成人式とは
成人式は新成人への祝賀行事として、地方自治体で毎年開催されます。現在の成人の日は毎年1月の第2月曜日と決められており、この日に成人式を開催されることが多くありますが、出席のしやすさから気候のよい季節やお盆などの帰省シーズンに開催する自治体もあります。
民法の改正から2022年4月1日より成人年齢の引き下げに伴い、現在の成人年齢は18歳ですが、多くの自治体では引き続き成人式の対象年齢を20歳としています。そのため、「成人式」から「二十歳を祝うつどい」などへ名称も変更されるところも多くあります。
成人式の式典に参加する際の服装
成人女性かつ未婚であれば、和装は振袖が正装となり、最もふさわしいとされています。しかしルールではないため、必ずしも振袖でなければならないわけではありません。式典にふさわしいフォーマルな装いであれば問題ないため、スーツやワンピースで出席される方もいます。
なかには成人式には華やかな振袖を着たい方も多いはずです。振袖姿で家族や友達と写真を撮ることを楽しみにしていることでしょう。振袖には着付けやヘアセットも必要になるため、事前にしっかりと準備をしておきましょう。
成人式から同窓会・二次会までの流れ
成人式の式典は自治体によって時間帯に差はありますが、昼間に行われることが一般的です。式典後は友達や家族と記念写真を撮ったりしてから同窓会の準備のため、振袖を着用している方は一旦帰宅し、着替えてから夕方から夜の間に開催される同窓会に参加するという流れになります。移動時間も考慮すると準備の時間はあまり無いことが多く、事前に準備しておくと安心です。
成人式の同窓会に参加するときの服装マナー
成人式前後に開催される同窓会は、普段の同窓会よりも参加人数が多く、フォーマルさが求められるケースも少なくありません。同窓会に参加する際は、服装マナーに注意が必要です。
ホテルやレストランでの同窓会に参加する場合はドレスコードが指定されている可能性があります。ドレスコードがない場合、同窓会の服装に特別な決まりはありません。ただし、露出や奇抜な服装は避けるのが無難です。
また振袖での参加は控えるのが良いでしょう。同窓会では、飲食を行うためフォーマルながらも動きやすい服装での参加が良いといえます。周囲から浮いてしまうのは避けたいと思いますので、会場を下調べ、会場の雰囲気にあった服装を選ぶことが大切です。