Fashion is MY PASSION vol.5 ロートレアモン×スタイリスト大草直子のコーディネート

「様々な顔をもつ」 今を生きる女性たちへ

[ ジャケット５つのこだわり ] マスキュリンなサファリジャケットを、レディなムードに。 様々な表情を見せてくれるデザインディテールを紹介します。

#1 左胸のアシンメトリーディテール	  トレンチコートのヨークデザインを採用。 フロントまで伸ばして、アシンメトリーデザインに。 表情に動きが出て、着こなしのアクセントとして光ります。 肩はタックを入れることで、ふんわりとレディな雰囲気に。

#2 綺麗な首元を作るボタンダウン	  シャツのように気軽に羽織れるよう、襟の先端をボタンで 固定したボタンダウンデザインにしました。 襟がしっかり立ち、ボタンを外して着ても Vゾーンが美しく、上品に決まります。

#3 欠かせないフラップつきポケット	  サファリジャケットに欠かせないフラップつきポケットを2つ。 胸元にはあえてポケットはつけず、腰のみにすることで、 程よいマスキュリンムードを楽しむことができます。

#4 背中をすっきり印象的に見せるヨーク	  短すぎず、長すぎずの程よいヨークが ドラマティックな装いのキーに。 360度どこから見ても美しい長さにこだわりました。 腕の可動域も広く取れるよう、袖口もゆったり。

#5 長めの丈感でシャツ以上ジャケット未満	  シャツのように気軽に、時にジャケットのようにしっかりと。 どんな時も美しく纏えるように着丈は長めに。 ストレッチリネン素材で、動きやすさも秀逸です。

[ 全3色のカラーバリエーション ] ベージュ、カーキ、ホワイトの3色を用意。 どんな装いにもマッチする万能カラーを選びました。

一番柔らかな印象で纏えるベージュ。カラーアイテムや同色の グラデーションコーデもレディに着こなせます。

マスキュリンなカーキは、凛とした表情を好む方へ。あえてフェミニンなアイテムと合わせて、辛と甘をミックスさせても。

クリーンで、強さを感じさせるホワイトは、シャープな印象。 モードな装いにもしっかりと寄り添ってくれます。

1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社（現ハースト婦人画報社）入社。編集者としてのキャリアを積んだ後に独立。雑誌やカタログを中心にスタイリスト、ウェブマガジン「mi-mollet（ミモレ）」のコンセプトエディターとして活動し、今年7月には個人メディア「AMARC（アマーク）」をスタート。「大草直子のSTYLING&amp;IDEA」（講談社）など著書も多数。3児の母。