How About "刀剣festival"
全国の刀剣を所蔵する9施設との
公式コラボレーション企画
刀剣festivalと
コロンバン人気商品「フールセック」が
コラボレーション
コロンバンは今年で100周年。
刀剣の歴史が何年も長く続くよう、
こちらの商品は売上金額の一部を参加9施設
(九州国立博物館、佐賀県立博物館、関鍛冶伝承館、玉名市歴史博物館こころピア、
致道博物館、徳川美術館、
福岡市文化芸術振興財団、
前田育徳会、結城蔵美館)
に分配して寄付いたします。
※寄付時期は25年3月末を予定しております。
※寄付時期は変更となる場合がございます。
※寄付が完了しましたら、こちらのページにて改めてご案内いたします。
※終了いたしました※
刀剣festival対象商品を各施設につき8,000円(税込)ご購入ごとに
「カード(施設からのメッセージ入り)」を1枚プレゼントいたします。
※カードの内容は第1弾・第2弾同様となります。
【キャンペーン期間】
2024年11月15日(金)12:00~12月1日(日)23:59
【キャンペーン注意事項】
※キャンペーン期間中、刀剣festival2024対象商品を各施設につき8,000円(税込)ご購入ごとに、「カード(施設からのお礼メッセージ入り)」を1枚プレゼントいたします。(1施設につき1種、全9種)
※購入いただいた商品の刀剣が所蔵されている施設のカードをプレゼントいたします。
※各施設と刀剣の対応は以下となります。
1九州国立博物館のカード…来国光の商品を購入
2佐賀県立博物館のカード…初代肥前忠吉の商品を購入
3関鍛冶伝承館のカード…孫六兼元の商品を購入
4玉名市立歴史博物館こころピアのカード…同田貫正國の商品を購入
5致道博物館のカード…信濃藤四郎、真光のいずれかの商品を購入
6徳川美術館のカード…鯰尾藤四郎、後藤藤四郎、物吉貞宗、南泉一文字、本作長義、五月雨郷のいずれかの商品を購入
7福岡市博物館のカード…圧切長谷部、日光一文字、日本号のいずれかの商品を購入
8前田育徳会のカード…大典太光世、前田藤四郎のいずれかの商品を購入
9結城蔵美館のカード…御手杵の商品を購入
※特典は対象商品のご注文金額8,000円(税込)ごとに1枚となります。1会計あたりの枚数上限はありません。
(例)
●1注文
本作長義+南泉一文字=8,000円→徳川美術館のカード1枚
来国光=16,000円→九州国立博物館のカード2枚
●1注文
本作長義4,000円
来国光4,000円
→施設が異なるためカードはつきません。
詳しくは特設ページをご確認ください。
※特典はなくなり次第終了となります。
※商品説明文での特典告知は特典在庫をリアルタイム反映するものではないため、特典終了後も掲載されている場合がございます。予めご了承ください。
※対象商品は特設ページ内の「対象商品はこちら」の遷移先に表示される商品です。
※複数のご注文の金額をあとから合算することはできません。
※ご注文を分けた場合、1注文ごとに配送料が発生いたします。あらかじめご了承ください。
※キャンペーン対象金額はポイント、クーポン等の各種割引前の金額となります。
※ノベルティ対象商品のため、ご注文後60分以内であってもマイページからのご注文のキャンセルはできません。
※お支払い画面にて全額ポイントでお支払いを選択した場合は、「現金での決済」扱いとなるため、エポスカードクレジット払いが対象の特典は対象外となります。ポイントをご利用の際は1円以上のクレジット払いが発生するよう、ご注意ください。
※マルイ・モディ・専門店の店舗でのお買物は対象外となります。
※Amazon.co.jp内ファッション通販丸井、マルイ楽天市場、auPAYマーケット、マルイ(丸井)Yahoo!店でのご注文は特典付与の対象外です。
※特典は商品と同梱してお届けいたします。お届け日が違う商品の場合は、どれか一つの梱包に同梱されます。
※特典の返品交換は原則できませんので、あらかじめご了承ください。
※画像はイメージです。実物と異なる場合がございます。
※特典の内容は予告なく変更になる場合がございます。
※キャンペーンの内容は予告なく変更になる場合がございます。
■オリジナルホログラムステッカープレゼント
商品と一緒に届いた上記カードを本イベントにご賛同いただいた9施設にてご提示いただくと、オリジナルステッカーをプレゼントいたします。
【注意事項】
※1枚のカードにつき各施設来館につき1枚ずつ引き換えが可能です(最大9枚引き換え可能)
※オリジナルステッカーは各施設ごとに異なり、全18種となります。
例 徳川美術館のステッカー 所蔵刀剣6種のデザインから先着で1枚お選びいただけます。
※各施設入館後のお渡しとなります。(入館料が必要な施設もございます)
※各施設の休館日は公式ホームページよりご確認ください。
※前田育徳会は非公開施設のため「石川県立美術館」でのプレゼントとなります。
※引き換え場所が施設の運営上、変更になる場合がございます。
※カード裏面に済印を記入させていただきます。
※オリジナルホログラムステッカーは先着数量限定となります。
配布期間中の場合でもなくなり次第配布終了となります。予めご了承ください。
■刀剣デザインスマートフォン用壁紙プレゼント
商品を購入されていない方も、対象施設の引き換え場所にてダウンロードいただけます。
【注意事項】
※各施設所蔵する刀剣のスマートフォン用壁紙をプレゼントいたします。(全18種)
例 徳川美術館→ 鯰尾藤四郎/後藤藤四郎/物吉貞宗/南泉一文字/本作長義/五月雨郷の6種
※各施設入館後のお渡しとなります。(入館料が必要な施設もございます)
※各施設の休館日は公式ホームページよりご確認ください。
※前田育徳会は非公開施設のため「石川県立美術館」でのプレゼントとなります。
※引き換え場所のPOPから取得が可能です。
※引き換え場所が施設の運営上、変更になる場合がございます。
※取得に関わるインターネット接続、パケット通信などの諸費用は、取得されるお客さまのご負担となります。
刀剣グッズ&イベント情報byマルイ
公式Xにて商品の動画などを公開中!
※終了いたしました※
※エポスカード新規入会の景品プレゼントの対象になるのは対象商品をご購入かつお支払い画面で『「エポスカードご入会特典」を利用する』にチェックが入っているご注文となります。
※「エポスカードご入会特典」を利用のチェック欄はエポスカードがお手元に届くと削除されます。エポスカード新規入会の景品をご希望の場合は、お手元にエポスカードが届く前にお買上げください。
※エポスカード新規入会の景品プレゼントはお1人様1回限りとなります。複数回ご注文いただいた場合でも1枚のみのお届けとなりますのであらかじめご了承ください。
徳川美術館を応援!
新規ご入会につき1,000円を丸井より徳川美術館へ寄付させていただきます。その際のお客様のご負担はありません。
また、たまったエポスポイントを1ポイント1円に換算して徳川美術館に寄付いただけます。
エポスカードで文化財を守る社会貢献を始めませんか?
寄付金は活動支援基金の一部として文化財の保全や美術館の運営に活用させていただきます。
-旅をして美術館・博物館を応援しよう-
刀剣の展示スケジュールは
事前に公式サイトにてご確認の上ご来館ください。
九博は、古くは「遠の朝廷」と呼ばれ、我が国の歴史や文化を語る上で欠かせない古都・太宰府にて平成17年(2005)に開館しました。日本文化の形成をアジアとの交流から考えるというコンセプトのもと、文化交流の歴史を紹介する貴重な資料を展示しています。また、博物館の楽しみ方や魅力を知っていただくためのプログラムにも取り組んでいます。
開館時間
9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
特別展開催期間中の金曜・土曜は【夜間開館】
9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで)
*閉館時間は変更されることがあります。
休館日
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)、年末
*最新の情報は公式サイトでご確認ください。
佐賀県立博物館は、昭和45年に明治百年記念事業として開館しました。以来、自然史、考古、歴史、美術、工芸、民俗の各分野にわたり、収集してきた資料を調査・研究しています。これら各分野の資料を常設展「佐賀県の歴史と文化」の中で展示・紹介し、広く県民の教育・文化の向上に資することをめざしています。
開館時間
9:30~18:00
※展覧会最終日は、お早めにお越しください。
休館日
毎週月曜日(月曜が祝日の場合は、翌平日)
年末年始(12/29~1/1)
※このほか臨時に休館することがあります
関鍛冶伝承館は、日本刀五大流派「五箇伝」の一つ「美濃伝」を起こりに700年
に及ぶ関鍛冶の技を伝える施設です。関鍛冶の歴史や刀装具など、貴重な資料を公開しており、刀剣展示室には関を代表する兼元・兼定の日本刀などを多数展示しております。また公開鍛錬日には、古式日本刀鍛錬の実演を見学することができます。
開館時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日
火曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
玉名市立歴史博物館こころピアは、「河とともに発展した玉名」をテーマとした常設展示や企画展示のほか、市民参加の教育普及活動など、地域に開かれた博物館活動を展開しています。
当館では、先史・古代から近現代にかけての考古資料・文献史料などを中心に収蔵・展示しており、郷土の刀剣・豪刀「同田貫正國」をはじめ、江戸後期から幕末にかけて活躍した「政勝」、「宗廣」ら、玉名が誇る刀匠集団同田貫の作刀群についても、月替りで公開しています。
開館時間
9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日
毎週月曜日(当日が祝日の場合はその翌日)
祝日の翌日(その日が日曜日のときを除く)
年末・年始(12月28日から1月4日まで)
致道博物館は、郷土文化向上のために旧庄内藩主酒井家より伝来の文化財および土地建物が寄付され、昭和25年(1950)に創立しました。
敷地内には、重要文化財建造物3棟や名勝庭園があり、歴史情趣を感じながら考古・歴史・民俗資料などの常設展示をご覧いただけます。
美術展覧会場では、年間を通して多数の企画展示を開催し、徳川四天王筆頭・酒井忠次を祖とする酒井家伝来の資料をはじめ、庄内の優れた美術品を紹介しています。
館名は庄内藩校致道館に由来し、「論語」の一節「君子学んで以て其の道を致す」を出典とします。
開館時間
9:00~17:00 ※12月~2月は9:00~16:30 (入館受付は閉館の30分前まで)
休館日
年末年始(12月28日~1月4日)及び2024年12月以降の水曜日
古代から大陸との交流が盛んだった福岡ならではの資料を多数展示。
目玉は福岡市東区志賀島で発見された国宝「金印」と、黒田節で有名な名鎗「日本号」。
体験学習室「みたいけんラボ」にはアジアのおもちゃや珍しい楽器、衣服、道具などがあり、自由に手に取ることができます。
「金印レプリカ」などユニークなグッズが盛り沢山のミュージアムショップもあります。
開館時間
9時30分〜17時30分(入館は17時まで)
※夏期開館時間変更あり、詳しくはHPにてご確認ください。
休館日
毎週月曜日(月曜が祝休日にあたる場合は翌平日)、12月28日~1月4日
蔵を活用して建てられた結城蔵美館は、芸術文化を創造・情報発信する“本蔵”と結城の歴史的・文化的資料の収蔵・公開をする“袖蔵”の2つの蔵からなり、結城市の歴史や芸術・文化を発信する場として活用される施設です。
開館時間
午前9:00~午後5:00
休館日
木曜定休/年末年始
本会は1926年、加賀前田家16代当主前田利為が設立しました。この3年前に発生した関東大震災による惨状をみた利為が、前田家伝来の文化財を保存し後世に伝えたいという思いから設立されました。現在は国宝22件、重要文化財77件をはじめとする収蔵品と建造物を保存管理しています。
本会は展示施設を持ちませんが、石川県立美術館「前田育徳会尊經閣文庫分館」にて年間を通じて収蔵品を観覧いただくことができます。
非公開のため入館不可。
たち めいらいくにみつ
名工として名高い来国光による傑作。中程でぐっと張る体配は堂々として覇気にあふれ、精美な地鉄と清冽な直刃が目を引き、豪壮でありつつも山城鍛冶伝統の端正さを保つその姿は、見る者を魅了してやまない。長篠合戦で功を挙げた奥平信昌の子で後に徳川家康の養子にも なった松平忠明が大坂の陣で佩用し、江戸時代末まで同家に伝来した。明治維新後、元勲として知られる山縣有朋の所有となり、明治18年(1885)の山縣邸行幸の際に献上されて明治天皇のお手元に置かれた一振。
25/1/1(水)~3/30(日) 展示予定 >>
九州国立博物館 所蔵
かたな めい ひぜんのくにただよし/けいちょうごねんはちがつきちじつ
初代忠吉は、『懐宝剣尺』(寛政9年(1797年)では、250名以上の刀鍛冶のうち、最上大業物12工の一名に数えられる。佐賀藩の御用刀鍛冶として、幕末まで続く(初代~9代)。造込は、冠落造り。茎は、生ぶ、栗尻。刃文は、沸出来、直刃に互の目交じり。地鉄は、小板目よく詰み、地沸つき地景入る。
佐賀県立博物館 所蔵
かたな めい かねもと つけたり くろうるしともまきえさやうちがたなみのこしらえ げんろく あきののべ
「孫六兼元」といえば、日本を代表する名工のひとりである。関鍛冶の代名詞でもあり、刀工銘として「兼元」を用いた。兼元と名乗った刀工は数代にわたって存在するが、なかでも室町時代後期(16世紀)に作品があり、「三本杉」と呼ばれる刃文とともに切れ味の鋭い刀を作った二代兼元が名人とされ、「孫六兼元」の呼称は、この二代兼元をさす名称である。この刀は「孫六兼元」による作で、細川家伝来品である。
常設展示
関鍛冶伝承館 所蔵
きゅうしゅう ひご どうだぬき ふじわら まさくに
同田貫派は、来国村を祖とする「延寿」の分派として生まれ、玉名郡亀甲村(現・玉名市亀甲)で活動した刀匠集団です。初代正國は加藤清正のお抱え刀匠として活躍し、その作刀の強靭さは、明治19年(1886)の「天覧兜割り」にて、同田貫を手にした榊原鍵吉が一刀の元これを成功させたことで証明されました。
この刀は初代正國の作であり、刀身長68.8cm、反1.2cm、身幅は広く重厚、刃文も素朴な直刃という、豪刀然とした威容を誇ります。
24/11/24(日)~25/2/2(日) 展示予定 >>
玉名市立歴史博物館こころピア 所蔵
たち めい さねみつ
徳川四天王筆頭として知られる酒井忠次が所用していた太刀。天正10年(1582)、武田家を滅ぼした織田信長はその帰途に忠次の居城である吉田城に立ち寄った。その際、忠次が信長を心よりもてなしたことで拝領した。以来、庄内藩主酒井家の重宝として伝来したものである。真光は鎌倉時代に活躍した備前国長船派の名工・長光の門下。腰反りが高く、踏ん張りのある豪壮な太刀姿をしている。拵は数少ない桃山時代の糸巻太刀拵として貴重である。
致道博物館 所蔵
たんとう めい よしみつ (めいぶつ しなのとうしろう)
藤四郎吉光は、鎌倉時代の山城国粟田口派の名高い刀工で、古今を通じて短刀の名手として著名である。江戸時代の『享保名物帳』に「信濃藤四郎」も記載されている。その由来は徳川家康の重臣・永井信濃守尚政が所持したことによる。庄内藩主酒井家3代・忠勝が求め、同家に伝来した。やや大振りの類に属し、美しい地鉄によく冴えた刃文は気品があり、同作の中では、特に「地刃」が健全である。短刀の表裏に護摩箸の彫り物がある。昭和25年8月に重要文化財に指定された。
致道博物館 所蔵
わきざし めい よしみつ めいぶつ なまずおとうしろう
本刀は、もとは長巻(ながまき ※長い柄を付けた太刀)だった形状を脇指としたことで、その形が鯰の尾に似たところから名付けられた。織田信長の二男・信雄(のぶかつ)(1558~1630)が家老・岡田重孝(しげたか)(生年未詳~1584)を切ったとの伝承がある。後に豊臣秀吉から息子の秀頼へと伝えられたが、大坂落城の際に焼けたのを、徳川家康の命で刀工の越前(えちぜん)康継(やすつぐ)が焼き直し、家康の所有となった。
徳川美術館 所蔵
たんとう めい よしみつ めいぶつ ごとうとうしろう
尾張徳川家初代・義直の嫡男である光友(後の尾張徳川家2代)と、3代将軍家光の長女・千代姫との婚礼を祝して、寛永16年(1639)9月、家光より光友へ贈られた短刀である。『享保名物帳(きょうほうめいぶつちょう)』には、もとは幕府金座御金改役(ばくふきんざごきんあらためやく)の後藤庄三郎光次(みつつぐ)(1571~1625)が所持したとあり、銘の由来となっている。吉光の作品としては派手な刃文で、吉光の作品中最高の出来栄えである。
徳川美術館 所蔵
わきざし むめい さだむね めいぶつ ものよしさだむね
本品は徳川家康の愛刀で、この脇指を帯刀して出陣すると必ず勝利したことから「物吉」と呼ばれた。家康の歿後、側室で尾張徳川家初代義直の母・相応院(お亀)は本品が義直に譲られるように力を尽くし、駿府御分物とは異なる手順で尾張徳川家へともたらされた。以後、尾張徳川家では最も大事な刀剣として代々の当主に受け継がれ、当主の身近におかれていた。
徳川美術館 所蔵
かたな むめいいちもんじ めいぶつ なんせんいちもんじ
豊臣秀頼が慶長16年(1611)、京都・二条城で徳川家康と会見した折に、家康に贈った刀である。二条城会見は、秀頼が家康の下へ出向いた形式のため、豊臣家と徳川家の力関係が逆転した出来事として特筆される。その歴史的瞬間に立ち会った名刀といえよう。
本刀が室町将軍家に所蔵されていた時、刀に触れた猫が真っ二つになったという逸話と、中国・径山寺の禅僧・南泉普願が、猫を真っ二つに斬り堂衆に悟りを開かせた故事を重ねて、「南泉」の号がつけられたといわれる。
徳川美術館 所蔵
かたな めい ほんさくながよしてんしょうじゅうはちねんかのえとらごがつみっかにきゅうしゅうひゅうがじゅうくにひろめいうち ながおしんごろうたいらのあそんあきながしょじ てんしょうじゅうよねんしちがつにじゅういちにちおだわらさんぷのとき やかたさまよりくだしおかるなり
北条家臣で足利の領主・長尾新五郎顕長(あきなが)(1556~1621)が所持した、北条氏直(うじなお)(1562~91)からの拝領刀である。小田原城が豊臣勢に完全に包囲された天正18年(1590)5月3日の時点で、長尾の依頼により刀工・国広が刀の由緒を含む長文の銘を彫った。刀剣の所有者とその動向がわかる極めて貴重な銘文である。
徳川美術館 所蔵
かたな むめい ごうよしひろ めいぶつ さみだれごう
本品は寛永16年(1639)に三代将軍家光の長女・千代姫が尾張徳川家2代・光友へ輿入れした際、家光から光友へ「短刀 銘 吉光 名物 後藤藤四郎」と共に贈られた。こののち元禄12年(1699)に尾張徳川家3代綱誠の遺物として5代将軍綱吉に献上した一振である。昭和19年(1944)に徳川宗家より譲渡を受けた。
銘の由来は五月雨のころに極められたからとも、この刀の刃文が霧のかかったように見えるためともいう。
徳川美術館 所蔵
かたな めいぶつ へしきりはせべ
かつて織田信長の所持刀で、天正3年(1575)、中国攻めを献策した黒田孝高(官兵衛・如水)に褒美として授けたもの。通常、刀は振り下ろして切るが、信長が茶坊主を手討ちにした際、押し当てただけで切れたという鋭い切れ味により「圧切」と命名。南北朝時代の京都の刀工・長谷部国重の作で、刀身全体に焼きが散らばった皆焼刃の最高傑作。現状は反りの浅い打刀となっているが、大切先が示すように大太刀を短く磨り上げている。
25/1/5(日)~2/2(日) 展示予定 >>
福岡市博物館 所蔵
たち めいぶつ にっこういちもんじ
天正18年(1590)、豊臣秀吉の天下統一の総仕上げとなった小田原攻で、黒田孝高(官兵衛・如水)が北条氏政・氏直父子に降伏を説得し、仲介の礼として氏直から贈られたもの。葡萄文蒔絵刀箱に入れ、北条白貝、『吾妻鏡』とともに贈られた。もと日光権現社(栃木県)に奉納されていたが、北条家初代早雲が譲り受け、同家の伝家の宝刀となった。無銘であるが、備前福岡一文字派の最高傑作で、絢爛たる重花丁子の乱刃で古来有名な名刀。
25/2/4(火)~3/2(日) 展示予定 >>
福岡市博物館 所蔵
おおみやり めいぶつ にほんごう
天下三名鎗の一つにあげられ、日の本一の鎗であるという自負が号の由来。刃長が1尺を越える鎗を大身鎗というが、本鎗は優に倍を超す。平三角造りで、平地全体に大きく樋を掻き、三鈷柄剣に巻き付いた龍が今にも剣先を呑み込もうとする倶利伽羅文が彫られ、柄の全面には煌びやかな螺鈿細工が施されている。酒豪で知られた黒田家の家臣・母里太兵衛友信が福島正則に強要された大盃の酒を見事飲みほし、正則から手に入れたとされる。
常設展示
福岡市博物館 所蔵
たち めいみつよさく(めいぶつ おおでんた)
霊力の宿る日本刀として知られ、前田利家の娘「豪姫」の重い病を治したといわれている。 娘のため、豊臣秀吉から大典太を借りては病が治り、返しては病が再発、ということが繰り返され、これを見兼ねた秀吉が返さなくてもいいように正式に利家に贈ったという。保管する蔵の屋根にとまった鳥が、まるで雷に打たれたかのように地面に落ち、その後も蔵のまわりではいつも鳥が落ちたため、「大典太光世の持つ霊力が鳥の命を奪った」と伝わる。
前田育徳会 所蔵
たんとう めいよしみつ めいぶつ まえだとうしろう
鎌倉時代の刀工・藤四郎吉光(粟田口吉光)により作られた短刀。 名前の由来は、前田利家の次男前田利政が所持していたことによる。利政は、父利家から能登の所領を与えられるが、関ヶ原の戦いで徳川家康の出兵要請に応じなかったために所領を没収され、京都嵯峨に隠棲した。利政の子前田直之が加賀藩主前田利常の家臣となり、前田藤四郎を利常に献上した。
前田育徳会 所蔵
おてぎね
この槍は鞘の拵えが片手つきの杵の形をしていることから“御手杵”と呼ばれています。全長が4mを超える大槍であり、結城家17代当主・結城晴朝の愛槍として “日本号”、“蜻蛉切”と並ぶ天下三名槍の一つです。
結城家の家宝であったともいわれ、のちに松平大和守家に伝来し、松平伯爵家の家宝として代々受け継がれてきましたが、昭和20年の東京大空襲により焼失してしまいました。
現在は復元されたレプリカが結城蔵美館に展示されています。
常設展示
結城蔵美館 所蔵