[型番:7824990208]
スーパーソールとは、レッドウィング社が1970年代に開発し特許を取得した靴の底付け製法です。
その当時、アメリカのワークブーツ(作業靴)業界の中での低コスト化とセメント製法(ソールを靴本体に接着して取り付ける製法)
への移行という大きな流れがありました。
その中で、比較的低コストでかつ従来の製法に劣らない耐久性を持つ靴をつくる製法として、
レッドウィング社が開発したのがこのスーパーソール製法なのです。
スーパーソール製法においては、ウエルトをアッパー(底が付く前の靴の本体)と
中底に縫い付ける工程まではグッドイヤーウエルト製法と同じです。
その後の底付け工程でソールをウエルトに縫い付ける代わりに、靴本体をソールのモールド(鋳型)にセットして
発泡ウレタンを流し込み、アッパーの下部に縫い付けたウエルトの周りまでしっかりと成型します。
これにより、グッドイヤーウエルト製法に勝るとも劣らない頑強な靴となり、
セメント製法では使えない高品質オイルドレザーを使うことができます。
(アッパーとソールを接着剤で固定するセメント製法では、オイルドレザーに含まれるオイル分が接着剤の接着効果を弱めてしまうため、
オイルドレザーが使えなかったのです)
さらに発泡ウレタンのソールはグリップ力や耐摩耗性、クッション性にもすぐれ、
結果として軽量で耐久性にすぐれたコストパフォーマンスの高い靴ができます。レザーの代わりに
低反発ウレタン素材ポロンを使用した中底も、レッドウィング社のスーパーソール製法ではそれ以降、
次第に社の作業靴の主流となり、現在でもアメリカを始めとする世界の作業靴市場向けの靴に採用されています。
このスーパーソール製法で作られ1980〜90年代にアメリカで広く履かれたモックトゥの
ワークブーツ#204をベースとして、日本市場向けに日本で評価の高いブラック・クローム レザーを使用したものが#8133です。
【REDWING/レッドウィング】
レッドウィングは、アメリカのクラフトマンシップを守り続けながらレザーシューズと革製品を生み出しています。
レッドウィングのブーツとシューズは、1世紀を超えるアーカイブからインスピレーションを得てデザインされ、
現代のあらゆる人々のライフスタイルに合わせて作られています。
1970年代からはヨーロッパ
や日本でもアメリカンシューズとして定着し、
1982年の日本での正式な流通開始の成功は、2007年のアメリカ本国での
レッドウイング・ヘリテージの発売で最高潮に達しました。
今日、レッドウイング・ヘリテージはレッドウイング・シューカンパニーの名高い歴史に基づいて、
伝統的な構造と時代を超えたデザインを構築し続けています。
その結果、私たちの誇りを持って作られた長年履き続けられる高い品質の靴が誕生しました。
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