2021.12.15
「理想のヘアスタイルをうまく作れない」
「いつもイメージと違う髪型になる」
と悩む男性も多いでしょう。
理想のヘアスタイルに近づけるには、ワックスの正しい付け方を理解することが大切です。この記事では、基本の付け方や髪型別のポイントを解説します。
ワックスの基本の付け方を知ると、理想のヘアスタイルに近づけられるようになるでしょう。
※12月15日時点での内容です。商品が売り切れの場合や商品情報が変更になる場合がございますので最新情報は商品ページをご確認ください。
理想のヘアスタイルに近づくには、ワックスを付ける前の準備も重要になります。
準備せずにいきなりワックスをつけてしまうと「こんなはずじゃなかった」と後悔することに。
一度ワックスをつけた髪型を変更するには、洗い流さなければならずとても面倒です。
ワックスを付ける前に、次の3つの準備をしましょう。
それぞれ詳しくみていきましょう。
スタイリングでもっとも重要なことの1つは、理想のヘアスタイルをイメージすることです。
理想のヘアスタイルをイメージせずにスタイリングを始めると、完成形を見失ってしまい満足いく仕上がりになりにくいのです。
理想のヘアスタイル写真を見ながらスタイリングを行えば、軌道修正しながらイメージに近づけることができるのでおすすめです。
Instagramであれば360度スタイリングがチェックできる写真も多数見つかるのでおすすめです。
まずは理想のヘアスタイル写真を見つけて、完成形をイメージすることから始めましょう。
ブローは、髪のクセを抑えるために重要なステップです。
理想のヘアスタイルに近づけるためには、髪のクセが邪魔になることも多いのです。
ドライヤーで根元から毛先に熱を与え、髪の毛を伸ばすように軽く引っ張ると自然なストレートヘアに仕上がります。
また、ブローをする時にはトップにボリュームを持たせるように意識しましょう。
トップは時間と共にボリュームダウンしがちですが、しっかブローしておくと長持ちしやすくなります。
細かく整える時にはヘアアイロンを活用します。
ヘアアイロンはブロー以上にくっきり型をつけられるので、理想のヘアスタイルに近づける必須アイテムといっても過言ではありません。
ストレートにしたり、ナチュラルなパーマをつけたりと、使い方はさまざま。
種類が豊富なヘアアイロンですが、メンズのヘアセットにはストレートアイロンが1つあれば十分です。
ヘアアイロンの温度設定は製品によって異なりますが、おすすめは140℃〜180℃に設定できるものです。
180℃以上の高温で使用すると、髪のキューティクルが痛んでパサパサになることもあるので注意しましょう。
逆に低すぎる温度ではクセがつきにくい場合があるので、購入の際は温度を必ずチェックするとよいでしょう。
3つの準備が完了したら、いよいよヘアワックスを付けていきます。
ここでお伝えする方法を実践すれば、初心者の方でも短時間で理想の髪型に近づけられるでしょう。
メンズヘアワックスの付け方は以下の5ステップ。
基礎となる5ステップを理解しておくと、さまざまな髪型に応用できます。
1つずつ詳しくみていきましょう。
ワックスの量は、多すぎても少なすぎてもヘアセットが難しくなるため、10円玉くらいがベストです。
手に乗せたヘアワックスを手のひら全体に薄く伸ばし、指の間や指先までまんべんなく広げます。
続いて、ワックスを髪につけていきますが、10円玉の量をトップとバックで2回に分けて付けることが思い通りのヘアスタイルを作るポイントです。
引用元:Instagram
ワックスを適量手に取ったら、まずはバック(後頭部)から揉み込むようにワックスをつけます。
首の方からトップにかけてワックスをなじませ、髪の根元にもしっかりワックスを付けることが重要です。
※髪質が柔らかい方は根元までワックスを付けると髪が寝てしまうので、根本に付けすぎないようにしましょう。
髪全体にワックスがついていないと、ヘアスタイルを長時間キープできないので、きちんと根本から揉み込むようにしましょう。
引用元:Instagram
バックのあとは、トップに逆立てるようにワックスをつけていきます。
10円玉サイズのワックスを再び手のひら全体に薄く伸ばし、トップを逆立てるようにしながらバックと同じように髪全体に揉み込んでなじませます。
逆立てるように付けることで、髪の根元までワックスがなじみスタイリングが容易になります。
ワックスがなじんだら逆立てた髪をおろし、イメージした髪型に整えてください。
引用元:Instagram
引用元:Instagram
続いて、手に余ったワックスでサイドのボリューム調整を行います。
髪の長さによっては、ワックスが足りないことがあるので、必要に応じて少量追加しましょう。
サイドの調整は、耳上のボリュームを抑えると、スマートな印象を与えることが可能です。
引用元:Instagram
最後に、前髪を整えていきましょう。
ヘアセットの失敗は、「最初に前髪を触ってしまう」場合が多いので、「前髪にワックスを付けるのは最後!」と覚えておきましょう。
前髪のセットは手に残ったワックスで軽めに整えるだけで十分です。
そして全体のバランスを整えたら完成。
ワックスの基本的な付け方を理解したところで、髪型ごとのワックスの付け方とポイントを確認していきましょう。
メンズのヘアスタイルで特に人気の高い、以下3種類のヘアスタイルについて解説します。
ナチュラルに仕上げるマッシュは、ワックスの量を少なくすることが重要です。
10円玉くらいの量を手に広げたら、バックから揉み込むようにワックスを付けます。
トップは手で擦り合わせるように付けると自然な束感が生まれ、ラフに仕上がります。
ガッチリ固めるタイプのワックスよりは、ツヤ感・束感が出て、ある程度ホールド力のあるワックスと相性がよいでしょう。
センターパートを成功させるカギはブロー。
分け目の立ち上がりにボリュームを持たせながらも、分け目をふわっとさせるように乾かしていきます。
中間から毛先にかけては内巻きで乾かしていくとまとまりがよくなります。
爽やかなイメージにもモードなイメージにもなるセンターパートは、ツヤ感の出るワックスがおすすめです。
メンズヘアスタイルの定番「ツーブロック」は、髪の長さやパーマの有無によってワックスのつけ方が異なります。
前髪をあげるなら根元にしっかりワックスをつけて、固定することが重要です。
パーマをかけている場合は、毛先までワックスをなじませることで毛先の動きが際立ちます。
髪質や長さによってワックスの量や付け方を調整することがおすすめです。
男らしいスタイリッシュな印象を与える短髪では、少ないワックスの量で十分です。
ドライヤーで髪を根元から立ち上げたら、手のひらになじませたワックスをバックからトップにかけて根元からつけていきます。
短髪の仕上がりはトップで決まるといっても過言ではありません。
トップの根元からしっかりワックスを付けることで、崩れにくいヘアスタイルに仕上がります。
正しいワックスの付け方を知らずに、ついつい自分流でやってしまいがちな『間違ったワックスの付け方』について紹介していきます。
特に多い間違ったワックスの付け方は、次の3つです。
それぞれのNG例を詳しくみていきましょう。
もっとも多い間違いは、濡れた髪にワックスを付けることです。
髪が濡れた状態だとボリュームダウンしてしまったり、ワックスが髪になじまなかったりするため、理想のヘアスタイルに近づけるのが難しくなります。
ワックスを付ける前には、きちんと髪を乾かすようにしましょう。
毛先にワックスを付けすぎるのは控えましょう。
ワックスには油分が多く含まれているため、毛先に付けすぎるとベタベタして不潔な印象を与えてしまいます。
また、付けすぎたワックスの重さでボリュームダウンしてしまうことも。
ワックスを多く付ければ固定力がアップするというわけではないので、付けすぎには注意しましょう。
髪質や毛量によって使うべきワックスは異なります。
【髪質別のおすすめワックスタイプ】
軟毛 | マットワックス |
---|---|
剛毛 | ハードワックス |
クセ毛 | ファイバーワックス |
軟毛には水分量が少ないマットなヘアワックスがおすすめです。
しっとりし過ぎたワックスでは思うようなスタイリングに仕上がりません。
スタイリングで動きがでにくい剛毛には、油分が多く含まれるファイバータイプがおすすめです。
頑固な髪質でも扱いやすく、束感も出しやすくなります。
髪質や毛量に合わせたワックスを使うことで、スタイリングが楽になるでしょう。
【高校生や就活生向け】爽やかに見せるワックスの付け方とは
ワックスの使い方を工夫すると、簡単に爽やかな印象を与えることができます。
スタイリングで注意したいのはツヤ感を抑えること。
ガッツリとワックスをつけている感じが伝わると、あまり良い印象は持たれません。
ナチュラルにスタイリングでき、キープ力が高いマットワックスがおすすめです。
さいごに、メンズのスタイリングでよくあるお悩みの解決方法をご紹介していきます。
トップのボリュームが足りないと感じる時は、ドライヤーで改善できる可能性があります。
髪を濡らした状態から8割程度乾かしたら、トップの髪を持ち上げて下から冷風を当てることでトップが固定されボリュームが生まれます。
ドライヤーでスタイリングした後にワックスを付けることで、トップのボリュームをキープできるようになります。
くせ毛で広がりやすくスタイリングがまとまらない時は、ファイバー系のワックスがおすすめです。
くせ毛は髪が縮れていることで全体的に広がって見えます。
ファイバー系のワックスは毛束をまとめて動きのある毛先に整える特徴があり、使いやすく髪によくなじみます。
くせ毛の動きをしっかりまとめ、整ったくせ毛にスタイリング可能です。
ファイバー系のワックスを活用して、くせ毛を活かしたスタイリングに仕上げましょう。
ヘアスタイルが長持ちしないときには、ハード系のワックスがおすすめです。
ハード系のワックスは他のワックスと比較しても持続力が長く、しっかりと髪を固定できるのが特徴です。
ヘアスタイルが長続きしない時にはハード系ワックスを試してみてください。
ワックスの付け方は以下の5ステップが基本です。
理想の髪型に近づけるには、ワックスを付ける前に理想の髪型をイメージし、ブローとヘアアイロンを使い分けて形を整える必要があります。
濡れた髪にワックスを付けるなどやってしまいがちなNG例にも注意し、理想の髪型に近づけていきましょう。
ワックスの付け方はすべての人に共通というわけではありません。
基本を理解したうえで髪質や毛量、ヘアスタイルによってアレンジしていきましょう。