贈る前にチェック 出産祝いのマナー 赤ちゃんの健やかな成長を祝う出産祝い。プレゼントを贈るタイミングや、のしの書き方などのマナーについて詳しくご紹介します。
贈るタイミングは?
赤ちゃんの生後7日後から、お宮参りを行う生後1ヵ月までには贈るようにしましょう。
お宮参りの後に、出産内祝い(出産祝いのお返し)を贈るのが一般的なので、
お祝いは、それまでに贈ってあげた方が、先方の手間がかかりません。
直接会って渡す場合は、ご自身が風邪など引いていないこと、そしてママと赤ちゃんの体調を確認した上で、退院から2〜3週間経った頃にお伺いしましょう。
贈るタイミングを逃してしまった場合は、お誕生の半年以内でしたら出産祝いとして贈っても大丈夫です。
1年以上経っている時は、お誕生祝いとして贈りましょう。
また、万が一のことを考えて、出産前にお祝いを贈ることは失礼にあたりますので注意しましょう。
どんなものがいいの?
ベビー服やベビー用品が人気です。季節に関係なくデイリーで使える、スタイ(よだれかけ)や肌着、フォトフレームや、マザーズバッグ、スリング(抱っこ紐)もオススメです。
数人で贈る場合は、ベビーカーなどの高額な品や大型のおもちゃもよいでしょう。
ただし、すでに用意している場合や、置き場に困ることもありますので、事前に確認しておきましょう。
出産、育児を頑張っているママに、アロマなどのリラクシンググッズも喜ばれそうです。
今必要なものではなく、これから必要になるものを選びましょう。
ベビー服や肌着などは、出産前にある程度揃えてあるため、6ヶ月〜2年後に使うものを選ぶとよいでしょう。
24ヶ月くらいまでは、男の子はブルー系、女の子はピンク系、
性別がはっきり分からない場合はホワイトやイエロー系がオススメです。
赤ちゃんの成長には個人差がありますので目安として参考にして下さい。
参考年 | 新生児 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 18ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
サイズ | 50 | 60 | 70 | 75 | 80 | 90 | 95 |
身長 | 50cm | 60cm | 70cm | 75cm | 80cm | 90cm | 95cm |
体重 | 3kg | 6kg | 9kg | 10kg | 11kg | 13kg | 14kg |
贈ってはいけないものは?
セットで贈る場合は、3個、5個、7個など、割り切れない数(奇数)で贈ります。
ただし、1ダース、1ペアは一組と考えますので問題ありません。
4個、6個、9個などは、「死」、「ろくでなし」、「苦」に通じるので、できるだけ避けたほうが無難です。
お祝いを贈る場合、相場はどのくらい?
- 兄弟・姉妹から…2〜3万円前後(親戚なら1万前後)
- 友人から…5千円〜1万円前後
- 会社の上司や部下から…個人からなら5千円〜1万円前後、部署やグループでお金を出し合い、連名にして贈るなら1万円〜2万円前後
のし
・表書き |
… |
御出産祝・御出産御祝・祝ご出産・御祝 |
・のし |
… |
あり |
・水引 |
… |
蝶結び(5本) |
・名前 |
… |
贈り主 |
「蝶結び」は、何度あっても喜ばしいお祝いに用いられる形式です。