ファッション通販マルイウェブチャネル > コラムからさがす > 子どもの靴のサイズはどうやって選ぶの?年齢別の目安や注意点を解説!
BY マルイ編集部
最終更新日:2024/11/11
子ども用の靴はサイズが合っていないと歩き方や運動量、子どもの成長までに影響を及ぼします。
サイズが小さすぎると足の発達を阻害し、逆に大きすぎると動きにくくなってしまいます。靴のサイズが合っていないと転んだり怪我をしたりすることもあるので、子ども用の靴を選ぶ際は適切なサイズを選ぶことが大切です。
この記事では、子どもの靴の選び方や足のサイズの測り方、年齢別のサイズの目安、通販サイトで購入する際の注意点などを中心に解説します。
子ども用の靴をお探しの人や、サイズ選びに困っている人は、この記事を参考に子ども靴の適切なサイズを知って、お子さまに合った靴選びの参考にしてください。
子どもの靴を選ぶ際は、おさえておくべきポイントが4つあります。
ここでは、子どもの靴の選び方をポイント別に紹介します。
靴をはく際、足と靴の甲の部分が合っていないと、靴の中で足が前滑りを起こしやすく、転んだり怪我をしたりするなど事故の原因になってしまいます。
甲の高さは、足を靴にフィットさせることが大切になるので、ひもやマジックテープで甲の部分を調整できるものがおすすめです。
ひもやマジックテープで甲の部分を調整できないサンダルやクロックスなどの場合は、甲の高さが合わない場合があるので、試着をして足にフィットするサイズのものを選びましょう。
子どもの足は成長のペースが早いため、つま先が5mm~1cmほど余裕のあるものを選ぶのがおすすめです。
子どもは足の指で、地面を掴むようにして歩くため、つま先部の幅や長さにある程度余裕を持たせることで、靴の中で指を動かすことができます。
また、足の成長スピードや動きやすさ、安全の観点から、つま先に5mm~1cmの余裕があることに加え、つま先部分が少し反り上がっているものを選びましょう。
靴底が硬い場合や厚い場合、前に進むための蹴りだしが上手くいかないため、子ども用の靴を選ぶ際は、靴底がしなやかに曲がるものがおすすめです。
靴底がしなやかで曲がりやすい場合、指の付け根部分でしっかりと曲がるので前に進む際の蹴りだしが上手く働き、自然な歩行ができます。
子どもの足は大人と違い柔らかいので、かかと部は足が靴の中で動かないようしっかりと支えてくれるものがおすすめです。
かかと部が柔らかいと、足のぐらつきを支えられないため、歪みの原因になってしまいます。
安定した歩行をさせるためにも、かかと部のフィット感をしっかり確認しましょう。
子ども用の靴を選ぶ場合、子どもの足のサイズを測って正確なサイズを把握しておくことが大切です。
ここからは、子どもの足のサイズの測り方について解説します。項目別に解説していくので、お子さまの足のサイズを測る際の参考やチェックシート代わりに使ってください。
子どもの足のサイズを測る際、足長(かかとからつま先までの長さ)のみを測る方が多いですが、足に合う靴を選ぶためには足幅や足囲のサイズも測る必要があります。
足長 | かかとの一番出たところから最も長い指先までの長さ |
足幅 | 指の付け根と小指の付け根の一番出ている部分を結んだ直線の長さ |
足囲 | 足の親指の付け根から小指の付け根までをぐるりと一周測った時の長さ |
これら3つの足のサイズを正確に測ることで、子どもの足に合ったサイズの靴を選ぶことができます。
測り方のポイントは次のとおりです。
足長の測り方 |
1.靴下をはいた状態で、固定した板などを90度固定で壁代わりにし、そこにかかとを後ろにしっかりとつけて足を真っすぐにして立つ 2.人差し指の中心とかかとを結ぶラインを定規やメジャー中央の基準線に合わせる 3.つま先の先端が基準値と垂直になるように定規をあてたその数値が足長の長さ |
足幅の測り方 |
1.靴下をはいた状態でメジャーを足の裏に通す 2.親指の付け根と小指の付け根の一番出っ張っている部分にメジャーを斜めに合わせる 3.メジャーを巻かずに直線で伸ばした長さが足幅のサイズ |
足囲の測り方 |
1.靴下をはいた状態で、メジャーを足の裏に通す 2.親指の付け根と小指の付け根の一番出っ張っている部分にメジャーを斜めに合わせる 3.メジャーを甲へぐるりと回した時の周囲の長さが足幅のサイズ |
測り方のポイントをおさえて、お子さまの足の長さをしっかりと測りましょう。
靴は基本的に立った状態ではくため、足の測定を行う時も立った状態で測りましょう。地面に足をつけることで体重が足の裏全体にかかるため、立った状態の場合は足の幅が若干広がります。
そのため、足を伸ばしている座った状態と足に体重がかかる立った状態では、足の幅や形状が微妙に違ってきます。足に合った靴を購入するためには、測定時は必ず立った状態で行いましょう。
靴は実店舗で購入するほかにも、インターネットやカタログなどの通販でも購入が可能です。
通販サイトやカタログで靴を選ぶ場合、場所や時間を問わず選ぶことができるので、仕事や子育てに追われる多忙な人にとって便利な手段です。しかし、通販の場合は実際に靴を試着できないので、通販サイトを利用する場合はいくつかの注意すべき点があります。
ここでは、通販で子どもの靴を購入する際の注意点を解説します。
靴はファッションアイテムの一つでもあるため、デザインも重要な要素の1つですが、はき心地が悪い場合やサイズが合わない場合は、靴擦れや転倒の原因になります。
通販で購入する場合は、現物を見て手に取ったり試着したりできないため、サイズなどの基本的な商品情報だけでなく、商品の写真や口コミを確認することが大切です。
とくに口コミは、実際に購入された人が色の発色やサイズ感、はき心地、品質など忖度のないレビューを書いていることが多く、購入するうえで大いに役立ちます。サイズ感は、メーカーやデザインによって若干異なるため、口コミを参考にしながらどのサイズを選ぶべきか検討しましょう。
子ども用に限らず、通販サイトで靴を購入する際は、直接見たり試着をしたりできないので、万が一サイズが合わなかった場合に返品ができるかどうか確認しておきましょう。
返品の有無については、商品情報やよくある質問コーナー、規約ページなどに記載されていることが多いので探してみましょう。万が一返品に関する情報が見当たらない場合は、お問い合わせフォームから質問をすることで確認できる場合がほとんどです。
なお、返品には「未使用であること」や「タグを切っていないこと」など、販売店ごとに条件が決められているため、返品の有無だけでなく条件も確認しておきましょう。
マルイのネット通販/マルイウェブチャネルの返品ガイドはこちらここからは、子どもの月齢・年齢別に靴のサイズ目安を解説します。子どもは成長が早く、月齢や年齢によって適切なサイズや選び方のポイントが異なります。
ここでは、月齢・年齢ごとの平均的なサイズと、靴選びのポイントを紹介します。
0カ月ごろから3カ月ごろの赤ちゃんの平均的な足のサイズは、7~8㎝とされています。
新生児の赤ちゃんは、まだ自分の足で歩くことはないので無理に靴をはかせる必要はありませんが、この時期にファーストシューズを選ぶ場合は室内用の靴を選びましょう。
新生児の足は骨が未発達でデリケートなため、柔らかい素材のものを選ぶことが大切です。
サイズ感は、足の成長を妨げないために、足のサイズよりも5㎜~1㎝ほど大きいものを選びましょう。
3カ月~6カ月ごろの赤ちゃんの平均的な足のサイズは、およそ9~10㎝と言われています。
3カ月ごろになると首も座り、寝返りや支えなしで座れるようになり、生後6カ月ごろに差し掛かるとハイハイの一歩手前であるずりばいをするようになります。
この時期の赤ちゃんもまだ歩くことができないため、実用的な靴というよりはお出かけの時のコーディネートとして、靴をはかせる場合があります。この時期に靴を選ぶ時も、先ほどと同様に柔らかい素材で素足を傷つけないものを選びましょう。サイズ感も、5㎜~1㎝ほど大きいものを選ぶと良いでしょう。
6カ月から1歳ごろまでの赤ちゃんの平均的な足のサイズは11~12cmとされています。
生後8カ月ごろからつかまり立ちをし始め、1歳の誕生日を迎えた子どもの約50%は歩き始める時期でもあるので、歩くことを目的とした靴選びをしましょう。
つかまり立ちをはじめたら、靴をはく感覚に慣れさせるために、まずは室内用の靴をはかせましょう。室内用の靴は、柔らかい素材でソールに滑り止めがついたものがおすすめです。
屋外用の靴を選ぶ際には、垂直に立てるようにサポートが必要なので、足首やかかとを支えるハイカットのデザインを選ぶと良いでしょう。
11~12cmのベビー・キッズシューズはこちら1歳ごろからは、足のサイズが半年に1cmほど大きくなり、1歳ごろから1歳半ごろまでの足のサイズの目安は13cm程度とされています。
この時期になると、多くの赤ちゃんが歩き始め、中にはある程度自由に歩き回れる子も出てくるため、正しい歩き方を習得して土踏まずをしっかりと形成できるような靴を選ぶことが大切です。
ソールは、厚すぎると足裏や足指が接地感覚をつかめず、かといって薄すぎると怪我をする恐れがあります。ソールの厚さを選ぶ際には、靴の中央の土踏まずの部分ではなく、指の付け根部分で曲がるものを選ぶと良いでしょう。転倒防止の滑り止めも必須です。
また、この時期の足は大人の足に比べ軟骨が多く柔らかいので、少し小さいサイズの靴も入ってしまいます。しかし、足に合わない靴をはき続けてしまうと足が変形する恐れがあるため、足の成長を妨げないためにも足のサイズをきちんと測り、つま先部分に5㎜ほど余裕のある靴を選ぶようにしましょう。
13cm前後のキッズシューズはこちら1歳半から2歳ごろにかけては、半年ごとに1㎝ほど大きくなり、この時期の足のサイズの目安は14㎝程度とされています。
2歳になるころには少しずつ走れるようになり、また歩き方も徐々にかかとから着地するようになるといった特徴が見られます。
2歳の時点ではまだかかとが弱くて歩行が安定しないため、靴を選ぶ際はかかと部分をサポートできるタイプの靴がおすすめです。また、衝撃を緩和するためにクッション性のある靴を選ぶと、疲れにくくたくさん歩きまわることができます。
14cm前後のキッズシューズはこちらこの時期になると、自由に走り回り活発に運動もできるので、安全性とはき心地を考慮した靴選びがポイントです。
この時期になると足のサイズにも個人差が出てくるので、定期的に足のサイズを測ることに加え、つま先部がきつくないか、足が痛くないかなどの確認をまめに行いましょう。
15cm前後のキッズシューズはこちら以下は、ベビーシューズとキッズシューズのランキングです。
ここで解説した情報やサイズの目安を踏まえて、お子さまに合った靴を見つけてみてください。
子ども用の靴は、ファッションアイテムとしてだけではなく子どもの成長においても重要なアイテムです。
ここからは、子どもの靴選びでやってはいけないことを、ポイント別で紹介します。子ども用の靴をお探しの方や、子ども用の靴の買い替えを検討されている方は、これまでに紹介した情報とあわせて参考にしてください。
先述のサイズの目安でも少し触れましたが、子どもの足は成長が早いことが特徴です。しかし、足のサイズに合わない大きい靴をはき続けると、指の変形や浮き指、О脚の原因になります。
適切な靴のサイズよりも1㎝以上大きい靴を選ぶのは避けましょう。
サイズ調節のために中敷きを使う方がいますが、中敷きを使うと靴の高さが浅くなってしまいます。そのため、足長や足幅のサイズは合っていても足囲のサイズがきつく、窮屈で歩きにくくなる可能性があります。
また、中敷きを使うことでかかとの収まりも悪くなり、事故や怪我の危険もあるため、中敷きでサイズを調節する場合は注意しましょう。
子どもの足は成長が早いので、靴の買い替えペースも早いです。足の成長を妨げないためにも、子どもの靴の買い替えはベストのタイミングを選びたいところです。
ここでは、子どもの靴の買い替え時期のサインを紹介します。
一般的に、新生児~3歳ごろまでは3~4カ月ごと、3歳以降は半年ごとを目安に買い替えると良いとされています。
子どもの足の成長には個人差があるため、買い替え時期に足のサイズを計測し、買い替えるタイミングを見極めると良いでしょう。
子どもの靴が合わないと、足と靴で摩擦が起こり足にタコができてしまうことがあります。
靴の中で摩擦が発生するということは、足が成長して靴が窮屈になっているサインでもあるので、靴の買い替えが必要です。
足の爪が圧迫されたり足の指を何かにぶつけたりした際は、足の爪が黒くなります。これは、爪下出血という爪の症状の一つで、爪の下が内出血をして血腫という血の塊ができてしまう現象です。
靴の中でつま先部が圧迫された際にも爪下血腫を発症するケースがあるので、症状が出た際は病院で治療を行い、靴の形やサイズが合っているか確認しましょう。
靴をはいた際に、指先が靴先に当たった場合も買い替えのサインです。靴はサイズにある程度の余裕がないと、動きにくくなったり足の成長を妨げたりする恐れがあります。
また、先にあったような爪下血腫の原因にもなりえるので、指先が靴先に当たってつま先部が窮屈になった際は、靴の買い替えを行いましょう。
足の指が擦れて赤くなった場合も、靴の中で摩擦が起こっているため買い替えのタイミングとなります。
擦れて赤くなっている場合はつま先が圧迫されている状態で、また、爪が擦れて指をけがしてしまうこともあるので、すぐに買い替えを行いましょう。
この記事では、子ども用の靴のサイズの目安や靴選びの注意点などを中心に解説しました。子どもの足は成長が早く、靴のサイズをどのように選ぶか悩んでしまうかもしれませんが、今回紹介したポイントをおさえて適切な靴を選びましょう。
マルイの公式ネット通販「マルイウェブチャネル」では、ベビーシューズやキッズシューズを豊富に取りそろえているため、お子様にぴったりな靴を選んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます!
(マルイ編集部)