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コートに毛玉!予防ケアや対策、毛玉の取り方、おすすめアイテムまで解説

BY マルイ編集部

最終更新日:2024/6/11

買ったばかりのときはなかったのに、いつの間にか増えているコートの毛玉。地道に手で取ってもなかなか毛玉が減らず、困っている人も多いでしょう。そこで今回はコートの毛玉の予防ケアや対策、できてしまった毛玉の取り方を徹底解説します。毛玉ができる理由や、毛玉ができやすい・できにくい素材も紹介するのでコートの毛玉に悩んでいる人はぜひチェックしてみてください。

1.毛玉ができる理由や毛玉ができやすい素材、場所

そもそも、なぜコートに毛玉ができてしまうのでしょうか?毛玉ができる理由や原因と、毛玉ができやすい素材や箇所を紹介します。

1-1 なぜコートに毛玉ができるの?

毛玉ができる理由は摩擦です。腕を振ったり、電車で人と密着したりすると、コートの生地がこすれ合うことで繊維が毛羽立ちます。

その結果、静電気が発生して毛羽が絡み合い、毛玉が発生してしまうのです。特に、冬は乾燥して静電気が起きやすいので注意が必要です。

毎日同じコートを着用して外出するとどうしても摩擦が多くなり、毛玉が増えてしまいます。

そのため、毛玉を抑えるためには複数のコートをローテーションで着て、摩擦の機会を減らすのがおすすめです。

また、洗える素材の場合は、洗濯中の摩擦でも毛玉ができることもあります。

1-2 毛玉ができやすい素材とは?

コートによく使われるウール・カシミヤ・アンゴラなどの動物繊維の天然繊維や、アクリル・ポリエステル混紡などの化学繊維は毛玉ができやすいといわれています。

また、綿・ポリエステルなどの天然繊維と化学繊維を混ぜ合わせた混紡素材も、毛玉が発生しやすい素材です。

1-3 毛玉ができにくい素材とは?

綿・麻・絹などの植物由来の天然素材は毛玉ができにくいといわれています。特に綿100%は摩擦や熱にも強い素材なので、あまり毛玉ができる心配がありません。

麻は耐久性に優れており、繊維が硬めなので毛玉ができにくい素材です。絹は肌触りと光沢感が人気の素材で、静電気が起きにくいという特徴もあります。

またウールやカシミヤなどの中にも、動物性繊維を使っていても毛玉ができにくい素材もあります。

「毛玉ができにくいコートがほしい」という人は、毛玉ができにくい素材を採用したトレンチコート、ダウンコートを購入するのがおすすめです。

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    1-4 毛玉ができやすい箇所とは?

    脇や袖の内側など、繊維同士がこすれるところは特に毛玉ができやすい箇所です。

    リュックやカバンと繊維がこすれるところも、摩擦が発生しやすいので毛玉が多く発生します。

    毛玉を予防したい場合は、毛玉ができやすい素材を避けるか、小まめにお手入れするのがベターです。

    2段落 コートの毛玉防止ケアや予防・対策

    毛玉を見つけるたびにすべてきれいに取りたい方もいるでしょう。しかし、毛玉はもともとコートの繊維なので毛玉を取り過ぎるとコートの生地が薄くなってしまいます。

    なるべく毛玉取りをしないで済むように、自宅で簡単にできる「毛玉を防ぐケア」を紹介します。

    毛玉防止スプレーやミスとなどの市販品も活用しながら、毛玉を効果的に防いでいきましょう。

    2-1 仕上げにはスチームアイロンを

    スタイリングハンディスチーマー / ブルーノ

    ブラシをかけたり、目立った毛玉を取った後には、スチームアイロンをかけて整えるのがおすすめです。

    ドライアイロンとは違い、スチームアイロンは高温の蒸気を噴射して衣類をお手入れするアイテムです。

    スチーム機能のあるアイロンを使えば、熱と蒸気によって繊維がやわらかくなり、遊び毛も落ち着きます。

    蒸気のおかげで毛玉の原因である摩擦や静電気が発生しにくくなります。また、スチーム機能によって衣類の臭いが軽減できる点も大きなメリットです。

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    3. コートの毛玉の取り方

    コートに毛玉ができた際の、毛玉の取り方を3つ紹介します。

    先述した洋服用ブラシでも細かい毛玉を取れますが、広範囲に発生した毛玉を処理する場合は、次に解説する方法を実践してみましょう。 

    3-1 クリーニング店に毛玉取りを頼む

    クリーニング店では通常のクリーニングのほか、オプションメニューとして毛玉取りを提供している店もあります。

    毛玉取りの相場は、預ける衣服の種類や範囲の広さによって異なります。良心的なクリーニング店では、無料もしくは200〜300円程度で頼めるケースもあります。

    費用もそこまで高くありませんし、クリーニングのプロに仕上げてもらえるので安心感があるでしょう。

    仕上がりの美しさを重視する人にはおすすめです。

    もちろん、毛玉取りのオプションサービスの有無や料金は店によって異なるので、事前に店の公式webサイトや料金を確認してから頼んでみましょう。 

    3-2 毛玉取り機で処理する

    充電式毛玉取り器 / バックヤードファミリー

    毛玉を効率的に処理したい場合は、毛玉取り機を使ってみましょう。

    毛玉取り機は、電動モーターの力で刃を回転させて、手で取るのが難しい頑固な毛玉をカットできる便利なアイテムです。

    100円ショップでも販売されていますが、連続稼働時間が短かったり、電池式タイプしか置いていなかったりするケースもあります。できれば充電式の毛玉取り機の方がパワーが持続しやすいのでおすすめです。

    しかし、充電式毛玉取り器なら、充電すれば連続使用できます。

    内蔵プラグで充電できれば、電池を購入したり充電器を別で購入したりする手間や費用もかかりません。

    また、セーフティガードが付いていれば、安心して使えます。

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    3-3 スポンジで取る

    毛玉をカミソリで取る方法もありますが、うっかりコートを切ってしまうと大変です。自宅にあるアイテムで毛玉を取りたい場合は、キッチンスポンジを使ってみましょう。

    スポンジの固い部分(不繊布研磨材)をコートに当てて、くるくると円を描くように動かすと不繊布研磨材の繊毛の間に毛玉が絡まります。

    強い力でこすると生地を傷めてしまうので、優しくなでるようにスポンジを動かしましょう。

    ただ、この方法では、どうしてもコートの繊維が毛羽立ってしまいます。そのため、仕上げにスチームアイロンをかけて繊維を落ち着かせるのがポイントです。

    どうしても取れない毛玉はブラシや毛玉取り機を使ってみましょう。


    まとめ 毛玉レスのコートライフを楽しんで

    毛玉ケアの手間をなくしたい場合は、毛玉ができにくい素材を使ったコートやジャケットを選びましょう。

    小まめにブラッシングしたり、摩擦の回数を減らすために複数のコートを着まわしたり、毛玉を予防する工夫も大切です。

    ただ、愛用しているコートに毛玉ケアが必要な場合は、「クリーニング店に頼む」「毛玉取り機やスポンジなどの便利なアイテムを使う」などの方法を実践してみましょう。

    正しい処理方法を心がけて、毛玉レスのコートライフを楽しんでくださいね。

    ぜひ、マルイウェブチャネルでも気になるアイテムをチェックしてみてください♪

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