1.レディーススーツに合わせるインナーの種類

レディーススーツに合わせるインナーはさまざまですが、大きく分けると以下の3種類です。

• ・シャツ
• ・ブラウス
• ・カットソー

どれも定番のアイテムであり、シーンに合わせて着回せる万能インナー。それぞれ特徴や見え方が異なるため、シーンやなりたい印象に合わせて選びましょう。

1-1 シャツ

スーツのインナーとして、最も定番なのがシャツ。かっちりと見える素材のものも多く、ビジネスシーンや冠婚葬祭、就活時などに用いられることが多いです。

レギュラーカラーやラウンドネック、スキッパーカラーなど襟の形によって印象が変わる点が特徴的。堅い印象になりやすいですが、華奢なアクセサリーと合わせることで、大人の女性らしさを演出できます。

1-2 ブラウス

女性用に作られたブラウスは、シャツと比べると素材がやわらかく、ドレープやフリルなどおしゃれな装飾がされていることが多いです。シャツほどかっちりしすぎず、清潔感のある着こなしが叶うアイテムです。

胸元にフリルやリボンタイが付けられたデザインは、スーツの襟元を華やかに彩ってくれます。ビジネスシーンはもちろん、デイリーユースもしやすい点が魅力です。

1-3 カットソー

カットソーは、編み素材の生地を裁断し、縫い合わせて作られた衣服のこと。スーツに合わせるカットソーは、柄のないシンプルなものが多いです。

伸縮性のある素材が使われていて、ストレスなく着用しやすいのが特徴。シャツやブラウスと比べると、ややカジュアルな印象に見えやすいため、ラフにスーツを着こなしたいシーンや、オフィスカジュアルスタイルOKの職場に向いています。

2.レディーススーツのインナーの選び方

レディーススーツのインナーを選ぶ際の注目ポイントは、素材・カラー・着用シーンの3点です。それぞれ、選び方のポイントについて詳しく解説します。

2-1 ①素材で選ぶ

スーツのインナーは、素材で印象が大きく変わります。カチッとした印象にしたい時はしっかりした素材のシャツ、かわいらしく見せたい場面ではとろみ素材やフリルのついたデザインなど、素材はもちろんデザインにも注目して選びましょう。

清潔感を与えたいスーツスタイルでは、シワのないインナーを着用したいもの。シワになりにくい素材や、シワになりにくい加工が施されている素材を選ぶのがおすすめです。

また、季節や気温に応じた素材選びも大切なポイントです。

暑い夏場は、薄手のインナーを着用して体温調節をしたいところですが、下着が透けないように注意する必要があります。透け感のある生地や、淡いカラーのインナーを着用する時は、透けにくいカラーの下着を選びましょう。

寒い季節はスーツの袖を通しやすいことも大切です。あまり厚みのあるインナーを着ると袖が通しづらくなり、見た目の印象も悪くなってしまいます。

2-2 ②カラーで選ぶ

レディーススーツのインナーは白を基本とし、淡いピンクやグレーなど落ち着いたカラーのものを選ぶのがおすすめです。

無地でシンプルなインナーは着まわしやすいため、少ないアイテム数でもコーディネートを組みやすいでしょう。おしゃれな柄物を取り入れたい時は、あまり派手すぎないカラーの柄物を選ぶとコーディネートがまとまりやすいです。

基本となる白のインナーは、スーツの形状やカラー、シーンを選ばず使いやすいため、1枚持っていると重宝します。

同じ白でも、素材が違うと印象が変わります。たとえば、暗いカラーのスーツと合わせる時は、柔らかい素材の白インナーを合わせるとやさしい印象になります。見せたい雰囲気に合わせて、カラーや素材を選んでください。

2-3 ③シーンで選ぶ

重要な会議などのビジネスシーンや子どもの入学式、パーティシーンなど、シーンに合わせてインナーの素材やデザインを選びましょう。

かっちりとさせたいビジネスシーンでは、基本カラーである白シャツがおすすめです。襟付きのジャストサイズを選ぶことで、誠実さを演出できます。

式典やパーティなど華やかなシーンでは、フリルやリボンタイがついたデザインがぴったり。スーツスタイルでもおしゃれな雰囲気になり、簡単に女性らしいスタイルを作れます。

また、少しカジュアルに見せたい場面では、ボーダーデザインやニット素材などを合わせると堅くなりすぎず柔らかい印象に仕上がります。

シーンを問わず、露出が多いインナーは避けることが無難です。下着が透けていないか、屈んだ時に胸元が見えてしまわないかなど、まわりからの見え方を意識しましょう。

3.【インナー別】レディーススーツのコーディネート例

ここからは、インナー別にスーツコーディネート例を紹介します。インナー選びに悩んだ際は、ぜひ参考にしてください。

3-1 黒のスーツ×白シャツ

黒のスーツ・セットアップはこちら 白のシャツはこちら

最も定番な黒スーツ×白シャツの組み合わせは、清潔感を大切にしたい場面にぴったりなコーディネートです。ジャストサイズのスーツやインナーを選ぶことで、きちんとした印象に仕上がります。

3-2 モカブラウンのスーツ×黒シャツ

ブラウンのスーツ・セットアップはこちら 黒のシャツはこちら

ブラウンカラーのスーツには、黒のシャツを合わせることで落ち着いた印象に。インナーをシンプルにまとめることで、柔らかいブラウンカラーがより一層際立ちます。タイトスカートとややロング丈のジャケットで、抜け感のある大人スタイルに仕上げましょう。

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3-3 ネイビーのスーツ×白ブラウス

ブルーのスーツ・セットアップはこちら 白のブラウスはこちら

テーラードジャケットとタックパンツのセットアップは、簡単に大人っぽいスタイリングが叶う便利なアイテムです。インナーにはシンプルな白のブラウスを合わせて清潔感のある着こなしに。ジャケットはノーカラーデザインなので、ビジネスシーンはもちろんカジュアルにも着回せます。

3-4 ライトベージュのスーツ×ボウタイブラウス

ベージュのスーツ・セットアップはこちら ボウタイブラウスはこちら

キーネックジャケットが印象的な、清潔感のあるブラウススタイル。白のリボンタイ付きブラウスを組み合わせて、よりやさしい印象に仕上げています。かばんやパンプスなどの小物は黒で統一し、アクセントを加えましょう。

3-5 グレーのスーツ×袖タックブラウス

グレーのスーツ・セットアップはこちら 袖タックブラウスはこちら

グレーのスーツは、落ち着いた大人スタイルを作りやすいアイテム。同じく大人っぽい印象のネイビーブラウスを組み合わせれば、オフィススタイルにぴったりなコーディネートに仕上がります。ブラウスは袖にタックが入っており、スーツの袖先ももたつかないデザインです。

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3-6 ブルーのスーツ×ロゴTシャツ

ブルーのスーツ・セットアップはこちら ロゴTシャツはこちら

鮮やかなブルーのスーツには、ロゴTシャツとスニーカーを合わせてとことんカジュアルにまとめるのがおしゃれ。メンズライクに仕上げたい気分の日にもおすすめのコーディネートです。女性らしさをプラスしたい時は、ゴールドのアクセサリーやレザー調のかばんを合わせましょう。

3-7 ネイビーのスーツ×ニット素材Tシャツ

ブルーのスーツ・セットアップはこちら ニット素材Tシャツはこちら

ブルーのスーツは、ゆったりとした素材を選ぶことで夏場でもラフに着こなせます。シンプルな白のTシャツを組み合わせ、清潔感のある着こなしを楽しみましょう。ビジネスシーンはもちろん、ややカジュアルなシーンでも活躍する組み合わせです。

3-8 ベージュのスーツ×Tシャツ（ノースリーブ）

ベージュのスーツ・セットアップはこちら Tシャツ（ノースリーブ）はこちら

ベージュスーツにシンプルな白のTシャツを合わせることで、ヒップまで隠れる丈のジャケットの印象を際立たせます。麻混素材のジャケットは通気性がよく、暑い夏場でも快適。足元には華奢なストラップのサンダルを選び、涼しげにまとめましょう。

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4.TPOに合わせてスーツのインナーを変えよう！

レディーススーツのインナー選びは、シーンに合わせた素材やデザイン選びが大切です。シャツやカットソー、ブラウスなどさまざまな種類がありますが、なりたい印象に合わせて選びましょう。

スーツのカラーやデザインによっても、合うインナーはさまざまです。この記事で紹介したコーディネート例も参考に、自分にぴったりのインナーを選んでください。

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