1.まずはスーツの種類やデザインを押さえよう

スーツの着こなしを学ぶ前に、基礎知識としてスーツの種類やデザインについて知っておきましょう。種類やデザインについて理解しておけば、シーンに合わせたスーツ選びや着こなしがしやすくなりますよ！

1-1 ボタンの位置「シングル・ダブル」

ボタンの位置によって、スーツはシングルかダブルに分けられます。

シングルは、前ボタンが縦一列に並んだデザインです。現在のスーツジャケットの基本となる形で、ビジネスシーンに多いオーソドックスなスーツと言えます。

ダブルは前ボタンが縦二列にに並んだデザインです。重厚感を感じさせるデザインで、フォーマルな場に適しています。ボタンが平行に並んだデザインもあれば、V字になっているデザインもあり、ボタンの数によっても印象が異なります。

1-2 襟のデザイン「ラペル」

スーツジャケットの襟は上部のカラーと、下部のラペルに分けられます。ラペルの種類はさまざまですが、代表的なのはノッチドラペル・ピークドラペル・ショールカラーの3つです。

ノッチドラペルは、シングルスーツの多くに用いられるスタンダードなラペルになります。ラペルの先端が上を向いていて華やかな印象になるピークドラペルは、ダブルスーツに多いラペルです。またカラーとラペルに切れ目がないショールカラーは、タキシードに多く用いられます。

ラペルはスーツジャケットの表情を決める重要なデザインです。

1-3 後ろ身頃の「ベント」

ベントはスーツの後ろ身頃に入っているスリットのことです。スリットが入っている位置によって、センターベントとサイドベンツに分けられます。

センターベントは後ろ身頃の中央にスリットが1本入ったデザインです。動きやすく、機能性を重視したデザインとなっています。

サイドベンツは後ろ身頃の両サイドにスリットが入ったデザインで、より動きやすく設計されています。サイドベンツのジャケットは、ゆとりがありクラシカルな雰囲気です。

またスリットが入っていないノーベントもあります。

1-4 印象を左右する「柄」

スーツの柄として代表的なのは、無地・ストライプ・チェックの3つです。

無地はシンプルで最も定番ですが、生地の濃淡によって与える印象が変わります。

ストライプはチョーク・ピン・オルタネートなど色々な種類があります。シャープで若々しく、スタイリッシュなイメージを与える柄です。線の太さや間隔で、印象が大きく変わります。

チェックはカジュアルな印象が強い柄です。グレンチェックやタータンチェックなど、チェックと言ってもさまざまな種類があります。

2.スーツをかっこよく着たい！着こなし方のポイント

スーツをかっこよく着こなすポイントを押さえておけば、毎日のコーデもスタイリッシュにキマります。スーツをかっこよく着るための着こなし方のポイントを紹介するので、チェックしておきましょう！

2-1 シャツやネクタイとのバランスに注意する

スーツを着る時に欠かせないアイテムといえば、シャツとネクタイですよね。シャツとネクタイのバランスが悪いと、派手すぎたり地味すぎたりしてしまいます。

好印象を与える着こなしを目指すには、スーツ、シャツ、ネクタイを「1.5柄」でコーディネートしましょう。無地を0柄、同色系の織柄を0.5柄、柄を1柄として考えます。スーツ、シャツ、ネクタイの合計が1.5柄になるようにコーディネートすると、清潔感とおしゃれ感のバランスがいいスタイルが完成しますよ。

華やかさが欲しい場合や個性を出した着こなしをしたいときは合計2柄以上にするなど、TPOに合わせてコーデを考えましょう。また同じ1.5柄でも光沢感のある素材を選べば、清潔感をキープしたまま華やかさがプラスされますよ。

2-2 ジャストサイズのスーツを着用する

いくらかっこいいデザインのスーツでも、サイズが大きすぎると野暮ったいですし、小さすぎると窮屈な印象を与えてしまいます。スーツを購入するときは、必ずジャストサイズを選びましょう。

最近はネットでスーツを購入する人も多いはずです。通販のサイトでは商品ごとに着丈から肩幅、袖丈など、寸法が詳しく記載されています。

ネットで購入するときは、手持ちのスーツのサイズを確認しながらサイズ選びをすれば、失敗が防げますよ。

2-3 靴とベルトの色をあわせる

スーツスタイルをすっきりまとめるためには、靴とベルトの色を合わせるのがセオリーです。靴とベルトの色を合わせると、全体的に統一感が生まれます。

同じ色味でもトーンが違うと浮いてしまう可能性がありますので、同じトーンで揃えて購入するようにしましょう。黒以外の色を選ぶときは気をつけたいですね。

2-4 小物をアクセントにする

ビジネスシーンでスーツを着るとき、ネックレスやブレスレットをつけるのは相応しくありません。TPOにもよりますが、基本的には避けるべきです。

スーツにプラスする小物としておすすめなのはチーフやカフス。どちらもさりげないおしゃれのアクセントとなります。スーツスタイルの幅が広がるので、お気に入りのアイテムで個性を出してみましょう。

3.フォーマルや仕事に！男性に人気のおすすめスーツブランド

ビジネスシーンはもちろん、結婚式などのフォーマルなシーンでも活躍するスーツブランドを紹介します。どれも男性に人気のブランドですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

3-1 タカキュー

1947年に創業されたタカキューは、オン・オフにとらわれないスタイルを提案しています。スーツはもちろん、小物やシューズも取り揃えており、リーズナブルな価格でコーデが作れるのが魅力です。

そんなタカキューの「ストレッチウォッシャブル 黒無地スリムフィット2ピーススーツ」は、4方向に伸びるストレッチ素材を使用しているのが特徴。裏地もしっかり伸びるので、動きやすさ抜群です。

コンパクトな着心地を重視しており、タイトなフィット感なので、ジャストサイズの着こなしが叶います。

ストレッチウォッシャブル 黒無地スリムフィット2ピーススーツ／タカキュー

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3-2 タケオキクチ

デザイナーとしてパリコレでもコレクションを発表した菊池武夫氏によって誕生したタケオキクチ。イギリススタイルの遊び心のあるデザインが特徴で、LONDON POPをコンセプトにしています。

「シャイニーシャークピンヘッド スーツ」は、迷ったらコレの1番人気の定番スーツです。制菌加工を施した、落ち着いた大人の雰囲気を出したい方への、TAKEOKIKUCHIの定番ブリティッシュモデルスーツ。入卒やフレッシャーズのファーストスーツにも丁度良いデザインと色目のスーツです。

無地見えののスーツには、無地のシャツ、レジメンタルのタイを合わせるのがおすすめ。靴やベルトはあえて黒を合わせる事で、引き締まった大人の雰囲気を出す事が出来ます。

【人気NO.1スーツ】シャイニーシャークピンヘッド スーツ3ピース対応可／タケオキクチ

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3-3 シップス

シップスは、センスを感じさせる素材や柄を取り入れたビジネススタイルを得意とするブランドです。伝統的な要素を現代風に表現した「STYLISH STANDARD」をコンセプトにしています。

こちらの「ＳＤ：【ハンドライン】　ＬＯＲＯ　ＰＩＡＮＡ　ＦＯＵＲ　ＳＥＡＳＯＮＳ　ピンストライプ　スーツ 」は、SHIPSスーツの定番であるLORO PIANA社のFOUR SEASONSという生地を使っています。

オールシーズン対応の背抜き仕上げで、季節を問わず着用できるのが特徴。2つボタンでVゾーンを広く作り、縦長でスマートな印象を与えてくれます。

ＳＤ：【ハンドライン】　ＬＯＲＯ　ＰＩＡＮＡ　ＦＯＵＲ　ＳＥＡＳＯＮＳ　ピンストライプ　スーツ／シップス（メンズ）（SHIPS）

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まとめ かっこいいスーツでワンランク上のおしゃれを楽しもう

かっこいいスーツを着ると、気持ちも引き締まりますよね。鏡に映るスタイリッシュな自分を見れば、仕事へのモチベーションも格段に上がります。

着用頻度が高いスーツだからこそ、お気に入りの1着を見つけて、ビジネスシーンのおしゃれを楽しんでみましょう。今回紹介した着こなしポイントも参考にして、おしゃれでスマートなスーツスタイルを目指してくださいね。ぜひ、マルイウェブチャネルでも気になるアイテムをチェックしてみてください！

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