結婚式の服装には注意点がたくさん!女性にありがちな失敗コーデを紹介

低身長さん向けのおすすめドレスを紹介!選び方や着こなしのポイントも解説!

普段とは違う装いに身を包んでお出かけすることも、パーティーや結婚式に出席するときの楽しみの一つです。自分に似合ったドレスを着てお出かけできれば、気分も高揚します。しかし、低身長の女性の場合、自分に似合う形のドレスの選択肢が少ないため、自分に合うドレスが見つかりにくく、困る場合がありますよね。この記事では、低身長の女性がドレスを選ぶときのコツや素敵に見える着こなし方を紹介します。

低身長さんがドレスを着こなすポイント

まずは、低身長の方がドレスを着こなすために気を付けたいポイントを紹介します。

自分に合った「サイズ」「着丈」を選ぶ

ドレスを選ぶときに、カタログでモデルがとてもきれいにドレスを着こなしているのを見て、そのドレスの形や色が好みだからと選んでも、何故か自分が着てみるとしっくりこない、というのはよくあることです。ドレス自体は素敵なのに自分が着ると浮いてみえる場合、ドレスのサイズが自分に合っていないことが原因であることが少なくありません。モデルが着ている状態と比べて、自分が着ると丈が長くなってしまったりバランスが良くなかったりすると、ドレスの印象自体も違うものになってしまいます。

着る人がそのドレスの魅力を十分に引き出せていない、いわゆるドレスに着られてしまっている状態になるのです。ドレス自体が素敵なだけに、自分には似合わないことにがっかりしてしまいますね。低身長の方は、ドレスに着られてしまっている状態をしばしば経験しており、自分に合うドレスがなかなか見つからないと悩んでいる人も少なくありません。しかし、自分に合うサイズのドレスを選べば素敵に着こなすことは十分に可能なため、あきらめる必要はないのです。

着丈の測り方はドレスの肩または首の付け根から裾までの長さをいいます。自分の身長にあったドレス・ワンピース選びが大切です。不安な方は一度試着をしてみるのが安心です。

ドレスの着丈

重心をできるだけ上にもっていく・Yシルエットでバランスをよくする

低身長の人は、腰の位置が普通の身長の人と比べて低い位置にあるため、重心が下のほうにあるように見えてしまいがちです。重心が下がると背が低いことが余計に強調されて胴長短足にも見えてしまうため、もともとのスタイルよりも悪く見えてしまう悪循環に陥ります。それを回避するには、重心をできるだけ上に持っていくYラインをめざすことがポイントです。

上半身に視線がいくようにボリュームを持たせ、下半身はコンパクトですっきりしたラインを出すように心がけるとバランスが良くなります。たとえば、ボリュームのあるネックレスを付けたり大きめのピアスを付けたりすると効果的です。また、ヘアスタイルも高めの位置でアップスタイルにして華やかなアレンジにすると良いでしょう。

女性のドレスアップ

縦ラインのシルエットでメリハリを作る

低身長の人は、ボリューミーなドレスではなく、縦ラインを意識したすっきりしたシルエットのドレスを選ぶのがおすすめです。Iラインを作ることによって視覚的に縦長に見えるため、低身長をカバーすることができます。すっきりしたラインのワンピースやドレスを着ていると、実際よりも身長が高く見えることも少なくありません。ボトムスはハイウエストのものを選ぶと腰の位置が上がるため、脚を長く見せることができます。ハイウエストのパンツなどもおすすめのアイテムです。

ウエストまわりが気になる人の場合、ウエストラインがあまり出ないデザインのドレスやワンピースを選びたくなりますよね。しかし、ウエストラインがあまり分からないドレスを選んでしまうと、全体の印象がぼんやりした感じになってしまいます。低身長の人の場合は、ウエストラインにメリハリをつけたデザインを選ぶ方がスタイル良く見えるのです。

たとえば、ウエストまわりにタックが寄せられたワンピースならスカート部分に適度なフレア感が出るため、お腹まわりやヒップまわりなど気になる部分を上手に隠せます。ウエストにリボンを結んだりベルトで締めたりするウエストマークは、脚長効果も手伝ってよりスタイルを良く見せることが可能です。

顔周りをスッキリさせる

顔周りをスッキリと見せることにより、周囲の視線を顔に集めることができるため、低身長であることを感じさせにくくなります。顔周りに視線を集めるにはアクセサリーを上手に使うことがポイントです。金属やパールなどのアクセサリーは小さいものでも存在感があるため、何もつけていないときと比べると華やかな印象になります。パーティーや結婚式などで着るドレスは普段の洋服よりも華やかなデザインなので、アクセサリーもドレスに負けないように少し大きめのものや華やかなデザインのものを選びましょう。

少し派手に思われるくらいのものを選んでも違和感はありません。また、パーティーや結婚式などでは清潔感や華やかさを出すために、ハーフアップまたはアップスタイルのヘアアレンジが基本です。アップスタイルにするとうなじが見えるため顔周りがスッキリするだけでなく、ネックレスやピアスなどのアクセサリーも華やかに見せられます。Vネックなど、首周りが適度に開いたデザインのワンピースを選ぶとデコルテラインがきれいに見えるため、顔周りをスッキリ見せるのに効果的です。

ドレスに合うアクセサリー選び

素材選びを大切にする

パーティードレスは、同じデザインであっても素材によって見た目の印象が大きく変わります。低身長の人がドレスを選ぶ際には、軽やかに見えるような素材を選ぶのがおすすめです。 サテンなど光沢のある素材やレースが使われたドレスは高級感があるため、華やかさが演出できるだけでなく軽やかさも出せます。袖やスカートにレースやオーガンジーが使われているドレスは適度な透け感があり、手や脚のラインをきれいに見せてくれる効果があると同時に女性らしいエレガントさが感じられる点も魅力です。

プリーツスカートやタックの入ったスカートなら、お腹周りのラインも上手にカバーしてくれます。低身長の人が長い丈のドレスを選ぶと胴長に見えてしまう場合が少なくありません。ですが、こうした軽やかな素材を用いたドレスであれば、ロング丈であっても重い印象にならず、軽やかかつドレッシーに着こなすことができます。低身長の人がロングドレスを選ぶ場合は、ハイウエストのデザインが脚長効果も期待できるためおすすめです。

低身長さんのドレス選びのNGポイント

続いて、低身長の人がドレス選びをするときに気を付けたいポイントを紹介します。

印象の強いスカートは避ける

低身長の人は、スカートのデザインが特徴的なドレスは避けておいたほうが無難です。特徴的なデザインのスカートの場合、人の目がスカートに行ってしまいがちになるため、目線が下がってしまいます。これは、低身長の人は目線を上にもっていけるような工夫をしたほうが良い、ということの逆を行くことになるのです。目線が下に下がると、余計に背が低く見えてしまいます。

また、スカートにボリュームがあるタイプのドレスは、着ぶくれしているように見えてしまいがちです。さらに、低身長の人は膝が隠れるミモレ丈を着てしまうと、バランスが良くないため脚が短く見えてしまいます。膝よりも少し短めのスカートのほうがスッキリ見えますが、結婚式ではミニ丈のスカートをはくとマナー違反になるため、注意が必要です。結婚式のドレスとして選ぶなら、膝がぎりぎり隠れるくらいの長さのスカート丈を選ぶと低身長の人でもきれいに着こなせます。

肌を隠しすぎない

自分の体型コンプレックスを隠すには、肌を隠すようなデザインのドレスやワンピースを選べば安心感があります。しかし、低身長の人の場合、肌を隠しすぎてしまうと重い印象になってしまい、重心が下がってしまいます。完全に隠してしまうよりも上手に出したりラインがはっきり出にくいデザインを選んだりすることで、体型の粗が目立ちにくく、着やせして見えることもあるのです。ドレスを選ぶときに、首、手首、足首を見せるようなデザインを意識しましょう。

上半身を細く見せるためには、デコルテの開いたドレスが効果的です。鎖骨を見せることによって、そこから続いている隠れた場所も細いのではないかと錯覚させることができます。また、デコルテの開いたドレスは、首を長く見せられて小顔効果もあることがメリットです。二の腕が気になる人の場合、ノースリーブのドレスを着ることに消極的になり、袖のついたドレスを選ぶことが少なくありません。レースやオーガンジーなどシースルー素材の袖がついたドレスを選ぶと、二の腕のラインもはっきり分からなくなるため、スタイル良く見えます。

大判柄を避け無地を取り入れる

 

柄物のワンピースやドレスを着たい場合、低身長の人は大柄のデザインは避けたほうが無難です。大柄はインパクトが強いため、余計に背の低さが目立ってしまい、ドレスに着られているように見えてしまいます。低身長の人に似合うのは、小ぶりな柄や無地のドレスです。無地のドレスでも、リボンやベルトなどのアクセントが利いたデザインやレース、刺しゅうなどを取り入れたデザインであれば、地味ではありません。

また、大きなフリルやレースがついた派手なデザインは、着ぶくれして見えてしまいがちです。フリルやレースがついたドレスを着たい場合、全体に使われているものではなく、一部にアクセントとして使われているデザインのものを選びましょう。アクセサリーなどの装飾品もつけすぎると幼く見えてしまう原因になります。

ドレスに合わせるヒールの高さも重要

低身長の人が背を高く見せるために欠かせないアイテムはヒールです。しかし、背の低さをカバーしようとしてあまりにも高いヒールを履いたとしてもバランスが良くないため、素敵に見えません。ドレスの長さとのバランスも重要です。ヒールには一番美しく見える高さがあり、「七五三の法則」と呼ばれています。3cmヒールは、普段あまりヒールを履かないなど、ヒールを履くことに慣れていない人でも履きやすく動きやすい高さです。この高さは体重が安定しやすく、仕事や冠婚葬祭など、どのようなシーンでも選ばずに履くことができます。

5cmヒールは、長時間歩いたときにも足に負担がかかりにくい高さです。安定感があり、ヒールを履くことによって適度な引き締め効果も期待できます。7cmヒールは、女性の脚が最もきれいに見える高さです。7cmヒールを履いたとき、ふくらはぎが理想的な美脚ラインの位置に来るといわれています。パーティーや結婚式に出席するときには、7cmヒールを選ぶと良いでしょう。

ドレスに合わせるシューズ

自分の理想のドレススタイルに近づけよう!

低身長の人でもポイントを押さえてドレスを選べば、自分に似合うドレスを素敵に着こなすことができます。DRENiでは、小さめのサイズから大きめのサイズまで幅広いサイズ展開で多数のドレスを取り揃えています。クリーニング代と配送料込みで税込1万3200円~、3泊4日でドレスのレンタルが可能です。また有楽町ショールームで展示品の試着や、候補ドレスの2着をご自宅などにお送りし、ぴったりな方だけをレンタルするサービスもございます。パーティーや結婚式に出席する度に違うドレスを楽しめます。

低身長さん向けドレス・ワンピースのよくある質問

Q 低身長さんがパーティー・お呼ばれドレスを選ぶ時の注意点はありますか?

A 全体のバランスを考えて丈感のあまり長くないものを好まれる方もいますが、身長が低くても膝が見えてしまうドレスは結婚式においてNGです。きちんと感があり、膝が隠れるドレスを選びましょう。

Q スタイルよく見せるドレスを選ぶポイントは?

A 上半身にポイントのあるデザインや小物使いをすると視線が上に行き、スタイルアップします。ヘアアレンジのアップスタイルもおすすめです。素材や柄は”小さく軽め”を意識して選ぶと、全体のバランスが良くなります。

Q 長め丈を着たいのですが似合わないですか?

A 上記の『スタイルよく見せるドレスを選ぶポイント』を踏まえ、お選びいただければ”着られている感”なく、すっきりおしゃれに仕上がると思います。 また、骨格診断も合わせて取り入れてみると、ご自身の体型に似合うものがさらに見つけやすくなると思います。

この記事の著者

  • DRENiコラム編集部​

レンタルドレス「DRENi」を運営。公式インスタグラムにてドレス​のコーディネートや結婚式にお呼ばれされた時のドレスアップマナーなどを配信中。

Categoryカテゴリー