ファッション通販マルイウェブチャネル > コラムからさがす > ジャケットの最適な袖丈は?通販で買う時に知りたい測り方から詰め方まで
BY マルイ編集部
最終更新日:2024/1/22
ジャケットを購入する上で、袖丈のサイズ感は重要なポイント!特に試着ができないネット通販を利用する場合は、お買い物での失敗を防ぐためにも、袖丈の適切な長さを事前にしっかりチェックしておきましょう。この記事では、自宅で簡単にできるジャケットの袖丈の測り方や、袖丈の直し方などについて詳しく解説します。ぜひ参考にして、ジャケットを素敵に着こなしてくださいね♪
ジャケットはサイズ感が合っているかどうかで、人に与える印象が大きく異なるアイテムです。スマートにジャケットを着こなすためにも、ジャケット選びの際には袖丈の長さにしっかり気をつけましょう!
まずはジャケットの袖丈の測り方や、ネット通販で自分に合ったサイズのジャケットを探すコツなどについて紹介します。
ジャケットの「袖丈」とは、どこからどこまでの長さのことを指すのかご存知でしょうか?正しい袖丈の意味を知らないと、自分で袖丈の長さを計測したり、ジャケットをお直しに出したりするのも難しいですよね。
ジャケットの袖丈とは、「肩先から袖口までの直線距離」のことを指します。
ただし、カジュアルなジャケットやシャツの場合は、「袖丈」ではなく「ゆき丈」でサイズ表記されていることがあるので注意しましょう。「ゆき丈」とは、「首の後ろ中心部分から肩を通って袖口までの距離」のことを指します。
ジャケットのサイズ表記が「袖丈」が「ゆき丈」かによって、測るべき距離が異なるということを覚えておきましょう。
自分に合う袖の長さを知るには、まずは自分の肩から手首のくるぶし部分までの長さを計測しておく必要があります。とはいえ、自分ひとりでメジャーを使って正しくサイズを測るのはなかなか難しいもの。
誤差をなくすためにも、サイズの計測は家族や身近な人に手伝ってもらうのがおすすめです。この時、人によっては左右で腕の長さが異なる場合もあるので、左右どちらも測ってもらうようにしてください。
また、時間に余裕がある場合はテーラーなどの手を借りて、プロに正しく採寸してもらうのもいいでしょう。
ネット通販で自分に合ったジャケットを購入するには、サイズ確認をしっかり行うことが大切です。とはいえ、「試着ができないのにサイズ表記の数字だけを見ても、サイズ感がよくわからない…」と思う人は多いでしょう。
そんな時は、まずは自分の身体に合っている手持ちのジャケットをメジャーで採寸してみてください。そこで計測したサイズと、ネット通販で見ているアイテムのサイズを照らし合わせることで、自分に合ったサイズのジャケットを選びやすくなります。
サイズを測る際は袖丈だけでなく、肩幅や着丈、身幅もしっかり測るようにしてくださいね。
また、手持ちのアイテムのサイズが「M」などと表記されている場合は、同ブランドの同サイズのものを探すだけでも、お買い物での失敗を避けやすくなりますよ。
次はメンズジャケットの適切な袖丈の長さについて見ていきましょう!ジャケットを素敵に着こなす目安の長さについて詳しく説明するので、ぜひジャケット選びの参考にしてください♪
ビジネスシーンで着用するスーツジャケットの袖丈は、トレンドに左右されることはほとんどありません。伝統的に適正とされる長さがあるので、理想的な長さの目安をきちんと押さえておきましょう。
スーツジャケットの袖丈は、親指の先端から11〜12cmの位置に袖口があるのが理想の長さとされています。袖丈の採寸は肩先から測りますが、実際に着たときの親指との距離を見るのが基本的です。
また、スーツジャケットの袖口からシャツの袖が1〜1.5cmほど顔を出しているのが丁度良いバランスだということも覚えておきましょう!
ネット通販で買う場合は、着なれたブランドのものや、店舗で実際に試着してサイズ確認したものを購入するのがおすすめです。
こちらのスーツのジャケットは「バスト、着丈、肩幅、ゆき丈」の記載がありますので、ゆき丈で意識するようにしましょう。ただし、ゆき丈は合わなくても直しは可能です。バスト、着丈、肩幅の方が重要な数値です。
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちら【SOLOTEX / ソロテックス】4WAY メランジ 2B ジャケット/ジャーナルスタンダード
テーラージャケットとは、カジュアルに着用できるジャケットのこと。スーツジャケットと比べると、下記のような違いがあります。
・肩パッドがない
・生地の光沢がない
・ポケットの袋が外側に出ている
・着丈が短い
テーラージャケットの理想的な袖丈は、ジャケットに袖を通した状態で腕を下ろし、手のひらが地面と平行になるよう手首を外に向け、手の甲に袖口がギリギリ触れていないのが丁度良い長さといわれています。
ただし、カジュアルなテーラージャケットの理想的なサイズ感は流行に左右されやすいので、トレンドに合った長さのものを選ぶことも大切です。
特に春夏の軽いジャケットなどは袖まくりをして着るタイプも多いもの。ネット通販で購入する場合は、オーバーサイズのものや、袖丈が短めのカジュアルなものを選ぶと失敗が少なくなるでしょう。
こちらのジャーナルスタンダードのセットアップもドロップショルダーでラフに着るので、袖丈がフィットしているかどうかはあまり気にならないアイテムです。
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちらジャケットを店舗で購入した場合は、まずは購入店に連絡して袖丈のお直しをお願いできるか確認してみるのがいいでしょう。
ネット通販を利用した場合は、最寄りの洋服仕立て直し店にお直しを依頼するのがおすすめです。お直しの専門店はマルイはもちろん、大型スーパーの中に店舗を構えているケースが多いです。
そのほか、駅近の商店街の中にあることもあるので、まずは通いやすい距離にあるお直し専門店を探してみてください。
「最寄りにお直し専門店がない」という場合は、クリーニング店で洋服のお直しを引き受けてくれることもあるので、一度確認してみるといいでしょう。
ジャケットの袖丈のお直し料金は、店舗によって価格帯が異なります。ですが、簡単な袖詰め程度のお直しであれば、2,500〜5,000円ほどで対応してもらえるでしょう。
ジャケットの袖丈のお直しは、肩幅や着丈のお直しに比べて手間がかからない分、料金も安価になりやすいのが特徴です。お直しにかかる期間は1週間程度を見ておけばいいでしょう。
ただし、袖の仕立て方や、ジャケットの素材によってはお直しにかかる料金や期間が大きく異なることがあります。不安な場合は、事前に店舗に確認しておくことをおすすめします。
節約重視の人や、手先が器用な人は、カジュアルなジャケットなら下記の方法で自分で袖丈を詰めてみるのもいいでしょう。
1.袖口のボタンを外し、表地と裏地の縫い目をリッパーでほどく
2.袖丈の長さを決め、待ち針などで固定する
3.アイロンで軽めに折り目をつける
4.不要な部分の生地を裁断する
5.表地の端がほつれないよう、ミシンで端の処理をする
6.アイロンでつけた折り目に沿って生地を内側に折り込み、縫う
7.表地に針目が出ないように注意して裏地を縫い付け、ボタンをつけ直す
このほかにも裾上げテープを使う方法などもありますが、ジャケットの袖はもたつきやすいため、あまりおすすめできません。
また、自分で袖詰めを行う場合は失敗しても元には戻せないので、その点だけ注意しましょう。
「袖丈のお直し=袖詰め」というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、ジャケットの袖丈は袖の長さを足すことも可能です。
腕が長く、手持ちのジャケットの袖丈が短く感じる場合は、「袖丈直し」または「袖丈修正」で、専門店にて袖出しのお直しをお願いしましょう。
通常、袖出しは1〜2cmほどであれば対応してもらえます。店舗によっては3cmほどの袖出しを行ってくれるところもありますが、料金はアップすること、また、それ以上の長さはどこの店舗でも対応がかなり難しいということを覚えておきましょう。
ジャケットの袖丈が長い場合は、袖丈を詰めてもらいましょう。
1〜2cm程度の袖丈詰めは比較的簡単で料金も安価ですが、袖丈をかなり詰める場合はお直し期間や料金が通常よりも多くかかることが多いです。
また、袖口が「本切羽本開き」仕上げのジャケットをお直しに出す場合は、袖丈を肩から詰める処置が必要になるため、料金が高くなります。
袖丈を袖口からお直しできるタイプのジャケットは、「機械切羽」「切羽飾り」「飾りなし」など、いくつかの条件があるため、利用する店舗に事前に確認しておくといいでしょう。
【XSサイズ~/洗える】WASHABLEPONTE テーラードジャケット/自由区
レディースジャケットの場合、ジャケットを着て手を下ろした際に、手首から親指の付け根の間に袖丈がくる位が理想的な袖丈の長さといわれています。
手のくるぶしが見えるようでは明らかに短く、親指の付け根が隠れているのは長すぎです。シャツやブラウスが袖から出るのもNGとされているため、レディースジャケットは男性とはサイズ感の目安が異なることを覚えておきましょう。
ネット通販でジャストサイズのジャケットを選ぶのが難しい場合は、こちらのように袖を捲って着るタイプのややオーバーサイズ気味のジャケットを選べば、袖丈をあまり気にせずに自分らしい着こなしを楽しめるはずです!
この商品の詳細はこちらこのブランド×アイテムの一覧はこちら今回紹介したように、ジャケットの袖丈には理想的な長さがあり、人によっては袖丈をお直しに出した方が良いケースもあります。
まずは自分に合ったジャケットのサイズ感を正しく知ることで、お買い物での失敗も防ぎやすくなりますよ♪
ジャケットの袖丈の基本をしっかり押さえて、自分らしいジャケットの着こなしを楽しんでくださいね!ぜひ、マルイウェブチャネルでも気になるアイテムをチェックしてみてください!
この記事で紹介した(メンズ)アイテムの一覧はこちらこの記事で紹介した(レディース)アイテムの一覧はこちら最後までお読みいただきありがとうございます!
(マルイ編集部)