大きくても上品に見えることでしょう。

      また、ビジューなどきらきら輝く装飾が施されているものも、おすすめです。首元にビジューがついていれば、ネックレス替わりになることでしょう。なお、ドレスの装飾が多い場合は、別にアクセサリーを用意しなくても構いません。ドレスとアクセサリーがケンカしないように、コーディネート全体をチェックしておきましょう。

      4.結婚式で黒ドレスを着るときのコーディネートのポイント

      結婚式で黒ドレスを着るときの、コーディネートのポイントについて説明します。

      4-1 羽織もので華やかさを演出する

      羽織ものを合わせると、華やかになります。上半身を覆う羽織ものは、暗い雰囲気を一変させます。結婚式では、テーブルに着席しているシーンが多いでしょう。まずは、見られやすい上半身のコーディネートから整えていくのがおすすめです。

      ベージュのボレロやラメ入りのゴールドのショールなどを選ぶと、明るく華やかな印象になります。なお、ファーや毛皮はゴージャスな雰囲気ではありますが、結婚式では好まれません。生き物の素材を使ったものは殺傷をイメージさせるため、マナーにそぐわないためです。マナーを守りつつ華やかな羽織ものを選び、華やかに仕上げましょう。

      4-2 小物でアクセントを加える

      小物でアクセントを加えるのもおすすめです。羽織ものを使いたくない場合などは、バッグやアクセサリーで華やかさを加えましょう。特に、同系色でまとめたコーディネートに差し色を加えると、大人らしくおしゃれな印象になります。差し色は、目を引く色がおすすめです。

      たとえば、ピンクやイエローのバッグなどを選んでみてはいかがでしょうか。結婚式用のバッグは小ぶりなものが多く、派手めの色でも主張しすぎることなくまとめられるでしょう。なお、バッグの素材には注意してください。結婚式はフォーマルな場なので、カジュアルな素材は好まれません。ナイロンやキャンバス生地などは、いくらおしゃれでも避けた方が無難です。

      パールネックレスや、シルバーネックレスなどのアクセサリーを合わせても華やかになるでしょう。また、アクセサリーについてもマナーがあるので注意してください。一般的に、昼間は控えめでシンプルなアクセサリー、夜はきらびやかで大ぶりなアクセサリーが好まれる傾向です。時間帯によってアクセサリーを使い分けましょう。

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      ボレロ

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        パンプス

          5.黒ドレスと相性のよい小物の色

          黒ドレスと相性の良い小物の色について見ていきましょう。黒ドレスの魅力を高めてくれる、おすすめの色について紹介します

          5-1 ゴールド

          黒とゴールドを組み合わせると、上品な華やかさを演出できるでしょう。たとえば、シャープなスタイルの黒ドレスは、結婚式で着るには少し寂し気に見えることもあるかもしれません。そのような場合には、バッグやネックレスをゴールドでそろえると、エレガントさがただようと同時に、嫌味のない高級感を演出できるでしょう。   

          特に、ゴールドのなかでもおすすめなのが、シャンパンゴールドです。シャンパンゴールドとは、ベージュとゴールドの中間のような色味です。一般的なゴールドより、やや輝きを抑えた色をイメージすると、わかりやすいのではないでしょうか。控えめなゴールドなので、ショールや大ぶりのアクセサリーなどで大胆に使っても失敗しにくいといえます。

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          ゴールドアクセサリー

            5-2 シルバー

            シルバーも黒ドレスと相性がよい色です。黒自体は大人の色気がただようシックな色ですが、もう少し知的に、クールに見せたいと感じるときにはシルバーを合わせてみましょう。    

            たとえば、スカートが広がったキュートな黒ドレスを持っていたとします。すでにかわいらしいドレスに、甘い色の小物を組み合わせてしまうと、いくぶんバランスが悪くなってしまうかもしれません。そういったときには、シルバーで適度に引き締めましょう。バランスが取れ、大人らしさを演出できます。シルバーは、明るくも上品に見せる色なので、目上の人が多く出席する結婚式にもおすすめです。   

            黒とシルバーなら同系色でまとめられるところにも注目してみましょう。バッグやアクセサリーで差し色を取り入れる場合は、ショールをシルバーにするなどしてバランスを取るのがおすすめです。

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            シルバーアクセサリー

              5-3 ビビッドカラー

              ビビッドカラーもおすすめです。黒ドレスにビビッドカラーを入れると遊び心があるコーディネートになるでしょう。差し色にするビビッドカラーは、レッドやグリーン、ピンク、イエローなどがおすすめですくすみのある色ではなく、はっきり目立つ色の方が印象的です。   

              なお、ビビッドカラーは主張が強いだけに、あまり分量が多すぎると悪目立ちする場合もあります。小ぶりのバッグやベルト、靴などワンポイントで使うと失敗しにくくなるでしょう。全体を見てバランスよくなるように分量を調整してください。また、何色も使わないこともポイントです。ビビッドカラーがいくつもあると、色同士がケンカしがちだからです。使う色をしぼり、映えるコーディネートを目指しましょう。

              まとめ 華やかなお祝いの場にふさわしいコーディネートをしましょう

              黒ドレスのなかでも、リトルブラックドレスと呼ばれるものは結婚式におすすめのアイテムです。華やかなお祝いの場にふさわしいように、羽織ものやきらびやかなアイテムを組み合わせ、おしゃれにコーディネートしましょう。

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